ドルインデックスの動き・・・投機資金が米国内に還流しはじめた
ドルインデックスの動き(2008年1月21日)
・・・米ドルは急上昇!投機資金が米国内に還流しはじめた?
1月21日の外国為替市場は、米ドルが主要通貨に対して急上昇しています。ドルインデックスは前日比0.483ポイント高の76.866ポイントとなりました。
アジア、ヨーロッパと昨日は世界的に株式相場が暴落しました。リスク回避の動きから、年金基金やヘッジファンドなどの投資資金が、新興マーケットから米国内へ、リスクの高いアセットからより安全なアセット(債券市場、中でも米国の財務省証券)へ、大きく動き始めた可能性があります。
下記はドルインデックスの一目均衡表です。終値は雲の上限を上に突き抜けてきました。ドルインデックスは今後上昇トレンドが継続する可能性があります。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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MSCI世界株価指数の動き… 下落トレンドが強まる!
MSCI世界株価指数の動き(1月18日時点)
… 下落トレンドが強まる!
MSCI Barra社が算出しているいくつかの株価指数(米ドルベース)をみてみましょう。今回は2006年からのチャートを掲載しました。
まず、世界株価指数のチャートです。前週は5.2%の下落となりました。なお、昨年来高値(2007年10月31日の1682.35ポイント)からの下落率は14.5%に達しています。世界株価指数は下落トレンドに入ったようです。
次は米国株のチャートです。前週は5.4%の下落となりました。なお、昨年来高値(2007年10月9日の1480.24ポイント)からの下落率は15.3%です。
ヨーロッパ15のチャートです。前週は5.8%の下落となりました。なお、昨年来高値(2007年10月31日の2235.356ポイント)からの下落率は14.7%です。
日本株のチャートです。米ドルベースであることに注意が必要です。前週は0.8%の下落となりました。この週については、日本株の下落率が小さくなっています。
なお、昨年来高値(2007年2月27日の3471.577ポイント)からの下落率は17.1%に達しています。
下記は、日本と米国との比較チャートです。
直近では、米国/日本比率が低下し、米国株に比べて日本株がアウトパフォームしていることを示しています。米国と日本のファンダメンタルズを比較すれば、日本株の方が割安であるとみています。2008年は日本株が見直される可能性が高いと引き続きみています。
下記は新興国株価指数のチャートです。前週は6.4%の下落となりました。なお、昨年来高値(2007年10月31日の1338.49ポイント)からの下落率は15.1%です。
新興国株価指数は、保合い相場から下落トレンドに変わったようです。
BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)の株価指数のチャートです。前週は9.0%の下落となりました。なお、昨年来高値(2007年10月31日の466.901ポイント)からの下落率は14.6%に達しました。
BRICSの株価指数については、これまで底固い動きをしていましたが、ついに下落トレンドに転換したようです。
最後に中国とインドの株価指数のチャートを確認しておきましょう。
上海総合株指数は、前週比5.5%の下落となっています。なお、昨年来高値(2007年10月16日の6124.04ポイント)からの下落率は15.4%に達しています。
BSE SENSEX指数は、前週比8.7%の下落となっています。1月8日の昨年来高値(20873.33ポイント)に比べると8.9%のマイナスとなっています。インド株も天井をつけた可能性が高いと思われます。
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米国の景気先行指数など
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