紳士の時計選び~10
男性のビジネスシーンに似合う腕時計とは何かを考えるシリーズです。
腕時計は基本的には時間がわかれば良いのですし、個人の趣味で選ぶものですから別にどんなものでもいいはずですが、ビジネススーツにはそれなりに似合う時計があると私は考えています。腕時計にどれほどの趣味性を持たせるか。これについては、人それぞれ考え方にもよりますし、腕時計を「自分が見るもの」としてとらえるか、「他人から見られるもの」としてとらえるかにも大きく違いが出ます。
たとえば高級時計を手に入れたとします。自分で見てホレボレしますし、それを腕につけて他人にも見てもらいたいという気にもなります。しかし他人がそれを見てどう感じるか(感心するか、尊敬するか。逆にイヤミに思うか、やっかみを感じるか)、そのあたりは十分に注意する必要があるようです。かつて、ある有名企業が不祥事を起こしてお詫び会見をした際、企業のトップがフランクミュラーの超高級時計をしていて、一部で不謹慎であるとの非難が出たことがありました。
お詫び会見にはそれなりに質素な腕時計をしなければならない、とは必ずしも私は思いませんが、確かに華美な身なりをしていてはお詫びの気持ちが伝わらないとも思えます。フランクミュラーでなくパテックフィリップのカラトラバ(時計としてはすごくシンプルだが、最高級・超高価な時計)だったらどう映ったのだろう、と思ったりしますが。
一般的にビジネスシーンでは真面目な態度が評価されるので、カジュアルすぎる時計や派手な時計はマイナス評価を受けそうです。ではどのようなものがよいかというと、「普段はあまり目立たないが、時計好きの人が見ても一目を置いてくれるセンスの良い時計」というラインを狙いたいもの。どんな時計がセンスがよいかは、一概には言えませんが、上品でシンプルなものを選ぶに越したことはありません。
私の持論として、「腕時計とは袖先から3分の1をチラッと見せるもの」と考えています。けっして他人に見せつけて自慢するものではないと思うのです。腕時計は男性にとって数少ないアクセサリーであり、自分を表現できる手段でもありますので、センスの良さをさりげなくアピールしたいものです。
さて、このシリーズは今回をもって最終回とします。今後また腕時計については別の形で書いていきたいと思っています。
73.6Kg/17.5%
METライブビューイング「サロメ」
METライブビューイングで、リヒャルト・シュトラウスのオペラ「サロメ」を観てきました。
http://www.movix.jp/schedule/SMTT000000055_pcinfoI62.html
これは、アメリカの名門「メトロポリタン歌劇団」のオペラを収録した映像を映画館(松竹系)で鑑賞するというものです。私が何回か行ったことのある「シネマ歌舞伎」のオペラ版(というか、先にあったライブビューイングのアイデアを歌舞伎でも行ったのでしょうけど)。
私は本物のオペラは残念ながら観たことがないのですが、なかなか良いものだと思います。DVDを買って家で観ることもできるでしょうが、それほどオペラに関心がない私としては、退屈して飽きてしまいそうな気もするし。
そんな私でも1時間37分はあっという間に過ぎて楽しめました。王女サロメ役のマッティラは大熱演です。王女と言ってもおばちゃんやん、とか、やつれて象牙の柱のような預言者ヨカナーン役のウーシタロは超メタボ体型やん、とか言っちゃあいけません。イマジネーションなんですから。
ハイビジョンを使った映像は鮮明で観やすく、役者がアップになるのでよくわかります。当然字幕が出ますので、あらかじめストーリーを知らなくても楽しめます。欲を言えば、映画館の音響設備は、このようにフルオーケストラのクラシック音楽を聴くと、やはりもの足りません。高音域も伸びないし、低音域の迫力も足りません。おそらく録音自体はもっと高いクオリティだと思われるので、ライブビューイング用に、映画館のPAをグレードアップしていただきたいものです。
時間いっぱい、R.シュトラウスの絢爛豪華な音楽に魅了されました。中学生の時に「ツァラトゥストラはかく語りき」に魅せられ、ひたすら毎日レコードを聴いていたことや、高校時代に吹奏楽コンクールで「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を練習していたことを、オペラを観ながら思い出したりしていました。
このライブビューイング、値段が3500円とすごく高いのですが、良いものを観たという満足感は高いです。10本のオペラが予定されているのですが、すべてを観に行く余裕(時間・金銭)はないので、何本かを観たいと思っています。
73.4Kg/20.0%
南極隊員のデザート
昨日書いた南極隊員の料理ネタの続きですが、デザートも紹介していました。
そのデザートとは、「片栗粉をお湯で溶いて砂糖をいれたもの」でした!つまり「葛湯(もどき)」ですね。あり合わせのもので作らないといけないからだそうですが、えらくチープなデザートですねぇ。インスタントコーヒーを混ぜたバージョンも紹介していました。
でもこの片栗粉で作った葛湯もどき、私は小さい頃に家族でよく食べていた記憶があるのです(うーむ、貧しかったのだろうか)。友人にその話をしたら、小さい頃に食べたおやつの話になりました。はったい粉(麦こがし)、酒かすを火であぶって砂糖をつけたもの、サンリツパン…。
サンリツパンは非常に懐かしい。パンといってもバサバサの食感だったような記憶がありますが、これを焼いてナイフで切れ目を入れてバターをはさんで食べると香ばしくて非常に美味かった。また食べてみたいな、と思って調べてみたのですが、もう作っていないようです。
http://www.sanritsuseika.co.jp/
サンリツパンはカンパンなどを作っている三立製菓という会社が作っていたようです。まあ、あのパンが店頭に並んでいても買う人は少ないだろうと思いますが、小さい頃に食べた味って、なんかもう一度食べてみたいものなんですよ。
追記
サンリツパンの写真がありました。復刻版って、今でも売ってるのかなぁ?
http://homepage1.nifty.com/nekocame/60s70s/syokuhin/syokuhin.htm
72.8Kg/23.5%