忘れちゃいなよ 未来のこと ぜんぶ

悲しみに染まる 青写真を 落書き帳にする 我が邪心

 

忘れちゃいなよ 過去のこと ぜんぶ

楽しげに笑ってる写真に いたずら書きをする 我 自身

 

さぁ 静寂を切り裂くのは

笑い声か 叫び声か 泣き声か

そう 何が聴こえるかは 君次第で

 

笑顔の終着点に 何があるか なんて

"笑う門には福来る" "情けは人のためならず"

 

不幸の着眼点は 価値観の違いだ なんて

"十人十色" "三者三様" "多種多様" "百人百様"

 

さぁ 茨の道を進むのは

笑う奴か 叫ぶ奴か 泣く奴か

そう 誰の背中を押すかは 君次第で

 

あぁ 花が咲いてるよ

あぁ 風が頬をなでてくよ

あぁ 空は今日も綺麗だよ

そう 君にもっと伝えたいよ

 

 

 

たのしいのは 晴れた日の朝

つらいのは 雨の日の朝

十人十色の世界では

答えはいつも 闇の中

 

あの日のやさしさ あの日のかなしみ

あの日のよろこび あの日のくるしみ

すべての感情に 終止符を打つとき

何かがはじまり 何かが また 終わる

 

すくえるのなら 戦禍にいるひと

すくうのは 目の前にいるひと

灯台が照らす世界では

答えはいつも 御膝元

 

昨日のやさしさ 昨日のかなしみ

昨日のよろこび 昨日のくるしみ

すべての感情が 駆けめぐるとき

 

明日のやさしさ 明日のかなしみ

明日のよろこび 明日のくるしみ

すべての感情に 期待を持つとき

 

今日のやさしさ 今日のかなしみ

今日のよろこび 今日のくるしみ

すべての感情に 音符をふるとき

何かがはじまり 何かが また 終わる

 

 

 

夢の中で 彩を変えた景色が

瞳の中で 記憶と照合しはじめる

 

君のお土産 マトリョーシカに似た

幸せの中に 違う幸せを探し出すような

 

きっと それぞれが想う 幸せ それは

きっと それぞれがもう 幸せ だって 自覚する事

 

至って シンプルな 答えを

形にしながら 生きる事

 

君の中で 縁取られた景色が

僕の中で 歓喜と調合しはじめる

 

きっと シベリアの美しい空 それは

きっと ふたりが見上げる空 だって 繋がっている

 

そんな 綺麗事を 誓い合いながら

 

きっと それぞれが想う 幸せ それは

きっと それぞれがもう 幸せ だって 自覚する事

 

至って シンプルな 答えを

形にしながら 生きる事

 

また来る季節を 迎える事

そして 君の手のぬくもりを 感じる事

 

 

 

傷んだ靴を 履き直して よろける身体を 運び出す

ほつれた制服 袖を通し うごめく心を 隠し通す

 

昨晩の月は 汚れる街を 見向きもせずに 眠ったままで

冷たい風は 汚れる街の ため息を拾い 立ち去ってゆく

 

また来る明日を 信じていたいよ 私は

頼りない鼓動に 触れる事が ただ 愛しくて

 

痛みの意味を 履き違えて 尖った言葉が 渦を巻く

ほころぶ誠意 筋を通し 泣き出す心を 隠し通す

 

近頃の私は 流れる街を 見向きもせずに 眠ったままで

化粧をしながら 流れる街の 刹那を感じ 呼吸している

 

死ぬ事なんて 怖くないよ 今は

四季の恵みを 見つめる事が ただ 嬉しくて

 

まだ 来る明日を 信じていたいよ 私は

頼りない鼓動に 触れる事が ただ 愛しくて

 

 

 

春ってさぁ

街中が化粧して 歩く時間の事を云うのね

別れの数が 多いのに

心はどこか 弾んでいるよう

 

春ってさぁ

街中が華やかな 笑顔で染まる事を云うのね

湧水のような 涙には

哀しみが 紛れ込んでいない

 

今宵は 雨後の月に照らされ

冬の魔法が 解け始めたら

いのちが萌え出る 田毎の周り

小鳥のさえずり 朝日を迎える

 

春ってさぁ

街中が頬を赤らめ 過ごす時間の事を云うのね

別れの数が 多いのに

心はどこか 弾んでいるんだ

 

そういえば 春ってさぁ

さくらが咲くよね

 

 

 

遠い街灯りが 月に照らされるほど

遠く目を細めて 眩い未来を見つめたまま

「これでよかった」

 

遠い街に移る 涙に邪魔されるほど

遠のく思い出もなく 儚い時代を見つめたまま

「これでよかった」

 

受け止めること 受け入れること

流されること 立ち止まること

衣替えする 季節にためらいもなく

ただ 時は流れて

 

呆然としていて 震えることもなく

忘却の合図と 慟哭の相槌

「これでよかった」

 

受け止めること 受け入れること

流されること 立ち止まること

心変わりを 証明できる術もなく

ただ 時は流れて

 

無限大の青写真 等身大の筆で追う

壮大なまま…

 

受け止めること 受け入れること

流されること 立ち止まること

衣替えする 季節にためらいもなく

あぁ 時は流れて

 

 

 

「ねぇ ここからはひとりで 進まなきゃいけないよね」

トンネルの中を歩いてる君は 蒼い出口を見つめていた

 

人波の中に 呑まれたり

虚勢を張って 笑ったり

 

それでも 孤独な夜が来て そのたび 涙も枯れ果てて

いつでも 眩しい朝が来て いつしか 自由を求めていた

 

 

「そう ここからはひとりで 進まなきゃダメなんだよね」

トンネルの中で寝そべってた僕も 蒼い出口を見つめていた

 

線路の上に 横たわったり

屋上で羽を 広げてみたり

 

それでも 孤独な夜が来て そのたび 気力を失って

いつでも 眩しい朝が来て いつしか 自由を求めていた

 

 

君が戻ってきて 辿り着いた場所は

僕がうつ伏せのまま 寝そべってた場所で

 

同時に前を見つめたとき 壁が蒼い事に気づき

自由はすぐそこにあって ふたりで笑いあったんだ

 

蒼い出口の トンネルの中で

 

 

 

 

 

長い夜の沈黙に 身を委ね まどろむとき

浅い夢の催眠に うなされて 頬伝う滴

 

真夜中の着信 名前見て安心

「逢いたい」と発信 「逢えない」と返信

 

どうしても 好きと伝えなきゃダメですか?

天秤に 喜びと哀しみ かけたまま

どうしても 形に変えなきゃダメですか?

天秤に 平気と恐怖を かけてみる

 

揺れて煌めく星空に 君の名を つぶやくとき

行き届かない言葉で 祈るように 探す流れ星

 

明け方に追想 感情に翻弄

朝の陽がとうとう 昇ったら日常

 

どうしても 好きと伝えなきゃダメですか?

天秤に 喜びと哀しみ かけたまま

どうしても 形に変えなきゃダメですか?

天秤に 平気と恐怖を かけてみる

 

どうやって 好きと伝えればいいんですか?

天秤が 哀しみに 傾きかけたまま

どうしたら 形にすることができますか?

天秤が 恋と愛にいま 震えている

 

 

 

時間軸に 苛まれ 甘い夜風が 空過する

恋の女神に 蔑まれ それが涙腺を 刺激する

 

月が朝日に 追いやられ 鳥が優雅に 舞い上がり

夜は夢から 回帰され 何の変哲もない 日々へ

 

孤独なフリで 人は 孤独なフリで

訪れるべき平和を 愛するべき仲間を

あくびしながら 待つだけ

 

時系列は 行く末の 緩い定義を 廃棄して

宇宙と 同じ等級の 拡い理念で 指揮を執る

 

欲望の果ては また欲望 だから気づいて この地球の

幸福を そっと支える 雪月風花な 四季がある

 

砂漠のフリーウェイ まるで 砂漠のフリーウェイ

枯渇しそうな花達を 恋焦がれた人達を

あくびしながら 見るだけ

 

孤独なフリで 人は 孤独なフリで

訪れるべき平和を 愛するべき仲間を

あくびしながら 待つだけ

 

 

 

ねぇ ありふれた 優しさと

ねぇ ありふれた ときめきで

愛を伝えるのは 格好悪いのかい?

 

そう ありふれた 優しさと

そう ありふれた ときめきじゃ

こぼれた幸せを 拾ってるみたいなの

 

でも 夕映えに咲く イルミネーションの下で

永遠を導くのは 容易な事らしい

 

じゃあ 只ならぬ 優しさと

じゃあ 只ならぬ ときめきで

愛を伝えてほしいと 願ってるのかい?

 

いや 只ならぬ 優しさと

いや 只ならぬ ときめきじゃ

首輪に繋がれて 遊んでるみたいなの

 

でも 夜景を見降ろす レストランの中で

永遠を導くのは 容易な事らしい

 

飾らない 気取らない ありふれた言葉を 探して

焦らない 驕らない 只ならぬ絆を 創って

ふたりの愛は もう ふたりの距離は もう

見えない糸で 結ばれているよ

夜空に光る オリオンのように