南域結界☆ ジェルソミーナ -35ページ目

★目次 @挿入話 赤いリボン

『赤いリボン』
  ~南域結界☆ジェルソミーナ Supplement(挿入話)

1章          
2章  

・『赤いリボン』の……あとがき ヾ( ´ー`)

★あとがき

「えっえっ? 学院生時代のころの話なの?
 やだなぁ、恥ずかしいー。
 でもリュイが、出てくるっていうなら、カッコよく書いてね!! 超☆男前に書いてねっ!!!
 でもって私のことも必ず、「可愛く」、書くのよ!? (でないと、どーゆー目にあうかうぐうぐ)」

 
 などと、
 お隣で、ジェルちゃがのたまわっておりますが、
 とーぜん原稿には、なーんも手を加えませんでしたよぉーw へへーんw


 きゃしゃで、かよわいリュイくんとの、ままごとのような、幼い日々も……

 それはそれで、ステキだと思うんですけどね。淡い想い出とか…^^

 
 ……次は、UPの順番を、間違えてしまった気がするんだけどw
 『青いリボン』じゃなくて、『赤いリボン』を。


 またまた挿入話(サプリメント)。短い作品だけど、大事な、物語を。
 
 お姫さまの、物語ですよ!о(ж>▽<)y ☆
 
 こうご期待で、ございまする。(´▽`)ノ
 

5 エピローグ

 不思議なリボンだ。
 彼女は思う。毎朝、髪を結い上げる度、今でも新品のような光沢を放つ。色あせない青、すり切れない布地。やわらかな感触。いつまでも変わらず瑞々しい、あの頃の気持ちのような、あたたかな青。
 それはあの、まだ幼かった少年の、彼女への想いでもあるのだろうか。十数年経った今でも、少年の気持ちは変わることなく……
(どこかの空で、私のことを考えていてくれている……?)
 もう一度、拡声器が彼女の名前を呼んだ。
 元級友は肩をすくめて、早く行けよ、と学舎を指さした。
「その前にお前、俺が今くれてやったタオルで、顔拭いといた方がいいぜ」
 リュイの魂がこの世から消えていることなど、彼女にはなんとしても信じられなかった。
 あの少年は必ず帰って来る。約束したんだ、一緒に海を見に行こうって。
「レシング君! ジェルソミーナ!」
 ついに教授が腹をたてて、学舎の外にまで飛び出してきた。
「聞こえておるのかね! 鞭と百行清書を追加されたいのかね!」
「やべっ。百行清書だっ」
「ごめん。私ちょっと行くね」
 走りだした彼女の背で、青いリボンが弾んだ。
 時計台は倒れ、学舎は半壊。説教室に行くにもどこから入ればいいと言うのだろう。彼女は瓦礫を飛び越した。
『僕が死んでも君には……、僕のこと、忘れさせたりはしないから』
 懐かしい、誰かの声が聞こえたような気がして、レシングはふと、青い空を振り返った。


                                             


   挿入話 「できそこないのレシング ―ずっとあなたといたいから。大切な人へ―」
    完 
   

   (たぶん)挿入話の "お姫さまもの"へ…… つづく


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