日経平均のAVSと一目均衡表(2013年6月17日時点):大幅続伸
6月17日時点の日経平均のAVSと一目均衡表を確認しておきましょう。
17日の日経平均は前日比346.60円高となりました。2営業日連続の大幅上昇です。
なお、6月17日のシカゴの日経平均先物(2013年9月限、円証拠金ベース)は17日の大証終値105円安の12,955円となっています。
下記は、日経平均のトレンドフォローシステムAVSのチャートです。6月17日時点では「売り」継続となっています。6月18日時点のSAR値(売買転換値)は14,142.16円です。
 下記は日経平均の一目均衡表です。6月17日の終値は転換線のすぐ下に、かつ雲の下限のすぐ下に位置しています。雲の下限が強力な上値抵抗線となっており、ある意味、本日(6月18日)の終値が転換線を上回るかどうかが焦点となります。
 下記はDMIのチャートです。6月17日時点では「売り」継続となっています。ADXは上昇中です。
 下記はMACDのチャートです。6月17日時点では「売り」継続となっています。
 次に逆張り指標をみてみましょう。
 下記はストキャスティクス13日線のチャートです。再び「売られ過ぎ」の領域に入っています。
 短期売買指標(変形騰落レシオ)のチャートです。10日線と20日線はともに上昇しました。10日線は中立領域に入ってきました。20日線はまだ「売られ過ぎ」の領域にあります。
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*当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。配信する内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものでもありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利は筆者に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。
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VIX指数の動き(2013年6月14日時点):17.15%、前日比+0.74ポイント
6月14日のNY株式市場は反落しました。NYダウ工業株30種平均は前日比-0.70%、ナスダック総合株指数は同-0.63%となっています。
この日は5月の鉱工業生産や6月のミシガン大学消費者信頼感指数がコンセンサス予想を下回ったため、売り先行でスタートしました。途中、買い戻しでプラス圏に浮上する局面もありましたが長続きせず、結局下落して引けました。IMFが2014年の経済成長率を下方修正したことも悪材料となったようです。
なお、債券相場は上昇(長期金利は低下)し、外国為替市場では、米ドルが主要通貨に対して下落しています。ドルインデックスは5営業日連続の下落となりました。
S&P500指数のVIX(ボラティリティ・インデックス)をみると、6月14日の終値は17.15%となりました。前日比0.74ポイントの低下で、2営業日振りに下落しました。投資家心理がやや悪化したことを示しています。
 下記はVIX指数とS&P500指数を合わせたチャートです(2009年以降のチャート)。中長期でみれば、VIX指数は低位を維持しています。
 下記はVXV指数のチャートです。6月14日時点のVXV(S&P500指数の3カ月ボラティリティ)は18.30%で、前日比0.47ポイント上昇しました。2営業日振りの反発です。
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円相場の動きと投機筋の動向(2013年6月11日時点)…円売り越し枚数は2週間連続で減少!
IMM円通貨先物取引の投機筋のポジション動向を確認しておきましょう。
2013年6月11日時点では72,906枚の円売り越しとなりました。34週間連続の円売り越しですが、売り越し枚数は前週に比べて9,838枚減少しています(2週間連続の減少)。
ポジション調整が進みはじめましたが、まだ不十分です。
CTAやヘッジファンドなどの投機筋(ノン・コマーシャルズ)のスタンスは、まだ「弱気」継続と判断します。
 下記は実需筋(コマーシャルズ=年金などの機関投資家)のポジション動向です。
 2013年6月11日時点では109,799枚の円買い越しとなりました。36週間連続の円買い越しですが、買い越し枚数は前週に比べて13,434枚減少しました(2週間連続の減少)。
実需筋(コマーシャルズ)のスタンスは、まだ「強気」継続と判断します。
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