(前回までのあらすじ)
>全国の高校に対し、学校ごとの教育方針を示す「スクールポリシー」の策定を義務付ける案をまとめた…
>文科省は高校生の7割が在籍する普通科を再編し、2022年春にも従来の「普通科」に加え、
>「学際融合学科」「地域探究学科」(ともに仮称)の2学科を設ける案もまとめた。
2学科で何を学ぶのかがいまいちピンときませんけれども(笑)
「スクールポリシー」は素晴らしいと思います。特に公立高校は「何を学ぶのか」がイメージしにくいですね。
北嶺中・高等学校さん説明会の続き
昨日の記事の続きです。
ホームページの写真、これをトップに持っていけばいいのに…これが一番素敵です。
そういえばトップページに普段の学校行事を載せている高校、最近減ったと思いませんか。
最近、どの高校のホームページも素材写真だったりマンガイラストだったりして、
どこの高校も同じような感じにしか見えないんです。同じ宣材写真を使っている高校もあるし(笑)
あまり学校の「生の姿」が見えなかったりする気がします。
まあこれについては学習塾関係の方がヒドイですが…大抵が写真ACだったりしますからね。私たちも使用していますが(きっちりプレミアム会員)。
何というか、悪い意味で「営業活動」が濃い高校もあったりします。
昨日も書きましたが、北嶺って聞くと、さぞかし勉強ばっかりしてきた根暗なイメージ、ヒヨヒヨな印象を持つ親御さんもいるかもしれませんが、
柔道とラグビーを「高技」にしているところは、中々ないんじゃないかなあ…
説明会を聞いている限りは、体育会系のノリとか、自衛隊のノリとか、そういうのを感じました(笑)
(大教室の前にキッチンマットを置いてみました)
説明会終了後に教えてもらったこと(ありがとうございます!)
私は説明会後にすぐに塾に戻ったのですが、説明会アンケートにいくつか質問を書きました。
すると北嶺の先生、当日のうちに質問回答のお電話を塾にいただきました。
お忙しい中、ご連絡ありがとうございました
ちなみに説明会で紹介されましたが、
「防大と防医大の受験について」という事前質問を書いたのは(重複していなければ)私です。
だって北嶺なのに(失礼)防医大ならともかく防大に毎年数名合格って発表されているので、不思議に思いまして…
書いた質問の一部と、電話で細かく教えてもらったこと。
説明会の内容と重なるところもありますが、直接お話をするとさらにイメージが深まりました。
Q1:「高3生は後期入試まで粘り強く戦ってくれた」と、後期での合格について何度か押していたのですが、御校は後期入試の合格率が他校より高かったりするのですか。
A1:後期入試は前期が不合格だったことが基本的に前提になるため、状況は毎年変動しやすいし受験校や学部もバラバラですので「実績」「合格率」については何とも言えません。
基本はセンター試験(共通テスト)後に、ひとりひとりの結果を精査し、学校の先生と生徒とご家族と、しっかり打合せをして出願校を決めます。この辺の指導力や情報力には多大なる自信があります。
Q2:大学合格実績の先の、「就職実績」というのはこれから出す予定はないのですか。「北嶺ファミリー」というワードを押していたような気がしたので。
A2:個人のプライバシーに関わることもあるので、「卒業生の就職実績」を細かくパンフレットに載せることはありません(笑)
皆さんが知っている企業に勤めている人もいれば(少しだけ教えてもらいました)、医師や弁護士になった人もいます。起業した人もいます。
生徒から「○○の仕事に興味がある」と相談されたときに、実際その仕事に就いたOBにすぐ連絡ができるのは、生徒にとっても嬉しい伝統です。
トップ中学・高校に合格する「素質」、入学後伸びるタイプとは
Q3:ズバリ、御校に「合格」できそうな子どもの「タイプ」「素質」ってありますか。
A3:「合格」というよりも「入学後に伸びる生徒」としては…
・北嶺が好きである、北嶺に入学したいと思って入ってきた生徒
・先生の話を素直に聞き、素直に取り組める生徒
この2点があげられます。
逆にあれこれやってしまう生徒、「つまみ食い」をしてしまう生徒は、入学しても伸びないような気がします。
さてこのQ3について、皆さんどう感じたでしょうか。
ズバリこれは北嶺だけでなく、札幌南や札幌西などに置き換えても同じですよね
・その学校が好き、その学校に入りたいと思っている生徒
・先生の話を素直に聞き、素直に取り組める生徒
これは正直、難関校に合格できる「素質」だと思っています。
ちょうど一昨日、北嶺さんの説明会があった早朝にそんなことをブログで書いてしまいました。
・その場の傷を治すのではなく、もっと根本から追求していく姿勢のある生徒
・素直にアドバイスを受け入れて行動できる生徒
勉強の点数以前に、この辺がキチっとできている人。これは受かるための「素質」だと思っています。
北嶺も札幌南も札幌北も、北大も医学部も、
毎日死ぬ気で猛勉強し続けてきた生徒が入学できる場所です。
塾の先生は冷静にならなければいけないということ
ちなみに塾屋は「素質素質」と言いすぎてはいけないと思っています。
子どもは気持ちで良いが、大人は冷静にデータも見て、適切な進路アドバイスを行わななければいけません。
AIを超える「進路感覚」を、私も常に追い求めています。
今回は以上です。
今日の記事は長くてすみません。
最後に劇的ビフォーアフター
自宅マンションのネット工事はそれなりに大変だったそうなのですが、無事高速化に成功しました。
これが、
こうなりました!!!!!!
これで自宅もテレワークし放題になりました
そして本日はビッグニュースが…
(つづく)