風の温度がわかる日

季節の変わり目に笑う

内臓を冷やさないように飲むお茶は

毎朝、机に並ぶ

 

銀河系の香りがする空

知らない星を調べる心

夜になる前に私は決まって

花が咲くのを待っている

 

散歩なのに走り出して

上がった息は青春の恋模様

懐かしい失敗を経験と呼ぶから

蕾に水をやる姿が美しいんだね

 

夕映えの哀しみで

ひどく泣き出した事があった

地球を破壊寸前まで追い込んだ時

散りゆく花びらの華麗さに震えた

 

飽食の匂いがする街

豊かさに狂い憧れる交差点

花束を抱える少女に免じて

喜怒哀楽に思い焦がれる