23_北星学園女子中学高等学校説明会 | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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🎈23_北星学園女子中学高等学校説明会

昨日、北星女子中・高等学校の説明会に行ってきました🎉

 

先生たちのインスタやブログも面白いです。

 

インスタ

https://www.instagram.com/hokuseigirls/

校長・教員ブログ

 

 

説明会当日は良い天気でした🌞

 

📐一貫入試~システム変更は再来年?

昨年は授業見学をしたのですが、今年は説明会のみ参加させていただきました。

 

現小6対象の中高一貫の入試について、基本的に昨年度と変更はなさそうです。2科目(国算)入試の受験者がだいぶ少なくなったので、これを存続させるかどうか議題にはなっているようです。

そこで2025年に札幌聖心女子の閉校、そして藤女子の高校入試などの動きがあるため、変えるとするなら再来年だという話をされていました。

 

もともと通常4科目受験のほかに国算英の3科目受験もやっています。変わるとしたら5科目受験とか配点時間の見直しなのかと思います。変わらないかもしれません。

来年の入試について出題傾向は今年と変わらないとのことです。出題形式、難易度はほぼ同じなので受験生は過去問をきちんと取り組みましょう。

 

入学者数は現中2世代から比べて減少。ただ現中2世代が多かったので例年並みとのことです。

一貫入試の試験日は第1期が2024年1月9日(火)、第2期が2024年2月3日(土)です。

筆記試験のほかにも面接試験があります。また通知表の写しを提出します。

通知表の中身は小学校での委員や係の情報、好きな科目、得意な科目など、面接の際の質問材料に使うとのことです。「たいへんよい」「がんばろう」の数は気にしないでくださいとのこと。

 

また保護者面接としては、ご家庭での接し方やお手伝いなどの役割などが聞かれるとのことです。面接のある一貫校ではどこも同じような質問内容かと思います。

 

あとは北星女子さんもWeb出願になるそうです。近隣私立でWeb出願をしていないのは当校だけでしたがいよいよ的なことを言っていました。自宅から出願できるのはやはり楽ですね。

 

🌼高校入試~学力水準は上がっている

現中3生対象の高校入試についても、システムはこれまでと変わりません。推薦・専願の呼び方が、学校推薦・自己推薦に変わるくらいかと。あとWeb出願。やたら推していたのでリンクできるようにしました。

 

一般入試については、受験者に対して入学者数はおよそ3分の1。中学受験とは意味合いが少し異なりますが、私立としては歩留まり率は良いと言っていました。

 

今年は国際情報や月寒を弾かれた生徒が多かったそうです。また公立辞退者もいる模様。

この辺は先日の創成高校さんの説明会でも言われてたとおり、私立の上位クラスになると層はなかなか厚い感じがします。

Highコースや英語コースに入るには上位ランクが必須ということはご存じかと思います。

Coreコースも受験ランクはかなり高いです。詳しいランクは書けませんが、Coreに入れるかギリギリのラインで稲雲、Coreに届かない生徒は西陵かなあってイメージです。

創成や科学大や北海学園札幌など、中堅私立でも人気の高校はランク下限が高くなっています。

私立併願先は色々情報を収集して決めましょう🤗

 

ちなみに今年のトップ合格は英語科の生徒だった模様です。

英語科といえば昨年の記事でも書きました「Highと英語どちらがいいですか」問題。

 

この2つのコースの入試レベルはあまり変わらないと思いますが、学習カリキュラムは若干異なります。

特に英語科は全員留学~オセアニアへの短期留学(1ヶ月か3ヶ月)、または北米への10ヶ月長期留学~があります。

もちろん費用がかかるものですし、英語科はやはり相当勉強しますので、事前によく調べておきましょう。また5年時(高2時)にHighCore→英語科など他学科編入もあります。

 

🐏2月の結果は3月と相関あり

とても興味深いことを言っていて、僕もずっと感じていたことなので書きます。

以前、他の私立高校の先生も同じことを言っていたので間違いないのでしょう。

 

正直な話、私立高校の先生は「この生徒はウチに入学するだろう/入学しないだろう」」と予想がつくそうです。

そうです。私立高校の得点を上から並べていったときに、その後の公立高校の合格不合格のラインがある程度見えてしまうということです🏇

 

これは非常に興味深いですね。

私立入試がある2月の時点で、公立の結果は決まってしまっている。

ということは、やはり冬休みの勉強はめちゃくちゃ大事だということです。

 

🏫変わる生徒たち

説明会の冒頭で校長先生が、コロナ禍の3年間で子どもとたちは全く変わってしまったと言われていました。

授業中に泣く、自己表現ができない、コミュニケーションなど…これはどこの学校でも感じられていると思います。

女子高ということもあり、カウンセリングの強化にはさらに取り組むとのこと。
 

北星女子さんは4つのC…

・Creativity(想像力)

・Critical thinking(本質をつかむ思考)

・Collaboration(協働する力)

・Communication(対話力)

の力を大切にしているそうです。

 

(画像は北星女子のパンフレットよりお借りしました)

 

特に現中3はコロナ流行始まった2020年に小6だったので、小学校のメイン行事や中学入学の動きなど制限がバッツリかかった世代です。

また中1と同時に教育新課程になったので学力格差も広がり、色々な面で今後上下格差が深刻になりそうな気配がしています。

 

現中3はコロナ規制が終わってからの高校選びですので、高校選択は勉強だけでなく精神面でこれまでの受験生以上に影響を及ぼすものになるかもしれません。

保護者の皆さんが経験した高校入試とは違うものになっていると思ってほしいです。

 

今回は以上です。

一貫と高入が一緒になると、どうしても記事が長くなるのですみません🙇

 

🌌札幌光星中の説明会もありました

ちなみに同日に札幌光星中の説明会もありました。こちらは鷹取先生がレポ書いていますのでリンクします。

 

そういえば同日で重なってしまったことについて、北星女子さんにお叱りの電話をした塾の先生がいるらしいです。

確かに日程は少し調整していただければ嬉しいですが、そんなことでお叱り入れる先生ってどうなんでしょう🤔

お叱りの度合いは分かりませんが、しょっぱいなあって思いました。