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VIXの動き:1月23日の終値は29.02%に低下!!

1月23日のニューヨーク株式市場は乱高下しました。急落した後、大引けにかけて大きく反発しています。ダイナミックな動きで、デイトレーダーにとっては“おいしい”一日だったといえるでしょう。


ニューヨークダウ工業株30種平均は298.98ポイント高(+2.50%)、ナスダック総合株指数は24.14ポイント高(+1.05%)となっています。


0124ニューヨーク・ダウ推移


0124ナスダックの推移


S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、1月23日の終値は29.02%と、前日比1.99ポイントの低下となりました。一時、34.42%まで上昇し、投資家の心理状況は一日の間で大きく揺れ動きました。


VIXは目先の天井をつけた可能性が高いとみています。


0124VIXの推移


0124VIXの推移(2)





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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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ポール・クルーグマン, 山形 浩生
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ドルインデックスの動き・・・米ドルはやや反発!

ドルインデックスの動き(2008年1月23日)

・・・米ドルはやや反発!


 1月24日の外国為替市場は、米ドルが主要通貨に対して急落した後、引けにかけて反発しています。米国株式市場が引けにかけて急上昇したことを受けて、米ドルが主要通貨に対して買い戻されています。ドルインデックスは前日比0.055ポイント高の76.401ポイントとなりました。


下記はドルインデックスの一目均衡表です。終値は22日に雲の下限を下に突き抜けています。雲の上に出ることができるかどうかが当面のポイントです。


来週のFOMCで、再度の利下げが実施されるとの観測が広がっています。利下げが実施されれば、米国と他の先進国との金利差が縮小しますから米ドル安の要因となります。ただし、今回は米国経済の回復という見通しから、米ドルが買われる可能性が高いとみています。


なお、チャートをみると、ドルインデックスはすでに大底をつけた可能性が高いとみています。


0124ドルインデックス一目均衡表


 下記はユーロドル相場の一目均衡表です。終値が再び雲の上に出てきました。


0124ユーロ・ドル一目均衡表


 下記はドル円相場の一目均衡表です。昨日(23日)は一時、1ドル=104円台に入りましたが、その後急反発しています。ただし、終値は転換線の下に位置しています。


0124ドル・円の一目均衡表





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マネーの動きで読み解く外国為替の実際












日本平均の下値メドは?

 本日(1月22日)も株式市場は大きく下落しています。


  そこで、フィボナッチレシオと長期移動平均を使って、日経平均の下値メドをチェックしておきましょう。


 まずは、日経平均の今回の上昇波動の起点と高値を再確認しておきましょう。2003年5月2日のザラバ安値(7,603.76円)から2007年3月2日のザラバ高値(18,300.39円)までの上昇幅は10,696.63円。その2分の1押し(50%)の水準は、12,952.075円、38.2%の水準は11,689.87円、61.8%の水準は14,214.28円となっています。


本日(1月22日)の前場終値は12,738.31円ですから、2分の1押しの水準(12,952.075円)を下回っています。今後、最大の下げとしては38.2%(11,689.87円)の水準までが想定されます。


 一方で、40年移動平均線は昨年末時点で、12,298.76円となっています。筆者は目先の下値メドは、40年移動平均線(12,298.76円)とみています。今後1~2週間の間に2分の1押しの水準(12,952.075円)を回復できなければ、40年移動平均線まで到達する可能性が高まります。


0122日経平均長期移動


0122日経平均長期移動(表)


 ただし、筆者は日本株に対してさほど悲観的にはみていません。それは世界の株式市場の中で、最初に天井をつけたのが日本市場であり、値幅・日柄の両面でいち早く調整が進んでいる、と判断しているためです。


過去2年以上続いた投機資金の流れが変わるならば、これまでアンダーパフォームしていたアセットが注目されると考えるのは自然でしょう。この意味で、株式市場では日本、通貨では米ドルと円の動きに気をつけたいところです。




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