クロス円通貨の状況 … 投機筋の円に対するスタンスは「中立」！
10月30日時点での、CME円通貨先物取引の投機筋のポジション動向を確認しておきましょう。
9,949枚の円売り越しであり、売り越し枚数は前週に比べて11,405枚減少しています（3週間連続で減少）。CTAやヘッジファンドなどの投機筋（ノン・コマーシャルズ）の円に対するスタンスは「中立」です。
11月2日時点でのクロス円通貨の状況をみてみましょう。円は米ドルを除く主要通貨に対して弱含みの展開となっています。
まず、ユーロ円相場の一目均衡表です。11月2日の終値は基準線と転換線を上回っています。
ポンド円相場の一目均衡表です。11月2日の終値は雲の上に位置しています。また、基準線と転換線を上回っています。
次にスイスフラン円相場の一目均衡表です。11月2日の終値は転換線と基準線の上に位置しています。
カナダドル円相場の一目均衡表です。年初来高値を更新してきました。11月2日の終値は転換線の上に位置しています。
豪ドル円相場の一目均衡表です。11月2日の終値は転換線の上に位置しています。
ニュージーランドドル円相場の一目均衡表です。横ばいとなっています。11月2日の終値は転換線と基準線の上に位置しています。
最後に南アランド円相場の一目均衡表です。再び上昇してきました。11月2日の終値は転換線の上に位置しています。
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＊当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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11月6日の外国証券・寄り付き前注文は大幅な売り越し！
主要な外国証券経由（10社ベース）の寄り付き前注文動向をみると、本日（11月6日）は、売りが6,250万株、買いが2,720万株、差し引きで3,530万株の大幅売り越しとなっています。差し引きの売り越し株数は今年最大です。
地合いは相当悪いようです。
下記は2005年以降の推移をまとめたチャートです。
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VIXは20％台半ばまで上昇！
サブプライムロ－ン問題が金融機関に予想以上の打撃を与えつつあることが明らかとなり、金融関連株が下落しています。米国株式市場は金融関連株の下落の影響を受け、このところ乱高下を繰り返しています。
11月5日の米国株式市場では、S&P500指数のVIX（ボラティリティ・インデックス）が一時25.46％まで上昇し、終値は24.31％となっています。市場関係者の心理状況は悪化していると判断されます。今週は警戒が必要と思われます。
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