師走だ。12月。他にも極月(ごくげつ)、暮歳(ぼさい)、除月(じょげつ)というコスチューム、じゃなかった、異称があるらしい。英語だとDecember(ディセンバー)。ドイツ語ではDezember(ディツェンバー)、フランス語ではdécembre(デサンブル)というそうだ。韓国はシビウォル 、クロアチア語はプロシナツ、スペイン語はディシエンブレというそうである。だからどうした?忘年会が楽しみな月、それ以上でも以下でもないのだ。

 

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先日から腰痛に悩まされている。それも結構酷いやつだ。私が長きにわたって腰痛持ちであることは以前記事にした。

 

 

今回起きた腰痛の原因は明らかである。

 

 

先々週末、久しぶりに長距離サイクリングに出かけたのだが、そこで頑張り過ぎてしまい、腕、首、肩、腰などが悲鳴を上げた。そして腰痛だけが2日後から酷くなり本日に至るのである。あとはデスクワークが中心である仕事環境も関係するだろう。特に在宅の時などは時間を忘れて朝から終業時間までずっと座りっぱなしになることもある。

 

あまりにも痛いので、今日からコルセットをはめることにした。これでかなり楽になったが外すとまだ痛いのには変わりない。なので自転車には乗れないし、ランニングも痛いのでやめている。かろうじて先週末はウォーキングに出た。生活習慣病に打ち勝つため、トレーニングという名のダイエット活動にいそしむのだ!

 

 

なぜか下に落ちているモノを踏んで鼻をつまみたくなる消化器官、じゃなかった、イチョウの樹が美しい。

 

 

幾度となくやって来た、よこやまの道まで足をのばした。結構頑張ったのでもう汗だくである。この「よこやまの道」とは古代東海道といわれていて、現在使われている東海道ができる前に都へ向かう道として使われていたと考えられている。起点はナショナル、じゃなかった、常陸國(茨城)の方から相模の國、を通って当時の都である奈良方面へ歩いた。現在の東京が所属していた武蔵の國は東山道が通っていたそうだ。いろいろ調べると面白そうである。

 

 

話が逸れた。その横山の道は現在、散策コースとして整備されている。

 

 

おっと、見えてきたぞ。

 

 

防人見返りの峠。よこやまの道は万葉集にも読まれている。白村江の戦いで大敗を喫した当時の日本が唐からの攻撃に備え防衛を強化した際、関東方面から防人を徴兵して守らせた。大阪から船に乗り壱岐対馬などへ向かったという。任期は三年だがルールがきちんと定められておらず、長期間の服役になったそうだ。それに加えて武器や食料、移動にかかる費用は自費で賄わねばならず非常に重圧となっていただろうことが分かる。しかも武士ではなく一般の農民が派遣されたというからたまったものではない。生きて帰れなかった人もたくさんいただろう。

 

image

 

この峠の頂で故郷の方角を眺め、愛する人を思い返し涙したかもしれないと考えると胸が熱くなる。

 

 

この日はかすんでいたので、うっすらとしか見えなかったが、この辺りに富士山がある。先に進もう。

 

 

市民農園があった。ちょうど写真の真ん中にある茂みの中に包帯を巻いた巨大なフランケンシュタインの顔がこちらを見ていた。嘘だ。

 

 

古代人になった気分で進む。これが本当のキャプテンハーロック、じゃなかった、宮尾すすむ、でもない、古代進。

 

 

嗚呼、男組、じゃなかった、前田、でもない、紅葉が美しい。

 

 

登頂成功!

オツカレサマ!

 

あまりに腰が痛いので動画配信系のインフルエンサーになって、あまり身体を動かずにお金が儲かる方法を考えようかと思っている。これが本当の腰痛部(You Tube)、、、

 

Oops!Don't worry about it.

 

 

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明日は出社だ

 

なので早い時間から泥酔することが必須の夜なのである

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。

 

 


通勤というのは本当に無駄なモノである。在宅勤務をしていると心からそう思う。都心に通っていた前職の頃に嫌な思いをしたことは数知れない。ただでさえ人混みが嫌いな私なのに通勤ラッシュでごった返した車内は地獄絵図そのものである。若い頃は血の気も多く、殴り合いになりそうになったことも何度かある。

 

私は2020年に転職した。50歳の節目に思い切ったのである。新しい会社は都心とは逆方向に進む電車に乗って行くため通勤ラッシュとは無縁のものになった。これだけ考えても転職をして本当に良かったと思う。朝はゆっくり座って行きたいので、かなり早い時間に家を出る。もうすぐ師走であるこの時期、歩いて向かう駅までの道はお日さまが登る前でまだ暗い。最寄駅から乗る電車はガラガラで、乗り換えする駅も始発駅なので100%座れる。私は通勤ラッシュの呪縛から解き放たれたのだ。非常に良い事なのだがもう一つ、残念ながら同様の呪縛からは逃れることはできなかった。

 

帰宅時のラッシュのことである。行きはよいよい帰りは恐いパターンだ。こればかりはどうしても避けられなかった。時差出勤をして時間を前後させても良いが、できればみんなと一緒の時間に会社を出たい。そんな時間に電車に乗ると、都心に通っていた頃と同様の混雑具合になっているから困ったものである。いろいろと試してみたが、どの車両に乗っても同じで、ギュウギュウとまではいかないが、その一歩手前の状況で人格破壊されてしまいそうなのである。学生のリュックが常に私の背中に当たっていたり、後ろに立っている若者のスマホが私の肩の上乗っかって、スマホホルダー代わりにされていたり、途中で降りる他の客にわざとブツかって来られたりと、本当に大声で叫びたくなるのだ。そこで無い知恵を絞って考えた。どうにかこの帰宅時の通勤地獄から抜け出せないものか?

 

自宅と会社の間にはいろいろな路線が走っているのは知っている。しかし、乗り継いだ先の電車が確実に混んでいるということも知っている。遠回りすれば空いている路線もあるが、時間がかかり過ぎるし運賃もそれだけ高くなる。試しに何回かやってみたがなんだかしっくりこない。有料の特急に乗ったりもしてみたが、こんなことを毎日続けていたら晩酌の酒を控えなくてはいけなくなるではないか。それだけは絶対に酒、じゃなかった、避けなければならないのだ。

 

ある日、ふと思いついた。乗ったとしても絶対に通勤ラッシュにぶち当たる路線を今一度見つめ直してみたのだ。通常に乗り継ぐと、いつもと変わらない満員電車が待っているのだが、途中の駅で降りてバスに乗るというパターンを見逃していたのに気がついた。これだと会社を出て最初に乗る電車こそ多少混んでいるが、その後は確実に座って帰ることができるのではないか?そのことを仕事中に思いついた私は早速その日の帰りに検証してみた。

 

会社最寄り駅からいつもと違う路線に乗ると、まあまあ混んでいるが、普段使っている路線に比べると7割程度で全く許容範囲である。そして目的の駅で降りてバスターミナルに向かう。自宅方面への乗り場には結構な客が並んでいたが、いざバスに乗り込むと全員が座れて、しかも2、3席の空席ができたではないか。運賃はいつも乗っている路線と比べて10円高いだけである。これはいい。

 

私は、始発のターミナルから乗り込み終点のターミナルで降りるので座って帰ることが保証された。バスを降りると、そこからもう一度電車に乗るのだがその駅から自宅最寄りまでの電車はその時間、空いていてこれまた100%座れるのだ。やったぞ、私の通勤地獄がついに完全解消されたのだ。

 

バスに乗る時、早めの順番に並べた日は座席を選ぶことができる。始発から終点まで乗って行く私は窓際が絶対である。可能であれば一番後ろの席だと比較的ゆったり座れる。しかし気が付いた。一番いい席は運転手の後ろ、または前のドアのすぐの場所にある1人席だということにだ。ここに座ると隣に誰も座ることができないので贅沢な通勤空間が約束されるのである。1車両に2席、もしくは1席、最近はハイブリッドのバスも増えたので、それだとバッテリーを積んでいるのだろう、一人席は消えてなくなる。


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その日、幸運なことにドアの後ろにある一人席に座ることができた。外はあいにくの雨である。すっかり暗くなった景色をなんとなく流し見ながらぼんやりしていた。降りるまでの車中は時間にして30分ほどで途中たくさんのバス停を通る。10分ほど走った場所に高校があるようで、そこからたくさんの学生が乗って来る時がある。タイミングが悪いとバス停に後ろの方で並んでいる学生は乗れないときもあるくらいだ。

 

この日も雨の中、たくさんの学生が乗り込んできた。ぼんやりしたままの私は列を作った人の中で、中間くらいに並んでいた女の子が後ろに並んでいる人を先に行かせているのに気が付いた。どうしたのか?なんとなく気にかけながらもぼんやりを続けていたら、並んでいた人が全員バスに乗り込み、その後にゆっくりと女の子が乗って来た。なにやらとても焦っているようである。

 

担いでいたリュックをドサッと運転席の横にある運賃箱の横に置き、中をガサゴソと漁っていた。そういえば、並んでいる時から同様の仕草だったことを思い出した。運転手はドアを開けたまま無言で前を見ている。女の子は荷物が詰まったリュックを下の方までひっくり返して何かを探しているようだ。すぐにピンと来た。

 

交通系のICカードだな。暗くてよく見えないが、少しどんくさそうな動きの女の子はさっきから運賃を払う手段であるカードか、または財布を探しているのだろう。ギヤをニュートラルに入れたバスのエンジン音が一定のリズムで車内に響く。ずいぶん長い時間に感じた。といっても2、3分くらいだろうか。後ろの方の客がざわざわし始めたのも分かる。このままだとどうなるのだろうか?

 

ちょっと前に似たような状況に出くわしたのだが、その時は運転手が客に対して「降りる時に払ってください」といって発車させたのでこの日もそうなるだろうと思っていた。しかし今日の運転手はその気配を全く見せない。無機質な、マネキンのようにピクリとも動かず前を向いたままである。


それからまた1分くらい経っただろうか。私はいてもたってもいられず、財布から小銭を取り出した。どこまで乗っても均一料金なのでちょうど240円を握ると女の子の肩をたたいた。暗い車内でよく顔は見えない。

 

「はい、これ。使って」

 

そう言って女の子の手のひらに小銭を置いた。何度も何度も頭を下げる女の子の顔はやはり暗くて見えないままだったが、振り返って運賃箱に小銭を入れるとすぐにバスが出発した。なんとなく運転手に苛立ちを感じている。

 

走り出したバスの中、女の子は私の前にあるドア付近に前を向いて立っていた。私はスマホを取り出してニュースなどを眺める。務めてその女の子のことは気にしていないようなそぶりで、だ。雨の中、少し渋滞した道を10分ほど走った先のバス停に停車した。なんとなく私の視界に入っていた女の子の影がそっとこちらの方を向いた。降りるんだな。私はそう思いながらもスマホを見つめて顔をあげずにいたら、その女の子が横に来て私の膝を叩いた。

 

「ありがとうございました」

 

透き通った、しかし囁くような小さな声のする方を見上げて私は驚いた。どんくさいイメージのその女の子の笑顔は、美少女というにふさわしく、シュッと鼻筋が通り、大きな瞳でこちらをしっかり見ているではないか。私はにっこりと笑顔で返し頭を下げた。後ろのドアから降りた女の子を置いてバスがすぐに発車した。この時もなんとなく外は見ないようにスマホを見つめていた。

 

終点に向かう、かなり空いてきた車内でスマホの画面を見ながら、画面は全く見ておらず、何を考えるでもなくぼんやりしながら、良い気分になっている私がいた。情けは人の為ならず、か。などと心の中でつぶやいて顔を上げた。

 

それ以来、その女の子が同じバスに乗ってきたことはないし、乗ってきたとしても、もうその女の子の顔は思い出せないのでわからないだろう。あの日、帰宅してすぐ、この出来事を家族に話した時に見せた娘の笑顔は手に取るように思い出せる。通勤も無駄ばかりではないな、と思い返した日の話しである。

 


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またもや今日も金曜日

 

華金ではないか!

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。

 

 

2025年11月24日の月曜日。この日は勤労感謝の日の振り替え休日であり3連休の最終日でもあった。

 

以前から頭の中で思い描いていて実現させようと思っていたのに、なかなか実行に移せないことがあったので、この日はそれに全部あてる日にしようと決めた。

 

とりあえず電車に乗って買い物だ。駅に行ったらどこかの路線が運転見合わせになったようで、ホームが、ひと山の黒だかり、じゃなかった、黒山の人だかりで焦ってしまった。しかし幸い混んでいるのは私が行きたい方向と逆だったのでとりあえず安堵してホームへ向かった。

 

10時半の電車に乗る。特急電車だったので休みの日にしては意外と混んでいたのに驚いた。隣の車両に行けば席が結構空いていたのだが面倒くさいので立って行くことに決める。多少ダイエット効果もあるだろう。

 

 

都営新宿線の小川町、丸ノ内線の淡路町駅に降り立った。この駅は初めて利用する駅だ。

 

 

休日の都心は人がいなくてとても、スネ夫、じゃなかった、静か。

 

 

橋を渡った。

 

 

世界的に有名な大谷橋、じゃなかった、昌平橋。有名でもない。

 

 

江戸城外堀に駆けられた橋。

 

 

ビルとレンガ造りの線路がマッチしていて格好良い。

 

 

目的の街に着いたぞ。

 

 

カクヤスがあった!買わないが。

 

 

ドーン!

今日は北島カルチャー、じゃなかった、サブカルチャーの聖地、秋葉原にやって来た。電子部品を探しに来たのだが、私は電気にめっぽう弱いので見つけられるかどうか非常に不安なのである。

 

私はなんとなくオタクっ気のあるジョージクルーニー。20年ほど前はよくこの街にやって来ていろいろと買い漁った時期があったが当時と比べると街は大きく変わった。しかし変わらない景色もたくさんあるので、ちょっとウキウキしながら笑顔で左右にスキップして進む。

 

 

電子部品といえばココ。まずは千石電商に入る。たのもー!一応欲しい部品の規格をメモしてきたぞ。店内をグルグル回るが目的のモノは見つからない。それもそのはず、地下に売っているそうではないか。

 

階段を降りると、ザ・オタクという名を思いのままにしてきたような人々が、ひとりごとを言いながら商品が入った引き出しをガサゴソと漁っていた。かなりビビっている私は比較的人の良さそうな女性店員を見つけて声をかけた。

 

「あの、すみません」

 

「はぁーい」

 

その女性店員は明らかに素人である私に対して高圧的に聞こえる返事をした。

 

「これを探しているのですが、、、」

 

か細い声を出して私がメモを見せると、その女性店員はそれに目もくれず、自分の作業に集中している。

 

「ちょっと待ってくださいねー」

 

相変わらず高圧的な対応だが、悪い人ではなさそうである。作業がひと段落したようで、私のメモを小声で何度も繰り返しながら今度はパソコンの画面を開いてパチパチとキーボードを叩いた。

 

「あー、ないっすねー。周辺の店を探しましたが全店舗在庫切れです。」

 

マジかー。

 

「代替になるようなモノはないですか?」

 

私がそう聞くと、今度は少し職位が高そうな店員がやって来て私に質問した。

 

「何に使うやつですか?」

 

「オーディオ機器です」

 

そう答えると、眉間にしわを寄せてこういった。

 

「あー、であれば同じものにしないと音が変わったりしますからおススメしないですねー、すみません」

 

そう言って店の奥に入って行った。一軒目終了。

 

 

アキバといえば秋月電子。次行ってみよー。

 
一番人がよさそうな店員さんをつかまえてメモを見せた。
 
「180μFの400Vですかー」
 
まず、私はこの単位の読み方さえ分からなかった。ミューエフと思っていたら「マイクロファラド」と読むそうである。
 
「結構大きいですねー。何に使うやつですか?」
 
店員に聞かれた。
 
「オーディオ機器です」
 
また同じやり取りをしながら最後に代替品を選んでくれ、と頼んだのだがやはり保証できないので他の店で探したほうが良いと言われた。マジかー。
 
ここからが大変だった。Googleマップで「電子部品」をキーワード検索をし、引っかかった店をすべてまわることにしたからである。そして、無し、無し、無しのオンパレード。秋葉原の街を端から端まで歩くが全て空振りである。

 

 

中には怪しいビルの3階と案内されてエレベーターに乗ったら、真っ暗なフロアに出てしまい怖くてすぐに階段を降りた店もあった。

 

 

ソフマップなんかには絶対に売ってない。

 

 

あぁ、もう歩き疲れた。ここになかったらもう絶対にないだろう、東京ラジオデパート。調べてみたら第二次世界大戦後のGHQによる露店撤廃令で行き場を失った露天商が、移転先として設立したのがルーツだとウィキペディアに書いてあった。

 

中に入ってみると驚き桃の木カルメンマキ。間口約2メートルほどのまさしく戦後の露天商のような店が何10軒と連なっているではないか。一応、中はエスカレーターつきで3階建てになっており、36軒の商店が入っているそうである。私が探している部品類が入ってすぐの店に置いてあったので、一通り見てみるが目的のモノはなさそうである。私よりも10歳ほど先輩に見える店主にメモを見せた。

 

「電解コンデンサだね。180μFかー、今日は切らしているねー」
 
なんだかいつもはありそうな言い草である。
 
「代替になるものありますか?」
 
「マイクロファラドは電気を蓄える容量を表してVは許容電圧の事だよ。この数字より大きいのを買えばとりあえずは大丈夫だと思うけど、オーディオの音は変わるだろうね。まあ、見つから無かったら400V以上で180μFの次の220μFを買えばいいよ。」

 

店主は非常に優しく教えてくれた。なるほどー。勉強になったぞ。こうやって知識をつけていくのが、博満、じゃなかった、落合、でもなく、オレ流。

 

「ビルの中で開いてる店をぐるっと回って見つけるといいよ」

 

店主はそう言って店の奥にある昔の銭湯の番台のような椅子に腰かけた。ヨシッ、次行ってみよう!

 

この日は休日だったのでどうも休みの店が多いようだった。ビルの半分以上は休みのようである。ツイてない。3階まで開いている店はすべてまわったが探している電解コンデンサは見つからなかった。念のため、エスカレーターを降りながらもうひと回り、店を巡ってみたが残念な結果になってしまった。クソーッ!

 

ダメだ。足が棒である。そうこうしていると大酒飲みブロガーのLotusさんから大酒飲みオヤジグループLINEにコメントが入った。

 

「今、町中華の忠豊に来ています」

 

画面には山盛りのチャーハンの写真が貼られていた。イイなー。私は今置かれている現状をコメントした。

 

「世界のアキバにもないですか」

 

Lotusさんから返信があった。するとすぐに大酒飲み悪友のT川氏からもコメントがあった。

 

「ギターの修理?」

 

「いや、音楽には興味がないし、あっても買わない」

 

私がそう返すとT川氏から怒ってるぞアイコンが返って来た。今はそれどころではないのである。

 

ネットで探すかー。アマゾンのサイトをスマホで開いてみるとなんと4000円もするではないか。マジか?いや、今まで見てきたコンデンサはどれも500円以内だったぞ。これでは諦めきれない。疲れ切ったカラダを鞭打ち、最後の望み、Googleマップに出てきた駅前の店に行ってみよう。

 

 

しかし、グルグル回るのだがどうしてもその店が見つからない。

 

 

若松通商という名前の商店のようである。マップに出てくる写真のような構えの店がどうしても見つからないのだ。待てよ、もしやココか?

 

 

再開発されたんだな。ビルの名前はそれっぽいが、アニメのキャラクターショップやらガチャガチャの店やらがたくさんテナントに入っているようだ。しかも中に入っていく客は外国人か若者のみ。私のようなウブでマジメでオタクなジョージクルーニー似の大酒飲みなど全然見当たらないではないか。しかしマップがここを指している。行ってみるか。

 

ごった返したエスカレーターに並んで上の階にあがってみる。すると案内板に若松電商という名前が書いてあった。ヨシッ、ここになかったら諦めてアマゾンにするか。

 

 

おお!他の店とは明らかに一線を画す硬派で確かな店。私好みでワイルドだぜー。

 

 

おお!なんとなくいい雰囲気!コンデンサの類が所狭しと置いてあるではないか。とりあえずなんとなくそれっぽい棚をガサゴソと漁ってみるが、気分的には半分あきらめかけているのでなかなか見つからない。私のようなシロウトがいくら探しても見つけられない気がするので物静かで私よりも15歳は先輩のようである生真面目そうな店主にメモを見せてみた。

 

「あー、店の中を探してみて無かったら倉庫在庫になっちゃうねー」

 

はなから探してくれる気配はなさそうである。自分で探すしかない。えーっと、どれどれ?

 

 

おお!あった!さっきの店で言われた400Vで220μFがあったぞ!ついに見つけた。と、いや、待てよ。その右下に、、、おお!あった!ついに見つけた!180μFで400V、久米宏!じゃなかった、ぴったしカンカンだ!

 

「ありました!すごいですねー、今日は秋葉原中の店を全部回ったのですが、この店にしか売っていなかったです。イヤー良かったー」

 

コーフンして思わずそう声をかけると、店主は少しだけにこりと笑って領収書に金額を書くと静かにレジを打った。

 

 

ヨシッ、やったぞ、確かに手に入れた。

 

 

すぐに帰ろう。

 

 

こっちは世界的に有名だ。

 

 

急性ではなく萬世(まんせー)橋。

 

 

雰囲気がある。

 

 

ワイドショーなどでよく見る問題のスーツケースが捨ててあった。

 

おっと、ここで忘れものに気づいたぞ。面倒くさいが引き返そう。

 

 

そう言えば最近、どこかの国が日本に行くのを自粛するように言っているというニュースを見たが、この日は本当にその国の人たちが全くと言っていいほどいなかった。驚き桃の木長州力。

 

 

怪しいエレベーターにには乗らなかった。

 

 

これを買わなくては。

 

この日に探し求めたコンデンサを何に使うかというと、3年程前にブーンという音しか出なくなったテレビのサラウンドスピーカーを修理するためだったのである。

 

 

 

息子が生まれた年に買ったので20年近く前のモノになるだろう。

 

 

バラバラにして後戻りできなくなった時点で生成AIに聞いた。

 

 

するとこれが怪しいと教えてくれたのだ。

 

 

何十年も前に100円ショップで買ったハンダごて。

 

 

古い奴のハンダを溶かして外そうとしたがビクともしないではないか。

 

 

トイレ、じゃなかった、手洗い、あ、手荒いマネでいくしかないぜ。

 

 

ポッキリすぐ取れた。

 

 

買ってきたハンダ吸い取り線でキレイにお掃除。

 

 

付いたー。よし、組み上げるぞ!

 

 

部品やネジは余ったら捨てる!

 

 

ピタッとセット。

 

 

なおったー!3年ぶりにサラウンドサウンドがよみがえったぞ!どうだ、参ったか?

 

 

しかし今度は電子表示が消えてしまった。トホホホホ。

 

 

調べてみたら、今度はどうもこれが悪くなっているようだ。

 

 

しかしもう秋葉原に行くのはアキバ、じゃなかった、飽きた。というか疲れた。なのでこっちはアマゾンで注文したのである。それが届くのが今日なのだ。仕事が終わったら作業に取り掛かるとしよう。グヒヒ。

 

意味のない長文にお付き合いいただき、感謝感激、宿舎は官舎、車間を取れば煽られない。

 

 

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11月ももうすぐ終わり、師も走り出すディセンバー目前であるが、ここでウンチクは述べんばー(november)。汗

 

一瞬だった秋から冬へと移り変わり

 

気温もグッと下がってきたが

 

そんな事など気にしないぞ

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである

ムフフフフ。