約一年ぶりの更新
ブログって継続するのが難しいですねぇ。初めのうちは意気揚々なんですが、やっぱり気持ちが萎えてきますね。理由は映画の記録だけにしていたからかな。そんなわけで、これからは投資全般の情報についても気が向いた時にあげていこうかと考えてます。ところで最近、自分が投資していた会社の優待が改悪もしくは廃止されてしまったという残念なニュースが結構ありました。優待株に少しでも詳しい人なら知っていると思いますが、一つはプロトコーポレーション(4298)です。この会社、自分が買った当初は優待は年2回贈呈でした。当然のことかながら利回りは相当なものでしたが、その後優待が年1回贈呈になり、先日、突然廃止が発表されました。3年前に社長が変わり、その時になんとなく嫌な予感はしていました。優待廃止の際には、「株主の皆様に対する公平な利益還元という観点」という常套句が用いられていましたが、正直、プロト、お前もか、という感じです。今後の配当額が、従前の優待+配当の額と同等以上なら、単元株の株主も恩恵を受けることになりますが、そんな保証はありません。まぁ優待制度を設けたり廃止したりするのは会社の自由なわけで、会社にも色々事情があるでしょうし、廃止の決定自体が悪だとは思いません。が、このプロトコーポレーションのビジネスモデル(B to C)を考えると、今回の突然の優待廃止は、単に単元株の株主を失うだけでなく、潜在顧客をも失う結果につながる可能性があるんじゃないかと思います。少なくとも自分としては、数ある中古車情報サイトの中で、あえてGooを選ぶ理由がなくなりました。単元株主にも優しい良い会社だなぁというイメージが180度変わってしまいましたので。私以外の数千人の個人株主のうち、それほど少なくない人たちも同様の気持ちになったんじゃないでしょうか。日本の人口から見たら、数千人なんぞ大した数字ではないわけですが、その数千人(の少なくとも一部)の潜在顧客は失われてしまった可能性があるわけです。ま、これは自分の勝手な想像なわけで、優待なんぞまったく気にしてなかったぜーという株主にとっては、今回の決定はむしろ朗報だったのかもしれません。会社の利益が削がれないんですから。その昔、日産車体という会社が、優待を新設してたった1回実施しただけで廃止したということがありました。ご多聞に漏れず、自分も勇んで購入して長期保有するつもりで持っていたわけですが、上記のように1回実施しただけで廃止されてしまい、愕然としました。その時にも、日産の車は絶対に買わないと心に決めたわけです。プロトにしても、日産車体にしても、なぜいきなり廃止にするのか、せめて1年以上保有している株主のみに贈呈するという制度に変更することはできなかったのか、というのが弱小個人株主の心の叫びです。