METライブビューイング「サロメ」
METライブビューイングで、リヒャルト・シュトラウスのオペラ「サロメ」を観てきました。
http://www.movix.jp/schedule/SMTT000000055_pcinfoI62.html
これは、アメリカの名門「メトロポリタン歌劇団」のオペラを収録した映像を映画館(松竹系)で鑑賞するというものです。私が何回か行ったことのある「シネマ歌舞伎」のオペラ版(というか、先にあったライブビューイングのアイデアを歌舞伎でも行ったのでしょうけど)。
私は本物のオペラは残念ながら観たことがないのですが、なかなか良いものだと思います。DVDを買って家で観ることもできるでしょうが、それほどオペラに関心がない私としては、退屈して飽きてしまいそうな気もするし。
そんな私でも1時間37分はあっという間に過ぎて楽しめました。王女サロメ役のマッティラは大熱演です。王女と言ってもおばちゃんやん、とか、やつれて象牙の柱のような預言者ヨカナーン役のウーシタロは超メタボ体型やん、とか言っちゃあいけません。イマジネーションなんですから。
ハイビジョンを使った映像は鮮明で観やすく、役者がアップになるのでよくわかります。当然字幕が出ますので、あらかじめストーリーを知らなくても楽しめます。欲を言えば、映画館の音響設備は、このようにフルオーケストラのクラシック音楽を聴くと、やはりもの足りません。高音域も伸びないし、低音域の迫力も足りません。おそらく録音自体はもっと高いクオリティだと思われるので、ライブビューイング用に、映画館のPAをグレードアップしていただきたいものです。
時間いっぱい、R.シュトラウスの絢爛豪華な音楽に魅了されました。中学生の時に「ツァラトゥストラはかく語りき」に魅せられ、ひたすら毎日レコードを聴いていたことや、高校時代に吹奏楽コンクールで「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を練習していたことを、オペラを観ながら思い出したりしていました。
このライブビューイング、値段が3500円とすごく高いのですが、良いものを観たという満足感は高いです。10本のオペラが予定されているのですが、すべてを観に行く余裕(時間・金銭)はないので、何本かを観たいと思っています。
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