ヒマだ。ヒマである。ヒマで仕方ない。新年早々交通事故に遭ってしまい右足を負傷してしまった。具体的には膝を捻ってしまい靭帯を損傷した。腫れはだいぶひいてきたのだが膝自体があまり曲がらないため歩くのが困難である。サポーターを巻いて引きずりながら歩くのでのっそりのっそりと言った感じなのだ。しかも長時間歩くと腫れが酷くなり右脚全体がむくんでしまう状況である。慣れない筋肉も使っているのだろう、帰宅すると疲れがどっと出てしまう。やれやれなのだがもう少しの辛抱だ。確実に回復しているのである。

 

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あまりにも暇なので昨年末の楽しかった飲み会の話を書くことにしよう。

 

我が家には昨年末から年明け2日まで、妻のお母さんが遊びに来てくれた。今年は娘が受験ということもあり帰省せずにこちらに来てもらったのである。そういえば昨年も同様だったので、このスタイルが定番になるかもしれない。

 

12月30日火曜日の午前、妻は仕事で不在、娘は塾に行ってしまった。お母さんは新幹線でやって来るので東京駅までは息子と迎えに行くことにしていた。車で行くのだが年末年始の帰省ラッシュ時期なので事故や渋滞が不安だったが特に障害もなくゆっくりではあるが駅に到着した。この時期恒例の八重洲地下駐車場は入り口に警備員が立っていて満車のプラカードを振りながら違う駐車場を探すように促す。しかし、そう言いながら駐車場内は結構入れ替わりも多いので私は気にせず満車の表示がズラリと並ぶ地下駐車場へと潜って行った。

 

年末年始やお盆の時期は必ず満車表示になるが私はツイている男なのでグルグル回っていると必ず空きスペースが見つかるのである。この日もそうだった。地上へ上がるポイントに激近の最強優良スペースを見つけてすぐに停めたのであった。

 

そして地上へ上がり新幹線ホームに行くまでの入場券を2枚購入したら息子と二人で改札を通った。すると異様な光景に圧倒されてしまうのである。とにかく人人人のオンパレードなのだ。東京駅には過去に何度も年末年始やお盆時期に来たことがあるが、こんなに人が多かった経験はない。まっすぐ歩けずに、まさしく人と人のすき間を縫うようにジグザグにしか進めないのである。息子とはぐれないようにキョロキョロしながらなんとか新幹線への改札まで辿り着いた。すると人混みが一層分厚くなるような感覚が押し寄せてきた。ヒェーッ!

 

なんでも帰省による昇降客が多すぎて新幹線が大きく遅れているというのだ。駅員に到着ホームを確認してからエスカレーターに乗ろうとするのだが、エスカレーターにも長い行列ができているではないか。迷わず息子と階段で登る。するとホームにも人人人、新幹線の到着を待つ者、降りてくる者がうじゃうじゃいるではないか。おまけに降りる方向のエスカレーターは故障しているのか駅員が乗り口に立って階段を使うよう促しているではないか。お母さんは足が少し悪いため階段で降りるのはかなり大変なことが予想される。到着予定時間をとっくに過ぎた新幹線ホームには20分遅れで出発待ちをしている列車が停まったままだった。

 

息子と世間話などしながらボーッと待っていると、やっとのことでお母さんの乗る新幹線がやって来た。事前に教えてもらっていた5号車の出口に二人並んでいるとお母さんの笑顔が見えた。いらっしゃい。遅れた列車のおかげかどうかは分からないが、下りのエスカレーターが再開されていた。まずはよかった。駐車場まで降りて車に乗り込むと我が家へ直行である。


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この日、息子が夕方からアルバイトだというので自宅に息子を降ろすと妻の職場に向かった。ちょうど仕事が終わる時間なのである。待ち合わせ場所にはすでに妻が立っており車に乗り込んでくるなり母親との再会を喜んだ。思えば1年ぶりではないか。私も嬉しくなってしまった。

 

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娘の塾が19時に終わるというので迎えに行った。その足で妻とお母さんを車に乗せるとある場所へ向かった。車内では娘とお母さんとの再会があり抱き合って喜んでいる。娘はおばあちゃん子で一緒にいるときはいつもベッタリなのだ。「私がおばあちゃんの杖になるからね!」出かけるときはいつもそう言って腕を組んでいる。

 

 

いきなりドーン!

今年も一年お疲れさまでした!来年もよろしくお願いします!


この日、息子がアルバイトしている飲食店にお母さんがぜひ行ってみたいというので予約しておいたのである。少し恥ずかしそうにしてお通しを持ってきた息子の姿を見てお母さんが涙ぐんでいるのが分かった。

 

 

大人用のお通し。立派である。

 

 

こちらは娘の前に置かれたお通し。

 

 

ではどんどん頼みましょう!これは旨かった。名前は忘れた。

 

 

マグロ。厚切りで最強!

 

 

ぶ、分厚すぎる。小さく見えるが幅40センチはあった。間違いない。重さは2キロだ。

 

 

これも非常に旨かった。昆布巻きとくるみフィッシュ。おせち料理の最高峰である。

 

 

おでんもいただきましょう。旨し。

 

 

私とくればアジフライ。外はカリカリ中はフルーツ、じゃなかった、ジューシーでジェニーはご機嫌ななめなんかじゃ全くなく、cornは超ご機嫌なのである。

 

 

ドーン!

息子が注いだ一番搾りは至極の一杯。息子よ、シアワセをありがとう!

 

 

茄子、言うことなす。旨し。

 

 

娘ちゃんに鶏むねのから揚げを頼んだら丸ごとやって来た。ヘルシーでサクサク、タマランチ快調!

 

 

厚揚げは誰にもあげない。

 

 

これも美味しかった。豚バラを薄型お好み焼きにしたもので娘が非常に気に入っていた。

 

いやあ、飲んだ食った。飲んだビールは店内ダントツの杯数を誇っただろう。それを見て店長さんの笑顔が絶えなかった。では、お会計お願いします。


もらった伝票を見て目が飛び出たが、そっと押し戻した。大人だからね。翌日、仕事だった妻はこの日ノンアルコールで宴にのぞんだので帰りは妻の運転で帰宅の途についた。息子も載せて帰る予定だったのだが年内最後の営業日であり後片付けが大変そうなのでおいて帰った。

 

お母さんは成長した息子の姿に大満足のようである。


ああ、来てよかった。

 

 

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それにしてもヒマである。

 

やることがないのでスマホで動画を見たり、アマプラで映画を見たりするくらいしかない

 

ずっと座っているので腰も痛いではないか

 

クソーッ

 

やってられっか!

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

足の痛みと腰の痛みを和らげるには酒しかない

 

現在正午前

 

晩酌ではまだまだ時間があり過ぎるが

 

その時を夢見て

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。

 

 

前回から続く。

 

 

1月5日の仕事初めの朝、原付バイクに轢かれるという事故にあった。事故現場を離れる際、救急車の中で警察官からメモ書きを貰っていた。内容は、とりあえず診察などが落ち着いたら一度連絡をするようにというものである。そして現場に来た警察官の名前と事故の担当者、警察署の連絡先や事故に遭った際の対応手順なども書かれていた。

 

事故の当日、折れた歯の治療のために行った歯医者から帰宅したタイミングで、そのメモの事を思い出した。なのですぐに警察署に連絡することにした。担当者につながると、まずは怪我の状況を聞かれた。診察の結果を淡々と伝えると、動けるようになったら警察署まで調書を取りき来てほしいという内容だった。そして、気になる情報も貰った。事故の相手の連絡先である。現場では誠意を持って対応しますと言っていたそうだ。今日か明日には連絡があるだろうとのことだったので、その番号から着信があったら出るようにと言われた。

 

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翌日、救急搬送された病院の予約を取っていたので向かうことにする。妻が仕事を休んで送迎してくれることになった。10時30分の予約にちょうどの時間で到着すると、妻はいったん帰宅することにする。診察の時間が読めないので、おそらく結構な時間がかかるだろうと予想したからである。そしてその予想はしっかり当たった。

 

待合室で松葉杖を椅子に立てかけ、曲がらない膝を投げ出していると結構場所をとってしまう。午前中の診察時間は男女の大先輩方が大勢いる。車いすを使う人や脚の怪我をしている人も多いので、できるだけ邪魔にならない場所を選んで診察を待った。1時間ほど待つと私の番号が呼ばれたので診察室に入る。

 

若い男の先生がニッコリ笑いながら状況について質問してきた。事故に遭ったことと、膝が非常に痛い事、息子が3か月前にした怪我の状況と非常に似ていることを丁寧に説明した。ベッドに横になるよう言われたのでその通りにすると、触診が始まった。曲げてみたり捻ってみたりと丁寧な診察なのだが何をやっても痛い。

 

「痛くてこれ以上曲がりません。イテッ、そこも痛いです。」

 

そんな返事くらいしかできないのだが、先生は、うんうんと頷きながら何かを決めたようだった。

 

『MRIを撮りましょう。今日は撮影だけで診察は来週、専門の先生に診てもらいます。もしかしたら前十字靭帯をやってるかもしれないですね。もしそうだったら手術になります。』

 

マジか。サッカーをやっている息子ならまだしも、私が前十字靭帯をやるなんて。そんなことを頭の中で考えながら先生と看護師さんに礼を言って診察室を出た。MRIは午後からしか予約が取れないとのことなので一旦帰宅することにする。慣れない松葉杖歩行や脚の痛みに耐えながら待合室で少しずつ姿勢を変えたりするのに疲れてしまったのである。妻が迎えに来る時間がないというので、タクシーで帰宅すると、ソファに横になり少しの間仮眠をとった。

 

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MRIは毎年の健康診断で撮っているので勝手知ったるものである。時計や指輪など身に着けている金属類を外すと準備万端なのだが撮影用のベッドまでは結構な距離がある。看護師さんが車いすを使うよう勧めてくれたので遠慮なく甘えることにした。ベッドに横になると看護師さんが私の膝の角度を少しずつ変えて、撮影にちょうど良いポジションにしてくれた。そして最後にひと言、にわかに信じがたいことを言った。

 

『撮影は30分です。動かないようにじっとしていてくださいね。』

 

な、なんだって?今まで私が経験したMRIは長くて20分ほどだった。痛みに耐えながら30分間も動かずにじっとしていろなんて拷問そのものではないか。笑顔をかなり引きつらせながら返事をすると、一人ぼっちの撮影室にヒュンヒュンというMRIの機械音だけがこだました。


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何とか我慢して撮影が終わった。書類をもって会計に向かう。名前はすぐに呼ばれて窓口の女性職員が私に質問した。

 

『交通事故だと思うのですが、相手の保険屋さんとは連絡が取れていますか?』

 

「いえ、まだなんです。」

 

『そうでしたか。次回の診察までに保険屋さんと連絡が取れなかったら、いったんcornさんの方で全額立て替えていただく形になります。現時点で10万円ちょっとになります。』

 

ムムッ。なるほど、そういうことか。

 

「わかりました。ありがとうございました。」

 

病院を出ると薬局に行って処方された痛み止めをもらった。妻が迎えに来てくれたので、すぐに車に乗り込む。昨日、事故の相手からは連絡がなかった。もし、明日まで待って連絡がなかったら、こちらからショートメッセージを送ろう。頭の隅でそう考えながら帰宅中の車内で妻と会話した。

 

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そう言えば警察署へ調書を取りに行かなければならなかった。週末の午後は仕事も落ち着くのでその時間にしよう。警察には日程が決まったら事前に連絡を入れるよう言われていたので電話をかけた。警察に電話するのはあまり良い気はしないものであるが、私は今回被害者なので仕方ない。電話がつながると名を名乗り用件を伝えて担当者に代わってもらった。

 

「金曜日の午後に伺うのでよろしくお願いします。そういえば、まだ相手から連絡がないのですが、こんなものなのでしょうか?」

 

せっかくなので相手の状況を確認してみた。

 

『ああ、そうでしたか、こちらの方からも連絡してみますね』

 

有難い返事が返って来た。直接私から連絡するよりクッションが入ったほうがお互い良いだろう。

 

警察との電話を切ると1時間ど経った頃に事故の相手から連絡があった。謝罪の言葉、私の状況についての気遣い、警察が私の連絡先を間違えて伝えていたので連絡が遅れたこと、保険会社にも間違った連絡先が伝わっていることが一方的に話された。最後に今一度、謝罪の言葉で締めくくられ、何かの営業ではないか?と思うような電話が切られた。

 

そして、その後すぐに保険会社からも連絡があった。事故の状況を説明すると相手が話している内容と齟齬があるような感じだったが、私の説明をきちんと聞いてくれた。松葉杖をついて歩けないことや、最悪手術になる可能性がいあることなども伝えると、申し訳ないが進捗があるたびに都度連絡を入れるようにということを聞いてこちらの電話も切った。今後の病院への支払いは保険会社で対応するとのことだったので、とりあえずひと安心である。

 

膝の状況は本当に少しずつ良くなっているといった感じである。事故に遭ってから今日でちょうど1週間が経つのだが、まだまだ膝は腫れているし、きちんと曲がらない。明日、休日明けの火曜日が専門医による診察の日なので、そこである程度今後の予定が立つだろう。なんだか複雑な気持ちが続く2026年の年明けなのであった。

 

 

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というわけで明日、判決が言い渡される。

 

最悪、手術という運びになるのだが、手術が避けられたとしたらどうなるのかが不明である。

 

さて、どうなることやら。

 

私の未来


まぁ、ゆっくり酒でも飲みながら考えるとしよう。

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。

 

 

 

前回から続く。

 

 

救急車で搬送された先の病院で、ひと通りの診察が終わった。あとは会計をして帰るだけである。妻と息子が車で迎えに来てくれるので安心だ。

 

ちょうど病院の職員が出勤するタイミングと重なっているため、夜間通用口は結構人の出入りが多い。通用口のすぐ横に会計窓口があり、その横に置かれた長椅子に腰掛けながら自分の名前が呼ばれるのを待っていた。もちろん会計を待っているのは私一人である。

 

会計窓口の職員も入れ替わりの時間なのだろう。引継ぎなどをしているのか、少し時間がかかっている。何をするでもなくボーっとこれからの事などを考えていると、聞き覚えのある声が廊下の奥から聞こえてきた。妻と息子が到着したのである。二人は私の顔を見つけるなり小走りで近寄って来た。私は笑顔で手を振った。

 

『お父さん、大丈夫?あ、歯がない』

 

息子がそう言って、心配そうに痛めている足と折れてしまった前歯を交互にを見た。

 

「とりあえず今日は終わりで、明日また来てくださいって言われた。痛くて歩けないから松葉づえをもらったよ。」

 

そう言うと、妻が眉間にしわを寄せてさらに心配した。まぁ、怪我以外は元気だからまずは帰ろう。そう言ってカバンを息子に預け立ち上がった。松葉づえをつくのは初めてなのでうまく進むことができない。実は息子はちょうど3か月前に脚の手術をして松葉づえをついていたので、この界隈では先輩である。歩き方のコツを教えてもらいながらゆっくりと進んだ。

 

妻が駐車場から車を取って来る間に事故の状況などを息子に話す。もらい事故であることを説明すると相手に対して怒りをあらわにした。しかし、意外なもので私自身は相手のことを特に何も思っていない。ただ、ちゃんとした保険に入っているのか?ということだけが気がかりだった。

 

妻が乗った車が目の前に停まると、息子の介助を受けながら後部座席に乗り込む。つい数か月前までは息子と私との立場が逆転だったことを話しながら苦笑いするしかなかった。ちょっとした衝撃を受けるだけで激痛が走るので、気を付けながら座席に着いた。初めてやって来た病院の帰り道を案内しながら、妻にも事故の状況を説明する。息子と同様に相手に対する憤りを口にした。当たり前だろう。私だって家族がこのような目に遭ったら同じ気持ちになるに決まっている。


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無事に家へ到着すると玄関に入るまでにいろいろな障害があることに気いた。普段は全く気にならない低い階段や段差が私の松葉づえ歩行を阻むのである。何とかリビングまで辿り着き、着替えを済ませるとソファーにドスンと座った。またズキンと激痛が走る。ああ、どうにかならないものか。痛めたのは右足の膝である。服の上からでもわかるくらいに腫れが酷く、曲げることができないのだ。ちょっと捻るだけで痛くてたまらないのである。

 

まだ冬休み中の娘が部屋からゴソゴソと起きだしてくると、私の姿を見て驚いた。事の成り行きをひと通り説明すると娘も妻と同様に眉間にしわを寄せ痛々しい姿の父をを心配した。

 

私はスマホを取り出し、今後の事故の対応などを調べていると気分が落ち込んでくるのがわかった。これからいろいろと面倒なやり取りをしなくてはならならいことが書かれていたからである。事故相手の保険屋というと、なんとなく嫌なイメージで治療費やその他の事に対して1円でも安く対応させるような、そんなケチな姿しか想像できないのだ。

 

とりあえず、私が入っている保険の補償内容も調べてみることにした。すると見事なほどにかすりもしない内容だった。入院に対しては保証されるのだが通院は一切対応していないのである。やれやれなのだ。落ち込む気分がさらに落ちていくのだが、自動車保険の方はどうだったか?何かしら保証されないものか。あまり期待もせずにWEBで調べてみると、ラッキーなことに弁護士特約に入っていることが分かった。相手の保険屋が変なことを言ってきたら弁護士をたてよう。少しだけ気分も上がったので、その勢いで窓口に電話を入れた。

 

担当者は事故に遭ったことに対する見舞いの言葉を述べたあとに私の補償内容を確認する。そして確かに特約が使えるということを教えてくれた。弁護士が出てくるのはおそらく示談をする際だと思うので、その際は遠慮なく連絡をよこすようにと言われて電話を切った。


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そういえば事故直後に、ショートメッセージで会社の上司にも事故の報告をしていたのだが、そのままだった。詳細を連絡するために電話すると、見舞いの言葉と共に怪我の回復に専念して仕事はその後で良いという言葉を貰った。ありがたい。あとで聞いた話なのだが、事故の報告を受けた社長が、新年の全社朝礼で年明け早々私が交通事故に遭ったことを全社員向けに話したそうである。それを聞いた人から私の上司宛てに心配の連絡がいくつか届いて大変だったとのことであった。新年早々何とも言えない笑い話である。

 

気分はだいぶ回復したが、何かが足りない。何だろう?


おお!そうだ!歯だ!歯がない!上の前歯の一番目立つ歯が折れていて、その隣の犬歯が欠けているのだ。ネットで調べると、どのサイトを見ても折れた歯を再利用するのであれば急いて医者に診せることが重要だと書かれていた。お巡りさんが苦労して見つけてくれた歯である。面倒くさいが行くか。

 

近所の美容整形も取り扱う病院をいくつか探して予約の電話を入れてみる。1軒目は明日の午後からしか予約できないと言われた。2軒目は当日の午後一番で診てくれるということだったのでそこに決めた。妻に送迎を依頼してから、疲れも出てきたので少し休むことにした。

 

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妻に歯医者の近くまで送ってもらうと、そこから松葉づえで受付まで向かうのだが、これがなかなかキツイ。両手に慣れない杖を突いて歩くのは見た目以上に体力が必要である。ゼェゼェハァハァ言いながら途中で休み休み、やっとのことで窓口まで到着した。初診であるため問診やアンケートなどを書いて診察を待つ。事故に遭ってやって来たことを事前に伝えていたのと、松葉づえをついている姿を見て病院のスタッフはとても気を遣ってくれる。

 

名前を呼ばれたので、難儀しながらやっとのことで診察台に座ると、かなりふくよかな女医さんがやってきた。挨拶と共に事故の見舞いを述べてくれた。口をゆすいで診てもらうととりあえずレントゲンで骨の状況を確認することになった。


また松葉づえを取り出し歩いて移動するのが本当に面倒くさいのだが仕方がない。優しいスタッフに案内されてレントゲンを撮り終えた。

 

『骨に異常はなさそうですね。欠けた歯は今日治します。折れた歯なのですが、元の歯は使えないので破棄しますね。差し歯になりますが保険適用の安価なものとセラミック製のものと2種類あります。しかし前歯なので絶対にセラミックをお勧めします』

 

ふくよかな女医さんに、そう言われるがまま、セラミックでお願いすることにした。お巡りさんが一生懸命探してくれた元の歯は、あっさり別れを告げることになった。保険が適用されないので自費になることを確認されたが事故の被害者なので何とかなるだろう。ダメだったら自腹で治すか。そんなことを考えていたら「12万円です」という言葉が聞こえて一瞬たじろいだ。いや、前歯の一番目立つところだから綺麗に治そう。自分にそう念じながら出費を正当化するのであった。

 

『治療は2回に分けて行います。次回はセラミックが入れられるように歯を削ります。その次に歯をかぶせて完了です』

 

女医さんはキッパリそう言って、少し欠けた歯を治すとともに周りの歯も、あの嫌な金属音がするドリルのようなモノでキンキンと削っていった。初日の治療はここまで。待合室に戻り、少し待つと私の名前が呼ばれたので窓口に行く。

 

『次回の予約は来週の水曜日が最短になります』

 

エッ?水曜?今日は月曜日なので1週間以上先ではないか。このみっともない顔でそれまで過ごすのか?そんなことが頭の中を駆け巡ったが、どうもがいても選択肢はそれしかない。そのまま予約を入れて会計を済ませると意気消沈して病院を出た。トホホ、マジか。

 

妻には連絡を入れていたのですぐに迎えに来てくれた。車の中で治療の方針と次回の予約の話をすると、まずはセラミックの方が絶対良いと太鼓判を押してくれた。しかし前歯のない私の笑顔を見るたびに、憐みの表情を浮かべながら眉間にしわを寄せ、その後に必ず大爆笑になる妻とひとしきり盛り上がりながら帰路に着いたのであった。

 

 

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世間は三連休というのにどこにも行けない。

 

松葉杖を突いてロードバイクには乗れないし、ランニングもできない。

 

ウォーキングもできないとなると、何をすればよいのだ?

 

天気の良い週末、気分が浮いたり沈んだりしながら時間をつぶすのは、なかなか大変である

 

ああ、早く夜になってビールが飲めないかな?

 

そんな事ばかり考える大酒飲み被害者の会代表なのであった

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。