幸せの模型は 学校に置いてある
笑う 泣く 怒る 謝る
誰も教えてはくれないけど
誰もが平等に その能力を持っている
幸せの模型は 会社に置いてある
喜ぶ 哀しむ 怒る 謝る
今さら教えてはくれないけど
誰もが平等に その権利を持っている
でも 自分の家には 違う模型がある
原色の模型が そこにはある
誰も気づいてはくれないけど
誰もが平等に 色づけて生きている
幸せの模型は 学校に置いてある
笑う 泣く 怒る 謝る
誰も教えてはくれないけど
誰もが平等に その能力を持っている
幸せの模型は 会社に置いてある
喜ぶ 哀しむ 怒る 謝る
今さら教えてはくれないけど
誰もが平等に その権利を持っている
でも 自分の家には 違う模型がある
原色の模型が そこにはある
誰も気づいてはくれないけど
誰もが平等に 色づけて生きている
拾った紙幣を 君に渡した
お腹がすいたと 言い始めた
街を歩いて 手をつないだ
気難しい 秋の香り
救ったはずの 心を失くした
あなたが好きだと ささやき出した
街を歩いて 手をつないだ
呑み込めない 愛の香り
人の使命は 愛することか?
嘘をついても 言いきれるか?
街を歩けば 気づき出すのか?
初々しい あの日の香り
幸せを食べて 勘定をした
拾った紙幣を 手渡した
街を歩いて 手をつないだ
気難しい 秋の香り
死んだ街並みに唄う 少年の日の歌
若き頃の夢 確かに記憶しているさ
みんな 普通になっていく幸せ
そういう事にしてみてもいいか
汚れた街並みに描く 少女の日の姿
若き頃の自分 微かに記憶したいのさ
みんな 年老いてゆく時代
そういう事にしてみてもいいか
変わらないものなんてないのに
涙ですら 意味が変わるのに
手をつなぐ前の私は
君に何かを求めていた
ここから 君と歩く景色は
素晴らしいだけじゃないはずなのに
情けない願いを
今宵 流星に還そうと思う
青空に浮かんだ わたあめを頬張って
渡り鳥の群れ 紛れて 飛んでゆく
ふつつかな 涙を流してみると
優しい雨だと 恋人たちは讃える
私の成す事で 喜んでもらえるなら
街中を飛び回って 舞い踊ってあげるけど
二日も 繰り返してみると
くだらない奴だと 恋人たちは呟く
みんな 小さな一粒に見える
泣きながら 空を飛んでいると
ダイヤのように 輝いて見えたのは
地上に漂う 忘れようとした君
邂逅を夢見る私 わたあめを頬張って
いつかは君の胸へ 迷いなく 飛んでみる
「地獄だね このまま生きてると
闇の中で過ごした言葉が
眩しい光の中で 溶けてしまった」
「天国だね その状況は
光のトンネルが見えたのでしょう?
待ち人に 声をかけられなかったと」
泣きながら 背中が笑ってる
指先は 私に触れている
「君は誰と喋っているの?」
「あなた」と呟く 声がする
地獄から 声がする
天国から 声がする
変わりゆく君と 変わらない私
そこに何ひとつ 不自由はなく
揚々とめくれる カレンダーの中で
迷子になる 心が生きる
笹舟に祈りを乗せる君と
タイムカプセルを乗せる私
そこに何ひとつ 諍いなどなく
互恵関係さえ 生まれる
子供に戻る 大人の心
辻褄だけ 合わせて生きる
変わりゆく私と 変わらない君
そう思ってみても 不自由はない
どうしようもない 時を費やす
つまらなく平穏な 時を費やす
たまらなく不安な 時を費やす
君が絵画を見つめると
私は絵画の迷子になる
吹き抜ける風
又とない青空
遠くで嵐が起きている
そんなことは気にも留めずに
君が絵画の主人公になる
私は絵画の虜になる
駆け抜ける丘
厭わない想いが
遠くで雨が降っている
そんなことは気に障らずに
君が絵画に吸い込まれた
私は絵画を買おうか迷う
何かが変わるかもしれない
君と歩いていると
街路樹も笑って見える
そこに生きる草花たちも
星がすぐそばにあるって
誰かの口笛も 流行歌の一部になる
絵画のような坂道を下ると
熱い言葉を風が運ぶ
明日は雨だって 楽しいね
明日は雨だって 楽しいね
不幸の濡れ衣を着せた
占い師に謝りたくなってきた
君がいなけりゃ
太陽が孤独の影を描き始めて
夢に向かう人々の踏み絵と化し
日が暮れる
君がいなけりゃ
空ばかり眺めて流れ星通りすぎ
独りよがりの願い事も云えぬまま
夜が明ける
何かが変わるかもしれない
君と歩いていると
僕も “そう” 笑って見える
言葉の節々も 日常の一部になる
歩道橋で佇むあなたに 何もしてやれないのが人間さ
煙った空の隙間から ただ見守る月のように
傷を撫でれば あふれる誰かのぬくもりと涙
裏を返せば 突き出る誰かの誘惑の彼方
どうしようもなく震えても 何もしてやれないのが人間さ
濁った海の奥底から ただ見つめる魚のように
時が経ったら 忘れる誰かのぬくもりと涙
裏を返せば 手に入れる誰かの誘惑の彼方
見守ることしかできない
傷ついても前を向く 頼もしいあなた
ふたつある入口のひとつには
あの頃の君がいて
その時の気持ちがあって
年相応の悩みがあって
身の丈に合う幸せが住みつく
違う入口のひとつには
未来の君がいて
少し大きな心持ちがあって
年相応の悩みがあって
真新しい幸せが住みつく
僕の背後の入口には
手を振る君がいて
ささやかな誓いがあって
年相応の悩みがあって
覚束ない幸せが住みつく
ふたりは きっと
出口を 探している