カウンセリング
親の願い
今日放送の連続ドラマから、考えてみたいです。
ヒロインのハルカさんは昔、お父さんから自分へ送られた言葉を思い出します。
その言葉とは、このようなものです。
「お父さんは、ハルカは大きな人間になると思うよ。」
この言葉は、お父さんのハルカさんへの願いです。この言葉から、「桃太郎」を思い出しました。鬼が島へ鬼退治に向かう桃太郎に、黍団子を持たせてあげたおじいさんとおばあさんは桃太郎にこう言います。
「一生懸命やってきなさい。」
この願いを胸に桃太郎は、鬼が島へ向かいます。そして、その思いを遂げるのです。これは「赤頭巾ちゃん」とは、対照的です。「赤頭巾ちゃん」では、おばあさんは赤頭巾ちゃんにこう言います。
「荷物を、届けてくれないかい。あの道をこう曲がって、こうして、寄り道をしてはいけないんだよ。あたしの言うことを全部、聞きなさい。そうすれば、いいんだから。」
その結果、赤頭巾ちゃんは狼にめぐりあってしまいます。
究極的には、親が子どもに何を願うのかという問題です。
子どもが「自分で自立できることを願う」のか「自分の言うことを聞くことを願うのか」という、違いです。
カウンセリング
見守ること
今日も、朝の連続テレビドラマから考えたいと思います。
昨日の放送に、大切なことが語られていました。そのことは、以下のようなことです。
ハルカさんの妹のアスカさんは、お姉さんのハルカさんにこう言います。妹のアスカさんは小説家です。
「お姉ちゃん、小説はいままで生きてきて、嫌なことがないもんには書けんのや。」
「なんでこんないやなことあったんやってことを、ばねにして書くのが小説やもん。」
ドラマのなかでは、おとうさんが貧しい土をいかす農業を始めるシーンが次に現れます。私はこのシーンを見て、サツマイモの栽培を思い出しました。サツマイモは、土に栄養があってはできません。
サツマイモは土に栄養がないからこそ、自分の根を太くして栄養を取って、根をイモに変えるのです。もし、土が豊かだったらサツマイモは自分で根を太くする、必要はありません。したがって、土が豊かなところではサツマイモはできません。「サツマイモに肥料を与える人はサツマイモを、育たないようにしている。」のです。
子どもの成長にとって、母親が子どもに手をかけすぎることによる失敗は、現実に多いです。手をかけすぎることによって、「サツマイモに肥料を与えるのと同じこと」を、してしまうのです。
必要なことは、母親が子どもを見守ることです。
カウンセリング
親の悪いところ
今日は昨日、放送した連続テレビドラマから考えたいと思います。
ドラマのポイントは、このようなことです。
田舎へ帰省したハルカさんは、そこでお父さんの優柔不断さということがいやになり、仲たがいします。その結果、ハルカさんはこう友達に言ってしまいます。
「わたし、お父さんのことを好きだったときの自分にもどりたい。」
「いまのお父さんいやや。」
このことは、とても大切なことを含んでいます。
子どもは、親に悪いところがあるから、「自分でやっていこう」と思うのです。
もし、親に悪いところがなければいつまでたっても、自立できません。ただし、その親の悪いところは程度問題です。
すなわち、子どもが「自分でやっていこう」と思えるぐらい、親には悪いところは必要です。ハルカさんが、真に親の悪いところを克服できたときに、またお父さんを好きになれるのです。
ハルカさんは、「お父さんのことを好きだった昔へ戻る」のではなく、前へ進んでいくことが必要です。
大切なことは、前へ進んでいくことです。
カウンセリング
ゆるし
初めてこのブログを見る人のために、ポイントを書きます。
月曜日のテレビドラマで、内科医の勇太郎君に先輩の武田先生がこういいます。
「勇太郎君、お母さんをゆるしてやってください。」
このことを、深めて考えたいと思います。
勇太郎君はお母さんと、行き違いがありました。そのことが、どうしてもゆるせません。
大切なことは勇太郎君が、「お母さんをゆるす」ことです。ゆるすことは、勇太郎君がお母さんのすべてを受け入れることです。それは、悪いものを排除することよりも大切なことです。
お母さんは以前、勇太郎君を棄てました。その憎しみが勇太郎君にはあります。ただ大切なことを、付け加えたいと思います。
その大切なこととは、勇太郎君が「お母さんをゆるす」ことは同時に、勇太郎君のこころの中の「自分自身の憎しみをも受け入れる」ことなのです。
自分自身の憎しみをも、受け入れたときに人は大きく前へ進んでいきます。そしてそれは、大きな愛のもとに起きます。
カウンセリング
ゆるすこと
昨日の夜の、お姉さんと弟のドラマから考えたいと思います。
手短に述べるべきことだと思います。よって、シンプルに書きます。
お姉さんの寛子さんと弟の勇太郎君のあいだに、お母さんのことをめぐって行き違いが生じます。その行き違いに関して、内科医である勇太郎君の先輩の武田先生はこう言います。
「勇太郎君、お母さんをゆるしてやってください。」
もし勇太郎君が、ゆるせれば大きく前へ進んで行けるでしょう。
ゆるすことによって、すべては変わるのかもしれません。