核サイクル "原子力が支える村"...六ヶ所村の真実
核サイクル "原子力が支える村"...六ヶ所村の真実
古賀茂明氏[経済産業省官房付](写真:柚木 裕司)「あなたにふさわしいポストはないので辞めてください」
経産省キャリア官僚、突然クビになりそうなわけ
「あなたにふさわしいポストはないので辞めてください」
経産省キャリア官僚、突然クビになりそうなわけ
山根 小雪 【プロフィール】 バックナンバー2011年7月1日(金)日経ビジネス
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霞が関きっての改革派キャリア官僚、古賀茂明氏が突然の退職勧告を受けている。
古賀氏は1980年に東京大学を卒業後、通商産業省(現在の経済産業省)に入省。産業再生機構執行役員や経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年には国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、急進的な改革案を次々と提案した経緯がある。審議官退任後も、メディアなどを通じて公務員制度改革の必要性を訴え続けてきた、“戦う官僚”だ。
今年5月には、「日本中枢の崩壊」(講談社)を発刊し、民主党政権の公務員制度改革や福島第1原発事故への政府の対応を批判した。
経産省は「個人の人事については回答できない」としている。なぜ古賀氏は退職を勧告されているのか。その真実を古賀氏本人が明かした。
(聞き手は山根小雪=日経ビジネス記者)
—— 退職を勧告されたのは、いつなのですか。
古賀茂明氏[経済産業省官房付](写真:柚木 裕司)
古賀 6月24日に経済産業省の松永和夫・事務次官に呼ばれて、「あなたにふさわしいポストはないので辞めてください」と言われました。それ以外に、退職を勧告する理由はありませんでした。
官僚を理由もなくクビにすれば、話題になります。国会期間中は避けたいと考えるのが政治家の発想でしょう。それでも、このタイミングで退職勧告をするということは、それなりの理由があるはずです。
—— 著書などで福島第1原子力発電所事故の賠償をめぐる「原子力損害賠償支援機構法案」のあるべき姿を提案されましたね。今後、野党自民党から国会に呼ばれる可能性もありそうな状況です。現職の官僚を国会に呼んで説明させるのは容易ですが、退職後は難しくなる。だから慌ててクビにしようとしたという見方もされてますが。
確かにそう考えればつじつまが合いますね。
—— 辞める時期はいつになるのですか。
松永次官はうむを言わさず「7月15日までに退職を」と言いました。話が急だったので一応回答は留保しました。天下り先が決まっている普通の退職勧奨とは違ってそれまでに仕事を見つけるのは至難の業でしょうね。
—— 実際、お辞めになるのですか。
まだわかりません。ただ、ポストに執着するつもりはありません。そもそもこの話には経緯があります。昨年7月初めに、当時の望月晴文・事務次官と膝詰めで話しをして、4カ月の猶予を持って10月末に経産省を辞めることにしていたのです。
ところが、想定外の出来事が2つ起こりました。
1つは、昨年10月の参院予算委員会で仙谷由人官房長官(当時)に“恫喝”されたこと。かねて主張してきた公務員制度改革について発言に対するものでした。
もう1つの想定外は、私の地方出張に関して野党からの批判を受けた当時の大畠章宏大臣が、「いじめるつもりはなかった。ふさわしいポストに処遇する」と発言したことです。これで10月末の退職はいったん、棚上げとなったのです。
今年の冬に松永次官と話した際には、「仕事を下さい」と申し上げました。まだ官僚として日本の未来に貢献したいという強い思いがあります。ただ、「絶対に仕事はさせないというなら言ってほしい」「ある程度の時間的余裕を持って」とも伝えたのです。
その後、東日本大震災が起き、経産省内が慌ただしい時期が続きました。そして6月24日の退職勧告へとつながったのです。
「キャリア官僚の人事は大臣がやるべきだ」
—— このまま退職することに不満はないのですか。
このまま辞めると後輩たちに迷惑をかけるのではないかと危惧しています。役所には、退職にまつわる制度がありません。天下りなしの場合にどれだけの猶予を持って退職を勧告するのかも定かではない。ルールを整備して欲しいですね。
かねて主張してきた公務員制度改革の一部でもありますが、大臣に幹部官僚の人事評価をしてもらいたいと思っています。政治主導の官僚人事をすることで、官僚は次官のために働くのではなく、大臣のために働くようになる。それが、省益を求める現在の姿勢から、国民のために働くことへと変えるはずだからです。
逆に、大臣の名前を使って、次官が自分の気に入らない官僚をクビにできるとなるとこれは官僚主導をますます強めてしまいます。
海江田万里大臣と直接お話しをして、お考えを確認したいと考えています。最終判断はそれからします。
今の、日本の政府は腐っているとおもいませんか??
辞任の松本復興担当大臣の後任人事 調整難航か(11/07/05)
松本龍復興担当相が辞任
松本復興相が失言問題で辞任、菅首相の復興推進に打撃
[東京 5日 ロイター] 松本龍復興担当相は5日、東日本大震災で被災した岩手、宮城県知事との会談で失言した責任をとり、菅直人首相に辞表を提出、受理された。
同氏は今月3日に両知事と面会した際、「知恵を出さないやつは助けない」などと発言、被災地住民の感情を逆なでする言動だとして野党などから厳しい批判をうけていた。迅速な復興推進を掲げて政権維持を図る菅首相にとって、その要となる復興担当相の辞任は大きな打撃となる。
松本氏は6月27日に復興担当相に任命されたばかり。就任後、被災地訪問として今月3日に岩手、宮城両県を訪れた際、達増拓也岩手県知事、村井嘉浩宮城県知事と会談。達増知事に対して、「(私は)九州の人間だから東北の何市がどこの県か分からない」「知恵を出したところ(自治体)は助けるけど、知恵を出さないやつは助けないぐらいの気持ちを持って」と発言。村井知事には「政府に甘えるところは甘えていい。こっちも突き放すところは突き放す。そのくらいの覚悟でやっていこう」などと話したという。
共同通信などによると、松本氏は5日朝、首相と首相官邸で会談。5日午前の閣議を欠席し、その後の記者会見で「言葉が足りなかったり荒かったりして被災者の心を痛めたことを本当におわびしたい」と自らの失言を陳謝した。ただ、辞任を決めた理由については「個人的な都合」とだけ語り、詳細は明らかにしなかった。
おまけ
「菅が悪い」と退陣宣言の菅首相のせいにして官僚サボり中
2011.07.05 16:00
国民不在で政局が迷走を続ける一方、被災地支援や国民生活はどんどん追い詰められている。経産省の現役幹部でありながら、実名で政治・行政の機能不全を告発する古賀茂明氏が有権者不在の菅政権を一刀両断する。
* * *
――今、菅直人首相の下で官僚はサボタージュしていると聞きます。
古賀:菅さんは皆に嫌われてしまった。多くの官僚が口を揃えて言うのは「勝手にやれば怒られる。相談すれば決めてくれない」というものだ。責任を取らないリーダーの下では官僚も動けない。
――退陣表明した後の首相の下ではますます霞が関は動かないのでは?
古賀:官僚は決まったことはできるが、政治判断が必要なことはやらない。総理が替わっても民主党として継続性があればいいが、菅さんが引きずり降ろされるならば、その指示もひっくり返される可能性がある。動くだけムダであり、一生懸命やるインセンティブがないからますます動かない。そしてさらに悪いのはすべて「菅が悪い」と総理のせいにできるからサボる。
震災復興ではいつもと違ったことが次々に発生する。そのため判断が必要となる。平時以上に、責任を持って判断するリーダーシップが政治に求められるにもかかわらず、発揮できていない。
そのため霞が関は止まっている。こうしたいびつな状態が長く続いてしまっているが、もう被災地も国民生活も限界だと思う。国益を損ねている。
※SAPIO 2011年7月20日号
菅首相、無言貫く=記者会見も拒否—復興相辞任
時事通信 7月5日(火)22時42分配信
菅直人首相は5日、松本龍前復興担当相の辞任をめぐる記者会見の要請や記者団の質問に一切応ぜず、無言を貫いた。
松本氏の辞任に関し、記者団は5日夜、皇居での認証式に向かうため首相官邸を出る首相に「任命責任を感じているか」と声を掛けた。首相は記者団をちらっと見たものの、無言。公務を終えて公邸に戻る際、記者団が同じ質問をしたが、首相は首を少しかしげ黙って通り過ぎた。
首相は東日本大震災発生後、記者団の「ぶら下がり取材」に応ぜず、6月以降は記者会見を2回開いただけだ。内閣記者会は5日、首相の会見を求めたが、官邸サイドは拒否。枝野幸男官房長官は「前例によれば、閣僚1人の交代で首相会見はないと聞いている」と記者団に説明した。
世界は注目している・・日本の恥・・
東北の被災地の方々にとっても・・・
迷惑この上ない話し・・・・・
この際、菅さんといっしょに・・
議員も辞めた方がいいんじゃないか??
次の復興相、平野達男とは?【青山繁晴】
自由が丘
熱中症死、1か月で19人…搬送は8372人
5月30日~7月3日の熱中症による死者が19人に達し、昨年同時期(6月1日~7月3日)の5人の約4倍となったことが5日、総務省消防庁の統計(速報値)でわかった。
搬送されたのは8372人で、昨年同時期(2704人)の約3倍。梅雨のさなかに猛暑が続いているのが原因とみられ、総務省消防庁は「節電が呼びかけられているが、無理せず、エアコンや扇風機を上手に使って、熱中症を予防してほしい」としている。
気象庁によると、昨年は、7月3日までに、最高気温35度以上の猛暑日が計4日で延べ20か所だったが、今年は3日までに計11日、延べ245か所と猛暑ぶりが際立っている。6月29日には、今年最多の全国74か所で猛暑日を記録し、全国で1154人が熱中症により搬送され、うち6人が死亡した。
(2011年7月5日22時18分 読売新聞)
どこも暑くって・・・
暑い渋谷・・熱中症にきおつけよう!!
松本復興相、宮城県の村井知事を叱責
松本復興相、宮城県知事を叱責 記者恫喝
無能すぎる松本龍復興担当大臣/菅改造内閣は被災者殺しの人事
松本復興相、宮城県の村井知事を叱責
松本龍復興担当大臣が就任後初めて、3日、宮城県庁を訪れましたが、村井知事が出迎えなかったことに腹を立て、知事を叱責しました。
宮城県庁を訪れた松本龍復興担当大臣。村井知事が出迎えなかったことで顔色が変わります。
「(村井知事が)先にいるのが筋だよな」(松本龍復興相)
笑顔で現れた村井知事、握手を求めますが、拒否。応接室が緊張します。そして要望書を受け取ると、松本大臣が語気を強めて自らの考えを伝えます。
「(水産特区は)県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々は何もしないぞ。ちゃんとやれ。お客さんが来るときは、自分が入ってきてからお客さんを呼べ。長幼の序がわかっている自衛隊なら、そんなことやるぞ。しっかりやれよ。今の最後の言葉はオフレコです。書いたらもうその社は終わりだから」(松本龍復興相)
松本復興大臣のこの言動は波紋を呼びそうです。(04日05:01 毎日)
「知恵出さないと助けない」=松本復興相、岩手、宮城で発言
松本龍復興担当相は3日、東日本大震災の被災地の岩手、宮城両県を就任後初めて訪問し、両県知事と会談したが、配慮に欠けるとの指摘を受けかねない発言を相次いで行った。
達増拓也岩手県知事に同相は、「(国は)知恵を出したところは助け、知恵を出さないところは助けない、そのくらいの気持ちを持って(ほしい)」と話し、復興に向け、被災地側が具体的な提案を行うよう注文した。
このほか、「九州の人間だから東北の何市がどこの県か分からん」とも述べ、政府の事務方が「しょっちゅう(被災地に)入っているのに、何をおっしゃる」とフォローする場面も。
その後の村井嘉浩宮城県知事との会談で同相は、宮城県が漁港の集約化を国に要望していることについて、「3分の1とか5分の1に集約すると言っているけど、県の中でコンセンサス得ろよ。そうしないとわれわれ何もしないぞ」と述べ、県内での合意形成を急ぐよう求めた。会談の場に知事が同相より遅れて入ったことについても、「お客さんが来る時は自分が入ってから呼べ」と話した。(2011/07/04-01:28時事)
松本氏は先月末の内閣改造で新設された復興担当相に就任しました。6月27日に環境相を退任し、復興相と防災担当相を兼任しています。6月28日には復興相就任会見で「3月11日以来、私は民主も自民も公明も嫌いだ」と発言、批判を受け謝罪をおこなったばかりです。
やっぱり小人物…松本龍が被災地でブチ切れたワケ
2011.07.04ZAKZAK
村井知事(右)を恫喝した松本復興相(左)の暴言は被災地の心情を大いに傷つけた
松本龍復興担当相が独特のこわもてでブチ切れた。3日午後に宮城県庁を訪れた際、村井嘉浩知事が出迎えなかったことに腹を立て、握手を拒否したうえ、「突き放すところは突き放す」などと言い放ったのだ。報道各社にも「最後の言葉はオフレコ。書いたらその社は終わりだ」と恫喝。菅直人内閣の復興の遅れに苦しむ被災者らの気持ちを理解しているのか。
「(知事が)先にいるのが筋だよな」
松本氏は県庁応接室に通された際、村井知事が出迎えなかったことで顔色を変え、同行した官僚にこう語りかけた。
数分後、村井知事が笑顔で到着したが、松本氏は握手を拒否。応接室に緊張が走った。村井知事が県内の漁港を集約する構想などに関する要望書を手渡すと、松本氏は大臣とは思えないべらんめぇ口調でこう言った。
「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと、こっちも何もしないぞ」
さらに、松本氏は復興に向けた政府指針を今月中に策定する考えを強調したうえで、「政府に甘えるところは甘えていい。こっちも突き放すところは突き放す」などと話し、最後にこう語った。
「いま、(知事は)後から入ってきたけど、お客さんが来るときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか? 長幼の序が分かっている自衛隊なら、そんなことやるぞ。わかった? しっかりやれよ。今の最後の言葉はオフレコです。いいですか? 書いたらその社は終わりだから」
報道各社が取り囲んだ取材がオフレコになるはずがなく、新聞各紙だけでなく、地元テレビ局や在京テレビも「松本大臣、被災地で放言」「松本復興相、宮城県知事を恫喝!」などと報道。インターネット上でも、この動画が繰り返し再生された。村井知事は自衛隊出身。
九州出身で独特の存在感を発揮している松本氏。国会は明日から正常化する予定だが、松本氏の発言の真意や閣僚としての資質を野党が国会で追及する可能性もある。

松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発
「がんばれ東日本」などと書かれたサッカーボールを達増拓也・岩手県知事(左)に手渡す松本龍復興担当相=岩手県庁
「がんばれ東日本」などと書かれたサッカーボールを達増拓也・岩手県知事めがけて蹴る松本龍復興担当相。達増氏はボールを取り損ねた=3日、岩手県庁
松本龍復興担当相は3日、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県を訪ね、両県知事と会談した。前日の福島県に続く就任後初めての被災地訪問だが、被災者の感情を逆なでしかねない発言を連発した。週明けの国会で野党が追及する可能性もある。
最初に訪れた岩手県庁の玄関前では、衛藤征士郎・衆院副議長からもらったというサッカーボールを持ち出し、「キックオフだ」と達増拓也知事に蹴り込んだが、達増氏は取り損ねた。
会談では、仮設住宅の要望をしようとする達増知事の言葉を遮り、「本当は仮設はあなた方の仕事だ」と指摘。仮設住宅での孤独死対策などの国の施策を挙げ、「国は進んだことをやっている。(被災自治体は)そこに追いついてこないといけない。知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないやつは助けない。そのくらいの気持ちを持って」と述べた。また、「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」と冗談めかして話した。
午後に訪問した宮城県庁では、応接室に後から入ってきた村井嘉浩知事に「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ。しっかりやれよ」と語った。被災した漁港を集約するという県独自の計画に対しては「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」などと厳しい口調で注文をつけた。
松本氏は防災相から引き続き震災対応に当たることもあって村井氏は面会後、記者団に「地元のことをよく分かっている方が大臣に就任して喜んでいます」と述べた。しかし、ある県幹部は「被災地に来て、あの言動はない」と憤っていた。(山下剛、高橋昌宏)
防災担当大臣が「更迭」された理由 4月03日(日) 週刊現代永田町ディープスロート「防災担当相」という肩書なのに、この非常時にまったく顔を見ない大臣がいる。松本龍大臣のことだ。「官邸に引きこもって閣議後の定例会見すら開かない。取材対応も記者との立ち話程度で、原発のことを聞くと『私は担当じゃないから』と逃げる。何をやってるのかさっぱり分からない」(全国紙政治部記者) 地震発生時にはパニックに陥り、以来、会見もできない。こんな人物を防災担当相に据えた菅首相の責任は大きい」(全国紙編集幹部) 震災が発生した3月11日から震災が発生した3月11日から数日間、被災地救援や物資輸送が滞り、その後の活動に多大な悪影響を及ぼしたが、松本氏はその 元凶 と目されている。「官邸の危機管理センターに詰めていた松本氏がまったくの役立たずで、自衛隊の初動が遅れたのです」(全国紙政治部デスク)
<松本復興相>就任後、次々物議 周辺は「投げやり」指摘も
毎日新聞 7月4日(月)21時59分配信
記者の質問に答える松本龍復興担当相(中央)=東京都港区で2011年7月4日午後3時31分、木葉健二撮影
東日本大震災の復興を担う松本龍復興担当相が4日、被災地の岩手、宮城両県知事に対する乱暴な発言で陳謝に追い込まれた。6月28日の就任会見で「民主党も自民党も公明党も嫌い」と発言し、1日に陳謝したばかり。防災担当相として震災の政府対応を担ってきた強い自負が、被災県の知事や国会に対する不満につながったとみられるが、発言は知事を通り越し、被災者自身に不快感を与えてしまった。松本氏は菅直人首相の「延命」にも批判的で、周辺は「本音は復興相をやりたくないのでは」と、松本氏が投げやりになり、不満の矛先を菅首相に向けている可能性を指摘する。
【松本復興相】「助けない」発言陳謝 辞任はしない考え強調
「3月11日からずっとこの間、5月5日に丸一日休んだことを除いて、ずっと東北の問題にかかわってきた」。松本氏は4日、記者団に対し、被災者への陳謝とともに、震災後の自らの役割も強調した。松本氏は被災地を何回も訪ね、一部の市町村長とは携帯電話で連絡を取り合う関係を築いた。一方、政府内には、仮設住宅の整備などを巡り「県は自助努力をせず、国に責任を押しつけている」(内閣官房幹部)との不満が募っていた。
3日の村井嘉浩宮城県知事に対する「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々、何もしないぞ」という発言の背景には、村井知事が主張する漁港の集約や民間参入に、地元漁協が反対している現状への不満がある。松本氏は4日も「知事との話は真剣勝負」と強調した。
10年9月の入閣後、目立った発言のなかった松本氏だが、菅首相が震災と原発事故で「一定のめど」をつけた後の退陣を表明した翌日の6月3日の記者会見で「一日も早く退陣した方がいい」と6月中の退陣を要求。復興相就任も2回固辞していた。最終的には受け入れたが、6月28日の就任会見にはサングラス姿で現れるなど、物議を醸した。
就任会見での「民主も自民も公明も嫌い」との発言は、政局的な駆け引きばかりが目立つ国会への批判として評価する声もあったが、松本氏の周辺は「矛先は菅首相」と指摘する。自民党の谷垣禎一総裁は「松本さんはやる気を失っているのではないか。もう菅さんの下でやっているのは嫌だ、という表現だと思う」との認識を示した。【中井正裕】
松本復興相「博多の人間でB型で短絡的だから」…岩手・宮城での暴言問題
2011年07月05日08時05分
提供:スポーツ報知
松本龍復興対策担当相(60)の被災地での暴言に対し4日、与野党から一斉に反発の声が上がった。民主党の斎藤やすのり衆院議員(42)=宮城2区=は「政府の初動遅れが市町村に迷惑をかけてきた。もっと謙虚な態度が欲しかった」とガックリ。地元からの「猛烈な抗議」を松本氏に申し入れる構えで「県民に謝罪してほしい」と求めた。
自民党の小野寺五典衆院議員(51)=宮城6区=は、松本氏を「元々ああいう口調の方」と心得てはいたが、さすがに立腹。しかし「これを政局にすれば復興の議論が遅れ、損をするのは被災地なので、グッとこらえる。借りを返す気で全力を尽くしてほしい」。大臣が野党議員から温情をかけられる始末だ。
松本氏は宮城県庁の応接室で待たされたことに不満を見せたが、これに村井嘉浩知事(50)は、対応に問題はなかったと説明。「ダメだと言うなら『松本大臣バージョン』の気を配った接遇をしたい」と皮肉った。県には知事への激励と松本氏を非難するメールが200件以上殺到した。
ハマダ(和幸氏)事件に続くマツモト問題。野党は松本氏の辞任を含め、責任を問う姿勢で、6日の衆院予算委集中審議では、菅直人首相(64)の任命責任も追及する構えだ。
民主党の岡田克也幹事長(57)から「謙虚にやってほしい」と電話で注意を受けた松本氏は「(発言は)問題なし」の認識。官邸などで「被災者の気持ちを傷つけたのは申し訳ない」と反省を見せた。しかし「博多の人間だから語気が荒かったりしたとは思う」「私はB型で短絡的なところがある」と、出身地や血液型のせいにした上、「まっすぐ前を向いて復興に当たっていく」と、やる気満々だった。
◆松本復興相の3日の発言
▽岩手県庁(達増拓也知事と面会)
「(私は)九州の人間だから東北の何市がどこの県か分からない。あれが欲しいこれが欲しいはだめだぞ、知恵を出せということだ。知恵を出したところは助けるけど、出さないやつは助けない。それぐらいの気持ちを持って」
▽宮城県庁(村井嘉浩知事と面会)
「(応接室で待たされたことについて)お客さんが来るときは、自分が入ってから呼べ。(陸上自衛隊出身の知事に)自衛隊上がりで、あんたは分かっているだろうけど。言われなくてもしっかりやれよ。今の部分はオフレコな。書いた社はこれで終わりだから」
具体的な問題をおこしましたね・・
こいつが悪いのか・・・選んだ奴が、悪いのか・・
被災地の復興を、妨げることはできても・・
震災復興なんて・・とてもじゃないができないだろう・・
線量を測るベラネク氏。チェルノブイリの汚染調査にも参加したエキスパートだ
基準値の10倍以上。コバルト60まで出た。いますぐ子供たちは集団避難すべきだが、政府はもちろん黙って知らんぷり
恐れていたことが現実になろうとしている。
「ここ福島市は、子供が住んではいけない場所になってしまいました。本来は集団避難するしかないんだ。でも政治家は誰もそれをわかっていない。いや、むしろ知りたくないと思っているんでしょう」
福島市に住む中手聖一氏(50歳)は、怒りをこらえてこう語る。
日本政府は4月19日、子供たちの年間被曝量の上限を、それまでの1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに突然引き上げた。中手氏は、その暴挙に抗議すべく結成された「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の代表を務める。
福島第一原発から約60km離れた福島市は、政府が指定した避難区域にもちろん入っていない。だが浪江町、飯舘村と、原発から北西方向の汚染が特にひどいのは周知の事実であり、「福島市も危険ではないか」という懸念は早くから囁かれていた。
「浪江、飯舘のようにまんべんなく放射線量が高いのではなく、いわゆるホットスポット(突然数値が高くなる場所)があちこちに隠れているのが福島市なんです。でも政府が『安全だ』と言い張るから住民の危機意識が低い。そのことが事態をより深刻にしています」(中手氏)
安全でないことに住民が気付けない—放射能汚染が「目に見えない」ゆえの恐怖だ。そして目に見えないのをいいことに、対応を先延ばしにするのが今の日本政府の常套手段となっている。
県庁所在地の福島市には官公庁や県内の主要企業が集中する。抱える人口は29万人強。それなのに政府は何の対策も講じようとはしない。
「国が何もしてくれないなら、自分たちで考えて動くしかない」
そう決意して、中手氏は前述のネットワークを立ち上げたのだ。
6月7日、中手氏も見守るなか、福島市内である緊急調査が行われた。
調査の主体となったのは国際環境NGOのグリーンピース。中手氏らの思いに呼応し、7人のスタッフが福島に急行した。
IAEA(国際原子力機関)に先がけ、3月27日に「飯舘村の線量が高い」と初めて発表したのはグリーンピースだった。その後も土壌や野菜、海産物の汚染状況を調べ、情報を公開し続けている。
注目すべきは、グリーンピースが4月11日時点で、早くも菅直人首相にこう要請していることだ。
〈放射線量が依然として高く、人口も多い福島市や郡山市を含む地域を「特別管理地域」と指定し、汚染度の高い地区を除染するなど適切な措置を早急にとること〉
言うまでもなく、この要請を政府は無視している。今回、改めて緊急調査に踏み切った理由を、グリーンピース・ジャパンの佐藤潤一事務局長が説明する。
「現在は学校の校庭や幼稚園、保育園の園庭の土壌汚染ばかりクローズアップされていますが、校庭・園庭が大丈夫ならいいのか。たとえば通園路や通学路はどうか。近くにある公園はどうなのか。子供たちが普通に生活するなかに、様々な危険が潜んでいます。保護者の方からも希望があったため、詳細な調査に踏み切ることにしました」
日本政府が適切な情報発信をしないこともあり、「フクシマ」の汚染実態は、いまや世界各国の関心事となっている。今回の調査のためにグリーンピース本部のトップ、クミ・ナイドゥ事務局長と、核・原子力問題担当部長のヤン・ベラネク氏が来日。直々に線量の測定を行うことになった。
本誌は調査に同行、次々に明らかになる事実を目の当たりにした。そのすべてをここにレポートする。
子供が遊ぶ公園で
調査チームはまず、福島市役所から車で5分ほどの場所にある公園で調査を開始した。
公園を調査対象にしたのは理由がある。福島県は国の安全基準である3・8マイクロシーベルト/時を上回る放射線量が計測されたとして、4月24日、県内の5つの公園に「1日1時間以内」の利用制限を出した。その後の調査で基準値を下回ったとして、すべての公園で利用制限が解除されたのが、調査前日の6月6日だった。
「そもそも、3・8マイクロシーベルト/時という数値は年間20ミリシーベルトの高い被曝限度を前提に算出されており、適切とはいえない。本来は利用制限どころの騒ぎではないんです。子供の健康に直結する公園は厳しくチェックすべきです」(前出の佐藤氏)
調査チームは、公園の隅に盛られた土の塊やトイレの裏の排水路など、数値が高いと予想される場所を調査していく。使用している測定器はベラネク氏の出身地であるチェコ製で、価格は日本円で約120万円。放射線の総量測定に加え、放射性物質の核種も特定することができる。
盛り土の計測値は6・3マイクロシーベルト/時(以下、測定値はすべて/時)だった。国の目安の1・7倍。数値の大きさに緊張が走る。公園の隅にあった枯れ葉の塊からも、4・2マイクロシーベルトを計測した。佐藤事務局長が言う。
「本来、汚染された枯れ葉はドラム缶などに詰めて20年、30年と管理しなければならない。焼却処分は放射性物質が広がるので論外です。こうして放置された枯れ葉が風で舞い散ると、汚染が拡大することになる」
さらに深刻な測定値が続く。トイレ裏の雑草が生えている地面は9・1マイクロシーベルト、トイレ入り口の排水路付近に至っては12・5マイクロシーベルトを計測した。同行していた地元の保護者は、驚きを隠さずに語った。
「小さい子供は、土や葉っぱが積み上がった場所に引き寄せられるように行きますよね。水たまりで遊ぶのも好きですから、枯れ葉や水まわりで高い数値が出たのはショックです。国や行政が安全だと言い張っても、もう公園で遊ばせる気にはなりません」
もう一つ、調査チームが重視したのは、この公園で検出された核種だった。セシウム134、セシウム137に加え、コバルト60が検出されたことを、測定器は示していた。
「コバルト60は自然界に存在しない人工の放射性物質で、半減期が5・3年と長い。60km離れた福島市で検出されたことは、原子炉のメルトダウンによって一定量のコバルト60が放出されたことを証明する、重大な事実です」(原子力工学が専門の九州大学特任教授・工藤和彦氏)
調査チームは初夏を感じさせる暑さのなか、揃いのジャンパーに長靴、防護マスク姿で放射線測定器を持ち歩いている。肌の色の違う男女の集団は、閑静な住宅地の公園ではかなり異様に映る。
そのため、調査チームが公園にいる間は、一般人は近寄ろうとしなかった。ところが調査が終わると、母親に連れられた幼児がすぐにブランコで遊び始めた。母子は、自分のすぐそばにホットスポットがあることを、もちろん知らない。
一行は次に、公園からほど近い市立渡利中学校に向かった。
福島県内の学校では、汚染された校庭の表土除去が始まっている。が、福島市は対応が遅かった。調査に同行した保護者によると、「失望して他県へ転出した家族も多い」という。
この日、渡利中でも校庭の表土を削る作業が行われていた。作業員によると、削り取った土は敷地内に穴を掘って埋め、仮置きしている。校庭の周囲にブルーシートが張られているのは、近隣住民から苦情が出たからだ。しかし、放射性物質の拡散を防ぐのにブルーシートが万全でないのは言うまでもない。むしろ目隠しのように思える。
年間240ミリシーベルト
汚染された土壌を採取する際、ベラネク氏は白い防護服に身を包んだ
チームが調査を始めようとする、まさにその時だった。一人の年配男性がやってきて、いきなり抗議を始めた。
「あんたたち、もうやめてくれないか。数値を測られるのが嫌だという住民もいるんだ。『ギャーギャー騒ぎ立てるな』というのが本心だよ。私は医者だが、この地域は住んでも問題ないと思っている。子供? それだって、危険を証明するデータなんてないだろ!」
そうまくし立て、去っていった。
この男性を責めることはできない。放射能に生活を脅かされているのは彼とて同じことだ。
しかし、政府が「健康被害より風評被害」を強調してきたことで、国民が健康被害を過小評価している現実がある。特に子供や妊婦に関しては、周囲も含めて危険性を認識することが必要不可欠となる。
渡利中で土壌の除染が始まるより前、中手氏が独自に調べたところ、駐車場そばの倉庫周辺の土は360マイクロシーベルトを記録していた。
今回、除染が済んだ土に測定器を近づけると、それでも45マイクロシーベルトを表示した。基準値の約12倍。国の計算では年間に240ミリシーベルトを浴びる量だ。福島第一原発の最前線で働く作業員の被曝限度(250ミリ)に近い。ベラネク氏の表情が険しくなる。防護服を着用し、土を採取する。
中手氏が校庭の除染作業を眺めながら言う。
「見てください。校庭の土を除染する横で、いつも通り授業をしている。どう考えても矛盾しているでしょう。でもこれが、国と行政の対応なんです。すべてが場当たり的で、長期的な展望がない。今いちばん必要なのは、子供たちを安全な場所に避難させることなんです」
チームは次の調査に移った。渡利中学校から約200m離れた私立保育園「こどものいえ そらまめ」の通園路の測定だ。住宅街を通る片側一車線の道路を一行は進む。
歩道の線量を測っていく。泥や落ち葉が蓄積した側溝で線量が高くなる傾向があるので、重点的に調べる。側溝は平均で約2マイクロシーベルトだった。
「側溝の下の汚泥や落ち葉は、雨で流れたのかもしれませんね」
とグリーンピースのスタッフが言う。しかし忘れてはならない。本来、住宅地の線量は0・1以下だ。連日のように福島の「高レベル汚染」が報道され、私たちの感覚も徐々にマヒしている。国が定めた3・8マイクロシーベルトという基準は、けっして「安全」を意味していない。これは、小佐古敏荘参与が「子供の安全に責任を持てない」と涙し辞任した、年間20ミリシーベルトから算出された、まやかしの安全基準なのだ。
保育園が近づいてくる。正門が見えるあたりに剣道場がある。その周辺を調べ始めた時、ベラネク氏の持つ測定器の示す数値が突如上昇を始めた。
2・6、5・4、8・1、11・0、14・2、17・7・・・。勢いよくデジタル表示が更新されていく。最終的には19・6マイクロシーベルトを記録した。
そこはちょうど、雨どいから水が流れ落ちる場所だった。ベラネク氏が言う。
「一般的に汚染度が高いのは、植物の生えているところ、土がむき出しの地面、コンクリートやアスファルトの順番です。そしてもっとも危険なのが、雨どいの排水口の下なのです。それが溝などに繋がっていればまだマシですが、地面に垂れ流しになっていると危ない。屋根に降り積もった放射性物質が雨で流され、排水口の下にたまるんです。そこが土の地面だったり、植物が生えていたりすれば、数値はより高くなる。だが、福島の人々はその事実をほとんど知りません」
不安な表情で調査を見守っていた保護者が、
「・・・犬は大丈夫なんでしょうか。先ほどから聞いていると、線量が高いのはうちの犬が好きそうな場所ばかりです。犬を通して子供が被曝する可能性はないのか心配です」
とつぶやいた。
自主避難しかない
さらに、剣道場玄関脇の雨どいの下で、数値がさらに跳ね上がった。
35マイクロシーベルト。
園児が保育園に通うために、普通に歩いて通る道の脇に、基準値の9倍を超えるこのホットスポットがある。もちろん、この事実は氷山の一角にすぎない。そらまめ保育園もこの剣道場も、福島市街の何の変哲もない住宅地にある。
福島市内の他の多くのエリアが、同じ状況に晒されている。それはもはや疑いようのない事実だ。グリーンピースが「福島市を特別管理地域に指定して、汚染度の高い場所を除染する」よう政府に求めてから、もう2ヵ月になる。その間、国会では政治家が政争を繰り広げるばかりで、福島市内のホットスポットは議論の俎上に上がることすらなかった。
一行は園内へ。実は5月6日、グリーンピースは園内の線量を測定している。その時は、園庭にあるブランコの木製椅子部分が27・27マイクロシーベルトだった。もっとも高かったのは園の裏側に積んであった枯れ葉で、なんと90・90マイクロシーベルト。門間貞子園長が語る。
「震災後、園児数は23名から9名に激減しました。ショックだったのは、『土が危ないからビル内の保育園に移ります』と言われたことでした。土や草に戯れ育つのが子供です。そのためにこれまで、天然の遊具を使ってきたのに・・・。5月14日に地域の住民らの助けを受け、汚染された表土を除去し、園内の一角に掘った穴に埋めました。困ったのはやはり雨どいの下で、いくら掘っても線量が高いのです。土を入れ替えた結果、表土の線量は5月15日時点で9・09から0・39まで下がりました」
土の入れ替えが終わり、自宅待機していた子供たちも少し戻ってきた。が、除染をしても問題は残る。
「ひとつは遊具。高圧洗浄機で除染しても数値は3割から5割しか下がらない。ほとんどの遊具を取り外し、園内に保管したままです。取り除いた表土もビニールシートをかけて保管していますが、どう処理するのか見当もつかない。汚染された物質をいつまで園内に置いておくのか。国は早く対処法を示してほしい。不安と緊張の中にいる現場の気持ちを、少しでもわかってほしいんです」
そらまめ保育園に5歳の娘を預ける鈴木晃代さんもこう話す。
「『今一番ほしいものは線量計』というお母さんは多いですね。子供を放射線量の少ない地域に避難させるか、それともこのまま生活していくか、悩み続ける毎日です。国会の不毛なやり取りを見て、いずれにせよ自主避難しかないな、とは思っています」
グリーンピースのトップであるクミ・ナイドゥ氏は調査を終え、厳しい表情でこう語った。
「いまフクシマは、親が住むのに世界で一番つらい場所かもしれない。誰もサポートしてくれない。子供に何もしてやれない。私の出身地、南アフリカもそうでしたが、子供に危険が迫った時、守ってやれないのは親として悲しく切ないことです。今日はその現実を目のあたりにしました」
チェルノブイリでは、福島市内と同レベルの汚染地域はすべて避難区域に含まれていた。世界最悪の放射能汚染は、今この瞬間も、静かに進行している。
被曝した福島の子供たちが東京で健康診断
2011年06月23日21時16分
田中龍作
医師らの問診を受ける母と子供たち。長いケースでは40分にも及んだ。
子供の体調を心配する母親の思いが東京まで足を運ばせた。東電・福島第一原発の事故により被曝した子供たちのための健康相談会が23日、港区芝公園で行われた(主催:こども福島情報センター)。
母親と子供たちを福島から招いたのは「アースデー東京タワーボランティアセンター」。母親に手を引かれた子供18人(ゼロ才~8才)が医師の問診を受けた。
母親たちの心配は尋常ではない。事故発生以来、3か月以上経つが、事故収束のメドは立たず、原発からは絶えず放射性物質が撒き散らされているのだから。文科省が校庭の放射線の許容量を20mSv/年としたことも親たちの不安と怒りを掻き立てた。
不安は溜りに溜まっているのだろう。問診は短くて15分、長い母子は40分にも及んだ。
福島市内でも最高レベルの線量が測定される小学校に子供(小3)を通わせる母親に話を聞いた—
「目の下のクマが気になる。先月末に鼻血と下痢があった」。母親は問診前、我が子の体調をこのように話した。
小児科医の問診を受けること、20分あまり。母親は目を赤く腫らしていた。「医師からは『(福島に)戻るな』と言われた。『住み続けると19才までに発ガンする可能性がある。早ければ1年後に発症する』と言うことだった」。
すぐにでも避難したいところだが、この母子には簡単に福島を去れない事情がある。夫(父親)は地方公務員で家のローンが残っているからだ。
家族ぐるみで他県に移り住めば収入はなくなる。夫が福島に残れば、家族は離れ離れになる。「もう絶望的」、母親は肩を落とした。多くの家庭は同様の事情を抱えている。
健康相談会を終えた医師(3人のうち2人)が記者会見を開き、次のように述べた——
黒部信一医師(小児科)「福島の子供たちはハイレベルの放射線を浴びているので、皆避難させたいが、転出先でストレスが溜まると病気になりやすくなる。福島から来た子供は放射能を浴びている、などといわれのない差別を受けることもある」。
山田真医師(小児科)「毎日、不安のなかで生きていくのはストレスが大きい。長期は持たない。不安とストレスのない地で生活した方がよい。子供らしい生活ができた方がいいと(母親たちに)アドバイスした」。
前出の母親は医師の勧めを受け入れることにした——
「夫を残して自分たちだけ逃げるのは心苦しいが、子供を守るために決心した。先生(医師)が背中を押してくれた。住み慣れた福島を離れなければならない。誰を恨めばよいのか」。
原発はひとたび事故が起きれば、夥しい数の人々を不幸のどん底に突き落とす。海江田経産相や政府のお歴々は簡単に「再稼働」を口にするが、被曝者を救うことの方が先ではないのか。子どもの未来を考えない国家に将来はないのである。
チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染 3 4.flv
小佐古内閣官房参与辞任・20ミリシーベルト問題
「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」??
原発推進派→大橋弘忠氏(東京大学)
原発反対派→小出裕章氏(京都大学)
放射線量の基準値 年間20ミリシーベルトについて 武田邦彦 2011.5.2
武田「完全に気が狂ってます」
福島原発70km圏外退避すべき! 米英も原発事故過去に隠蔽!4/26バズビー(字幕)
おそろしい放射能災害・・・・が広がっている・・
政府は汚染と人体蓄積を、もっと公表すべきだ・・
7月1日発売(PHP研究所)
佐々淳行氏に聞く菅首相のエピソードと市川房枝氏
2011/06/30 11:12
今朝の毎日新聞政治面に、とても興味深い囲み記事が載っていました。民主党国対の役員室に、「感動した。菅どうした」「百害あって一利なし」「宰相不幸社会」と書かれた「書」が貼られたという内容です。今回の浜田和幸参院議員の一本釣りをはじめとする菅直人首相の政治手法に、政権内部にもいかに不平不満が鬱屈しているかを示すエピソードですね。
自分の党の代表である現職首相を、ここまで悪し様に言わざるを得ない心中はいかばかりかとも思いますが、さっさと辞表をたたきつけろとも言いたくなります。
で、その菅首相は昨夜、自分のせいで国会が1週間以上も空転していることなどどこ吹く風と、首相官邸を4時間も離れて寿司屋→焼き肉店→イタ飯屋と3軒はしごし、いい気分になっていました。同席者によると、1軒目ではビールと焼酎を飲んでいたそうですが、店を見るとこのほかマッコリだとかワインだとかも飲んでいそうですね。いい気なものです。
菅首相はよく、被災者のことを24時間忘れたことがないとか、「決死の覚悟」で取り組むとか口にしますが、そらぞらしいことこの上ないですね。鳩山由紀夫前首相とは別のタイプの言葉の軽さを感じます。
こうした菅首相のどこまでも厚顔無恥な言動をみて、なおかつ菅首相を支持している人とはどういう心境なのかなと今朝、通勤途上にふと考えました。まあ、実際にはいろいろなパターンがあるでしょうが、一つには、その人自体が菅首相と同様に恥というものを知らないので、菅首相がいかに恥ずかしい振る舞いを続けようと、別に気にならないし、不思議だとも思わないのかなと愚考した次第です。
人は自分がいま持っている「良識」以上の良識を持とうとはしないものだし、2500年前に書かれたプラトンの「メノン」には、ソクラテスが「徳というものは、教えられうるものではない」と結論する場面が出てくるし、これはまあ、どうしようもないことであるのかもしれません。
さて、今朝の産経紙面でも少し触れましたが、昨日に初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏から、この菅首相に関するエピソードを少し聞いたので紹介します。(参照、私のエントリ「菅首相の『原点』と市川房枝氏の指摘について」http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2308138/)
それによると、佐々氏は警視庁警備一課長当時、菅首相の母校である東京工業大学の加藤六美学長の要請で、学生だった菅氏を捜査していたそうです。加藤学長は、アジ演説がうまく、学生たちを煽っては不埒な行動をそそのかす菅氏に困り果て、相談してきたとのことでした。
ところが、「第4列の男」と呼ばれた菅氏は逃げ足が速く、結局逃げられたといいます。この「第4列」の男についての解説は、今度、総務政務官に就任した浜田和幸氏が昨年11月の参院本会議で以下のように述べています。こんな人の部下になりたがるなんて、浜田氏も不思議な人物です。
《思えば、東工大の学生のころ、菅総理は学生運動のリーダーでした。小生も国際反戦デーのデモに参加したものです。その当時、菅総理は四列目の男と呼ばれていましたね。デモ隊の四列目にいれば、機動隊とぶつかっても捕まる可能性は少ないから。留年までして学生運動の指導者であり続けていながら、あなたはいつでも逃げることを考えていたようでした。》
そういうわけで、佐々氏は菅氏の学生時代から、顔と名前を知っていたそうですが、奇妙な縁があったのか、この二人は再び接点を持ちます。菅氏がその後、婦人運動家の市川房枝元参院議員に近づいて踏み台にしていく話は有名ですが、佐々氏の実姉の紀平悌子氏が当時、市川氏の秘書を務めていたのです。
紀平氏は当初、菅氏のことを佐々氏に「いい青年が来た」と語っていたそうですが、その見方はすぐに覆ります。あるとき、佐々氏が姉の紀平氏に、「市川さんは菅氏のことを評価しているの?」と聞くと、紀平氏はこう答えました。
「何を言っているの!市川さんは『菅はよくない』と怒っているわ」
その後、衆院議員となった菅氏は、政治家のパーティーの場などで佐々氏を見つけると、佐々氏が東工大時代の菅氏の件や、姉のことを言い出す前に、一方的に「いやあ、紀平さんと私は本当に仲がよくて」だとか「いつも佐々さんには大変お世話になって」だとかしゃべりまくり、言葉をはさませないのだそうです。佐々氏はこう語りました。
「市川さんは菅氏に利用するだけ利用されて、いま生きておられたら本当に不愉快だろうと思う。菅氏は昔は『第4列の男』だったが、今では私は『4番目の男』と呼んでいる。東電の清水社長、海江田経産相、岡田幹事長に問題はみんな押し付け、自分は矢面に立たずに逃げている。でも、菅氏が開き直って市民ゲリラを国会と官邸のど真ん中で始めちゃったので、セオリー重視の自民党の谷垣総裁にはなかなか対抗できないだろうなあ…」
なんだかなあ…。どうしたものかなあ。
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「脱原発解散」が現実味を帯びてきてげんなり
2011/06/27 15:21
…もうため息しかでません。国民をどこまでも疲弊させ、絶望のどん底に突き落としつつひたすら元気な我らが宰相、菅直人氏のことや、現下の政局の件など汚らわしくて考えたくないし、触れたくもないのですが、日々あれこれと情勢がムダに動いているので、追っかけざるをえません。
で、現在、永田町で「大いにありうる」と語られているのが、菅首相による延命を懸けた「脱原発解散」です。ふつう、勝算なく衆院解散はできるものではありません。周囲も止めますし、何より首相自身が「大敗して同志議員を大量に討ち死にさせた首相」との汚名を歴史に残すことにプレッシャーを感じざるをえないということがあります。
しかし、菅直人首相の場合はどうでしょうか。どうせこのまま行けるところまで粘ったとしても、8月中には行き詰まるのだから、もう失うものはありません。最近は盛んに、輿石東参院議員会長らが万が一にも菅首相が8月中に辞めないということがないように、対外発信して「たが」をはめようとしていますしね。もうすでに人格・識見・能力については「史上最悪」という評価が定着しているので、これ以上評判を落とすはありませんから。
今のところ民主党幹部連中は打ち消しに懸命ですが、これは確たる根拠があってそうしているというより、そんなの困る、それは筋が違うという意味で、一応否定しているという感じです。誰も菅首相の暴走は止められないのですから。
菅首相としては、このままではじり貧である一方、脱原発を掲げて解散・総選挙を行い、何か致命的な間違いか運命の悪質ないたずらで勝ってしまったら、選挙で信任された首相として、堂々と大好きな「延命」「保身」を果たすことができ、しばらくは首相官邸の執務室で「我が身可愛やほ~やれほ~」と意味不明のことを口走っていることができます。
己を知らず、ことこの期に及んでも、オレは本当は人気者であるはずだ、などど本気で信じていかねない菅首相のことですから、解散という選択肢はとても魅力的、蠱惑的、誘惑的であるはずです。
そして、解散に打って出るには掲げるべき「大義」が必要なのですが、それが脱原発の是非であれば、確かに国民に問うに値する重大なテーマだということもできます。最近、この脱原発と再生エネルギーという有効なキーワードを思いついたらしい首相は、おそらくこれこそオレの歴史的使命だとばかりに例の誇大妄想に陥って、周囲の困惑をよそにいよいよ他者とかかわりのない世界で遊ぶようになったようです。
私も国民の信を問うこと自体は大賛成です。菅首相自身、野党時代は「衆院選を経ていない首相は『仮免許』だ」と主張していましたしね。ただ、私は菅直人首相には脱原発をテーマに解散に出る資格がないと考えているだけに、何だかイヤな雰囲気だなあと感じているのです。
例えば、自民党の小池百合子総務会長は24日の記者会見で、最近、急に菅首相が成立に意欲を示しだした再生エネルギー特別措置法案について、こんな話をしていました。
「例えば3月11日に例の再生エネルギー法案、これについて役所から総理の元にブリーフィーングに行ったところ、3月11日の時点で再生エネルギーについて菅総理は何も興味を示さなかったそうだ。突然火がついたのが、たぶん(ソフトバンク社長の)孫正義さんとの話があってからのことではないかと。何か再生エネルギーをすることが正義の味方みたいなところがあるけれども、正義は正義でも孫正義の正義ではないか」
例の、孫氏に「なんていい人なんだ」と激賞された会合以降、菅首相が俄然やる気になっていることを言っているのでしょうが、「孫の正義」とはうまいですね。でも、これがあまり洒落や冗談では済まされないところが心配です。
そもそも菅首相は、当選以来、時折、思い出したように国会質問などで再生エネルギーについて言及してきたのは事実ですが、少なくとも政権交代以降、この問題に特に取り組んできた様子はありません。それどころか、今年1月の施政方針演説で「私自らベトナムの首相に働きかけた結果、原発施設の海外進出が初めて実現します」と原発ビジネス成功を手柄誇りしていました。
菅首相、鳩山由紀夫前首相、仙谷由人官房副長官は競うように原発ビジネスの国際展開を行ってきましたし、菅政権は今もそのビジネスを進めています。それなのに、脱原発をテーマに解散するとしたら、それは国際的ペテン以外の何物でもないと愚考します。
というより、将来的に再生エネルギーの方にシフトしていくということ自体には、与野党ともに反対する党はないはずです。あまり急進的にやろうとすると、国民生活にも日本経済にも大きな影響が出るとの懸念は当然出ていますが、解散時に「脱原発」が大義として振りかざされると、そうした穏健な意見も、すべてを単純化して善悪二元論に持ち込む人たちによって「原発利権屋の反抗」として排除されかねない怖さがあります。
そしてその結果、人類よりもダニ、ムカデ、ナメクジ、ヒル、毛虫、寄生虫…などと並べて分類した方がぴったりくるようなナントカが勝利を収めて居座りを決めるなんてことになれば世の中真っ暗ですから。まさか有権者がそんな判断を下すとは思いませんが、もしそんなことになったら、日本は社会正義に反した非道徳的・非倫理的国家として世界に指さされることでしょう。
きょう発表の産経とフジニュースネットワークの合同世論調査で、菅政権について「評価する」人の割合を見ると、「首相の指導力」(8.0%)、「景気・経済対策」(11.0%)、「外交・安保政策」(13.0%)、「福島第1原発事故への対応」(13.5%)…と軒並み低評価であるにもかかわらず、「原発への依存度を減らす方針」については、68.4%が評価していました。
菅首相もそのスタッフも、こうした数字はチェックするでしょうから、うんうんと意を強くする可能性がありますね。というより、これしかないと思い詰めていく危険性だって否定できません。菅首相のようなポピュリストは、先日のイタリアの国民投票結果なども間違いなく脳裏に刻んでいることでしょうし、どうもなあ。
繰り返しますが、原発への依存度を漸次減らしていくことに関しては、与野党とも特に反対はないと思います。それなのに、菅首相が「見えない敵」として守旧派・既得権益派を勝手に想定してそれをたたくことで選挙に勝とうとしているとしたらどうでしょうか。
菅首相は、本当に恐るべき「人災」そのものであり、日本に災厄をもたらす「禍日神」、あるいは「大貧乏神」であると感じています。あの不景気面を1年以上も見続けてきたせいか、なんか私の精神も少し病んできたのではないかとそんな気も…。
※追伸
前回エントリで民主党の国対役員室に「百害あって一利なし」という菅直人首相を批判する書が貼られたという話を書きましたが、それについて仙谷由人官房副長官自筆のものであるという情報が入りました。うーん、これ以上、私には真偽は詰められませんが、すぐさま内部からこういう情報が寄せられること自体、もう終わっているような…。
国を憂い、われとわが身を甘やかすの記
永田町をうろうろしながら感じたことや、面白かった本の感想などを記し、ときに国の将来を考えたりもします
阿比留瑠比さん
政治部首相官邸キャップ。政治部の前は社会部、その前は文化部生活班に所属。趣味は読書とマージャン。至福の時間はビールを飲み、うまいつまみを食べながら、好みの本(漫画も含む)を読むこと。持病は喘息、高尿酸血症、逆流性食道炎などいろいろ。
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百害あって一利なしーーー
昨日も、おばあさんに、メールをしながら・
席を譲らない若い人達を電車で見ました・
ちょっと離れていたんだけど・・・
相変わらず、やな光景だねーー・・
佐々淳行氏に聞く菅首相のエピソードと市川房枝氏
2011/06/30 11:12
今朝の毎日新聞政治面に、とても興味深い囲み記事が載っていました。民主党国対の役員室に、「感動した。菅どうした」「百害あって一利なし」「宰相不幸社会」と書かれた「書」が貼られたという内容です。今回の浜田和幸参院議員の一本釣りをはじめとする菅直人首相の政治手法に、政権内部にもいかに不平不満が鬱屈しているかを示すエピソードですね。
自分の党の代表である現職首相を、ここまで悪し様に言わざるを得ない心中はいかばかりかとも思いますが、さっさと辞表をたたきつけろとも言いたくなります。
で、その菅首相は昨夜、自分のせいで国会が1週間以上も空転していることなどどこ吹く風と、首相官邸を4時間も離れて寿司屋→焼き肉店→イタ飯屋と3軒はしごし、いい気分になっていました。同席者によると、1軒目ではビールと焼酎を飲んでいたそうですが、店を見るとこのほかマッコリだとかワインだとかも飲んでいそうですね。いい気なものです。
菅首相はよく、被災者のことを24時間忘れたことがないとか、「決死の覚悟」で取り組むとか口にしますが、そらぞらしいことこの上ないですね。鳩山由紀夫前首相とは別のタイプの言葉の軽さを感じます。
こうした菅首相のどこまでも厚顔無恥な言動をみて、なおかつ菅首相を支持している人とはどういう心境なのかなと今朝、通勤途上にふと考えました。まあ、実際にはいろいろなパターンがあるでしょうが、一つには、その人自体が菅首相と同様に恥というものを知らないので、菅首相がいかに恥ずかしい振る舞いを続けようと、別に気にならないし、不思議だとも思わないのかなと愚考した次第です。
人は自分がいま持っている「良識」以上の良識を持とうとはしないものだし、2500年前に書かれたプラトンの「メノン」には、ソクラテスが「徳というものは、教えられうるものではない」と結論する場面が出てくるし、これはまあ、どうしようもないことであるのかもしれません。
さて、今朝の産経紙面でも少し触れましたが、昨日に初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏から、この菅首相に関するエピソードを少し聞いたので紹介します。(参照、私のエントリ「菅首相の『原点』と市川房枝氏の指摘について」http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2308138/)
それによると、佐々氏は警視庁警備一課長当時、菅首相の母校である東京工業大学の加藤六美学長の要請で、学生だった菅氏を捜査していたそうです。加藤学長は、アジ演説がうまく、学生たちを煽っては不埒な行動をそそのかす菅氏に困り果て、相談してきたとのことでした。
ところが、「第4列の男」と呼ばれた菅氏は逃げ足が速く、結局逃げられたといいます。この「第4列」の男についての解説は、今度、総務政務官に就任した浜田和幸氏が昨年11月の参院本会議で以下のように述べています。こんな人の部下になりたがるなんて、浜田氏も不思議な人物です。
《思えば、東工大の学生のころ、菅総理は学生運動のリーダーでした。小生も国際反戦デーのデモに参加したものです。その当時、菅総理は四列目の男と呼ばれていましたね。デモ隊の四列目にいれば、機動隊とぶつかっても捕まる可能性は少ないから。留年までして学生運動の指導者であり続けていながら、あなたはいつでも逃げることを考えていたようでした。》
そういうわけで、佐々氏は菅氏の学生時代から、顔と名前を知っていたそうですが、奇妙な縁があったのか、この二人は再び接点を持ちます。菅氏がその後、婦人運動家の市川房枝元参院議員に近づいて踏み台にしていく話は有名ですが、佐々氏の実姉の紀平悌子氏が当時、市川氏の秘書を務めていたのです。
紀平氏は当初、菅氏のことを佐々氏に「いい青年が来た」と語っていたそうですが、その見方はすぐに覆ります。あるとき、佐々氏が姉の紀平氏に、「市川さんは菅氏のことを評価しているの?」と聞くと、紀平氏はこう答えました。
「何を言っているの!市川さんは『菅はよくない』と怒っているわ」
その後、衆院議員となった菅氏は、政治家のパーティーの場などで佐々氏を見つけると、佐々氏が東工大時代の菅氏の件や、姉のことを言い出す前に、一方的に「いやあ、紀平さんと私は本当に仲がよくて」だとか「いつも佐々さんには大変お世話になって」だとかしゃべりまくり、言葉をはさませないのだそうです。佐々氏はこう語りました。
「市川さんは菅氏に利用するだけ利用されて、いま生きておられたら本当に不愉快だろうと思う。菅氏は昔は『第4列の男』だったが、今では私は『4番目の男』と呼んでいる。東電の清水社長、海江田経産相、岡田幹事長に問題はみんな押し付け、自分は矢面に立たずに逃げている。でも、菅氏が開き直って市民ゲリラを国会と官邸のど真ん中で始めちゃったので、セオリー重視の自民党の谷垣総裁にはなかなか対抗できないだろうなあ…」
なんだかなあ…。どうしたものかなあ。
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「脱原発解散」が現実味を帯びてきてげんなり
2011/06/27 15:21
…もうため息しかでません。国民をどこまでも疲弊させ、絶望のどん底に突き落としつつひたすら元気な我らが宰相、菅直人氏のことや、現下の政局の件など汚らわしくて考えたくないし、触れたくもないのですが、日々あれこれと情勢がムダに動いているので、追っかけざるをえません。
で、現在、永田町で「大いにありうる」と語られているのが、菅首相による延命を懸けた「脱原発解散」です。ふつう、勝算なく衆院解散はできるものではありません。周囲も止めますし、何より首相自身が「大敗して同志議員を大量に討ち死にさせた首相」との汚名を歴史に残すことにプレッシャーを感じざるをえないということがあります。
しかし、菅直人首相の場合はどうでしょうか。どうせこのまま行けるところまで粘ったとしても、8月中には行き詰まるのだから、もう失うものはありません。最近は盛んに、輿石東参院議員会長らが万が一にも菅首相が8月中に辞めないということがないように、対外発信して「たが」をはめようとしていますしね。もうすでに人格・識見・能力については「史上最悪」という評価が定着しているので、これ以上評判を落とすはありませんから。
今のところ民主党幹部連中は打ち消しに懸命ですが、これは確たる根拠があってそうしているというより、そんなの困る、それは筋が違うという意味で、一応否定しているという感じです。誰も菅首相の暴走は止められないのですから。
菅首相としては、このままではじり貧である一方、脱原発を掲げて解散・総選挙を行い、何か致命的な間違いか運命の悪質ないたずらで勝ってしまったら、選挙で信任された首相として、堂々と大好きな「延命」「保身」を果たすことができ、しばらくは首相官邸の執務室で「我が身可愛やほ~やれほ~」と意味不明のことを口走っていることができます。
己を知らず、ことこの期に及んでも、オレは本当は人気者であるはずだ、などど本気で信じていかねない菅首相のことですから、解散という選択肢はとても魅力的、蠱惑的、誘惑的であるはずです。
そして、解散に打って出るには掲げるべき「大義」が必要なのですが、それが脱原発の是非であれば、確かに国民に問うに値する重大なテーマだということもできます。最近、この脱原発と再生エネルギーという有効なキーワードを思いついたらしい首相は、おそらくこれこそオレの歴史的使命だとばかりに例の誇大妄想に陥って、周囲の困惑をよそにいよいよ他者とかかわりのない世界で遊ぶようになったようです。
私も国民の信を問うこと自体は大賛成です。菅首相自身、野党時代は「衆院選を経ていない首相は『仮免許』だ」と主張していましたしね。ただ、私は菅直人首相には脱原発をテーマに解散に出る資格がないと考えているだけに、何だかイヤな雰囲気だなあと感じているのです。
例えば、自民党の小池百合子総務会長は24日の記者会見で、最近、急に菅首相が成立に意欲を示しだした再生エネルギー特別措置法案について、こんな話をしていました。
「例えば3月11日に例の再生エネルギー法案、これについて役所から総理の元にブリーフィーングに行ったところ、3月11日の時点で再生エネルギーについて菅総理は何も興味を示さなかったそうだ。突然火がついたのが、たぶん(ソフトバンク社長の)孫正義さんとの話があってからのことではないかと。何か再生エネルギーをすることが正義の味方みたいなところがあるけれども、正義は正義でも孫正義の正義ではないか」
例の、孫氏に「なんていい人なんだ」と激賞された会合以降、菅首相が俄然やる気になっていることを言っているのでしょうが、「孫の正義」とはうまいですね。でも、これがあまり洒落や冗談では済まされないところが心配です。
そもそも菅首相は、当選以来、時折、思い出したように国会質問などで再生エネルギーについて言及してきたのは事実ですが、少なくとも政権交代以降、この問題に特に取り組んできた様子はありません。それどころか、今年1月の施政方針演説で「私自らベトナムの首相に働きかけた結果、原発施設の海外進出が初めて実現します」と原発ビジネス成功を手柄誇りしていました。
菅首相、鳩山由紀夫前首相、仙谷由人官房副長官は競うように原発ビジネスの国際展開を行ってきましたし、菅政権は今もそのビジネスを進めています。それなのに、脱原発をテーマに解散するとしたら、それは国際的ペテン以外の何物でもないと愚考します。
というより、将来的に再生エネルギーの方にシフトしていくということ自体には、与野党ともに反対する党はないはずです。あまり急進的にやろうとすると、国民生活にも日本経済にも大きな影響が出るとの懸念は当然出ていますが、解散時に「脱原発」が大義として振りかざされると、そうした穏健な意見も、すべてを単純化して善悪二元論に持ち込む人たちによって「原発利権屋の反抗」として排除されかねない怖さがあります。
そしてその結果、人類よりもダニ、ムカデ、ナメクジ、ヒル、毛虫、寄生虫…などと並べて分類した方がぴったりくるようなナントカが勝利を収めて居座りを決めるなんてことになれば世の中真っ暗ですから。まさか有権者がそんな判断を下すとは思いませんが、もしそんなことになったら、日本は社会正義に反した非道徳的・非倫理的国家として世界に指さされることでしょう。
きょう発表の産経とフジニュースネットワークの合同世論調査で、菅政権について「評価する」人の割合を見ると、「首相の指導力」(8.0%)、「景気・経済対策」(11.0%)、「外交・安保政策」(13.0%)、「福島第1原発事故への対応」(13.5%)…と軒並み低評価であるにもかかわらず、「原発への依存度を減らす方針」については、68.4%が評価していました。
菅首相もそのスタッフも、こうした数字はチェックするでしょうから、うんうんと意を強くする可能性がありますね。というより、これしかないと思い詰めていく危険性だって否定できません。菅首相のようなポピュリストは、先日のイタリアの国民投票結果なども間違いなく脳裏に刻んでいることでしょうし、どうもなあ。
繰り返しますが、原発への依存度を漸次減らしていくことに関しては、与野党とも特に反対はないと思います。それなのに、菅首相が「見えない敵」として守旧派・既得権益派を勝手に想定してそれをたたくことで選挙に勝とうとしているとしたらどうでしょうか。
菅首相は、本当に恐るべき「人災」そのものであり、日本に災厄をもたらす「禍日神」、あるいは「大貧乏神」であると感じています。あの不景気面を1年以上も見続けてきたせいか、なんか私の精神も少し病んできたのではないかとそんな気も…。
※追伸
前回エントリで民主党の国対役員室に「百害あって一利なし」という菅直人首相を批判する書が貼られたという話を書きましたが、それについて仙谷由人官房副長官自筆のものであるという情報が入りました。うーん、これ以上、私には真偽は詰められませんが、すぐさま内部からこういう情報が寄せられること自体、もう終わっているような…。
国を憂い、われとわが身を甘やかすの記
永田町をうろうろしながら感じたことや、面白かった本の感想などを記し、ときに国の将来を考えたりもします
阿比留瑠比さん
政治部首相官邸キャップ。政治部の前は社会部、その前は文化部生活班に所属。趣味は読書とマージャン。至福の時間はビールを飲み、うまいつまみを食べながら、好みの本(漫画も含む)を読むこと。持病は喘息、高尿酸血症、逆流性食道炎などいろいろ。
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百害あって一利なしーーー
昨日も、おばあさんに、メールをしながら・
席を譲らない若い人達を電車で見ました・
ちょっと離れていたんだけど・・・
相変わらず、やな光景だねーー・・
戒名料ってホントに必要? 88歳で逝った父に自分で戒名つけてみた
週刊朝日 6月29日(水)17時29分配信
戒名を自作したため、後には檀家とお墓の難題が迫ってくるのだが・・・
父が突然亡くなりました。わたしは喪主として葬儀を取り仕切らなくてはならず、その日から次から次へと降りかかってくる出来事に右往左往することになりました。これはわたしが実際に体験した、戒名を自分でつけて、父を送り出すまでの記録です。 (ライター・朝山実)
「わたしの父です! 言われるまでもない!」
思わず声を荒らげてしまったのは、長年、檀家をつとめてきた寺の住職の「おまえさん、亡くなったのが誰かわかっているのか」という、まるで恫喝するかのような口調に対してだった。
訃報の電話がかかってきたのは、3月のある日の朝。いつものように原稿仕事をしていたときのことだ。
父が入居していた老人介護施設は関西にあり、わたしが暮らす横浜からだと、すぐに家を出ても6時間はかかる。
いつものクセで、本をカバンに入れようとして迷った。選んだのは『葬式は、要らない』『戒名は、自分で決める』の2冊の新書だった。
いずれも宗教学者の島田裕巳氏の著書で、高額な葬儀や戒名への懐疑を説き、ベストセラーにもなっていた。とりわけ、後者の本では「戒名」の起こりとともに、故人をよく知るものがつけることができるとも書かれ、「戒名作成チャート」が付いた実践書になっている。
晩年の父は「葬式なんかいらん」と繰り返していた。「じゃ、ほんとうに何もしないけど、いいの?」と意地悪く聞き返すと、戸惑い気味に「そら、あかん。ヘルパーの○○さんには来てほしい。あとはオマエだけでいい」と言うのだ。
ようは、村のひとを集めた仰々しい儀式は不要だと言いたかったようだ。
88歳で逝った父は、兵隊にとられた以外は故郷から出たことがないひとだった。かつて稲穂の匂いがたちこめた田んぼの風景は消え失せ、いまは国道沿いにファミレスが林立する、全国どこにでもある郊外の町になって久しい。
老いてからも村の葬式には欠かさず出席していたにもかかわらず、晩年、自分の葬式は不要と言い続けていた。20年前に他界した母の戒名料には100万円を払ったという。信心があるのかと問うと「あんなクソ坊主、強欲な」と言う。それでも、盆ともなれば高額な寄付を欠かさなかったひとだった。
結局、近しい親族にだけ声をかける「家族葬」を行うことにし、電話帳で葬儀社を探した。石原良純さんの出ているテレビCMが脳裏をよぎり、大きな広告ではなく、小さいけれども親身なことばが<綴られているところに電話をかけた。
自宅での葬儀の段取りはなんなく進んだものの、問題は「戒名」だった。
「そんなに坊さんが気に入らないのなら、戒名はぼくがつけようか。どういう文字を使うとかの決まりごとを守れば、別にお坊さんがつけないといけないわけじゃない。つけ方の本も出てるから」と言うと、いつも怒り顔の父が「そうか、おまえがなぁ」と笑った。
まだまだ先のことだと思っていたが、それから1年もたたずに新幹線の中で、島田氏の本を読み返すこととなった。
老いるほどに頑固になり、親族との諍いの絶えなかった父だったが、不思議と戒名を考えている間は、幼いころに川遊びにつれていってもらったことなど穏やかな面影が次々と浮かんできた。書いては消しを繰り返したのは、わずか2文字で、故人のひととなりを表す院号をどうするか。のぞみが名古屋を出たあたりで「喜捨院」と決めた。
阪神の大震災で被災してからの父は、赤十字や福祉団体に寄付し、感謝状をもらうのを喜びにしていた。ある意味、父にとって唯一の趣味だった。
戒名は決めたものの、素人がつけたもの。新大阪の駅に降り立ったときには、これをもとにして、お坊さんにつけ直してもらうのがいいだろうくらいに思っていた。
葬儀社のひとに「決めている戒名があるのですが」と伝えると、「故人のことをいちばん知っている方がつけられるのは、供養になります」と言われたのが後押しになった。「お寺さんに言っても大丈夫ですか?」「そこは慎重にお話ししてみてください、間違ったことではありませんから」。そんなやりとりのあとだった。
「おまえさん、何考えているのか知らんが」とお坊さんの声色が変わったのは、通夜と告別式の日取りを決めたあとだった。
「決めている戒名があるんですが」と切り出したとたん、「何をされているのか知らんけど、仕事をされているひとなら、どんなビジネスにも立ち入ったらいけない領分というのがあるのはおわかりでしょう」と諭す口調で迫ってこられた。
「はあ」。吐息をつきながら「ビジネス」という言葉にひっかかりを覚えて無言になると、「そんな常識外れなことをしたら仏さんは浮かばれない」「墓に入れんよ」とまで畳みかけられたあげく「亡くなられたのは誰だかわかっているのか」とまで叱責され、その後は売り言葉に買い言葉の応酬となった。
腹立たしくて、お坊さんのお参りを断ったものの、さてどうしたものか。「無宗教葬でもよろしいのでは」と葬儀社さんから助け舟を出されるものの、「できることならお坊さんのお経は」と頼み込んで、戒名を見てもらった上でお引き受けいただけるお寺を紹介してもらった。
お布施とは別途に「お気持ち」の戒名料をお出しはしたが、戒名についてのいわれを問われて父の人柄などを話すうち、ささくれだった気持ちは消散していた。
「よく考えられたリッパな戒名です。どこで勉強されたんですか?」
島田さんの本だと言おうかどうか迷いつつ「まあ」とあいまいに過ごすと、「リッパなもんです」と2度3度と褒め上げられ、葬儀社のひとから助言してもらった「お気持ち」相場よりも弾んでしまった。ビジネスというならピンチヒッターのお坊さんのほうが上手だったということになる。
「いまの時代に戒名が必要なのかどうか疑問ですね」
後日、葬儀社の担当の方に話をうかがうと、こんな答えがかえってきた。
友人たちに話すたび「戒名はお寺さんの収入源なんだから怒るのは当然」という意見が大半だったから、常識外れなことをしたのかと思っていたが、家族葬を中心にしているその社長さんは、戒名料がもとでお寺ともめて檀家をやめるケースも近ごろはめずらしくもないという。
「お墓に入れないというふうな言い方をされたのも、檀家離れを恐れてのことだと思いますよ」
先祖代々の骨の入っているくだんのお墓だが、寺の所有ではなく村の共同墓地で、お坊さんには排斥したりする権限がないことも後に判明した。
高額な戒名料を払わずに安堵したという気持ちもあるが、なにより自分なりの思いをこめて父を弔えたということでは悔いのない葬式だった。
残念というなら「どのような戒名ですか」と、くだんのお坊さんに訊ねられぬばかりか、お悔やみの一言すらなかったことだ。
あさやま・じつ 1956年、兵庫県生まれ。地質調査員、書店員などを経て、ライターに。共著に『イッセー尾形の人生コーチング』など

先日の、知り合いの葬儀一式は1500万円とのことでした。
坊さんのお経と戒名代が、180万円・・・・
まーーー高すぎると思いました・・
お墓も高いですよねーー・・
うちのーーお墓は、品川だけど・・・
バカ見たいニーー高い・・・
2011年06月28日(火) 現代ビジネス 舛添 要一
舛添レポート
袁世凱にそっくりな菅直人の「権力欲」
政治家でしか生きていけない無能な輩をどうすればいいのか
菅直人という人物が、袁世凱によく似ていることを痛感した〔PHOTO〕gettyimages
菅首相の言動を見ていると、誰もが、その粘り腰、権力への執着に驚く。人を欺くことなど平気の平左、多くの国会議員が脱帽していると思う。ここまでやれなければ政治家として失格だと言われると、私など真っ先に失格だ。
辛亥革命100周年を記念して、今、孫文の伝記を書いているが、その関連で中国近代史に登場する政治家や思想家についても研究している。その過程で、菅直人という人物が、袁世凱によく似ていることを痛感した。以下の文章を読んでみるとよい。
〈 袁世凱も、よく端倪すべからざる人物と言われたものであった。謀略好きで、その奇策深謀は、往々にして、なにを狙ってのことかわからないことがあった。その意味では、AからZにいたる筋道がたどりにくい人物なのだ。しかし、打つ手がすべて、立身出世のため、権勢欲のためであって、それ以外のなにもののためでもないという点では、首尾がちゃんと一貫して、これはじつにわかりやすく、端倪できる人物であったと言わねばならない。・・・
すべて自己の権勢欲から出たこととしてみれば、彼のとった行動は、すらすらと解けるのである。むしろこんなわかりやすい人物はいない、といってもよいだろう。・・・
彼は清朝最後の総理大臣として、革命派と手を握り、清朝に臨終を宣告したのだ。王朝最高の大臣が、それにとってかわった共和国の大総統となった。ふつうの常識をもった人には、これはわかりにくいことだろうが、王朝の大臣も共和国の大総統も、権力者であるという点では共通している。それがわかれば、彼の変身はふしぎでもなんでもない。 〉(陳舜臣『中国近代史ノート』より)
まさに菅首相の行動は、「すべて自己の権勢欲から出た」ものである。鳩山前首相に「ペテン師」呼ばわりされても、密室の協議、現首相と前首相のどちらが嘘をついているのかなど、誰も分からないから、「気にしない」のである。
「震災対策に一定の目途がつくまで」首相の座に居続けるという。今、子ども達の間で、「一定の目途がつくまで」という言葉が流行っているという。もちろん、口約束、言い逃れの意味である。
それにしても、政治家とはどういう人種なのか自問したくなる。マックス・ヴェーバーは、名著『職業としての政治』の中で、政治家に必要な資質として、情熱、責任感、判断力の三つをあげているが、同時に「虚栄心という致命的な気質」を克服すべきことを強調している。このヴェーバーのような高尚な理論ではなく、「政治で飯を食う」とはどういうことかを考えるべきときが来ているように思う。
民主党の人事を決めるのは「自動車」
もっと分かりやすく言えば、政治家としてしか生きていけない無能な輩をどうするかということである。
現代民主主義社会では、選挙で当選して政治家になる。デマゴーグの才能があれば、当選可能であるし、小泉政治以来のポピュリズムの跋扈は、その傾向を補強している。
市民運動なり、左翼活動なりで、野党的立場で、ときの権力を批判して喝采を浴び、選挙に勝つ。歳費のみならず、秘書、公用車などの特権も付随してくる。貧乏たらしい市民運動家には豪華なご馳走である。
だから、国会議員まで務めた政治家が、市町村区長に立候補したりする。どんな役職でも、給料さえもらえればよい、しかも就職活動はポピュリズムの選挙活動のみである。こんなおいしい話はない。
プラトンやアリストテレスに戻るわけではないが、ポピュリズム選挙による政治の弊害をもう少し考えたほうがよい。多くの国会議員が業界や労働界の利権に飛びつく。しかし、国家、つまり税金という甘い汁を飲み尽くす「さもしい」政治家はもっとたちが悪い。
民主党の人事は、公用車配給という軸で動いている。そうでなければ、大臣が辞任直後に、自分の担当してきた分野の委員長になるはずはない(たとえば、原口総務大臣が総務委員長に、小沢環境大臣が環境委員長に)。
三権分立の原理などお構いなしの「さもしさ」である。かつて田中角栄は、「カネとポストを配ることができなければ、せめて車でもつけてやれ」と言ったが、それを忠実に踏襲しているのが、民主党である。
そして、そのような「さもしい」政治家を大量生産しているのが、現在の小選挙区制である。
一人しか当選しないのだから、冠婚葬祭、盆踊り、新年会、運動会と、政策勉強とは程遠い日常活動が必要になってくる。しかも、落選すれば、何年間も浪人暮らしである。それなら、区長選挙でも何でも出てやろうという気になるのは当然である。これでは、前途有為な人材は政界には入ってこない。
この人材枯渇が、菅直人という人物を首相におしあげているのである。選挙制度の改革も喫緊の課題である。
Video chat rooms at Ustream
虚栄心という致命的な気質
人を欺くことなど平気の平左・・・・
三権分立の原理などお構いなしの「さもしさ」
一刻も早くやめてほしいね・・
JIN : 続編最終回2時間スペシャル視聴率26.1% 瞬間最高31.7%
2011年06月27日
大沢たかおさん主演のドラマ「JIN-仁」続編(TBS系)の最終話となる第11話が26日、2時間スペシャルで放送され、平均視聴率は26.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、瞬間最高視聴率は午後10時44分の31.7%だった。09年10~12月に放送された前シリーズは、平均視聴率19.0%、最高視聴率25.3%だったが、それを上回る高視聴率だった。
関西地区ではMBS系放送され、平均視聴率29.2%、瞬間最高視聴率は午後10時42分の32.4%だった。
「JIN」は、村上もとかさんのマンガが原作で、大学病院の脳外科医だった南方仁(大沢さん)が、幕末の江戸時代にタイムスリップしてしまい、満足な医療器具や薬もない状態で人々の命を救う中、坂本龍馬(内野聖陽さん)や勝海舟(小日向文世さん)らと知り合い、歴史の渦に巻き込まれていく……というストーリー。続編は、人気を集めながら多くの謎を残したまま終了し、賛否両論を巻き起こした前作のその後が描かれている。最終回を前にした第10話では、5週ぶりに20%の大台を取り戻し、平均視聴率は21.1%を記録しており、最高視聴率は午後10時1分と午後10時2分の25.3%だった。
最終回は、徳川家に仕える旧政府軍が「彰義隊」を名乗って東京・上野に集まり、西郷隆盛率いる新政府軍と一触即発の状況で、体調が悪化する仁は、持っている医学の知識を残さず「仁友堂」の医師たちに引き継ごうとする……そんな時局、橘恭太郎(小出恵介さん)は勝海舟(小日向さん)からフランスへの留学を推薦されるも、自らの進むべき道に悩んでいた。ついに明日、新政府軍が「彰義隊」を名乗る旧政府軍に攻撃を仕掛けると聞いた恭太郎はある決意を下す。それを知った仁、橘咲(綾瀬はるかさん)らは……、果たして仁は現代に戻ることができるのか?……というストーリー。最終回は午後9時~10時48分の2時間枠で放送された。(毎日新聞デジタル)
ドラマ『JIN』最終回はシリーズ最高視聴率26.1%で幕~瞬間最高は31.7%
俳優・大沢たかお主演の人気ドラマ『日曜劇場 JIN-仁-』(後9:00~ TBS系)が26日に最終回を迎え平均視聴率26.1%、瞬間最高視聴率は31.7%を記録した(ビデオリサーチ・関東調べ)。2009年に前作が放送され同じく最終話でクール最高の25.3%を記録し、同年の「ドラマ年間視聴率TOP10」で2位を獲得した人気作。完結編となった今回の最終話で全シリーズを通じて最高平均視聴率をたたき出し、盤石の強さを見せつけた。
原作はシリーズ累計680万部を超えた村上もとか氏の同名タイトル漫画。天才外科医として現代を生きてきた主人公・南方仁が江戸時代へタイムスリップし、医療器具もままならない時代のなかで“命”の尊さと向き合って行く物語。医術を通して幕末の英雄・坂本龍馬(内野聖陽)らと出会い、自身も激動の歴史の渦に飲み込まれていく仁先生の姿は原作にもひけをとらない、大反響を呼んだ。
続編となった今回は、前作での全ての謎が解き明かされるとあって、放送前から注目度はダントツ。今年3月に発表した「春ドラマ期待度ランキング」(オリコン調べ)で圧倒的な支持率でトップとなり、初回放送も平均視聴率23.7%と期待値に応えるべく好スタートを切り、堅調な数値をキープしてきた。
プレッシャーは主演の大沢はもちろん、スタッフ陣も感じてきたことはいうまでもないが、関東では全編平均視聴率が20%を超え、関西地区では初回から最終話まですべての回で20%を上回る好成績。今年は“ドラマ氷河期”ともいわれ、各局では最高視聴率でも20%を超えるヒット作は数えるほどしかないなか、期待に応え有終の美を飾った。オリコン
わたしも、最終回は泣けましたーーー










