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映画「春との旅」


どこかで見たこと読んだこと

2日MOVIX尼崎シアター2で映画「春との旅」 を観て来ました。
観客は、中高年中心でした。題材からしてやはり、という感想。


<スタッフ>
原作・脚本・監督:小林政広

エグゼクティブプロデューサー:與田尚志
プロデューサー:紀伊宗之、小林直子
アソシエイトプロデューサー:脇田さくら、小林政広
制作担当:川瀬準也
アシスタントプロデューサー:萩原直人
音楽:佐久間順平 撮影監督:高間賢治 (JSC) 
照明:上保正道 美術:山崎輝 録音:福田伸
編集:金子尚樹 助監督:石田和彦 音響効果:瀬谷満 装飾:鈴木隆之
衣装:宮本まさ江 ヘアメイク:小沼みどり 制作主任:棚瀬雅俊

<キャスト>
忠男: 仲代達矢
春: 徳永えり
金本重男: 大滝秀治
金本恵子: 菅井きん
木下: 小林薫
清水愛子: 田中裕子
市川茂子: 淡島千景
中井道男: 柄本明
中井明子: 美保純
津田伸子: 戸田菜穂
津田真一: 香川照之

キャストの顔ぶれは、主役級がキラ星の様に並ぶが、
実際の作品映像は、じっくりと腰を据えたカメラが、スター達をじっくりと
捉えている。小林監督、高間撮影監督の動じない絵作りとなっている。

北海道の寂れた漁村から宮城県、仙台へ、そしてまた北海道。
ロードムービーというジャンルである。
旅をするのは、孫と足を悪くした爺さん。
爺さんは、忠男。孫の春が、仕事を無くし、独居老人を覚悟して
交流の途絶えた兄弟姉妹へ、わが身を預けに行く。
が、忠男の我がままな性格が、どの兄弟からも温かい声が掛けて
もらえない。実際は、受け入れたくても家庭の事情で無理なのだ。

もっとも当てにした弟は、刑務所の中という不運。

とうとう路上に倒れ、不幸な運命に慟哭する。

最後に弟の道男から断られたところで、春が離別した父に会いたいと
言い出し、北海道の父の住まいへ向う。

父との再会は、父との決別の決心となった。
そして、意外なエンディングへ・・・・・・。

人生で、年齢を重ねるとはどういうことかを考えさせる映画であった。
その意味で、確かに若い人には地味な映画となっているが、
是非、若い人には徳永えりさんの演技に注目してもらいたい。
特に、忠男と歩くときの大地を踏みしめるガニマタ歩きの演技です。

この大地をがしっがしっと掴む歩み方が、年齢を重ねることだったのではと
過去を自省させる演技、演出は、愁眉といわざる得ない。

名優達の演技のDNAは、年代を越え、確かに徳永えりさんに伝わった
ことを感じる作品である。

しかし、「歩き方が凄いで賞」という映画賞は、まだない。


ミックスジュース


どこかで見たこと読んだこと

ミックスジュースの元祖は、阪神梅田ジュース売場

2010年5月19日日経夕刊の記事によると
戦後、大阪でバナナ、みかん、ももなどを牛乳で混ぜた
ミックスジュースが生まれた。
それは、余ったものを大切にする文化であるという。
これを大阪人気質というらしい。


このミックスジュースは、大阪では喫茶店や大きなターミナルで
売っている。阪神梅田駅のジュース専門売店は、元祖ミックス
ジュースとなっている。
私も、夏場は、その味を堪能している。140円とリーズナブルだ。

ところが東京では、このミックスジュースは、売っていない。
世の中なんでも調べる人が居て、日本でどの辺りで、ミックス
ジュースが喫茶店のメニューにあるか調べていた。

東日本は全滅で、西日本と沖縄が分布範囲となっている。
それも東は、富山、名古屋のラインまでで、結構狭い。

http://we.freeml.com/chousa/mixjuce.html



食材をとことん使い切る文化が、お好み焼き、ホルモン焼きと
大阪には根付いている。

見た目悪くても、味さえ良ければそれでええやんけ。
という文化なのだろう。
でも、何故、日本全国に広ろがらなかったのだろうか?

気候だろうか?暑さは、日本全国同じようなものだろう。
物資が乏しい時なら解るが、食糧事情が改善したら、
消えても良かったろう。


大阪は、有りもを混ぜることが、喜ばしい食文化を生んでいる。
基本的にそのものが美味しい食物がある地方では、混ぜなくても良い。
沖縄も混ぜるチャンプルー文化である。

なんでも有りもんで済ますことを良しとする文化は、
逞しく、より人間の本質に近い生き方なのだと思う。

ただし、混ぜると少々、味は濃くなり、しつこい。(笑)

韓国軍艦船沈没事件と普天間



どこかで見たこと読んだこと


韓国軍艦艇沈没事件

北朝鮮との海上の軍事境界線にあたるNLL(北方限界線)が引かれ、
交戦可能状態にある海域で、2010年3月26日に韓国海軍哨戒艦「天安」
沈没事件が発生した。
17日韓国政府から北朝鮮からの魚雷攻撃の可能性との見解が出始めている。

沖縄の海兵隊の抑止力とは、この場合、如何なるものになるのだろうか?
結局は、東アジアでは、沖縄の海兵隊基地は、抑止力足らんという証明ともなる。


1.今回の沈没が、北朝鮮の軍事攻撃であった場合、北朝鮮は、

朝鮮半島に戦争という危機を呼び込むことになるが、国内の経済疲弊の

状況では、戦争の目的が無い。
その状況でも、北朝鮮の軍事行動であれば、韓国軍、作戦指揮権を持つ

在韓米軍は全く、舐められたという事になる。


2.朝鮮軍、米軍の反撃が無かったということは、攻撃されっぱなし、であり
911の軍事行動からすれば、沖縄海兵隊が何らかの報復を既に実行して

いないのであれば、沖縄という場所での基地存在の価値は、無いことになる。


3.もし、北朝鮮軍の攻撃であったと認定し、諸々の国際事情を考慮して

米軍が、反撃をしないのであれば、結果として中国の東アジアでの軍事力、

影響力は逆に増大したことになる。


4.であれば、米軍の抑止力は、今回の沈没事件により、益々弱まるので

あり、沖縄の海兵隊基地の撤去は、その結果でしかない。
現在、基地が存在するのに、北朝鮮に即応しないのであれば、

海兵隊基地の存在は、場所が、グアムであっても作戦は同じである。


沈没事件の意味を日本国内では、もっと議論するべきである。

一部韓国の報道では、同じ現場にアメリカ海軍の米原潜「コロンビア」が

沈没しているのではないかとの疑問が上がっている。
つまり、同士討ちで2艦船が沈没。原潜の沈没なので国際的に事実を

封印しているのではないかという疑問です。
KBSテレビは4月7日の「9時のニュース」で「謎の第3ブイ・なぜ?」

という題名で、この件を特集した。


国際情勢フリージャーナリストの田中宇氏が、自身のホームページで

これらの記事を「韓国軍艦「天安」沈没の深層 」として紹介している。
http://tanakanews.com/100507korea.htm



これらの疑念も含め、沖縄の海兵隊基地は、東アジアでは、中国の台頭と

同時に、どうも抑止力では既に無くなっていると思われる。
中国に対しての抑止力は、太平洋への進出という欲望に対する力でなくては

ならない。つまり、海軍としての拮抗の方が意味がある。
空母とイージス艦、戦略潜水艦の基地の存在の方が抑止力となる。
今回の韓国軍艦の沈没と原潜の沈没が、一連の関与があれば、

これが東アジアの軍事構造を図らずも浮上させたことになる。



どこかで見たこと読んだこと

普天間基地包囲行動に賛同

沖縄のアメリカ軍普天間基地を住民らが手をつないで包囲し、
基地の撤去を訴える運動が、今月16日に行われることになりました。


鳩山首相の普天間基地への考え方や発言が、間違いだとか言うのは
他人事の物言いです。


国民、各個人は、本当に沖縄の普天間基地が必要と思っているのでしょうか?

沖縄に海兵隊の基地を閉じ込めていたから、感覚として理解はしていない。
結果として、人間として本土は、沖縄に冷淡な意見になるのです。

もし、アメリカ政府が望むなら、日本の本土の空港で、演習をさせたら
良いのです。そうすれば、国民は本気で、海兵隊の基地をアメリカ本土
へ移転する運動を開始するでしょう。


自民党は、かつて、普天間の基地を移転させる方針を立てました。
民主党の鳩山首相は、かつて、普天間基地を県外か、国外へ移転
させるのが、良いとの意見を述べました。
公明党は、宗派は創価学会ですから、キリスト教徒が自国内で威張って
もらっては困ります。
共産党は、アメリカの資本主義が嫌いです。
社民党も、話し合い外交を本懐とする為、アメリカ軍など軍事力は嫌いです。


ということは、各政党の支持者は、普天間基地の撤去で意見を一致しても
良い訳で、政治信条からしても、なんら問題のない意見なのです。

アメリカ軍の抑止力は、敵対する相手国が軍事分析で感じることです。
軍事的に素人の日本国民や政治家が、妄想したら、間違いの元です。
自衛隊がもっと攻撃力を増せば、補完できるはずの事柄です。
または、米海兵隊と同じ効果が出せない自衛隊なら元々、居ても居なくても
同じということです。(既に敵対する国は、自衛隊の戦力くらい分析済み)


ブログで、美味しいお店や、趣味の話をするのは、大変結構です・・が
今、5月、沖縄で基地撤去を訴える運動がある時ぐらいは、
賛同や、支援する言葉を送るべきではないでしょうか?


普天間の海兵隊基地撤去を沖縄人の総意としているのなら、
太平洋戦争で沖縄人の苦労を偲び、苦悩に少しでも報いるのが
同胞としてのあるべき心情、正義ではないでしょうか?

抑止力によって、米軍に諂う意見を弄する人に問いたい、
誰を守る為の抑止力なのか教えて頂きたい。
また同胞である沖縄の犠牲を強いておいて、何を守るのでしょうか?

それであるならば、沖縄の人々の守るために、我々日本も直接世界と
対峙するのであれば、何を恥じたり、悩むことがあるのでしょうか?
それが国力としての現実です。現実把握なしの国策制定は空しい。

本土の国民の心が、沖縄人を守る方向へ意見を集約する様に、

マスコミも今、すべきことを国民へ、なぜ警鐘しないのか?
マスコミは、なぜアメリカがそんなに好きなのか?

物知り顔の解説は、不要です。沖縄人の行動をわが国民の行動だと
共通認識を高めることができる可能性を盛り上げる運動が必要です。

沖縄基地問題を真剣に考えるブロガーは、普天間基地撤去運動を
支える声を上げるべき時だと考えます。
または、マスコミの意見に迎合するのではなく、普天間基地問題の
個人の考えをブログで述べるべき時です。


・普天間包囲行動について
実施期日:2010年5月16日(日)午後2時から3時
集約集会:同日、午後3時から3時30分、同場所で

・賛同金について
団体=1口3000円
個人=1口1000円

詳細内容、申し込み、お問い合わせは
実行委員会事務局
〒900-0021 
那覇市伊豆岬2丁目105番地18官公労共済会館4F
TEL:098-833-3218
FAX:098-833-3123

普天間包囲行動実行委員会共同代表
 伊波洋一(沖縄県宜野湾市長)
 野国昌春(沖縄県北谷町長)
 東門美津子(沖縄市長)
 新垣邦男(北中城村長)
 浜田京介(中城村長)
 上間 明(西原町長)

ゴルトベルク変奏曲

バッハ:ゴルトベルク変奏曲/ガヴリーロフ(アンドレイ)
¥1,000
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1955年モスクワ生まれのピアニスト、アンドレイ・ガウリーロフが
1992年ヴィースバーデンで収録したゴルトベルク変奏曲のCDが
ドイツ・グラムフォン・ザ・ベスト1000シリーズで販売されている。


ヨハン・セバスチャン・バッハのクラヴィーア練習曲集として
有名なアリアから始まる変奏曲として低音部を支える。

16小節の変奏曲が前・後半として16曲づつで構成されている。
アリアから始まり15曲の変奏曲、後半は変奏曲16曲目から始まり
アリアで終わる合計32曲。
アリアを除く30曲は、3曲づつ10グループに分かれている。
各グループの3曲目カノン形式で作曲されている。

この数学的に構造された作曲技法は、対立技法として昇華してゆく。

ゴルトベルク変奏曲という名づけは、後に付けられたようだ。
バッハ伝(1802年)のエピソードによると、ザクセン選帝侯宮廷
駐在の前ロシア大使カイザーリンク伯爵(1696-1764)の勧めが
作曲の発端であったと出ている。


伯爵は、ライプツィヒに度々滞在した。その際、チェンバロ奏者の
ゴットリープ・ゴルトベルグを連れて来ており、伯爵は、バッハに
ゴルトベルクへ音楽の教授を依頼した。ゴルトベルクはそのお陰で
バッハの弟子と呼ばれている。
当時、伯爵は病気がちで、不眠症にも苦しんでいた。家内に居住し
ていたゴルトベルクは、伯爵が夜眠れない時は、控えの間でチェンバロ
を演奏していた。

伯爵は、眠れぬ夜のチェンバロ演奏の為、穏やかで、いくらか快活な
性格を持ち、眠れぬ夜に気分が晴れる様な曲を、バッハに依頼した。

それが、クラヴィーア練習曲の第4部であったと言う。

伯爵は、その後、この曲を”私の変奏曲”と呼ぶようになった。
彼は、この曲にあきることがなく、永い間、演奏を依頼する時、
”ゴルトベルク君、私の変奏曲をひとつ弾いておくれ”と
いいつけるようになった。とエピソードが載っている。


ガウリーロワの演奏は、この辺りの由縁にも理解しているようだ。
気分が晴れるように、快活な音作りをしている。
もちろん当時、ピアノは未だ無く、チェンバロで作曲したと思われるが
ガウリーロワは、その意識も高く、引っかくような繊細さや、交響曲の
ような華麗なな音色も合わせ、テクニックを駆使したテンポで演奏している。

不眠症でなくても寝るときに聞きたいCDである。


寝るときには余りにも感情移入の激しい演奏は、合わない。
かと言って、退屈な演奏と楽曲では、違和感で感性が反発する。

理論と技巧として、通奏低音としてのアリア、カノンの反復性を組み込んだ
システムのようなこの音楽は、理論と技法をもった演奏でないとその感性が
発揮できないと感じさせるCDです。


人間が気分良く眠る為に「共通感覚」が伝達可能性として表現する為に
構成された楽曲なのではないでしょうか。
その「共通可能性」としての演奏を確認するのであれば、寝るときに
各自が試してみることで共通感覚が穏やかに構成された作品だと知る
ことができるのです。