革命は革命の名の下で遂行させるから

傍観と俯瞰の狭間で揺れる無関心が制する

散りゆく花びらの下で舞い踊る人が主役で

無機質な悲しみは記念碑を建てて群がる

集団は半端な孤独の集合体で形成され

大声の崇拝に傾斜を示す

溺愛の優しさは平気で嘘を真実に変える

 

青空が綺麗であり続けるのは

争いに慈しみが存在するからなんだ

大丈夫、宇宙でも物質の感情が輪廻して

人間の欲望と酷似しているから

涙に疲弊する必要はない

 

裏切りへの暴挙と主観性の露出は

簡素化された常識によって導かれる

そこで行われる慈愛の供養は

今後の価値観を大きく左右する事だろう

 

私は腐敗した愛に火をつけたい

朽ち木と落葉を拾い集めて

 

 

 

 

 

 

法律の名のもとに愛は裁かれない

永遠への失望は暗渠を流れる涙に値する

コロイドを吸い込んだ生命が感情を挑発して

恋に落ちる

地球の誕生も類似した事象

魂は目に映らないから理論上の神様を誰かが

演じる

崇拝なくして言葉は意味を持たないから

数奇な聖者は地の果てより産まれる

 

裏切りの裁き合いで無数の情念が囚われた

優しさの安売りは多くの哀しみをもたらす

宝石の欠片を道にばら撒いた瞬間

理性の概念は都合良く塗り変えられる

 

不完全燃焼の焚き火が創り出す空間は

限りなく死に近い性を操る時間になる

剥がれた衣服の渇望に渦巻く欲望に

輪廻が存在する事を知り

思わず嫉妬するだろう

誠実を謳う演説に論破されると

虚勢がより美しく感じる広告塔が現れる

羅針盤の上で踊る聖職者は

世の中をより良い方向に

導いてくれるでしょう

 

そして大地は永遠を腐食して

氷河は月の満ち欠けと共に崩壊する

 

 

 

 

 

おはようございます。

 

いつも、詩を読んでくださっている皆さま

ありがとうございますm(__)m

 

この度、たびぽえ第10号 VOL.10

私の詩が掲載される事となりました。

 

発売日は8月22日(金)となっておりますので

宜しくお願い致します。

 

たびぽえ公式サイトのリンクを貼っておきますので

詳細はこちらからご確認ください(^^♪

https://tabipoe.jimdosite.com/

 

 

 

 

 

コンクリートの上

草原の上

砂漠の上

トレットミルの上

走り方が全て異なる

 

家の中

会社の中

学校の中

水の中

走り方が無意識に変わる

 

家族の前

子供の前

恋人の前

目上の人の前

走り方に情が芽生える

 

地球を一周したいと

意気込んだ若者は

時を経て

走り方の研究家になった

犇めき合う個性の集合体の中を

走る能力で

名誉、地位、そして感情までも

手にする事が出来るのだと云う

 

運動会のかけっこで

順位をもらう本当の意味は

人間だって

食物連鎖の縮図の上で

生存競争を行っているからなのか

 

 

 

 

 

昼間の炎はめらめら燃えるが目立たない

そんな心を見た事がある

憔悴しきった過去を優しく照らす心

冷静さの中にある情熱を持つ心

どんな坂道も軽快に登っていく心

全てが美しく、賞賛に値する

 

風で消えない炎に憧れるのか

蝋燭もいつかは消えるもの

焚き火を絶やさずにいられたら

外敵は寄りつかなくなるが、木が不足する

火が消える瞬間があってもいいと思う

 

炎の大きさって何だろう

魂の大きさなのか

心の広さなのか

優しすぎる事と怖気づく事は

ほとんど変わらない炎の様な気がする

 

それは揺れ方で変わるのかな

まるで言霊の様に

揺れすぎるとあらゆるものに触れて

燃え移ってしまう気がして不安になる

 

色は関係あるのかな

青い炎が一番熱いらしい

中華鍋を奮い立たせる夥しい炎は

常に青く燃え滾っている

 

不完全燃焼の匂いが

この街に充満している

大きなオレンジ色の炎が

たくさんの酸素を欲している

大きくなりたいとせがんでいる

熱く燃えたいと願っている

 

私は青白い顔色で歩いている

この調子で過ごし続ければ

完全燃焼するに違いない

自然界と人間界の反比例は

着実に進んでいる

 

 

 

 

 

 

目もない、耳もない、口もない、感情のある生き物

想像と臆測は、自由かつ無謀だ

遊覧船の波は湖内をゆっくり撹拌して

輪廻の流れを創造する

決して伝説の生き物ではないよ

ネッシーさんとか、クッシーさんとか

自由な想像、無謀な臆測だけど嫌いじゃない

観光地の直売所にお引越したりするけど

神経質な性質だから、適応できるか自信ないな

最近は地元の学生たちが遊びに来てくれるよ

その時はやっぱり親分様が取材対応さ

化け物呼ばわりだけど、その日はお祭り気分さ

 

でも、

「ぜつめつきぐしゅ」っていう

グループに属してからは、毎日、ブルーナ気分さ

本当は目も耳も口も存在するんだ

願い事は人間様と同じで

綺麗な世界で長生きしたいだけなんだ

見に来てくれてありがとう

また会えるといいね

 

 

 

 

 

ホームランボールを取った少年は

野球選手への夢も手にした

流星より近い軌道で

夢は飛んでいた事になる

 

手にした風船が空に舞った

見上げれば絵になる光景だが

足元で子供が泣いている

都合の良い思いが常に視界を変える

 

空を飛ぶ物に人は憧れるから

ヒーローはいつも空を飛んでいる

ペガサス ユニコーン 天使

歩いて登場する事は少ない

旅客機の窓際の席で

外を見ない人がいたら教えてほしい

空飛ぶ車に憧れたり

宇宙を想像したりする事は

背伸びしても届かない軌道で

夢が行き来しているからなんだよね

 

空腹で歩く街並み

食べたい物が狼狽える脳内

欲望の軌道は夢より低く

飛んでいる事に気付く

 

行きつけのお菓子屋さんで

いつものマカロンを手にする

あの日のホームランボールのように

あの日の風船のように

ヒーロー 天使 旅客機 宇宙のように

ここでマカロンが空を飛んだら

私は一体、何を夢見るのだろう

 

 

 

 

 

風の温度がわかる日

季節の変わり目に笑う

内臓を冷やさないように飲むお茶は

毎朝、机に並ぶ

 

銀河系の香りがする空

知らない星を調べる心

夜になる前に私は決まって

花が咲くのを待っている

 

散歩なのに走り出して

上がった息は青春の恋模様

懐かしい失敗を経験と呼ぶから

蕾に水をやる姿が美しいんだね

 

夕映えの哀しみで

ひどく泣き出した事があった

地球を破壊寸前まで追い込んだ時

散りゆく花びらの華麗さに震えた

 

飽食の匂いがする街

豊かさに狂い憧れる交差点

花束を抱える少女に免じて

喜怒哀楽に思い焦がれる

 

 

 

 

 

行きつけのお店が時代の流れによって閉めるからって

二番煎じで次のお店を探すのは

ある人にとっては冒険、ある人にはとっては失礼

かといって、自分でその味を再現するには

決定的な何かが足りない

二つ返事で引き受けてくれる安心感に辿り着くのには

一度知ったから余計に労力を費やさなければならない

 

その帰り道に運転中のタイヤがパンクしたならば

不幸の連鎖だと思ってしまうだろう、どんな楽観主義者でも

自暴自棄にハマるタイミングは、まさにこんな時

世の中の犯罪もこのループ上で起きているのかもしれないと

学者まがいの理論を提唱したくなるほど、運命って残酷

だから今、スタンドでガソリンを満タンにするついでに

スペアタイヤのメンテナンスをしてもらっているよ

「もう二度とこんな事になりたくないから」

「またこんな日が来る事を想定して」

スペアタイヤって、優しいのか厳しいのかわからない奴だな

でもその姿を初めて見たかもしれない

 

 

 

 

 

高層ビルの屋上からばら撒いた欲望は

思っていた以上に拾われない

散った花びらの掃除をする人の表情が

その花の本当の感情だ

試験に落ちたから未来が見えなくなるのは絶対ではなく

個々の寿命の相対的な経験の一部にすぎない

見下された言葉に対しての苛立ちは

更に見劣った言葉を生みかねない

道路に硬い木の実を落とすカラスは

人の行動を巧みに利用している

落とし物の悲劇は貴重品だけが演じる舞台

切られ役だけが知る床の優しさは国宝級

熟れすぎた果実は地面に潰れ

食物連鎖の絵図を見る

 

人は何故、落ちる事を嫌うのだろう

私たちは些細な恩恵を忘れがちな世界で生きる

落ちる人がいるから上がる人がいる

という考えは大間違いだ

誰もが地球の重力に向かって落ちている