前回からの続きである。

 

 

これでもか!というくらいの二郎ラーメンを食べたLotusさんと私。私なんかは腹がいっぱいで歩くのも大変な状況だった。だったのだが、Lotusさんがそこでつぶやいた。

 

L「このあと、予定が無かったらちょっと一杯やりますか?」

 

C「あ、予定はないので行きましょうか!」

 

実のところ、この尋常ではない腹一杯具合でビールが飲めるのか?と、私らしくない心配が先に出たのがホンネだった。もしかしたら、今日は1杯目から焼酎とか日本酒になったりして、などと心の内は弱気だったのである。しかし、いつ何時でもビールというキーワードが出たらそれを逃すわけにはいかない。私はそんな、ウブでお茶目な超一流の大酒飲みなのである。

 

飲む店は先日、我々の行動範囲内で昼飲みができる店をすでに見つけておいた。さすが大酒飲みの中高年2名である。バスと電車を乗り継いで、目的の店に向かおうではありませんか。バス停で世間話をしながらバスを待っていると、突然Lotusさんがソワソワし始めた。

 

C「あれ、どうしました?」

 

L「あれー?パスもがない!ない、ない、どこを探してもない!Cornさん、パスもが無かったらバスは乗れないですかね?」

 

パスもとは首都圏で使用できる交通系ICカード乗車券の事である。

 

C「いえ、Lotusさん。現金で乗れますよ」

 

L「ああ、そうだった!」

 

笑い話のようだが、人間焦るといろいろなことが抜けてしまうことがある。そうこうしているうちにバスが目の前に停まった。

 

 

そして遠路はるばるやって来たのは府中にある焼き鳥屋「やまちょう」。

 

 

この店は昼の2時から開店している、我々大酒飲みの強い味方なのだ。私はアナタに一生ついて行きます。

 

 

この店は多摩地区に展開するチェーン店で、先日も別の店舗にLotusさんと行って飲んだくれた。

 

 

ドーン!

そして何といってもビールがプレミアムモルツと言うところが良い。

 

 

まだまだ腹の中は満たされているが、最近ビールに目覚められたLotusさんと

 

乾杯ッ!

 

ブハーッ!

あれ?二郎ラーメンが腹の中から消えたぞ!

いや、そんなことはない。しかし、一杯目はビールを飲まずにはいられないのだ。グヒヒ。

 

 

と言いながら、すぐに空っぽ。すみません、おかわりお願いします。

 

 

迅速丁寧なサービスで2杯目到着。

 

 

やはり、食べ物はそんなに食べられないので炭焼きの焼き鳥を少しだけ頼んだ。肝をタレで。あとハツを塩で。

 

 

と言いつつ、またもや空っぽ。次は焼酎にしましょう。

 

 

鶏皮がカリカリに焼けて出てきた。旨し。この店は接客が気持ちのいいホールの男性と、気さくでこだわりのある店長さんがいる、非常に良い店だった。また来たい。

 

 

Lotusさんが愛自転車である金剛号のブレーキを替えてしまおうかどうしようか迷っていたようなので、昔乗っていたマウンテンバイクについていたVブレーキの片割れをサンプルに持ってきた。金剛号にこのブレーキをつけると、、、イメージしながら二人で天空を仰ぎ妄想する。ムフフなどと不敵な笑いをしながらヨダレを拭く。おっと、違う妄想をしていた。

 

すると、突然私の携帯がブルっとなった。なんだ?誰だ?

 

「これから野猿街道の次郎ラーメンに行きまーす」

 

エッ?マジか?次郎ラーメンはさっき行ったばかりだぞ。こんなLINEをしてくるのはいったい誰だ?

 

おお!T川氏だ!何たる偶然。1時間ほどのズレで同じラーメン屋を目指すなんて、これは何かの祟りか思し召しか?とりあえず返事をする。

 

「なんと!今、その店で次郎ラーメン食べてきたよ!」

 

私はT川氏がラーメン二郎に行った話を聞いたことがない。なので、先ほど身をもって仕入れた情報をすぐに教えてあげることにした。

 

「あそこのラーメンは量が凄いから、小ラーメンかプチラーメンがいいよ。それより今、Lotusさんとその足で府中までやって来て飲んでるけど来ない?」

 

お腹が空いているだろうT川氏には申し訳ないが、楽しく酒を飲むのも魅力的だろう。とりあえず誘ってみた。

 

「なるほど。じゃあ行っちゃおっかな?」

 

さすが、T川氏!そう来なくっちゃ!

 

という訳で、大酒飲み中高年3人の心は一致団結、結託、同盟、血判状。何時にどこで合流などといろいろ考えた末、やはり我らが立川に集うのが自然の成り行きだろうという事に落ち着く。最速であの店に集合しようではないか!オーッ!

 

 

最後のひと口、鶏皮を頬張ったら、全速力で店を飛び出すのであった。お会計も忘れずにね。

 

 

光の速さで到着したお店はLotusさんが行ってみたいと言っていた酒亭玉河である。

 

 

地下にあるのだが大繁盛店である。

 

 

あ、あるんだね。ナマ唾ゴクリ。

店に入るとすでに到着していたT川氏が3人分の席を取っておいてくれた。この日は雨だったので客の入りは少なかったがそれでも8割くらいの席は埋まっていた。

 

 

まずはやっぱりビールから。Lotusさんはヱビス。私はアカボシ様。

 

 

そしてT川氏はこの日一杯目なのでもちろん大ジョッキの生、男だね。

 

 

揃いましたな、サッポロオールスターズ。我ら酒飲み3人衆はアナタたちのために毎日汗水流して奴隷のように働いています。

 

それでは

 

 

乾杯ッ!

 

 

お通しは玉ねぎのマリネ?旨し。

 

 

そして先日T川氏と食べて目が飛び出した、極上刺し盛り1~2人前。これで?とった感じの豪勢なボリューム刺し盛りである。値段もしがないサラリーマン、庶民の味方である。

 

 

話はラーメン二郎の話で盛り上がる。実はT川氏、野猿街道のラーメン次郎は行きつけだそうで、注文に関する私の余計なアドバイスを鼻で笑って見ていたようである。Lotusさんは学生時代、三田にあるラーメン二郎総本店の時代から通っている生き字引のような二郎通。T川氏とラーメン話が尽きない。

 

 

お腹いっぱいの我々は、ここで焼酎にチェンジ。私が2杯目で焼酎に移り変わるのを見たT川氏に「天変地異だね」と言われた。まったくその通り、まいりました。T川氏は笑いながらもう一杯生大を頼んだ。ヤルネ。

 

 

その後は黒ラベル大瓶にチェンジ。Lotusさんと3人で急遽サッポロビールの飲み比べ大会が開催され、ヱビス、黒ラベル、ラガー、それぞれの旨味感想文を各人3分にまとめてスピーチを行う事になった。嘘だ。

 

 

もう何杯目だが分からなくなった焼酎。私は芋、Lotusさんは麦がお好みである。

 

 

キスの天ぷらに、なんかのから揚げ。もう忘れてしまった。

 

 

刺し盛りの隅にさりげなく置かれた綺麗なお飾り。キャベツの芯でできているようだ。仕事が丁寧、芸術的センスも素敵な板さん、アナタに一生ついて行きます。

 

 

ブハーッ!飲んだ食った。ラーメン二郎がまだまだ腹に残っているが、満足な日だった。

 

 

あーあ、立川は今日も雨だった。

 

 

いやぁ、楽しかったです。また近々で集まりましょう!

 

 

なんて流れになるはずもなく、もう一軒だけイキマスカ?アーモチロンダ。

 

 

先日、T川氏と酔っぱらって入ったほぼ記憶の無い焼き鳥屋にリベンジしに来たぞ。たのもー!

 

 

まずは瓶ビールで乾杯!よく飲むのー。

 

 

特製のたれに浸けて食べる、ナントカ。忘れてしまった。

 

 

ナントカフライ。もう記憶はほぼゼロに近い。

 

なんかの話で盛り上がったのは覚えているが、何の話だったかは全く覚えていない。急遽集まった大酒飲み3人衆の酒飲み大会は大成功でお開きとなった。まだまだ終電には余裕のある時間で店を出る。

 

 

また飲もう!

ハタ目を気にせず、笑顔が止まない固い握手の泥酔3人呑兵衛集団。非常に楽しい時間を過ごした。ブログ上ではなく生のLotusさんとは知り合って、まだ3か月なのだが、すでに同窓会的な雰囲気も漂ってきている。T川氏とは中学校時代からの悪友であり、この3人で泥酔できるなんて、不思議なご縁だ。

 

かくして楽しい宴は幕を閉じた。私はもちろん電車で帰るのだが、Lotusさんはなんと歩いて帰るそうである。お気をつけて。T川氏はわざわざ改札口まで私のお見送りをしに来てくれた。毎度恒例になった改札越しのさようならパチリ写真を恥ずかしげもなく撮る、とびきり笑顔なジョージクルーニー似の私。友よ、また飲もう。

 

ホームへ上がるとすぐに電車はやって来た。今日は雨の休日なので車内は空いている。席に座るとブルっと携帯が鳴った。ムムッ!こんな時間に誰だ?ポケットから取り出したスマホに浮かび上がるLINE画面を見て目を疑った。

 

 

ドーン!

なんと、Lotusさんは一人で大衆酒蔵ふじに寄り、本日の〆であるサバの塩焼き、通称シメサバとアカボシ様で、朝から続いた長い宴を締めくくったのであった。さすがである。恐るべし大酒飲みLotusさん。私もそれに追いつけ追い越せと誓った、ある素敵な日の夜の電車内なのであった。

 

 

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昨日は変態先輩と長距離サイクリングに行ったので、足がかなりお疲れ気味である。

 

午前中に掃除洗濯家事オヤジを遂行したら、午後はあきる野で息子のサッカーの試合がある。

 

今期から参戦したユースリーグの初シーズンは頑張った甲斐があって優勝という素晴らしい成績を残した。

 

これで上部リーグへ昇格決定である。

 

本人に聞くと、このレベルで優勝するは当たり前だそうである。

 

ヤルな、オヌシ。

 

では、私も負けずに大酒飲みリーグ優勝を目指すしかない。

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。


ちなみにこちらはLotusさん目線の、この日の出来事である。



 

 

 


【昨日のビール】

ロング缶:2本 

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:4杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×



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3連休の初日となった、2024年11月2日の土曜日。

あいにくの天気で雨が降ったり止んだりしている。この日、実は仲良くしていただいているブロガーさん、Lotusさんとある約束をしていた。


朝、14時に現地集合という取り決めをLINEで行った。目的地は電車で行けば結構乗り継いで1時間ちょっと、自転車も同様の時間である。普通なら、喜んで自転車で行くのだが今日は雨なので、その選択肢はなし。なので思い切って歩いて行くことにした。ざっと3時間程度の距離である。歩けない距離ではないぞ。


時計を見つつ、時間を計算して家を出た。今出れば、多少疲れて歩くペースが落ちても余裕で間に合うはずだ。幸いにも雨は傘がなくても何とかなりそうな降りかたである。防水の靴を履いて来たので水たまりも気にせず歩ける。よし、準備万端だ。


実はこの日、Lotusさんに二郎ラーメンを食べに連れて行ってもらう約束をしていた。私が生まれてからかれこれ55年が経つのたが、お恥ずかしながら二郎系のラーメンを一度も食べたことがなかった。二郎系ラーメンは行こうと思えばいろんな場所にあるのだが、なかなかチャンスがなかったし、なんとなく独特の雰囲気もある。ラーメンの注文の仕方もなんとなくローカルルールがあるようで、ウブで小心者の大酒飲みである私には少し敷居が高かった。


しかし、Lotusさんは二郎系ラーメン4段の腕前。初心者である私をアテンドしてくれるという、非常にありがたいお話をいただいた、というのがこの日の約束のきっかけだったのだ。


家を出て3分、ブルっと携帯がなったのでポケットから取り出してみる。LotusさんからのLINEだ。


「あそこの店は行くのが結構面倒臭いので、近場のあの店にしましょう」


おお!あの店か。二郎系の名店と呼ばれている店だ。了解しました!行先変更ですね。


返信したらとりあえず家に戻って、今一度LINEでLotusさんとやり取りをする。もうなんだかお腹がグーグー言いだしたので、もうちょっと早めに行きませんか?と勝手なお願いをしてみた。優しいLotusさんは二つ返事でご快諾。混んでるかもしれないけど今日は雨だから空いてる可能性もあるでしょう、という返事をもらい12時半の待ち合わせで決定した。



時間に合わせて家を出たら、キノコがたくさん生えた切り株が目に入った。これをたべて大きくなってピーチ姫を助けに行くぞ!



モノレールの下を通る。この辺りの道路は食べ物屋さんがいっぱいあって、それを見ながらブラブラ歩くとさらにお腹が空いてきた。



そしてなんだが気になるお店が現れたので立ち止まる。



見えづらいが、写真のようなものがたくさん飾られていた。よく見ると故安倍晋三首相である。一国の総理大臣がこんな小さな店に来たのか、と驚いてしまった。よく見ると今回の衆議院選挙で注目を集めた人が写っている。なるほど、そういうことか。



そして目的地へやってきた。行列はそこまでできていない。Lotusさんが言っていた通り、雨だからかな?ラッキーだ。


店の近くで待つ事5分。私が歩いてきた道と同じ道を歩いてLotusさんがやってきた。今日は白いTシャツにデニム、お決まりのサファリハットというお姿でニッコリと挨拶を交わした。


c「そんなに行列できていないですよ」


L「おお、それは良かった」


c「あのー、Lotusさん、二郎で注文する時ってなんて言えばいいんですか?」


私は一番気になっていた悩みの種を早々にうちあけた。


L「ああ、ラーメンが出て来る前に店員さんが『ニンニク入れますか?』って聞いてきます。そこで、ニンニクましまし、アブラマシマシ、野菜マシ、と、自分の好みを言うと、そのトッピングでラーメンがやって来ますよ。ここのラーメンの量はものすごいので小ラーメンにしましょう。それでも食べられるかな?」


Lotusさんが優しく丁寧に教えてくれた。なるほど、ニンニクのタイミングでトッピング注文だな、ヨシ。えーっと、私の場合はニンニクましの、アブラマシの、野菜マシかな?頭の中でイメージしながら注文のセリフを言った。「ニンニクまし、アブラまし、野菜ましでお願いします」イメージトレーニングOKだ。


まぁ、周りの人のラーメンの量を見て決めるとイイですよ。Lotusさんはそう言って店の中へと入って行った。



ドーン!

ラーメン二郎八王子野猿街道2店である。いつも店の前を通ると、ものすごい行列ができている店だ。最初は何の行列が分からなかったが、そのうち二郎系ラーメンだという事を知った。なるほどである。しかし、わざわざあんな長い行列に並んでまで、、、なんて思っていたが、今日はその行列にならぶぞ!



この店は先に食券を買ってから並ぶシステムになっている。Lotusさんに教えてもらった通り、小ラーメンをチョイス、1000円なり。前はもっと安かったらしい。



前に並んでいた若者がやっていたので、私も真似して看板と食券をパチリ。



ここからおおよそ45分待ちだそうである。この日はそんな事なかった。


順調に進んで20分ほど待っただろうか、店内に入ることができた。そこで5分ほど待ったらいよいよカウンター席に案内された。そして隣の若者が頼んだラーメンを見て驚く。ものすごい量のモヤシがてんこ盛りになったドンブリがそこにあるではないか。恐ろしくなってすぐにLotusさん確認を入れる。


c「あれって野菜マシですかね?」


L「そうですね」


一気に意気消沈した私は、野菜マシを諦める決断をした。あれは無理だ。カウンターでしばらく座っていると、気がきくLotusさんがセルフ形式の水を取りに行ってくれた。もちろん私の分まで取ってきてくれるそうである。ありがたや。私が1人になったその瞬間、カウンター越しの店員さんが私に向かってこう言った。


店「ニンニク入れますか?」


c「えっ?あ、はい、、、」


注文はそれで終わりだった。直後にラーメンがどんと出てきた。不意打ちである。ニンニクましましにできなかったではないか。クソーッ、と思っていると水を持ってきてくれたLotusさんが椅子に座った。


L「ニンニクましまし、アブラましで」


さりげなく、しかし力強く、清く、正しく、美しく、注文の儀が執り行われた。さすがである。



ドーン!

気になるラーメンのお姿はコレ。凄まじい量である。野菜は普通盛りなのにドンブリからはみ出しているぞ。



しっかりした歯応えで、ほうとうのようなふと平麺はドンブリの下に、これでもか!というほどの量が隠されている。これは手強いぞ。



そしてこのチャーシュー。いわゆる肉塊である。



絶対にひと口では食べられない大きさの塊がゴロゴロ底に沈んでいるのがわかる。



ほら、ゴロゴロ。



悪戦苦闘しながら、とりあえず野菜は食べ切った。あとは麺との戦いである。アチョー!



食べても食べても減らない麺。ああ、人生初のギブアップしちゃおうかな?もう胃がパンパンになっている。上から押し込むのは危険なので、体を右に左にくねらせて少しでも胃の中のラーメンが下に移動するようにした。



ウィーップ。完食だ。これで勘弁しておくんなまし。レンゲの上にあるのはアブラマシマシの元、豚の背脂だそうである。これは危険だ。


そして気になるお味はというと、スープはかなりコッテリ系の醤油とんこつである。家系ラーメンとは中枢の部分で共通する何かがあるような気がするが定かではない。ここの二郎ラーメンは豚の背脂がいい仕事をしていて、育ち盛りの我々中高年にガツンとコクを届けてくれる。野菜は温野菜になっていて薄く味がついている。もの足りなかったらテーブルに置いてある醤油ダレをかけて食べると満足する。そして肉。よくスーパーで売られている約20センチ程度の豚バラ肉の塊、これが一本くらい入っていると思われる。味もしっかり中までついていて、後半戦、胃の中の半分ほど占めているのではないか?と思わせるくらいの存在感が恐ろしかった。


とりあえず食べ終えた2人は汗を拭き拭き店を出ることにした。券売機の上を見ると、こんな張り紙があった。




いや、小ラーメンであの量なのに大ラーメンなんて食べるやついるのか?

店外に出てLotusさんと、この後の計画を話しながら歩いた。ちょっと一杯ひっかけに行きますか、ということになってバスに乗ることにした。そんな中、私の心の中ではひとつのキーワードが繰り返し聞こえていた。

「もうラーメン二郎はたくさん、もうラーメン二郎はたくさん」

ウブでお茶目な大酒飲みで大食いの私が言うのだからそうとうな量だったことをお察しいただきたい。しかし、翌日には「また、食べに行きたいなー」と思ってしまうから不思議である。常習性も半端ないようだ。

このあと、バスに揺られてある場所まだ行くのだが、ある人から連絡があって、Lotusさんとびっくらこいたのだか、長くなったのでその話はまた次回。たのしく美味しい話はまだまだ続くのである。



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今日は出社している。

特に飲み会などではなく、ちゃんと仕事に来た。

なので、通勤で疲れた体を癒すにはこれしかない

ビールをこよなく愛する皆さま

であるからして

やっぱり今宵も

キンキンに冷えたビールで

乾杯ッ!

なのである。
ムフフフフ。

 今朝、通勤途中の富士山観測所で見えた綺麗な富士山。今日は良いことありそうだぞ。



【昨日のビール】

ロング缶:3本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:〇

筋トレ:×

お菓子断ち:×

 

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随分と昔の話だが、書いてご飯、じゃなかった、書いておかずにはいられない出来事を経験したので、ここに記す。


あれは、まだまだ酷暑が続いていた今年9月の初めのことだった。私は生まれてこのかた、ケチとか、貧乏ったらしいとか、ガメツイとか、欲張りとか、それくらいお金出して買いなよ、とか、そのような言葉とは縁の遠い、豊かな生き方をしている。うん。してるな。


定期的に確認しているサイトがあり、その日もチラリと覗いてみた。するとこう書かれていたではないか。


「無くなり次第終了。予約をして献血したら乾電池式モバイルバッテリーをプレゼント!」

 

というような内容の文字が踊っている。私はつられて立ち上がり、満面の笑みを浮かべ、無言でモバイルバッテリープレゼント音頭を暫くの間、踊った。


まずは予約だ。これをして行かないと、目的のブツが手に入らない。週末で予定の空いている時間を確認したら、モバイルバッテリー音頭を踊り疲れたディスコの帰り、これで青春も終わりかな?と呟きながら予約を完了させた。グヒヒ。


 

そして当日。

やって来たのは最近移転リニューアルした我らの盛り場、立川にある献血ルームである。午前11時に予約をしていたので、その10分ほど前に建物に到着した。


もう少しで乾電池式モバイルバッテリーが手に入ると思うと心が躍るのだが、献血センターの方へ歩いて行くと何やら、もっと胸が踊る環境になってきた。おっ!こ、こんな所にラーメンスクエアがあるではないか!

 

 

店とラーメンの紹介が書かれているコーナーに1人仁王立ちして、一文字も残さず凝視して理解を深めた。どれもうまそうだ。あ、いかん、予約の時間になったではないか。急ごう。

 

 

献血が終わって乾電池式モバイルバッテリーを貰ったら、ラーメンスクエアで栄養補給でもするか。あとでな。あばよ。


とても綺麗になっている献血ルームに入ると、スーパー銭湯の受付のようなカウンターがあり、そこで名前と予約の時間を告げた。ネットで事前に問診票の記入は済ませてあるので、番号札を貰うと水分を摂るように促された。無料になっている自動販売機でオレンジジュースを2杯飲み、機械で血圧を測った。毎日降圧剤を飲んでいるのでもちろん正常値だ。


お次は医師による診察があるというので、診察室の方へ歩いて進んだ。すぐに呼ばれて、優しそうな中年医師に簡単な質問を受ける。最近は絶好調であることを伝えると、その医師は笑顔で言った。


「問題ないですね、いいですよー。そこを出て右に進んでください」


礼を言い、診察室を出ると言われた通り右に進んだ。次は事前の血液検査だ。血液型の検査とヘモグロビン濃度測定である。私の前に2人の男性が順番待ちをしていたので、その後ろに続いた。事前検査はすぐに終わるので3分ほど待ったら私の番である。


私と同年代、もしくはちょっと先輩に見える、ふくよかな看護師の女性が愛想よく「こんにちは、指先に針を刺して、ちょっとだけ血を取りますねー」と言った。何度かやったことがあるが、指先に当てた小さな機械がパチンというと、中から短い針が出てくるアレである。なんだかんだ言って、結構痛いのでできればやりたくない。


「ちょっとチクッとしますよー」


そう言って、ふくよかさんが機械を右手の中指の先に当てた。


ついに来るな。ドンとこい!精神を集中させて身構え、いつ、何が起きても痛くなんかないぜ、オレっち、と呪文を唱えた。心臓はドキドキと高鳴る。そのままの姿勢で2日間が過ぎた。そのくらいの時間に感じたのだ。実際は1.5秒ほどだっただろう。


「バチッ!」


指先に一瞬だけ電流が走ったような、そんなピリッとした痛みなような衝撃だった。ふくよかさんが、私の右手の中指から表面張力で丸くなって出ている一滴の血をリトマス試験紙のような紙にスッと吸わせた。その後はその紙をじっと見つめる時間だった。


「はい、じゃあもう一回取りますねー」


そう言って私に中指を出すよう言ったのでスッと右手を上げた。まるで私がふくよかさんに対してファッ◯ユー!と言っているかのような、そんな体制である。


ふくよかさんは私の右手中指の先を絞るようにして、先ほど針を刺した部分からもう一滴血を出してリトマス試験紙に吸わせた。


また、しばらく待ちの時間が続く。


「はい、足りませんね。血が薄いです。ヘモグロビンの濃度が規定値に達していないので、今日は献血できません。わざわざお越しいただいたのに申し訳ありません。また、機会があったらお願いします」


申し訳なさそうに、ふくよかさんはそう言って頭を下げた。


「。。。。。」


何が起こったのか一瞬わからなくなったが、これはどうも、お茶でも飲んで帰って下さい、と言われているのだ、としばらくして理解した。


「ああ、そうでしたか。残念です。ありがとうございました」


私はそう言って静かに立ち上がった。


荷物を持って問診ファイルなどを受付に返すと、そそくさと献血ルームを出る。なんだよ。せっかく立川くんだりまで電車でやってきて、この仕打ちかよ。心の中で悪態をつくと、まだ開店していないラーメンスクエアの前を通ってエスカレーターに乗った。

 

 

くそっ、痛えな。何がラーメンスクエアだよ。誰か俺を救えや。



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今日は出社の日。


しかし午後から在宅に戻る予定だ。


昔でいうところの半ドン的な感じである。


通勤でたくさん歩いたので、今日はビールがうまいぞ。


ビールをこよなく愛する皆さま


であるからして


やっぱり今宵も


キンキンに冷えたビールで


乾杯ッ!


なのである。

ムフフフフ。