哀しみが 夜光虫のように群がり

愛しさが 闇市の競りにかけられた

値札がついてゆく 知らない感情に生まれ変わる

 

寂しさが 雨雲のように湧き上がり

優しさは お天道様に筒抜けだ

煙に巻かれてゆく 知らない感情に生まれ変わる

 

心が 琴線に触れたとき

言葉が 金銭を動かしてゆく

眠らない街の 汚れた三日月に微笑まれる