🃏円の下落が続いています。
先月まで1ドル115円くらいだったのに、気が付けば1ドル125円まで円安が進んでいました。
高校受験以降は知っておきたい円安、円高。
「ポチ夫くんは毎月1200円のお小遣いをもらいます。毎月もらったお小遣いで1個1ドルのおやつを買えるだけ買っています。先月は1ドル100円でしたが、今月は1ドル120円になりました。ポチ夫くんは何個おやつを買えたでしょうか。」
1ドル100円→120円だと、大人でも高いイメージを持ってしまいがちですが、
ポチ夫くんは先月は12個のおやつを買えたのに対して、今月は10個しか買えませんでした。1ドルが120円になったことで、おやつが高い=円が安くなったためです。ポチ夫くんはふてくされました。
(こちらはお留守番だと分かりふてくされた柴犬です🐕)
資源が乏しく輸入品に頼りがちな日本では、円安になると物価が上昇しやすい傾向にあるそうです。反対に輸出製品は儲かりやすくなりますね。1ドル360円の時代は自動車や家電製品などの輸出が好調で、戦後の高度経済成長につながったことは有名です。
でも当時と今では事情が異なります。輸出製品も外国が買ってくれるかどうか、そして日本の技術力はまだ世界トップレベルなのか…グローバル化、情報化で世界が一つになっている現在、通貨の強弱は単純に国力の強弱に繋がっているのではないかと個人的には心配しています。
🌎グローバル教育の勘違い?
というわけでグローバル教育です。
グローバル教育というと英語、外国語を想像する方が大半かと思います。もちろん英語を勉強するのは大事なのですが、英語だけを勉強したところであまり役には立ちません。
世界各国、先進国が一丸となって取り組む問題課題…SDGs(苦笑)や現在のロシアウクライナ戦争も含め…に参加するためにグローバル教育が必要だというイメージのほうが合っていると思います。
高校生のベストセラーである「速読英単語」
(最近「増補版」ってのが出たんですね)
これ読み進めたら、テーマが社会や理科など英語以外の知識がとても必要だということが分かります。日本語の読解力も大事だと感じることでしょう😐
グローバル教育は英語だけではなく、数学や社会理科も含まれます。世界の小中高生は、学校でどのような勉強をしているか知っていますか。僕もあまり詳しくありませんが、そこに合わせていくのがグローバル教育だと思ってください。
グローバルビジネスの大半は数学です。「グローバルビジネス科」を持っている高校がありますが、これもとは商業科だし、個人的には理系に近いと思っています。
小さい頃から英会話や公文で英語を先取りして、小学校で英検4級3級取りました!ってドヤ顔していたのに、中学後半や高校で全然点数が上がらないという生徒…たくさんいます🐱
そういう生徒は他の科目を勉強していない場合が多いのです。小学校から英語をやるなら、国語や数学をセットで勉強しなければいけません。
良い包丁を持っても、切り方が分からなければ意味がありません。
逆に英語なんかできなくても問題ありません。数学や理科がグローバル教育に沿っている、世界水準であるほうが大事です。だって通訳立てればいいじゃないですか。
大谷選手も鈴木誠也選手も、記者会見で自ら英語で話すことは少ないです。そりゃあペラペラならもっとかっこいいけれど。
もちろん国際水準の学びなっていくと、自然と英語が必要になっていきます。そのときに英語を知っておけば便利ではありますが、必要なのはまず技術ではないでしょうか。順番を間違えている子どもや大人は少なくありません。
とはいっても、北海道の高校入試システムでは英語は必須です。勉強しなくていいっていうわけでは決してありませんので、ご注意ください😋
今回は以上です。
東洋経済オンラインは相変わらず面白いですね。