今日は朝から第3回プレ入試、終了後は中1の対策授業があります。
中学校は明日から学年末テスト、中3受験生は明後日からいよいよ私立高校入試本番です。
1歩進んで2歩下がらない🤗
タイトルにも書いた「1歩進んで2歩下がらない」です。
この時期の追い込みはすべて力になる、最後までモリモリ頑張れ!とまあ周りの大人はバシバシ尻を叩くことでしょう。
ただがむしゃらに問題を解いてしまって、せっかく身に着けていた基本をポロっと落としてしまう心配もあります🥺
まとめと称して直前に過去問や難問ばかり取り組んでしまった結果、試験本番に簡単な知識問題が抜けてしまって失敗したという経験はありませんか。
1つ覚えると2つ忘れてしまう、「1歩進んで2歩下がる状態」と呼んでいます。
これを回避したいです。
詰め込むよりも補強すること🙆
テスト直前に1歩進んで2歩下がる状態にならないためには、それまで取り組んだ問題の復習をきちんとすることが最適です。
定期テストであれば学校でもらったプリントや学校ワークを中心に。学校での小テストやノートももう一度見直しましょう。
塾ワークは一度取り組んだものの復習を中心に。
入試勉強も同じです。トップ高校を受験する生徒の皆さんも、一度基本語句の見直しをすることをおススメします。
昔、当塾から札幌南に上位合格した生徒は、入試や道コン、定期テスト直前はいつも塾ワークの基本語句をルーティンワークでおさらいしていました。市販の教科書ワークを使っていた生徒もいました。
今いる上位層の生徒も、直前は基礎基本をやっている生徒が多いように見えます。
無理して最後に詰め込むよりも、余裕を持って本番に臨むほうが好結果を生みだしそうです。
自分で解けた問題に責任を持つ😶
昨年の話ですが、ある中学校のある学年で、学校平均が強烈に下がった科目がありました。
それはテスト構成によるもので、最初に時間のかかる問題を置き(単元の関係で仕方ない)、後半に実は得点源の問題もあったのですが辿り着かない生徒が続出したと。
1学期2学期で80点以上取っていた生徒も、ここに引っかかり50点40点となってしまった…ということが昔ありました。
「一生懸命勉強しているのに点数が取れない生徒」は、どの世界にもいます。
また、普段の演習は取れるけど本番になるとポロポロ落としてしまうという生徒も多いです。
そういう不器用な生徒の答案を見ると、問題に対する時間のかけ方が下手という共通の特徴が浮かんできます。
まだその問題解ける力はないでしょうという難問に時間をかけすぎて、基本問題の見直しを怠ってしまいどちらも取れないというパターンが多いです。
とにかく当塾生徒には「自分で解けた問題は責任を持とう」という話をしています。
「速くと正確は両立するのか」という質問をよく受けるのですが、テストに関してはまず正確さと考えます。
「巧遅拙速(巧遅は拙速に如かず)」という言葉があります。意識高い系のビジネス現場では、よく言われる言葉ですね。
でもこれは、速く進むことでポロポロ落としてしまう部分は、他の人がカバーリングしてくれるから心配なく突き進めよっていう意味です。
テストは自分一人で責任を持たないといけません。
ポロポロ落としてしまったものは、誰も拾ってくれません。
ここが大きな違いかなあと、最近特に思っています。
定期テストも取り組み方次第で、何十点も結果が変わります。
私立高校入試なんか、点数を取れれば授業料免除や上位クラス合格につながるのです。お金になると思えば、一つ一つに責任を持つようになりませんか🥰
自分の持てる最高のパフォーマンスで戦ってほしいです。
今回は以上です。
札幌聖心女子も今年から受け入れ停止…盛り上がる高校もあればこういう高校もあり。
私立高校も生き残りに必死な世の中です。