109シネマズ川崎で鑑賞してきました。
109シネマズの上映予定の作品として紹介されていた頃から気になっていた作品でした。
監督はパオロ・ソレンティーノというお方。
自分は初めてこの人の作品を観ました。
ロケ地の情景の美しさと、ラストの音楽の美しさは申し分なかったです。
上映中、冗長な表現が多かったとは思いましたが、ラストへの話の持っていき方と、ラストで最も肝心な音楽を出してきたのは演出としてとても良かったと思いました。
主人公のマイケル・ケインがラストで指揮を執る姿は良かったですね。
妻への思いを込めて指揮を執っているところが良く伝わってきて、胸を打たれました。
ところで作品中に出てくる主人公とその妻の姿を見て、今は亡き祖父母を思い出しました。
孫である私にはとても優しかった祖父でしたが、元気だった頃の祖母に対してはお世辞にも優しかったと言えず、むしろ粗末な扱いをしているところの方が印象に強く残っています。
しかし、祖母が寝たきりになり、自分の意思を他人に全く伝えられなくなった後は、人が変わったかのように献身的に祖父が祖母を介護していたのをよく覚えています。
そして、祖母が亡くなり、49日が過ぎた後も、しばらく遺骨を納骨せずに自分の部屋に置いていたのがとても印象的でした。
本作品中においても、主人公は元気だった頃の自分の妻に対して思いやる態度を取ることができなかったようでしたが、国は違えども実際の夫婦間でもこのようなことは日常的に起こりうることだと改めて思いました。
翻って自分は・・・。
自分には娘はおらず息子しかいませんが、将来、本作品に出演している娘役のレイチェル・ワイズが父親である主人公に対して痛烈に指摘・批判したようなことを息子から言われないように努力しないと(^^;)
やっぱりお互いが元気であるときに、感謝の気持ち&思いやりを伝えたいですよね。
ストレートでなくても。
109シネマズの上映予定の作品として紹介されていた頃から気になっていた作品でした。
監督はパオロ・ソレンティーノというお方。
自分は初めてこの人の作品を観ました。
ロケ地の情景の美しさと、ラストの音楽の美しさは申し分なかったです。
上映中、冗長な表現が多かったとは思いましたが、ラストへの話の持っていき方と、ラストで最も肝心な音楽を出してきたのは演出としてとても良かったと思いました。
主人公のマイケル・ケインがラストで指揮を執る姿は良かったですね。
妻への思いを込めて指揮を執っているところが良く伝わってきて、胸を打たれました。
ところで作品中に出てくる主人公とその妻の姿を見て、今は亡き祖父母を思い出しました。
孫である私にはとても優しかった祖父でしたが、元気だった頃の祖母に対してはお世辞にも優しかったと言えず、むしろ粗末な扱いをしているところの方が印象に強く残っています。
しかし、祖母が寝たきりになり、自分の意思を他人に全く伝えられなくなった後は、人が変わったかのように献身的に祖父が祖母を介護していたのをよく覚えています。
そして、祖母が亡くなり、49日が過ぎた後も、しばらく遺骨を納骨せずに自分の部屋に置いていたのがとても印象的でした。
本作品中においても、主人公は元気だった頃の自分の妻に対して思いやる態度を取ることができなかったようでしたが、国は違えども実際の夫婦間でもこのようなことは日常的に起こりうることだと改めて思いました。
翻って自分は・・・。
自分には娘はおらず息子しかいませんが、将来、本作品に出演している娘役のレイチェル・ワイズが父親である主人公に対して痛烈に指摘・批判したようなことを息子から言われないように努力しないと(^^;)
やっぱりお互いが元気であるときに、感謝の気持ち&思いやりを伝えたいですよね。
ストレートでなくても。