前回のブログで2018.12にオートバイを降りたと書きましたが、


それと同時にMTB購入計画も進行させていました。

雑誌・ネット・身の周りの有識者からの情報を貪欲に搔き集めます。
こういう時の僕の貪欲さ、なかなかなもんです。
って言うか、こういう時が一番楽しいですよね(笑)

まず大きな選択のひとつ、サスペンション問題。
というのも現在のMTBは
・前後にサスペンションが付いているフルサス
・前のみにサスペンションが付いているハードテール
・前後ともサスペンションが付いていないフルリジット
この三つに大別されます。

この三つの選択肢の中から選ぶ訳ですが・・・
どれを選ぶかは自分がどんな遊び方をしたいのか?

上りあり下りありの里山をのんびり走りたいのか
下りオンリーのコースをガンガンかっ飛ばしたいのか…等々。

正直、その時点での自分の身の振り方は良く分かっていなかったので
その時点で友人が乗っていたハードテール、僕もこれで行こうと決めました。

本格的なMTBとなるとお値段もなかなか…

フレームのメーカーや素材、付随するパーツのメーカー・グレードによってはオートバイの価格をも凌駕するものになります。



初めてのMTBですが、そこそこまずまずなものをチョイスしました。


SANTA CRUZ chameleon 27.5+



いやいや、初めの一台にしては十分すぎる選択です!

選択の一番の理由…見た目?😆

もちろん、各パーツやジオメトリなんかもちゃんと考えましたよ💦


オートバイ売却後のプチバブル状態だっだもんでいってしまいましたw

当初はこれでずっと行く予定で買ったんですけどね。

なので購入後、サスペンション・ブレーキ等々結構交換してます。





ただですね。

予定は未定なんですよ。

実はこのMTBも、一年とちょっとでサヨナラしてしまったんですけど。。。


皆様、お元気でしょうか?

四年半ぶりの生存報告です😆


2018/10のBETAのオイル交換のブログを最後にご無沙汰をしておりましたが、

実はその時のブログアップ直後の12月にBETAを売却し、オートバイ生活に終止符を打っておりました。


降りた理由としては、以前より常々書いていましたがとにかく乗る頻度の少なさ…からの、新しい遊びに出会ってしまったから。


平日休みの僕には一緒に遊べる仲間が多くなく、オートバイで一人で山に入るのはリスクの多い遊びなので結局乗ることが出来ずで悶々としておりました。


そんな時、元々一緒にオートバイで山遊びをしていた仲間が僕より一足先にオートバイを降りてMTBに転向していて、そんな彼らに誘われた事をきっかけに僕も思い切って「乗れないオートバイ」から「乗れるMTB」に転向する事にしたのです。


自転車なら一人で山に入ってもオートバイよりはリスクも少ないし、何よりオートバイよりも後ろめたさを感じずに山を走れると言う所が良い🙆


オートバイにハマりオフロードバイクに行き着いたのも、

子供の頃に自転車で空き地を走り回った時の楽しさがベースにあったから。


友人に誘われてMTBで山を走った時に感じた

「そうそう!コレコレっ!!😆」

って感覚。

言ってしまえば《原点回帰》といった所でしょう。


そんな訳で、2018年の12月に初めての本格的なMTBを手にしたのです…✌️






またまた2か月ぶりのお山です。

いやいや、ホントにここの所2ヶ月に一度のペースでしか乗ってません。。。
前回が9/18でその前が7/18、更にその前が5/23。

だもんで毎回リハビリ状態です。
もっと頻度を上げて走りにいかないと、いつまでも成長できないねー。


今回はNMT氏と。
昨年まではしょっちゅう一緒に走りに行っていたのですが、なんと今年初!
でも、もう11月も半ばと言う事を考えると、今年はあとどんだけ走れるのだろうか…


さてさて、今回はいつものイゴイゴランドに行って来ました。
前日の夜に降った雨のお蔭でいい感じに難易度が上がってます(TT)

前半は今一つ上手く乗り切れていませんでしたが、後半はなかなか楽しく乗れたので
やっぱりもうちょっと頻度を…って痛感しましたよ。
まー、ケガなく楽しく遊んでこれたので良しとします。





おまけ

2速あるあるw
ブーツを新しくしてまだ二回目なので…って言い訳(≧▽≦)

RR2Tが僕の所に来て約一年。
乗った回数7回。
乗った距離370km。

レースに出るわけでもなく、それほど激しい乗り方をしているわけではないけど
そろそろオイルくらいは換えておかないとね。

今回はたまたま手元にオイルがあるのでそれを使いました。
使ったのはEXC-Fに乗っていた時に買っておいた、NUTEC NC-50 10-50Wを0.85L。

RR2Tはドレンガスケットがゴムのものなので、オイル交換ごとの交換ではないのがありがたいですな。



サクサクっと交換は済んだんだけど、廃油の処理をしようとしたその時!
事件が起きました。

オイルの入った容器を持ち上げようとかがんだ瞬間
なんと胸のポケットに入れてあったiPhone7がOILにダイブ!!
ドプンッ!♪ってイン!!



慌てて救い出したけど…
iPhone7って防水だけど…防油性は??^^;

今の所、とりあえず問題なく使えてますが。

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9/18、第三月曜日で僕の仕事が休みなのと、敬老の日で世の中的にもお休みの日。
滅多に予定の合わない仲間のN氏と山遊びに行って来ました。

N氏と遊べるのは2年に1度くらい。
なかなか予定が合わない方なんです…^^;
今回は、他の山仲間のほとんどが前日の日曜日に行われるレースに参戦とあって、
二人だけで遊んで来ました。

前日の台風の影響でなかなかのコンディションでしたね~((+_+))

あ、そしてまたもや二か月のブランク開けです。
毎回リハビリ状態で全く成長してません。。。
このペースだと年6回しか乗れないな…(;・∀・)



まぁこのN氏、半端ないお方。
おそらく日本国内でWR250Rに乗るアマチュアの中でもトップクラスのお方。(ともり調べ)

youtubeではかなりの有名人ですね。

今回の動画を早速まとめたとの事なので、勝手に張り付けちゃいます^^;



まーなんつーか、彼の走りは圧巻ですわ。
僕には次元が高すぎて、参考になるようなならないような(笑)

でも、面倒見のいい彼は事細かに教えてくれるのです。
お蔭で出来る出来ないは別として、いろいろ学んで来ました
後は自主練で反復して身に付けないと!

こんな仲間が身近にいるなんてラッキーです~ヽ(^o^)丿







スタート直後がフカフカで加速出来ずに僕が登れなかったトコ。
彼に「ちょっと僕ので登ってみて」って言ったやったもらったら一発であっさりと(゚Д゚;)

こんなにアクセル開けられないし、こんなに車体をコントロールなんて出来ませんわ。
さすがっす(;・∀・)




おまけ



雲泥の差ですなw
この位しかアップできる動画がありませんでしたわ。

精進♪精進♪
さてさて。
ebayでポチッてから一週間後、ブツが届きました。

早速見比べてみましょう。
左がRR2T用、右がKTM用。





予想通り。
各部違う所が多々あり、そのままつける事は到底出来ませんね^^;

ただ、こちらも予想通り、胴の寸法は全く一緒です。
内部のマグネットがどうなっているのかは開けて見ないと分からないので
早速バラして見ます。



手前側上下部にケガキ線が入っているのが見えますでしょうか。
このケガキ線の内側部分を挟む位置に極性の違うマグネットが配されています。
でその一対のマグネットを基準に計6個のマグネットが配されているのです。

またケガキの下の部分には切り欠きがあり、ココがブラシのついている側の
蓋っつーかなんつーかな部品にある出っ張りにはまる事により
ブラシとマグネットの位置関係が固定されるようになっているのです。



で、手持ちのマグネットで極性を調べてみました。
それぞれ、ケガキ線に対して同じ方がはじきくっつきました。

と言う事で、筒のサイズ、マグネットのサイズ、ブラシに対するマグネットの位置関係
のすべて同じという事が判明しましたので、モーターを再生する事が出来るのが確定
ヽ(^o^)丿バンザーイ!

さぁ、あとはこの筒を元の物と取りかえて組むだけでいいのですが…
せっかくなんで新品モーターの方に付いているブラシに交換しちゃいましょう!
同じですからね~(^^♪



こうやってみると結構減ってますね。


それと、組み戻す前に今回の原因(おそらく)となった「マグネットの剥離」の再発を防ぐ為、
補強しておく事にしました。

上の筒の画像で見える通り、たっぷりの接着剤で取り付けられているようには見えません^^;
それ程衝撃を受ける前提ではないのでしょうかね~?
おそらく使用頻度、衝撃共に想定を上回っているのではないかと…

なので、補強は衝撃に強いタイプの接着剤を使用。
色々調べた結果、こいつが一番いいみたい。



こいつをたっぷりと…



ダク盛りで補強しておきました^^

あとは外した手順を逆に組み戻すだけ。

初めは自分で出来るか不安だったけど、ミニマムな出費でなんとかなりました。
金銭的に余裕があれば純正の部品をassyで交換できれば世話ないんだけどね^^;
そこは、ほら、余裕がある人ばかりじゃないですから。。。

そんなこんなでバッチリセルモーターを直しましたよってお話。
これにておしまい。
マグネットだけの入手が出来ないので、次の段階へ進みましょう。

次の段階と言うと、マグネットを含む最小の単位です。
って事は、マグネットのくっついている胴(筒)の部分ですね。

もちろん、何度も言いますがBETAからはASSYでしか入手できないので
他の車種用の物の中から使えそうなものを探すと言う事です。

まず互換性の有りそうなセルモーターを使っていそうな車種をピックアップして、
パーツリストから単体で入手できるのか調べてみます。

どうやって調べるか…



まずはセルモーターのお尻に刻印されている

《MITSUBA SM18 12V》

これを頼りに探してみます。

初め、モーターはそれぞれの車種専用とか言っておきながら
実は型番が一緒ならみんな同じでサクッとついちゃうんじゃないの?(^^♪
なんて期待していたんですが…
残念ながら同じSM18と言う型番でも全然形状の違うのがたくさんありましてですね、
やっぱりそれぞれの車種に合わせて作られてるんですね。(´・ω・)

なので、後はもう片っ端から画像で検索しました。
胴(筒)の内部の写真って言うのはほとんどないので、外観の写真での捜索です。
もうね、かなり原始的な方法での捜索。

手元のRR2Tのセルモーターの各部の寸法を測り、
胴の部分と蓋?やお尻側の蓋?の部分の比率を計算して
画像の中から同じようなものを探す。みたいな。

そこから何とか同じようなものをいくつか見つけ
今度はそのモーターが部品単位で入手できるのか調べてみたのですが
内部のブラシやネジ、シールなどは部品単位で手に入れられるのですが
BODYの部分に関しては部品番号がフラれていないんですね。

例えば…


いくつかの車種で調べてみましたが。どれもこんな感じでした。

ん~…(-_- )
やっぱりこの部品のみでの新品購入は無理そうです。



って事で、お次の段階です。

お次の段階は、同じ部品を使っているモーターを丸ごと買って
この部品だけをドナーとして移植する方法。

ただし、RR2Tのセルモーターを買うのと大差がないのでは意味がないので
部品だけ取り出す為に丸ごとを買っても格安で済むと言う事が条件です。

いくつかピックアップしたものの値段を片っ端から調べてみました。
国内、国外、新品、中古、メーカーから、個人から、オークションから…

色々な観点から、まず中古は除外しました。
くたびれているものを買って、すぐに同じような故障が再発しても意味がないですからね。

そして散々探して見比べて検討して、最終的にロックオンしたのが
ebayで出品されていたこいつ。



KTMの某年式某車種用の新品です。

写真で見る限り違う箇所は多々有りますが必要な胴の部分はどうも同じみたい。
よしっ!これに賭けてみましょ!( ・`д・´)

こいつは、米国のとある部品屋さんが出品していました。
KTM JAPANでも同じ物を購入出来ますが、国内でKTMから正規に購入した場合が\23.434。
BETAの半値以下ですね^^;

やっぱり販売台数の違いからなのか…
販売台数が多いと言う事は、部品メーカーへの発注数も多くなり
注文数が多ければ単価が下がるって事なのかな。

で、こいつを価格交渉して、僕は米国からの送料込みで
約$160で購入する事が出来ましたヽ(^o^)丿
約¥17.500くらいでしょうか。

必要な部品単体で考えるとちょいとお高い気もしますが、
バイクを走る状態まで直す値段と考えれば、
結果としてはかなりいい線で行けたと思っています。

ただ、届いたはいいけど胴(筒)のサイズが違ったとか
筒のサイズは一緒だけど内側についているマグネットのサイズが違って使えない
なんて事がない保証はないので、ポチってから届くまで不安に待っていたのでした…
(;・∀・)

つづく

パカッ!と開けて見ると、
どう見てもモーター内にはあるはずの無い物が…
なんかルブウ〇コみたいな…



RR2Tのセルモーターははエンジン下部に位置していて
クランクケースにサクッとはまっています。

そしてクランクケース・ジェネレーター側のカバー内の
セルモーターがサクッとはまっている所にオイル溜まりがあるんだけど
それがセルモーターのシールがダメになってモーター内部にオイルが入り込んだことによって
オイルウン〇になったのかと思ました。

が、触ってみると…
ベトベトしてない。(´・ω・)
っていうかサラサラ。

もちょっと分解を進めてみます。



ウガッ(゚Д゚;)

マグネットが。。。





3/6無くなってます。。。( ;∀;)

〇ンコに見えたのは、砕けたマグネットの粉の塊だったんすね~
ヽ(´▽`)丿アハハー

って笑ってる場合じゃない。


セルモーターが回らなくなっていたのは砕けたマグネットが引っ掛かっていた為みたい。
って言うか、マグネットが半分無くなってたらモーターとして機能しないか^^;

ここまで粉々になってるって事はだいぶ前からこうなり始めていたんでしょうね。
そう言や、僕が乗り始めたころからセル関係に不調を感じてたけど
バッテリーの問題かと思っていたのが実はセルモーターが既におかしかったのかも。。。



とりあえずマグネットが元凶である事は分かったので
その他の部分をチェックしましたが、特に問題な所はなさそう。

でも、以前も書きましたがRR2TはASSY交換が基本なのです。
そこで価格表を見てみると…



ん?




税込¥49.680。。。(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル


まー貧乏人はこの金額を素直に受け入れるなんて出来ませんよ^^;
何とかASSY交換以外の方法を見つけ出さなくては!


ダメなのはマグネット3つだけ。
そのマグネットが手に入ればおそらく数百円で直せるのではないかと
マグネットの捜索から始めました。

で、散っっっっっ々探しましたが見つける事が出来ませんでした。
筒の内側に張り付いているのでR状になっているもので
大きさ・厚さ・そして磁力までが同じものを見付けるなんてまず無理でしょ。

きっとこのモーター専用のマグネットだろうから、
このモーター用の物がどこかで手に入れられない限り無理でしょう。

メーカーはオートバイのセルモーター世界トップシェアのMITSUBA製なので
ミツバに問い合わせてみようかとも思ったのですが、
良く調べてみるとRR2Tに使われているモーターはなんと《MITSUBA ITALIA》製っぽい。

オゥフ。。。(+_+)

さすがにイタリアの企業に
「無理かもしれないけんど、モーター内に使われてるマグネットだけ分けてくんろ!」
なんて交渉・・・無理っす(ノД`)・゜・。

だってパーツリストにないんだから、

「そんときゃ丸ごと交換してね♡」

って事でしょうから。
そういわれるのがオチでしょう。

マグネットだけの入手はココで諦め、次の方法を考えましょう。

つづく
さてさて、日野カンより帰還後、セルモーターの確認をしようとセルボタンを押しますが
もううんともすんとも言わなくなってしまっています。
テスターをあて電気の確認をしましたが、ちゃんと電気は来ています。
これにてモーター自体がイカレちまったことがほぼ確定しました。

まずはセルモーターがどういう状態になっているかを確認し、
それによって修理の方向性が決まるのでとりあえず現状をみてみないと始まらないのですが、
自分でやるかプロにお願いするかでちょっと悩みました。

セルモーターを外すには、エンジンをフレームから外し持ち上げないと外れないので
・シート
・ガソリンタンク
・シュラウド
・アンダーガード
・チャンバー
・リヤタイヤ
・チェーン
・リヤブレーキキャリパー
・スイングアーム
・キャブ
を外し、そしてクーラントを抜くという作業を経てようやく外せるのです。

なので、例えば自分で途中までやってそこから先をプロにお願いするという事は
トランポのない僕には出来ません。
その時点で既に自走…いや移動する事さえ出来なくなっていますからね^^;

っていうか、そこまでやったらあとは壊れていない状態のセルモーターを戻して
バラしたものを元通り組み直すだけなので自分で出来るでしょう。

それぞれの作業は過去にすべてやっているので、それらをまとめてやればいいのです。
問題はエンジンをフレームから一人でどう持ち上げるか。
そしてなんとか持ち上がっても、一人で重たいエンジンを持ち上げながら
エンジン下部にあるセルモーターを外すことは無理そうなので
そこをどうするかが問題ではありますが、
ちょっと上手い事行けそうな方法を考えついていたので自分でやってみる事にしました。


上記部品をすべて外しエンジン取り外しに掛かります。

エンジンは4点で留まっています。



この4点を外す前に、みんなやってる方法なのかもしれませんが…^^;
ラチェット式のタイダウンベルト2本でフレームの上から
エンジンを吊り下げるように掛けておき
その後フレームに固定している4点を外し、タイダウンベルトのラチェットをカリカリ…
と縮めることでエンジンが持ち上がるようにしました。









このくらい上がれば楽勝でセルモーターは外れます。
ってか、外れてますね(笑)

最初、スイングアームを外さないで何とかできないか…と横着な考えを起こし
④を外さないでそこを軸(中心)に持ち上げて外すチャレンジをしてみましたが
フレームとエンジンが干渉してしまう箇所があり出来ませんでした。
やっぱり横着はダメですね^^;


で、無事セルモーター摘出に成功したので、モーターの中の確認です。
ご対面~(*´ω`*)
パカッ!




Σ(・ω・ノ)ノ!

つづく