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日経平均ボラティリティー指数(2013年6月14日):41.59%、前日比-4.60ポイント

日経平均ボラティリティー・インデックス(20101119日より算出)のチャートをみてみましょう。

日経平均のヒストリカル・ボラティリティも掲載します。

 614日時点の日経平均ボラティリティー指数は41.59%となりました。前日比4.60ポイントの低下で、2営業日振りに下落しました。投資家心理が改善したことを示しています。ただ、水準はまだ高いといえます。

なお、614日のシカゴの日経平均先物(20136月限、円証拠金ベース)は14日の大証終値255円安の12,515円となっています。さらに、14日のVIX指数は上昇しています。

このため、本日(617日)の日経平均は再び下落するとともに、日経ボラティリティー指数は上昇する可能性が高いといえます。


COTレポートの読み方-日経VI20130614

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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

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「ディーリング・ロボット」… 株式投資に役立つブログ

 昔のアナリスト・ファンドマネージャー時代に同僚だった友人が、「ディーリング・ロボット」というブログを個人で立ち上げ、情報発信をしています。

彼は現在、ある会社に属しているため、商売抜きで(無料で)自分の研究成果を発表しています。そのロジックは公開していませんが、読み続けると投資に役立つと思います。

 日本株の投資家に読むことをお勧めします。

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日経平均の長期移動平均線(2013年6月13日時点):日経平均の下値メドは?

 筆者は、中長期の動きを掴むために、5年ごとの移動平均の推移をみています。2013613日時点の状況を確認しておきましょう。

下記は日経平均の5年ごとの長期移動平均のチャートです(ローソク足は613日までの数値を反映)。

613日の終値(12,455.38円)は45年移動平均線(5月末時点で12,494.30円)と15年移動平均線(同12,398.49円)の上に位置しています。この2本のラインは強力な下値支持線として作用しており、このラインが目先の下値となる可能性が高いといえます。

仮にこのラインを割り込めば、次の下値支持線は10年移動平均線(同11,775.48円)となります。NY株式相場が崩れれば、この水準まで下落する可能性がありますが、目先についてはその確率は低いとみています。


COTレポートの読み方-長期移動20130613

 なお、別の角度から、日経平均の下値メドをみておきましょう。

 今回の上昇相場のスタート時点は昨年1113日ですが、この日の終値は8,661.05円。相場の天井は今年513日のザラバ高値(15,942.60円)となります。

 その上昇幅(7,281.55円、上昇率は+84.07%)から計算した節目の値は下記の通り。

  上昇幅の0.618 13,161.05

3分の2押し 13,515.42

  半値押し 12,301.83

  上昇幅の0.382 11,442.60

  3分の1押し 11,088.23

 足元の日本の景気が上向いていることを考慮すれば、半値押しの水準が目先の下値と考えるのが適切だと、筆者はみています。値幅調整は最終局面にあり、今後は日柄調整がいつまで続くかがポイントとなります。

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