🍀24_札幌第一高校説明会
18(木)に札幌第一高校さんの説明会に行ってきました。
時間も数日経ってしまいましたので、ダイジェストでお届けします。
詳しくは鷹取先生のブログをご覧ください🙇僕の100倍詳しいです。
💯入試問題流用事件というのがありましたね
冒頭で今春入試の理科について説明がありました。1年前の三重県公立高校入試問題からどうやら流用したということで、全員に加点したと。
長く高校入試の問題を見ていたら、あーこれ見たことある!っていうのは良くあることです。国語とか全国高校入試問題正解見たら結構同じ題材の長文問題とかありますから。
↑国語は書店で売り切れやすいので、今年受験生の方は早めにご用意ください📚
まあ、流用というかお借りするとしても、前年のものを使ったのは公平性に欠けるかなって感じかもしれません。
むしろ当時これを指摘された学習塾の先生、もしかしたらそこの塾の生徒さんが気づいたのかもしれませんが、見つけられたのが凄いと思います。だって勉強しないと三重県なんか気づかないですよ。
ということで今年の入試は雰囲気変わるかもしれないですねえ…(妄想)
🏫第一高校のビジョン計画は順調に進んでいるっぽい
昨年出席したときに、
「北大50名以上合格」「3ヶ年で英会話の習得」「生徒の学校満足度の上昇」
を重点目標に取り組んでいると説明していました。
これが今年は3年目。
北大は今年27名が合格。50名まではまだ届きませんが全国だと7番目の数だったりします。
ただ「フロンティア入試」での合格はゼロ。そもそもフロンティア入試は関東の高校生が強いとのこと。探究活動や高校生の研究は、北海道ではまだまだ発展途上かなという印象。
というか道内占有率がもう30%になっていますし、合格ランキングで上位15校のうち、北海道外の高校が3校入っていたりします。
高校としても一般入試、既卒生の関わり、フロンティア入試など、それぞれ課題を持って取り組んでいるそうです。
この辺りは第一高校に限らず、北海道全体の課題でしょう。高1からの意識付け「北海道曲線からの脱却」はどこの高校でもテーマになっています。
昨年の記事でも紹介した、「HUPプロジェクト」「北嶺コース」この2点は順調のようです。
「HUPプロジェクト」は難関大合格を目指す生徒の学習会、講習、添削指導などの勉強部みたいなヤツです。だんだん希望者が増加しているようです。
一方通行的な添削指導ではなく、時には添削後に面談や個別指導なども行っているとのこと。
第一高校は北大や医学部に進んだOBOGがチューターとしてほぼ毎日在校しているので、もう予備校行く必要ないじゃん!っていうくらい指導環境は充実しています。
英語教育は、英検2級の合格者がとても多くなり、在学中に全員が2級以上を取れるんじゃないかってところまで近づいてきています。すごいです。
説明会後に授業見学をしたときに、英語の授業で生徒がiPadを使ったオンライン英会話を行っている姿を見ることができました。DMM英会話みたいなやつです。クラス全員がマンツーマンで外国人の先生と英会話できるのは良いなあーって思いました。
満足度上昇は生徒さんそれぞれなのでアレですが笑、行事を積極的に行っているので年々高くなっているようです。
札幌第一や光星さんなどは、正直「公立不合格組」の入学者が多いわけで、その辺は南や西などと雰囲気は違うところからスタートするのではないかと思います。
でも3年間で確実に成長しますし、卒業するときに満足して次のステージに進められたらいいのかなあっていう一般論です(遠い目)
🔝併願先に変化あるらしい
ただそれに少し関係があるのか、今年度の入学者は約330名と、いつもより少ない結果だったようです。
東西南北の倍率が減少していることもありますが、旭丘以下の併願率が減ってきていると。
確かに、他の資料や説明会を見ても、旭丘・月寒・北広島・新川あたりは私立併願で光星や第一ではなく、科学大や北海学園札幌の特進などにシフトしているように感じます。
札幌第一さん的には、文理北進が新川合格の学力レベルくらいで行けますよーとは言っていました。
この辺は学校や塾での進路指導も変わってきてるかもしれません。
あ、当塾の考えはここではメンバーシップ限定かな(書いてみたかっただけ)
そもそもの少子化もありますし、高校生の生徒確保競争は激化していきそうです。
ただ、公立高校の中堅以下はボロボロ定員割れしているのに、私立高校は定員確保しているところが増えてきているのは間違いありません。
時代は変わっています。
今回は以上です。
暑くなりましたね🌞いよいよ来週から夏休みです!