哀しみが 夜光虫のように群がり

愛しさが 闇市の競りにかけられた

値札がついてゆく 知らない感情に生まれ変わる

 

寂しさが 雨雲のように湧き上がり

優しさは お天道様に筒抜けだ

煙に巻かれてゆく 知らない感情に生まれ変わる

 

心が 琴線に触れたとき

言葉が 金銭を動かしてゆく

眠らない街の 汚れた三日月に微笑まれる

 

 

 

 

 

 

 

生と死は対照的なものですか?

心は逆の方向へ歩いているようです

仏様が導く方へ進んでいるようです

生きることも捉え方によっては

死に一歩ずつ近づいているようにも思えます

人は無慈悲に歳を重ねてしまうのですから

楽しく過ごすと死とは無縁のようにも感じます

時間のいたずらに身を委ねているのでしょう

そんなことばかり考えていたら死が怖くなってしまいます

しかし生きるのが怖いと感じる人もいます

 

何が言いたいのかというと…

「生は死の代償的なものです」

心は同じ方向へ歩いていきます

 

 

 

 

 

 

 

意地らしく光るダイヤに 心奪われた夜は

君の願い事を 盗み見た気分になる

わざとらしく鳴らすダイヤル 言葉舞い踊る時は

君の優しさを 垣間見た気分になる

 

見知らぬ愛の言葉を 信じ続けてみたら

月は笑う 星は煌めく 街が弾み出して

遠い明日 怖い誓い 儚い二人の夢は

健気なほどに 心の扉 叩き始めた

 

夜が明けて 日常に吸い込まれて

祈りは夢に 取り残されてしまった

 

見知らぬ愛の言葉を 信じ続けていれば

月は待つ 星は瞬く 街は輝き出して

遠い明日 怖い誓い 眠れぬ二人の夢は

健気なほどに 心の扉 叩き始める

 

 

 

 

 

 

 

役者が悲しみに陶酔するとき

人はお金をばらまいてゆく

誰も悲しんでいないことに気づく

 

私があなたに心酔するとき

風は噂をばらまいてゆく

誰も喜んではいないことに気づく

 

言葉が孤独の沼に沈んでゆく

投げた石が波紋を描いていても

誰にも届かないことに気づく

 

 

 

 

 

 

 

海に食べられる太陽 闇に呑まれる感情

瞳閉じたまま 波の音だけ聴いてた

いつか来たあなたの 無言電話のように

砂時計を見るような 時だけが流れる

 

涙に反射する閃光 愛に紛れる感情

瞳閉じたまま 胸の音だけ聴いてた

いつか見た二人の 願う夢模様に

今宵 都合よく流れ星は 夜空を駆けない

 

海辺の天使に 恋をした少年は

大人になれば その痛みを覚えていて

引き換えに 心を海に放る

私は その言葉を 闇に葬る

 

 

 

 

 

 

 

懐かしい通い道を歩いたら

木の葉がおめかししたまま

私の足元に そっと舞い落ちる

昔より洒落た化粧をした人は

小さな手をつなぎ前を行く

 

辺りはすっかり変わり果てたから

緑の少なさに慣れた空気がする

幸せの意味も現代色に塗り変えられ

私も笑い方がちょっと変わったはず

 

ふと空を見上げた

優雅に舞う鳥たちを見つけた

変わらない景色を見つけた

連れて行ってほしいと思う私もいた

 

 

 

 

 

 

 

昨日 僕を駆り立てた言葉も

今日 君が泣きだした言葉も

明日 二人が交わすはずの言葉も

全て 心に投げつけてみたよ

止まることのない 鼓動に打ちつけられ

河辺に溜まった 砂州のような想いは

生きている証拠を 否応なく証明している

 

昨日 僕が塞ぎ込んだ言葉も

今日 君が言いたかった言葉も

明日 二人が交わすはずの言葉も

まるで ダムの放流のように

心の河に 流れ出すはずさ

二人は 河口にいるから

しばらくは 気づけないだろうけど

 

 

 

 

ブログを読んでくれている皆さま

いつもありがとうございますm(__)m

 

お久しぶりのお知らせです~(^^♪

 

 

この度、月刊「ココア共和国」11月号

私の作品「絵画の迷子」

投稿詩傑作集Ⅱに掲載されることとなりました。

 

発売は10月28日、Amazonやココア共和国HPから購入できます。

今回は、紙本、電子書籍、両方とも掲載されます。

 

 

こちらは遅くなりましたが…

 

 

先月号(10月号)にも

私の作品「7日間でいいから」

電子書籍版のみ掲載されております。

 

 

もちろん、ここのブログにも掲載しました(^^)

リンクしてありますので、よろしくお願いいたします。

 

また、個性的な詩人さんがたくさんいる詩集ですので

私は毎月楽しみに読んでますよ~(^^♪

興味ある方はぜひ!

 

 

いつも

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メッセージ

ありがとうございます( ;∀;)

 

みなさまのブログにもまたお邪魔しますね~(^^)/

 

 

 

 

100億人の願い事には

時に純粋な想いがある

たまに不条理な想いがある

稀に理不尽な想いもある

 

全てを叶えてあげるのが私の責務なら

誰かを憎まずいられるのが人間だろう

たしかに 叶えてあげたいとは思っている

ただ 私にそれができるのなら

誰も愛さず生きるのが人間だろう

 

「好きな人と幸せになりたい」

「あの子の命を救ってほしい」

「無理難題から解放してほしい」

中には私に賄賂を手渡す者さえいる

 

だが 私にも願い事はある

「たまにはゆっくり眠らせてほしい」

そう 私にだって神様はいる

私は 私の神様に願い事をしている

 

 

 

 

 

 

 

凍てつく風に 容易く感じたぬくもり

はぐれた小鳥が 親鳥を探す瞳で

グラスに注ぐ ワインに似た香りが

夜の闇に紛れ 心を迷子にさせる

 

さよならの真似事なら もう何度も繰り返した

愛に似た戯言から 涙も枯れ果てていた

ベタつかないように 包みこんだ言葉は

今 静かに 溶け始めてる

 

錆びつく明日に 噛みつく君のぬくもり

割れたくす玉を もう一度 繕うように

ガラスに映る 若き日のような存在は

夜を越す度につれ 心を迷子にさせる

 

さよならの真似事なら もう何度も繰り返した

愛に似た戯言から 涙も枯れ果てていた

思い出のように 飾っていた言葉は

今 静かに 零れ落ちてく