ドルインデックスの動き・・・米ドルはやや反発!
ドルインデックスの動き(2008年1月23日)
・・・米ドルはやや反発!
1月24日の外国為替市場は、米ドルが主要通貨に対して急落した後、引けにかけて反発しています。米国株式市場が引けにかけて急上昇したことを受けて、米ドルが主要通貨に対して買い戻されています。ドルインデックスは前日比0.055ポイント高の76.401ポイントとなりました。
下記はドルインデックスの一目均衡表です。終値は22日に雲の下限を下に突き抜けています。雲の上に出ることができるかどうかが当面のポイントです。
来週のFOMCで、再度の利下げが実施されるとの観測が広がっています。利下げが実施されれば、米国と他の先進国との金利差が縮小しますから米ドル安の要因となります。ただし、今回は米国経済の回復という見通しから、米ドルが買われる可能性が高いとみています。
なお、チャートをみると、ドルインデックスはすでに大底をつけた可能性が高いとみています。
下記はユーロドル相場の一目均衡表です。終値が再び雲の上に出てきました。
下記はドル円相場の一目均衡表です。昨日(23日)は一時、1ドル=104円台に入りましたが、その後急反発しています。ただし、終値は転換線の下に位置しています。
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