マシッソヨ（맛있어요）
天満に来ました。
次女がサムギョプサルを食べたいと云うので。しかし先日、寿司が食べたいというので春駒に連れて来たはずなのに、舌の根も乾かぬうちに韓国料理とは… 未来の彼氏に同情するわ。
それはともかく、今回やってきたのがここ。
韓国料理・焼肉 玉一 本店
天満には玉一の名前が付くお店が４店舗ありますが、それらがどのような関係なのかは定かではありません。本店のWEBサイトを覗いても他店舗のことが一切記載されていないので、資本関係や姻戚関係はないとしか思えないのです。
閑話休題。
扉を開けると、アンニョンハセヨ の言葉で出迎えてくれます。店員さんは韓国の人、でも日本語は達者です。娘は韓国語とお店の雰囲気でテンション上がりまくり。
店内は視界に入る範囲だけでも広々としているけど、奥に更に席があるみたい。
まずは注文をせなばなりません。今回の主目的であるサムギョプサルは、豚の三段バラセットに含まれているけど２人前からしか注文を受けてくれません。でも２人前でも量はそこまで多くないので、ご安心を。
サムギョプサル用の鉄板がセットされました。
写真はサムギョプサルを待ちわびる次女。
中心に穴が開いていて、余分な脂をここから落としていくようです。初めてサムギョプサルを食べたときは平らな鉄板を斜めにして火にかけ、脂が下に流れていくようにしていたので、鉄板も大いに進化していました。
１杯目はドリングサービス無料だったので、生ビールを注文。
20%オフに加えて、ドリンク１杯サービスだなんてお得すぎるやん。
娘はソフトドリンク。そして乾杯。
チシャ（レタス）と味噌ダレが運ばれてきました。豪快な盛りつけです。
ナムル盛り合わせ
箸休めとして注文、しかしこの一品は油断してはいけません、結構な量があります。
サムギョプサル（豚三枚肉）
こちらでは配膳された時に、既にサムギョプサルはカットされていました。それでも一つひとつが大きい。
葱サラダ
少しピリリとした辛さと酸っぱさがあるけど、これが美味い。本来はチシャで豚肉と合わせて食べるんだけど、これ単品で摘まんでも十分な酒のアテ。これ人気が出ると思うんだけど、単品メニューにはないのです。
店員さんが鉄板の上に肉と野菜を並べて焼き始めてくれました。焼きあがるまで、お世話をしてくれるので、ありがたいです。
焼いている音をお聞かせしましょう。これだけで飲めるって？ うなぎのかぎ賃か（笑）
これが脂を落とす仕掛け。鉄板の下に樋があり、中央部に落ちた脂がそこを伝って流れ出るのをコップで受けるのです。これだけ脂の多いお肉だと脂くどくなるのが常ですが、脂を落とすことでヘルシーな感覚で食べられるんだよね。
焼けるのを待っている間に一品料理が届きました。全て娘が食べたいと言っていた料理。
チヂミ
カリッフワッとした食感。うま酸っぱいタレがいい脇役となり、チヂミの味を際立たせるのです。食べていると止まらなくなるわ。病みつきになる と表現すればいいかな。
キムパ
普段口にする日本の海苔巻きと似て非なるもの。ごま油が食欲を搔き立ててくれるです。
海苔巻きとの大きな違いのひとつは、具材に生魚が入っていないこと。酢飯もつかわれていないけど美味い。
茶碗蒸し
これは豚の三段セットのひとつ。日本の茶碗蒸しは、スができないように蒸すものだけど、ぐつぐつに煮だった状態でサーブされたのには驚きました。同じような料理でも調理法に違いがあって面白い。
サムギョプサルが焼けてきたら、店員さんがカットをしてくれました。最後まで料理のお世話をしてくれるので、韓国料理屋さんってホスピタリティ高いわ。
焼きあがりました。
チシャで包んで食べると、最高！
娘も大満足。そして僕も大満足でした。
芸能人も多く来ているようです。それだけ美味しいと噂になっているんやろうね。
ご馳走様！
ここはいい、ここは美味いし、値段もお手頃でした。また来ます。
そうそう、娘の未来の彼氏に伝言。
早く現れて、そろそろパパサンタ卒業させて。
マキシマイザーなんて舌噛みそうやわ。