🍱新しい教育について
数日前の日経モープラにやる気スイッチグループの高橋社長が出ていて、新しい教育として英語とプログラミングについて話していました。
少子化が続いていますが、子ども1人当たりの教育費が増えているので塾産業全体としては上昇傾向が続いていますよって内容です。このブログをご覧の方は、塾予備校に行かないで(=公立学校以外に学習費用をかけずに)大学進学はもうムリ…ということは承知していると思います🙂
同じ日の日経朝刊にこんな記事が載っていました。
中国は去年から学習塾をNPO化させたり新規創業を禁止したりと規制を強めています。そのぶん「体育」の塾が増えているそうです。ちょっと前に中国で「闇塾」なるものが流行っていることをヤフーニュースで知りました。すごい国だ。
中国では都市や地域によって高校入試の科目が異なります。基本は国語(もちろん中国語)・数学・英語・体育が必修のようです。そして高校入試改革で体育の点数が倍になることから、保護者はかなり慌てているそうです。
さらにあちらの国では高校入試の点数(内申点も含む)で、普通科、商業科、工業科…など自動的に割り振られていくそうです。さすが共産国😐日本でも振り分けシステムにしたら学力めちゃめちゃ上がりそうですけど、日本には「職業選択の自由」があるので無理ですね。
🗼日本でも体育が入試科目になる時代が来るのか
日本で現高1世代から共通テストで「情報」が受験科目に増えることになります。高校入試もそのうち情報が増えると言われていますが、さらに体育も必修になる時代が来るかも…そうなったら学習塾のあり方も変わるかもしれません。
「札幌南が甲子園に行ったのは、あいつら体育も5だから(相対評価時代)」って学校の先生が言っていたことを思い出しました。
📈何気にもう一つの新しい教育
あと今年からもう一つ、「金融」という教育が始まったのはご存知でしょうか。
科目ではなく、「家庭科」で深めにお金のことをより深く勉強するそうです。積み立てNISAとかiDeCoはやって当然の時代なのですね。
まあ家庭科が今後必修の受験科目になることは無いと思いますが、私たちが学校で深く学ばなかったことを、今の子どもたちが多く学んでいるということを知っておかなければいけません。
もっというと、高校大学から何らかの取り組み(社会貢献)や起業をすることがステータスになりかけています。アルバイトは稼げないので起業する大学生もそこそこ増えてきています。グローバル教育の向かう先は多分そこなのでしょう。
どんなに英語や情報、金融を勉強したところで、それを若いうちから外に発信できなければ意味がありません。そしてそれは保護者の知識、判断、寛容性も関わります。
高校の序列も、勉強そのものの内容も、親の目線だけで考えてはいけないということです。
今回は以上です。
🎉北海道の入試システムも変わります
これ書くの忘れていました。
(北海道教育委員会のホームページにリンクします ※pdfファイルです)
高校の出願変更が緩和されて、国文→GBみたいなアレがついに出来るようになりますね🤗
あと「自己推薦」でこれから推薦倍率がめっちゃ増える予感…
よく考えたら今までこの2つが出来なかったって「職業選択の自由」に反していなかったのかと(笑)