なんてものは存在しません。

が、最近はようやく議論が進みだし、

少しずつ記事などを目にするようになりました。


https://news.yahoo.co.jp/articles/aa0fb3fa3aa6921bb428389e5c45c4a252e52ac8


https://news.yahoo.co.jp/articles/c92bf722d41f245cac38469429f2787f588fbd39


どちらも知能が高すぎるゆえに学校に馴染めず、、というケース。

IQ150以上、というような

すごく特殊な子を取り上げすぎな気がします。


ちなみに、

私たちがいたヒューストンでは

IQ145から特別な学校へ。

IQ120くらいから週1の特別プログラムなどを受けられる制度がありました。

それとは別に習熟度に応じて

学年丸ごと、や

算数だけ飛び級などができました。

国語はそもそもの授業が各子どもに合ったレベルの本を読ませる、という授業でした。


息子ちゃんは

特別な学校にいくレベルの判定はでませんでしたが、

Giftedの認定を受け、

算数だけ飛び級もしていました。


https://ameblo.jp/cosettey/entry-12406440556.html


https://ameblo.jp/cosettey/entry-12573804576.html



アメリカの学校は常に


Academically challenging 


日本語に訳すのが難しいですが、

勉学において挑戦し甲斐がある


という環境を作ることに重きをおいてくれていたように思います。


それに比べると日本の学校は。。。


やはり


落ちこぼれを作らない


指導要領を満たしていれば十分


だけな気がします。


我が家に遊びにきた息子ちゃんのお友達も言っていました。


僕、学校には給食と休み時間のためだけに行っているから〜チュー


息子ちゃんも全く同じ状況です。


少なくともクラスの1/3はそうでしょうし、

中学受験の塾に通っている子はもっとそうでしょうね。


私も子どものころは、

小学校が 勉強 という意識はありませんでしたし、授業はわかるから暇なものだ、

と思っていましたが、


中学受験をするような子たちは塾と学校であまりにレベルの違いすぎる環境に置かれているように思います。


↓学校の算数




↓塾の基礎トレーニング(当然のようにできなきゃいけない問題)

和差算とか等差数列とか、結構難しい。。

これを10分とか15分でとく。


↓塾のマンスリーテスト。

母は頭がこんがらがって解けませんが、息子ちゃんはなぜか正解。どう計算しているのかさっぱりわかりませんが、、笑 というか、どれが答え??笑


なんかね、


中間がほしいです。。笑い泣き


日本は勉強ができる子は

都会なら中学から、地方なら高校から、

受験をして自分のレベルにあった集団に入ってね、

ということだと思いますが、


小学校6年間、

中学校3年間


はわかる授業をぼーっと聞くにはあまりにも長い時間だと感じます。


中学受験なんてものがなかった

自分自身にとっても長かったし、

中学受験で塾でこんな難しい形で先取りしているのなら尚更。。


中学受験の問題の頭の使い方には感心するところもたくさんありますが、

加熱しすぎて、勉強の楽しさがわからないレベルです。


似たようなIQというか、知的レベルの子達と刺激のある勉強をしたい、

そのために小学校時代の三年間を潰さなければいけない、

下手したら詰め込みすぎて勉強の楽しさがわからなくなる、

という本末転倒のリスクを抱えて。。



アメリカのように

ここがわかっているなら次の学年、

またはアドバンスコースへ

などと少しずつ進むことができればいいのに。


学校とは別次元のところで、

親も交えて死に物狂いでやらなければならないって、一体なんなんだろうな、

と思う今日この頃です。


でも、学校にレベル別、とか飛び級みたいな制度を導入すると

一握りの名門校を除き、

ほとんどの私立中学校は存在意義を失うので、

それらの学校と塾業界のために、

日本でのgiftedというか、

勉強がわかるから学校はつまらない 

という ふきこぼれ 対策はなされることがないのでしょう。


優秀な子達に

ただ授業中は座っていなさい、

って本当に日本国は子どもの才能をどれだけ無駄にしていることか。。


公立でそれなりに頭のいい子達と楽しく勉強できれば私立中学校は目指さないのですが。


親の経済的負担も時間的負担も半端じゃない中学受験を

いまや首都圏の小学生の17%がするのだと。

そりゃ首都圏でたくさん子どもは産めませんよ。

年収1000万でも子どもを二人中学受験させて私立にいかせるのはほぼ無理だと思います。


と、中学受験の悪口みたいになっていますが、

結局は大都市圏には


ふきこぼれ =gifted としてはいけませんが、

勉強ができる子達の受け皿が公立の中学校にはなく

私立中学校という選択肢ができてしまったゆえに、

そしてその中で差をつけるためだけに

問題が難化したために

親も子どももこの魔界に足を踏み入れざるをえないという不毛なことになってしまっているわけで。


ということで、

現在の中学受験の加熱っぷりは

日本がgiftedや勉強ができる子達を伸ばす、

という教育方針を取らなかったゆえの結果なのでしょう。


誰得?


私立中と塾業界。


誰損?


子ども、親のお金と時間。

そして優秀な子を活かせない日本国全体。


アメリカは

ある意味、地域の小中高一貫教育で

子どもを伸ばしていく、

どんどん階段を登らせる発想。


日本はある年齢に達すると

バサッと偏差値で分ける発想。


教育の根本の発想が違うのかな、と思います。


ま、アメリカ式が全てよいとは思いませんが、

少なくともIQ145くらいあって日本で不登校になっているような子はアメリカがいいと思います。


さんざん中学受験の悪口を書きましたが、

結局、日本の公立の授業が簡単すぎてもったいないので、私立中を目指すという選択肢となり、

中学受験は続行します。

息子ちゃんが壊れそうになったらやめますが。


だって、サピはちょっと難しすぎたりもするけど


楽しい


そうですから。


社会や算数など授業は結構盛り上がるそうです。

今はサピがとりあえず


知的好奇心が満たされる場所


ということで。

ってそんな流暢なことは全く言ってられず、

夜中に私がサピの動画を見て、

教え方を考える、

って絶対おかしいちょっと不満

って思っていますが。



少なくとも今は

息子ちゃんが知的好奇心を満たせる中学に行くべく、

親子一緒に中学受験を楽しみながら乗り越えるしかないのかな、と思っています。



 https://ameblo.jp/cosettey/entry-12799541823.html





にしても、今日Giftedについてあったニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/35df59aa2781f5b8f217bcd7a884f74ce07c5ed1


Gifted=天才

みたいなイメージで書いてごめんなさい

みたいな話です。


そんなことで謝る必要ある?

Gifted なんて知能は高くても、社会に適応できない面倒な奴らだから天才と呼ぶな


とか


天才 なんて持ち上げられても実際はいろいろあって大変なんだから!


みたいなことなんだと思いますが、


どうでもよくないですか?

みんなそれぞれ飛び抜けた部分があって、

その才能を活かそう

っていう発想だけあればいいのに、


ギフティドを持ち上げるな、とか楽じゃないんだ。


とか。


なんでも枠にはめたがる国民性。


ま、昔から


出る杭は打たれる


の国ですからね。


出る杭を集めた出ない杭になる環境

に行くしかないということなんだな、と。







 飛び級は話が違う。。


 天才君の特別な学校と特別な授業


アメリカ式~お出来になる子の引き上げ方


引き抜かれてしまった天才君


Gifted & Talented -天才には天才のための教育を


Kindergartenに早期入園?~選択肢の多い社会