昨日も書きましたが、
雪が降って道路が滑ってきましたので⛄自転車通塾は終了です🚳
ABCが終了しました
今日11/11(水)は総合Cテストです。
中3生はABCの期間で「受験生」になれたでしょうか。
(ともに過去記事です)
過去2年はそれなりに偉そうに書いていることが分かりました(笑)
過去に何度も書いていますが、総合ABCテストは得点結果以上に、
受験に対する意識の持ち方、自分の弱点を見つけ、克服することが大切だと思っています。
そして本気で勉強できているかどうか。
今年はコロナで非日常の世界が長かったですから、まだお祭り気分の生徒はいるんじゃないかと心配になっています。
別に受験は苦しい訳では無いし、楽しく勉強してほしいのですが、
昨年、一昨年の中3受験生に比べると…そんな勉強量で上位高校に本当に行きたいの?という心配が少しあります。
当塾だけなのか、学校がそうなのか、全国的にそうなのかは分かりませんが…。
北海道公立高校入試まであと113日です。
5分で解けは5分で解くことではない
さて、ABCの期間に毎日コツコツ勉強を積み上げてきた生徒は、勉強の体力(=集中力)はかなり強化されてきていると思います。
これは当塾で見ても分かります。4時間授業は当たり前になってきたし、自習も5時間ビッチリ行っている生徒も増えてきました。
ただ、何時間も机に向かって勉強する習慣はついてきたと思いますが、
ビッチリ頭をフル回転させる練習は、まだまだなんじゃないでしょうか。
いわゆる「学習の瞬発力」は、もう一段階強化↑↑したいと考えています。
まずは5分間、全力で集中すること。
「5分で解け」は「5分で問題を終わらせる」ことではありません。
これ、多分99%の小中学生は勘違いしていると思います。
「5分で解け」は「5分間、考え続けなさい」ということです。
問題は終わらなくても結構です。
逆に2~3分で終わらせて、残りダラっとしている生徒がたまにいますが、これは大変勿体ないです。
(しかもそれで間違いがあるとかになると、もう当塾では吊るされるレベル)
5分間は頭使い続けなさいということです。
早く終わったら「見直し」「解き直し」…これも小中学生は勘違いしているひとが結構います。見直し=見るだけという、何というかアレな生徒。
本当に正解なのか、自分の答えが問題と整合性とれているか「逆解き」してみるとか、
学校の先生が言っていた解き方を思い出すとか、テキストを思い出すとか、別のやり方で解いてみるとか、出来ることは色々あるはずです。
そういう面では、まだまだ強化の余地はありますよね。
あと、演習中(練習中)は残り時間を気にしちゃダメです。
タイマーかけたらタイマーはきちんと鳴りますから、安心して集中してください。
塾や学校の演習、自習に「あと何分?」は無意味かと。
ちなみに私は、授業内の演習は4~5分以内の指示が多いです。
応用クラスとか、本番形式の練習でなければ基本的に10分も取りません。
4分前後が多いかな。国語も15分以内できれば7分くらい。
だって3分も集中すると疲れるでしょう…30分通しで演習したら、体力無い生徒は20分以上は惰性で勉強している気がします。
「5分間の集中」を鍛えて、それを10分、15分…とだんだん伸ばしていってほしいです。
「1日250分の集中」が目標です。
※もちろん連続250分ではありません。トータルで1日250分。
入試は45分×5科目=225分、来年からは50分×5科目=250分に変わります。
225分(250分)で、中学3年間の努力が決まるんですよ。
合格したいんですよね?
タイマー計って勉強している人もいますが、その使い方を少し変えてみませんか。
「カウントダウン」ではなく、「カウントアップ」の機能を使いましょう。
問題を読む、解く、考えるなど、頭を使っている時間だけを測ってみるということです。
「全力の時間」だけを抽出したら、案外短かったりするもんです
250分、1科目50分でも、頭を使い続けるって、大人でも訓練しないと難しいですよ。
将棋の対局、藤井さんが初めてタイトルを取った棋聖戦は持ち時間1人4時間です。
相手もいるので2人で8時間…この時間は頭をフル回転させています。
めっちゃ頭使うので、対局後は1~2キロ痩せるそうです。
だから昼飯がガッツリの人が多いんですね。
中3は夏期講習からABC対策で、1日5時間以上勉強することには慣れたと思います。
体力は確かにつきました。
でもまだ授業が終わってグッタリ…の生徒は少ないんですよ。
まだまだ余力、ありますよね。
先ほども書きましたが、北海道公立高校入試まであと113日です。
ここからはどれだけ「頭を使うか勝負」です。
頑張りましょう。適度に糖分を取りましょう。
あとしっかり食べて、しっかり寝ることを忘れずに。体調管理が優先です。
今回は以上です。
急激な温度変化で風邪をひかないように…
今年は換気を行いながらの授業です。各自、暖かい服装で来てください。
学校から直接ジャージで来る中学生の皆さんは、暖かい準備をしましょう。