徒然なる読書日記、たまに映画日記 -40ページ目

『偶然の確率』 アミール・D・アクゼル 高橋早苗(訳)

今回は僕の嫌いな確率の本、偶然の確率です。

この本はぜひ「確率って何?」って人に読んでいただきたい。
もしくはこれから確率を学ぼうという高校生に。
確率がものすごい分かりやすく、かつそんなに簡単でなく書いてある本は珍しいです。

本来起こるかどうかわからない事象を数学というツールを用いてなんとかしようという人間の努力が「確率」です。
未来への不安を「確率」で払拭しようという努力といってもいいかもしれません。

文中では、有名な「ランダムウォーク」から「幸せな結婚の為には何人目の女と結婚すればよいか」まで多岐にすらすらと読める割には内容は充実してます。

僕が面白いなと思ったのは
「自分が平均寿命より長生きする確率は50%よりも高い」
「他人と誕生日が一致する確立は以外に高い」
です。

数学的に計算してみると、普段偶然の一致だ!と思える事柄が意外に高い確率で起こるんだとビックリしました。

しかし、カジノでは絶対に勝てないという結論はちょっと残念です。

『チーズはどこへ消えた?』

2000年のベストセラーですが読んでなかったので。

チーズはどこへ消えた?/スペンサー ジョンソン

¥880
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物語は2匹のねずみと2人の小人が『チーズ-この物語の中では死活を制するもの-』を探すというもの。
この2匹と2人にはそれぞれキャラ設定があり、それぞれ
・変化を当たり前だと思う者
・変化に敏感に動く者
・変化を認めない者
・変化を認めなければいけないと気付く者
となっている。
彼らが当たり前にあると思っていたチーズ無くなった時にどう動くか・・・

あまりネタバレしてもしょうがないので、内容はこれくらいにして。

この本のいいところは、
3部作になっていて
1.同窓会である一人がいい物語があるとみんなに話しを始める。
2.『チーズはどこに消えた?』をその一人が話す。
3.この物語についてみんなで議論する。
というところ。

本を読んだら他の人とあーだこーだ言いたい人間にとっては良い作りになってます。
そんな考えもあるのか、そんなことまで考えてるのか、といった具合に大変参考になります。


物語が進行するにつれ、教訓が幾つか出てくるんですが、
僕のお気に入りの教訓は
『もし恐怖がなかったら、なにをするだろう?』
どういう意味かは、ぜひ呼んでみて納得してください。

『デトロイトメタルシティ』

デトロイト・メタル・シティ スタンダード・エディション

¥3,180
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あらすじ
オシャレな渋谷系ミュージシャンを夢見て上京した純情青年、根岸崇一。ところが事務所の豪腕女社長は彼を悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ(DMC)”の“ヨハネ・クラウザーII世”としてデビューさせる。ポップソングが好きな憧れの女性・相川さんにバレないよう必死の根岸だったが、DMCは瞬く間に人気バンドとなってしまい…。

監督・キャスト
監督:李闘士男
キャスト:松山ケンイチ、細田よしひこ、秋山竜次、松雪泰子、加藤ローサ、大倉孝二

感想
漫画を先に読んでから見ました。
なんだか映画用にかなり大衆向けにうまくまとまってましたね。

漫画だともっとハチャメチャなイメージあったけど、
映画ではクラウザーさん=根岸君っていう苦悩とかやさしさとかお母さんとの関係とか感動的に描かれている感じでした。
どちらがいいというわけでもなく、両方見るのをお勧めします。

何よりキャスティングがすばらしいと思います。
主要キャストもそうですが、
ダイノジとかKダブとか岡田君(V6じゃない方)とか、思わずニヤッとしちゃうキャストにやられました。


余談ですが...
松山ケンイチによく似ているといわれるので根岸君がくねくねしながら下手な歌を歌っているのを見るとなんとなく恥ずかしくなります笑