こ、これは！
天満会ご意見番にして、北新地うどん屋の大将 薮ちゃんに会いに行ってきました。それがここ
北新地うどん 薮や
今年初めての訪問、と言ってもあながち間違いではないでしょう。節分の時に太巻きを買いに来ただけなので。その時の写真がこれ。
家族全員、薮やの太巻きが大好きなのです。
節分の時だけではありません。定番メニューで、いつでも注文できますので、未食なら是非ともお食べください。
扉を開けると、いきなり目に飛び込んできたのは、僕を惑わすメニュー。たとえ店内に蠱惑的な女性がいても脇目も降らずに、メニューに釘づけだったに違いありません。
しか〜し、僕の視線をメニューから引っ剥がす女性とこの日はご一緒。
それがチャーミングなＭさん。これだけ褒めたら何か貰えるかも(°▽°) 北新地 お化けの日以来です。
大将と女将には能登半島地震へのお気遣いにお礼を述べると共に、次回天満会についてMさんと色々と相談をしにきました。
女将、赤星ね と威勢よく注文。
ではかんぱ～い。僕と合流するまで、バーで飲んでいたMさん。それはアペリティフみたいなものよ～と言ったか、食前酒よ～と言ったかは記憶が定かではありません、
振り返ってみると、薮やは昨年12月以来で約３か月ぶり。この時もMさんとご一緒していました。
箸置きはMさん専用としてパンダが準備されていました。そして僕はなぜかカワウソ。専用ではないけれど。
泉州水茄子漬け
３月ですが、はや水茄子が出回りだしたようです。藪ちゃんも、水茄子があるんですよと口にするので、お勧めってこと。薄皮で果肉に甘みがあって、かつジューシーなので、これは注文必須です。
レモン汁でアクセントを加えるMさん。酸っぱくないわよ～と笑いながら僕をけん制してきます。
菜の花辛子和え
菜の花の天ぷらを注文しようかなと呟いていたMさん。辛子和えあるよと指さすと、それがいいと。天ぷらと辛子和えの両方注文するという考えには至らなかったようです。Mさん、まだまだだね。独特のほろ苦さを、火を通して抑えたり、辛子でマスキングしたりと色々な食べ方を楽しまなきゃ。
生わかめと胡麻
藪ちゃんから食べてみて と勧められた一品。口直しにいいですね。
そして薮やと言えば、生しぼりチューハイ。この日の柑橘類がなにかなぁ～とのぞき込んだら、あまり見かけない顔ぶれ。
お勧めはなに？と問うと、じゃばらですねと大将。聞きなれない名前に？ Mさんに問うても？
酸味の強い果実との説明におもわず腰が引けたけど、大丈夫よ～と根拠なきMさんの背中押しに負けました。じゃばらを調べてみると、和歌山県北山村でしか採れない幻の果実との説明。
じゃばらチューハイ
酸味は確かにあるけど、むせるほどの強さではありませんでした。飲めるし、美味しいわの感想に、藪ちゃんもMさんも驚きを隠しきれませんでした。そんなに珍しいんかいな。
カキフライ
予約をしたときに注文済み。でも配膳されたとき、一瞬なにかが分からず、なにこれ？と尋ねる始末。
もうね、最高でした。今シーズンも日生に行けていないし、カキフライをあまり食べていないので、余計に美味しく感じたのかもしれません。そして１個のポーションが大きいので、食べ応えがありました。
牛すき
この日は２９日、ニクの日でした。だからではなく、インスタで誰かが薮やの牛すきをアップさえているのを見て、どうしても食べたかったのです。
Ｍさんに卵黄割りの儀式をお願いしました。そして摘まみ上げる肉にご注目。とにかく広いのです。
音楽: Tuesday
ミュージシャン: Sascha Ende
サイト: https://filmmusic.io/song/2992-tuesday
ライセンス: https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode
金目鯛棒寿し
これは大将からの心配り。これまで生ものは扱わなかった藪ちゃん。どうやら解禁されたとのこと。Mさんも僕も、このひと切れで思わず唸らされました。
じゃらばの他に、お勧めはある？と問うと、藪ちゃん果実を手にとってパッカンと断面を見せてくれました。血の色みたいなので、名前の冠にブラッドがついています。
ブラッドオレンジチューハイ
甘みが強いですよと聞いていたけど、そこまで強い甘みは感じませんでしたね。
ご馳走様でした！
この日は１時間強の滞在にて薮やをあとにしました。それでも色々と飲み食いしていますが、藪ちゃんの仕事の速さと、僕の事前注文によるものでしょう。また来なきゃね。