毎年、入試の出題内容についてコメントしてくれる「学力検査問題等研究協議会における主な意見(通称:横審)」ってのがあって、
ここから来春の出題にヒントが無いかどうかを探ってみるコーナーです。
(AIが考えた横審のイラスト)
一部引用します。以下、茶色の太字が引用文です。
まあ社会はそんなに手厳しく無さそうです(笑)
社会では、史資料等から情報を読み取り、既習の知識と関連付けて思考・判断する力をみる問題が適切に出題されていた。
「適切」なので、出題の仕方的には良いんですね。
こういうタイプの問題です(大問2の問1)
この問題、「ムラ同士の争いがおこった」が模範解答です。
教科書内容を理解していたら解答できるので、正答率は37.0%となっています。
ただし中間点が17.2%もあります。
「内容や表現が不十分なら中間点1点」なのですが…この解答以外でどうやって中間点になるんだろうっていう疑問は持ちました🤔
まあ中間点は高校裁量だし、争い以外の内容を書いたのかなあと思いました。弥生時代は縄文時代より人口が多いとか。その他にどんな答えがあったのかもまとめてほしいです。
考察にある□の中に、「輸送」「原料」の言葉を使って説明する文章です。
この図だけで正答は作れますが、正答率1.9%…もうこれ国語ってか推理の問題です。
皆さんはパッと見て分かりますか。
今後は、受検者が思考・判断する時間を確保するためにも、
社会は↑のような凝った問題が増えました。というか、増えすぎました。
当然時間は足りなくなります。
特に大問1において、基礎的・基本的な知識及び技能を習得しているかをみる問題の出題内容や出題方法等について、一層工夫してほしい。
いやこれ完全に大問1は基本的な問題にしろということですね。
大問1は34点だったのですが、正答率使って計算すると15.5点くらいしか取れなかった模様。
平均点も38.3点と5科目で最低でした。数学や理科よりも低い時代がやって来ました。
昔みたいに「社会は暗記でしょ」って思っている方は危険です。子どもに言っちゃダメなセリフです。現代の入試では本当に爆死します。
まあ大問1は20点くらいは取れるように調整されると思いますが、
大問2以降の出題形式は変わらないものだと思って準備しておいたほうが良いかと思います。
学校の定期テストとか学力ABCは、社会は未だ比較的易しいほうなので、
点数が取れて「自分は社会が得点源だ🥰」と思い込みすぎたらアレするパターンです🏇🦌
知識とは別の力も鍛えたいところです。
市販教材でオススメ教材はコレです。
旭丘や情報普通科以上を受けたかったら試してみるといいですよ。
今回は以上です。
これインバウンドで感染広がらないか心配です。
軽自動車と見間違えるので名前変えてほしい。