人は酸素を吸う度に白い糸で結ばれている

ネットワーク、コミニュケーション、

曖昧かつ普遍性

美しく、無力な時の流れによって生命は誕生した

沈む夕日が感情の真実をひた隠したままだから

幼心の理想論が運命の赤い糸を創り出した世界

 

美術館で涙を流す老婆の瞳に孤独感はないから

過去を美化する事は心の特技であるのは明瞭だ

ポケットからゾンビが出るコートを着ていたら

問題を解決する前に抹消する事を選ぶだろう

 

私があなたを愛する時、

あなたを愛した誰かの糸が赤く染まるだろう

でもあなたは両方の糸を切る事は出来ないと

昇る朝日が教えてくれた時、

私は愛と憎しみの血流の中を泳いで

白い糸を赤く染め上げる

二人を美化する絵画になる

 

鶏もも肉の大容量パックになった十羽の鳥の

事を思うと食欲が出なくなるのは菜食主義者

への道か、スーパー、同調バイアス、純が産

まれた時からその光景だから疑う余地もない。

私は焼き肉が好きだし、野菜も食べる、お刺

身が魚たちの大解剖だとわかっても、ニュー

スのコラムにはならない血が流れるだけ、残

酷じゃない。

 

家とスマホがなければ仕事も見つからない、

生きるお金もないなんて、人間の寿命って本

当は短いのかな。痛みに気づかず口笛吹いて

歩いていたら、占い師、バーナム効果、十年

以内に結婚して子宝に恵まれる長い人生が訪

れるという助言。私には好きな人はいないし、

出会いも少ないけど、人間は野垂れ死ぬ事は

ほぼしないから、大体はそういう運命になる

んじゃないかな、思惑通り。

 

花は散ったら死ぬのかな

木は枯れたら死ぬのかな

雪は溶けたら死ぬのかな

愛は冷めたら死ぬのかな

 

寿命を考える優しい世界は、交差点で話せば

宗教だね。この手の詐欺が流行すれば、私は

騙される自信があるよ、お金はないけど。そ

こでもし命を奪われたら、さっきまで議論し

た寿命はあくまで理想論でしかないね。純の

寿命なんて自分でもわからない、時代の迷子。

 

だからって、夢や希望がないとか、幸せにな

れないとか、そういう結論ではなくて、自分

へのご褒美にステーキを食べる、私の寿命の

お話。

 

 

 

 

 

忘却と曖昧は線香の匂い

記憶の整理と共に思い出を供養する

寝不足で感じる他人の優しさは悪女の深情けだ

孤独を欲する事は悲しみの一部ではない

 

若者の忘却と老人の曖昧は戦争の始まり

晴れたまま降る雨に傘は間に合わない

子供達が疲弊する前に大人達が防空壕に逃げる

世の中に蔓延る自己愛が創った避難経路

 

悲しみのニュースに群がる人々は

線香を焚く時にはもう別の話題に一喜一憂する

優しさの飛び降りには振り向かない

街が再開発される度に線香の匂いを嗅ぐ

 

 

 

 

 

 

革命は革命の名の下で遂行させるから

傍観と俯瞰の狭間で揺れる無関心が制する

散りゆく花びらの下で舞い踊る人が主役で

無機質な悲しみは記念碑を建てて群がる

集団は半端な孤独の集合体で形成され

大声の崇拝に傾斜を示す

溺愛の優しさは平気で嘘を真実に変える

 

青空が綺麗であり続けるのは

争いに慈しみが存在するからなんだ

大丈夫、宇宙でも物質の感情が輪廻して

人間の欲望と酷似しているから

涙に疲弊する必要はない

 

裏切りへの暴挙と主観性の露出は

簡素化された常識によって導かれる

そこで行われる慈愛の供養は

今後の価値観を大きく左右する事だろう

 

私は腐敗した愛に火をつけたい

朽ち木と落葉を拾い集めて

 

 

 

 

 

 

法律の名のもとに愛は裁かれない

永遠への失望は暗渠を流れる涙に値する

コロイドを吸い込んだ生命が感情を挑発して

恋に落ちる

地球の誕生も類似した事象

魂は目に映らないから理論上の神様を誰かが

演じる

崇拝なくして言葉は意味を持たないから

数奇な聖者は地の果てより産まれる

 

裏切りの裁き合いで無数の情念が囚われた

優しさの安売りは多くの哀しみをもたらす

宝石の欠片を道にばら撒いた瞬間

理性の概念は都合良く塗り変えられる

 

不完全燃焼の焚き火が創り出す空間は

限りなく死に近い性を操る時間になる

剥がれた衣服の渇望に渦巻く欲望に

輪廻が存在する事を知り

思わず嫉妬するだろう

誠実を謳う演説に論破されると

虚勢がより美しく感じる広告塔が現れる

羅針盤の上で踊る聖職者は

世の中をより良い方向に

導いてくれるでしょう

 

そして大地は永遠を腐食して

氷河は月の満ち欠けと共に崩壊する

 

 

 

 

 

おはようございます。

 

いつも、詩を読んでくださっている皆さま

ありがとうございますm(__)m

 

この度、たびぽえ第10号 VOL.10

私の詩が掲載される事となりました。

 

発売日は8月22日(金)となっておりますので

宜しくお願い致します。

 

たびぽえ公式サイトのリンクを貼っておきますので

詳細はこちらからご確認ください(^^♪

https://tabipoe.jimdosite.com/

 

 

 

 

 

コンクリートの上

草原の上

砂漠の上

トレットミルの上

走り方が全て異なる

 

家の中

会社の中

学校の中

水の中

走り方が無意識に変わる

 

家族の前

子供の前

恋人の前

目上の人の前

走り方に情が芽生える

 

地球を一周したいと

意気込んだ若者は

時を経て

走り方の研究家になった

犇めき合う個性の集合体の中を

走る能力で

名誉、地位、そして感情までも

手にする事が出来るのだと云う

 

運動会のかけっこで

順位をもらう本当の意味は

人間だって

食物連鎖の縮図の上で

生存競争を行っているからなのか

 

 

 

 

 

昼間の炎はめらめら燃えるが目立たない

そんな心を見た事がある

憔悴しきった過去を優しく照らす心

冷静さの中にある情熱を持つ心

どんな坂道も軽快に登っていく心

全てが美しく、賞賛に値する

 

風で消えない炎に憧れるのか

蝋燭もいつかは消えるもの

焚き火を絶やさずにいられたら

外敵は寄りつかなくなるが、木が不足する

火が消える瞬間があってもいいと思う

 

炎の大きさって何だろう

魂の大きさなのか

心の広さなのか

優しすぎる事と怖気づく事は

ほとんど変わらない炎の様な気がする

 

それは揺れ方で変わるのかな

まるで言霊の様に

揺れすぎるとあらゆるものに触れて

燃え移ってしまう気がして不安になる

 

色は関係あるのかな

青い炎が一番熱いらしい

中華鍋を奮い立たせる夥しい炎は

常に青く燃え滾っている

 

不完全燃焼の匂いが

この街に充満している

大きなオレンジ色の炎が

たくさんの酸素を欲している

大きくなりたいとせがんでいる

熱く燃えたいと願っている

 

私は青白い顔色で歩いている

この調子で過ごし続ければ

完全燃焼するに違いない

自然界と人間界の反比例は

着実に進んでいる

 

 

 

 

 

 

目もない、耳もない、口もない、感情のある生き物

想像と臆測は、自由かつ無謀だ

遊覧船の波は湖内をゆっくり撹拌して

輪廻の流れを創造する

決して伝説の生き物ではないよ

ネッシーさんとか、クッシーさんとか

自由な想像、無謀な臆測だけど嫌いじゃない

観光地の直売所にお引越したりするけど

神経質な性質だから、適応できるか自信ないな

最近は地元の学生たちが遊びに来てくれるよ

その時はやっぱり親分様が取材対応さ

化け物呼ばわりだけど、その日はお祭り気分さ

 

でも、

「ぜつめつきぐしゅ」っていう

グループに属してからは、毎日、ブルーナ気分さ

本当は目も耳も口も存在するんだ

願い事は人間様と同じで

綺麗な世界で長生きしたいだけなんだ

見に来てくれてありがとう

また会えるといいね

 

 

 

 

 

ホームランボールを取った少年は

野球選手への夢も手にした

流星より近い軌道で

夢は飛んでいた事になる

 

手にした風船が空に舞った

見上げれば絵になる光景だが

足元で子供が泣いている

都合の良い思いが常に視界を変える

 

空を飛ぶ物に人は憧れるから

ヒーローはいつも空を飛んでいる

ペガサス ユニコーン 天使

歩いて登場する事は少ない

旅客機の窓際の席で

外を見ない人がいたら教えてほしい

空飛ぶ車に憧れたり

宇宙を想像したりする事は

背伸びしても届かない軌道で

夢が行き来しているからなんだよね

 

空腹で歩く街並み

食べたい物が狼狽える脳内

欲望の軌道は夢より低く

飛んでいる事に気付く

 

行きつけのお菓子屋さんで

いつものマカロンを手にする

あの日のホームランボールのように

あの日の風船のように

ヒーロー 天使 旅客機 宇宙のように

ここでマカロンが空を飛んだら

私は一体、何を夢見るのだろう