いよいよ明日、公立高校の中間倍率発表です。
ここで中3生は本当の意味で「受験生」に変わります。
トップ高校の倍率予想を先日書きました。道コンの過去の傾向から、東西南北はどこも1.4倍前後になると見ていますが…いかがでしょう。
サラッと1.4倍と書きますが、これって320人定員なら約130人が落ちるってことです。
逆に受験者の上から7割に入れば合格と考えてもいいですが、特に東西南北旭丘などは受験生の学力に差が付きにくく、ボーダーの1点2点にモッサリ生徒が集中する傾向にあります。
ちょうど1/11第5回道コンの個人成績表が手元に届く頃です。第一志望内の順位を確認してみましょう。これで「模擬合格発表」が体験できますね。
中堅高は倍率が高いほど内申有利🐎
倍率が上がれば上がるほど、内申ランクが高い生徒が有利になります。
手稲新川、平岸稲雲ラインは倍率で「安心ランク」が見えやすいです。また定員が少ない国際情報の各学科や職業科高校を低めのランクで受ける生徒の皆さんは、少しドキドキするかもしれません。
一方で東西南北旭丘になると受験生の大半がAランクです。出願者が450人の場合、その7割で315人…ほぼほぼ定員ぶんがAランクになります。
現実、東西南北はもっとAランクしかも306以上の割合が多いでしょう。ランクの恩恵を受けるのはAランク上位のみ、南なら315のみと考えるべき。上位高校は基本的に学力勝負になります。
だから上位高校を受けるA315以外の生徒のみなさんは、基本的に全員が当日勝負ですから安心してください🤗🎉🥰
…改めて、個人成績表の順位を確認してください。自信持って合格できる順位にいますか。
注意すべきは推薦の人数🐅
今年から自己推薦に変わったので、一部高校は推薦出願が増えると予想されます。当塾エリアだと旭丘、国際情報、新川、平岸は推薦定員があふれる気がします。
例年、道教委や新聞等で発表される倍率は推薦人数を含んだ倍率ですので注意してください。
例)新川は320人定員のうち20%程度64名が推薦枠になるので、一般受験の定員は256人だと思ってください。
受験者が480人だとしても、そのうち推薦出願が100人、一般出願が380人だった場合、
発表倍率は1.50倍(480÷320)ですが、実は一般出願倍率は1.48倍(380÷256)です。
あまり変わらない、むしろ減っている😋と思ったかもしれませんが、推薦出願が100人いたことを忘れずに!
推薦出願のうち36名は漏れます。これらの生徒は2/20(月)から再出願を行います。推薦でダメだった生徒が同じ高校を再チャレンジする確率は高めです。
20名が再出願で新川にした場合、一般出願倍率は1.56倍(400÷256)
もし36名全員が再チャレンジした場合、一般出願倍率は1.63倍(416÷256)となるのです。
このカラクリで毎年倍率が高騰しているのが情報の国際文化です。さらに自己推薦も重なり、初回倍率は大荒れの展開になるかもしれません💥
推薦が無い上位高校、東西南北や月寒は影響がないと思いますが、旭丘や情報、中堅層は初回倍率で安心できないかもしれません。気になるところです。
毎年のことですが、推薦を考慮した「実質倍率」は明日のブログで書こうと思います。
いつもタイトルにつけている【】←すみつきカッコに何を入れようか今からワクワクドキドキです🥺
今回は以上です。
そもそも今日の夜から暴風雪なので、【荒れる倍率】って書くんじゃないかと思っていますが。