【昨日のビール】

ロング缶:2本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:◯(18キロ)

お菓子断ち:×(柿ピー小袋×6)

 

昨晩はビールを平日ルールの2本に戻した分、やはり焼酎がその分増えた。これがおそらくのんべえ界の相対性理論というやつだろう。やはり物理の法則は宇宙のどこにでも当てはまる理論だということを改めて学んだ。

アホか。

 
 

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2023年8月4日の金曜日。

この日は楽しいイベントと楽しくないイベントがある日で、午前中は息子と楽しくプールに行った話は前回書いた。

 

 

そして、その日の午後に待っていた楽しくない方のイベント。

14時から検査のために病院を予約していたのでプールから帰ると軽くシャワーを浴びて身支度を済ませた。普段ならウォーキングがてら歩いて病院に行くのだが酷暑と言われる最近の暑さだ。今日はやめて自転車で行くことに決めていた。

 

しかしここで問題が出てくる。私の自転車のペダルはビンディングペダルであり、専用のシューズを履いて乗るシステムを導入している。さて、病院までビンディングシューズを履いて行ってみるとどうだろう?想像してみる。私のビンディングシューズはMTB用のやつで、見た目はスポーツシューズのようになっていてそこまで違和感はない。靴の裏にクリートという金具がついているのだが、それも周りの靴底のゴムの中に隠れるように高さが低くなっているので歩くのにもほぼ差し支えない。しかし歩いていると何かの拍子でそのクリートと地面の出っ張りが当たってカチッという音がする。そして金具が付いている分歩きにくいのだ。

 

病院の中をカチカチと音を鳴らして歩くのは何となく気が引ける。歩くたびに周りの患者からジロジロ見られるのではないかと思い、小心者の私は決断するのである。息子のクロスバイクを借りて行こう。それなら普通の靴で行ける。まあ、ビンディングペダルを気にせず普通の靴で漕いでも良いのだが、その日は息子の自転車にも久しぶりに乗ってみたかったのもある。

 

そして私の自転車のペダルも片面ビンディングペダルに替えようかと思案中であるのも事実である。まさしくこうして街中をちょい乗りする時に不便なのだ。片面ビンディングペダルだったら街乗りは普通の靴で、週末などロングライドの時はビンディングシューズを履くという選択肢が生まれる。サイクリングの行った先で山歩きなどもできるのだ。おそらく片面ビンディングペダルを導入するのは時間の問題だろう、、、


 

久しぶりに息子のクロスバイクに乗って病院へ向かう。いつも乗っているロードバイクとはやはり乗る態勢が違うので違和感があり、そして進む速度もなんとなく遅く感じる。ペダルを漕いでいるとじわじわと頭の上や背中から汗が吹き出してくるので涼しい病院へ急がねばならない。急いでペダルを漕いでも汗、ゆっくり行っても汗という状況からいち早く抜け出したかった。

 

病院に到着すると中はやはり平日ということもあり、ガランとしていたので安心する。予約の14時より10分ほど早く着いたが問題なく受付を済ませて空いている待合室に腰掛けた。最初は検査である。

 

私は学生の頃から心電図でいつも引っかかっていた。ナントカ波が普通の人と違う波形で出るようだ。何度か精密検査も受けたが、そこでも気にする程度ではないという診断であり、ずっと昔から言われ続けているので、最近は「またか」と言った感じで受け流していたのだ。


しかし、今年の健康診断で最後に診断結果を簡易的に説明してくれる医師から再検査を受けるよう強く言われた。ここ2〜3年のデータを比較するとかなり悪くなっているというではないか。小心者の私は大いに焦った。美味しいビールを飲むためにダイエットをして運動をしているのに、それとは関係ない心臓が悪くなるなんて、、、

まして心臓だったら激しい運動もできなくなるのでは?そうなると自転車に乗れるのか?冬はランニングができるのか?などと不安が募ってゆく。そして、この先、私の人生の中で一番大切なアレ。ビールを美味しく飲めるのか?

検査を予約して今日までのこの1ヶ月間、私はそんな悩みを抱え、子羊のようにブルブルと震えながら毎晩大酒を飲んでいたのだ。

 

「103番の診察券をお持ちの方〜」

 

看護師さんが検査室の前でこちらを向きながらそう言った。私の番号だ。

 

あれ?そういえは今日はどんな検査をするのだ?てっきり心電図を撮ると思い込んでいた私は、ベッドに横になると心電図ではない機器を目の前にして少し不安になった。

 

「cornさんですね。今日はエコー検査をします。いろいろ機械で押さえたりして痛いかもしれませんが、よろしくお願いします」

 

元気の良い女性の看護師さんがテキパキと説明してくれて、ようや状況を把握した。エコー検査なら健康診断で慣れている。もうセミプロレベルのエコー検査受診者である。どんと来い!

 

胸にゼリーを塗って機械を押し当てられながら、息を吸ったり吐いたり止めたりとなかなか忙しい検査は20分ほど続いた。

 

「はいっ、終わりでーす。待合室で先生の診察をお待ちください」

 

「どうもありがとうございました」

 

私は礼を言って薄暗い検査室から出る。事情聴取は終わった。あとは審議されて判決を待つだけ。まな板の上の鯉になった気分で今晩の晩酌のアテなどを考えてムフフな事を想像しよう。

 

30分ほど待っていると診察室に入るよう放送が流れた。案内された診察室のドアをノックしてあの宿敵かかりつけ医と対峙するのだ。

ヤッたるで!



医「どうもー、お久しぶりです。エコー写真を見ましたよ」

 

結構明るい声なので悪い結果ではないだろうと、たかを括った。

 

医「ぱっと見、問題ないと思ったのですが、、、1点だけ」

 

な、なにっ?!

私の心臓に異常があったのか?

 

医「検査で精密に測ってもらったらちょっとだけ厚くなっている部分がありますね。心筋に」

 

シ、シンシン?

信用金庫のことか?

友達に言われたぞ。

信用金庫の言うことだけは信用するなと。

笑顔で老人に寄って行き、良いことばっかり説明して詐欺まがいのサービスをしていると信金退職者が言っていたと、、、


落ち着け。

落ち着くんだ。

私は簡単には騙されないぞ、、、

 

医「cornさん、ここを見てください」

 

医者はエコー写真に映る私の心臓の壁の厚さに数字が入っているところを見せた。

そこには13という文字が書かれている。

 

医「だいたい12ミリまでが正常値と言われています。cornさんは13ミリの部分があり、このまま放っておくとどんどんマッチョな心臓になるので少し抑える必要がありますね」

 

な、なにっ?

なんだって。

騙されないぞ。

そうやって患者の不安を煽り老人やしがないサラリーマンから、なけなしの金を巻き上げるつもりだな。

そうはさせないぞ!

 

医「よしっ、手を打ちましょう。血圧の薬を変えます」

 

ホラきた!

そうやって高額な医薬品を買わせて私腹を肥やす気だな。

 

医「このままだと心臓が肥大化して不整脈をおこしたりしますからね」

 

煽るね〜。

不安を。

なんだかドキドキしてくるではないか。

負けるな〜。

 

医「今まで飲んでいた薬の量を半分にします。そして新しい薬を追加します」

 

キターーーーッ!

ぼったくりヤブ医者!

 

医「新しい薬を飲むと、かなり血圧が下がると思うんですよ。なのでグンと下がったら、今まで飲んでいた薬は飲むのをやめてください。そこからは新しい薬だけを飲めばいいです」


ムーッ、、、


私は我慢の限界が来た。

この詐欺まがいの診察及びヤブ医者は許せない。

このやろう。

私は大声でこう言ってやったのだ。

 

C「はいっ!センセイ!そうします!私は一生アナタについていきます!ありがとうございました!」

 

結果的に薬の量が少し減ることになった。

その分強い薬なのだろうが、価格も少し安くなったのであった。


 

新しい降圧剤を飲み始めてまだ3日だが確かに血圧が下がり気味である。もう少し飲み続け、頃合いを見計らって新しい薬に完全シフトする予定である。

 

人は信用するもの。

性善説で接するべし。

かかりつけ医は実はいい人なのである。

 

 

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その日の晩酌。



サーモンが割引されていた。脂が乗って旨かった。



天然ぶりが割引されていた。これまた旨し。



鯖の水煮缶があったので小ネギと醤油でいただいた。こちらも旨し。



定番のお豆腐さまは忘れられない。旨し。



揃いましたなアテの衆。


一番搾り超芳醇をグラスにトクトクシュワシュワ。

この超芳醇は実に旨い!

大好きなのである。


来週は水曜日まで夏季休暇を取得する予定だ。


今週の金曜日は山の日で休み。

1週間が1日少ないのだ。

最強の週ではないか。


ビールをこよなく愛する皆さま。


こうなるとやっぱり


今宵もビールで


乾杯っ!


なのである。

ムフフフフ。



 

 

昼に冷やし中華を作ったら家族に大好評だった。また作らなくてはいけなくなった、、、

 

 

【昨日のビール】

ロング缶:4本

芋焼酎ロック:7杯

 

【昨日の実績】

スイム:◯(500メートル)

自転車:◯(52キロ)

お菓子断ち:×(柿ピー小袋×7)

 

昨日も酒飲みトライアスロンにチャレンジするところだったが、やはりランニングはやらなかった。時間も足りないし疲れすぎるからだ。この日の事はまた別のブログに書くことにする。それにしても昨晩は芋焼酎ロックのペースが早かった。柿ピーもである。

気にしないが、、、

 

 

 

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2023年8月4日の金曜日。

私は有給休暇を取得していた。午後から用があったため午後休暇を取得していたのだが、午前中のスケジュールも特に入らなかったので終日休むことにしたのだ。この日は楽しいイベントと楽しくないイベントの両方が混在する日だった。

 

 

 

まずは楽しいイベント。

先日、息子とプールに行ったのだが、予約制になっていることを知らずにアポなし入場しようとしたら断られたことは以下のブログに書いた。

 

 

その場で予約用の電話番号を教えてもらい、かけてみると違うプールしか空いていないと言われたため、移動を強いられる結果となってしまったのだ。このことを教訓に次回は予約をすることを忘れまいと心に誓った。

 

有給休暇を取得すると申請した日、午後半休から終日休に変更した時点でプールに行こうと決めた。健康のために運動するということもあるが、最近はTシャツ姿で自転車に乗り袖を肩までまくったまま長時間のサイクリングを重ねていた。その結果、腕だけ、肩まで、そして背中、胸など胴体との日焼けの色がまだらになって格好悪いのが非常に気になっていた。風呂場で鏡に自分の体を映すと体の中心はもやしのような真っ白、肩の部分はやや日焼けして、その境目が刺青のようにきれいに分かれている。そして腕は真っ黒でこれはボディビルダーのようなこんがりと良く焼けた肌。現在の私は白・茶・焦げ茶の三色入った有確認生命体の状態なのだ。プールへ行ってその境目をなるだけ無くすために日焼けをするのがもう一つの目的となっていたのだ。

 

プールの予約はWEBからできるのですぐに取れた。時間は10時でオープニングから入場できるのだ。息子にも行けるそうなので2人で予約しておいたのだ。

 

その日は妻も仕事が休みだったので家族全員朝寝坊をしていた。寝坊と言っても私はそんなに遅くまで寝ていられないので8時前には目覚めた。息子は前日に海水浴で湘南に自転車で行き、帰りにパンクしてしまったので帰宅が遅くなり疲れ切っていたようだ。9時に無理やり起こして準備をさせた。

 

この日も暑い夏の晴天で、プール日和だったので中高年の私は子供のように張り切っていた。プールに隣接する無料の駐車場は平日の午前中だけあってガラガラの状態である。入り口に近い場所に車をとめると酷暑と呼ばれるにふさわしい暑さの中をくぐってプールへ向かった。たった3分ほどの移動だが汗が噴き出てきた。

 

開店直後の受付は券売機の前に多少の行列ができていたのでそれに並んでからチケットを購入し、中に入った。水着は自宅からすでに着てきたのでTシャツを脱ぎ、ゴーグルとバスタオル以外の荷物をロッカーに入れたらいよいよプールへ向かうのだ。

 

脱衣所から出るとすぐに腰まで水に浸かる消毒スペースがあるので、冷たすぎる消毒液で身を清めてから50メートルプールへと向かった。ここのプールは比較的大きなプールで流れるプールやスライダー、幼児用のプールなどいろいろな種類があるので人気がある。幼児用のプールや流れるプールで遊ぶ親子連れのはしゃぐ声があちこちから聞こえて賑やかである。私と息子も1周だけ流れてから50メートルプールに行くことにした。

 

ぬるい温度の水に入ると流れに任せて164メートルの距離を漂流した。浮き輪などを持ってきていないので半分歩いたりしながら、あっという間に1周してスタート地点へ流れ着いた。高校生と中高年の男親子二人は無言で水があら上がると、手持ち無沙汰すぎた流れるプール漂流体験に顔を見合わせて苦笑いするしかないのであった。

 

50メートルプールに移動するとまずはタオルなどを置くスペースを確保した。冷たい飲み物を持ってきていたので日陰がある場所を選んだら早速プールに入ることにする。水の中にはプールの達人のような白髪の老人が結構いた。全身が日に焼けてこれ以上小さな海パンは世界中探してもないでしょう、というくらい小さな競泳用パンツから尻の割れ目を出している白髪ロン毛の爺さんが約2名、他にも私のような色白サラリーマン風の人も多い。みんな黙々と50メートルを泳いでいる。私は五十肩が痛いので負担の少ない平泳ぎで臨んだ。息子は平泳ぎとクロールを織り交ぜながら泳いだ。

 

特にこれといって目標を設定していなかったので、休憩時間になるまで泳いだり日焼けしたりを繰り返したら1時間半ほどで切り上げて帰ることにした。午後からは楽しくないイベントが待っていて遅れるわけにはいかないのだ。

 

楽しいイベントはあっという間に終わり、午後からは1か月前に予約していた病院で検査を受けることになっていたのだがその話はまた次回に書くこととしよう。

 

 

 

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一昨日からちょこちょこと雨が降る日が続いている。薄暗くなったかと思うとザーッとものすごい勢いで雨粒が落ちてきてぱっとやむ。そんな調子が繰り返されるので洗濯物を干すのに頭を使わなくてはならない。妻から起きたばかりの私に対して「今日天気いいの?」などと分かるはずもない質問をされて困ったりもする。

 

雨が降って喜んでいるのは庭の芝生で、ここ数日のうちにきれいな緑一面になった。子供たちが小さければプールを出して遊ぶのだが、もうそんな歳頃でもなくなったのでちょっぴり寂しい気持ちである。3年ほど前に大きなプールを買ったばかりでもったいないから私一人で入ってやろうか?そんな気持ちもチラホラと心の奥で見え隠れする盛夏の昼下がり。今日、夏休み最終日の息子は庭にコットを広げて日焼けしているようだ。

 

 

昨日、芋焼酎の白霧島を飲み過ぎたので在庫が心配である。白霧島自体が品薄になっており、売られているスーパーが限られてきているのだ。数日前、その数少ない白霧島が売られている店に行くと棚に1本しか置かれておらず、ついにこの店も終わりか?などと落胆した。しかし一昨日見た時は潤沢に陳列されていたので安心した。本日買いに行くことにしよう。

 

ビールをこよなく愛する皆さま。

 

しかし焼酎もいいが、やっぱりその前はこれ

 

キンキンに冷えたビールで

 

今宵も

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。

 

 

 

 

 

豆苗はまだ食べていないので伸び盛り。

 

【昨日のビール】

ロング缶:4本

芋焼酎ロック:4杯

 

【昨日の実績】

スイム:△(600メートル)

お菓子断ち:×(柿ピー小袋×6)

 

昨日は自転車には乗らずランニングもせずにプールへ行った。五十肩はまだまだ痛いが、だいぶ良くなってきてはいるので平泳ぎダイエットを決行したのだ。結構痛かったが、、、

 

 

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2023年8月3日の木曜日。

前日に息子が明日は海水浴に行くと言っていた。どこに行くのか聞くと湘南だという。なるほど湘南だったら電車で1時間ちょっとあれば行ける距離だ。私は勘弁だが高校生だったら賑やかな海岸は楽しいだろう。学校の友達5人で行くというので集合場所を聞いた。みんなそれぞれ離れた場所に住んでいるのでどこの駅に集まるのかが気になったのだ。

 

「〇〇コンビニの駐車場」

 

息子は駅からかなり離れた場所を言ったので驚いた。

 

「えっ?そっからどうやって湘南まで行くの?」

 

私が驚いた表情でまた聞くと、息子はまさかの一言を発した。

 

「自転車」

 

ムムッ!なんだと?

湘南、江ノ島といえば最近私が自転車で行きたいと思っている場所なのに、私より先に行かれたか、、、

私は眺望の眼差しで、しかしマウントを取るべくこう言った。

 

「湘南だったら境川のサイクリングロードを下って行けばそのまま着くよ」

 

「そんなの知ってるよ」

 

そっけない息子の返事でマウントはすぐにひっくりかえされた、、、

 

「お父さんの自転車借りちゃおっかなー」

 

息子が嬉しいことを言う。

 

「いいけど、ビンディングシューズだから向こうで歩いたりするのが大変だよ」

 

「だよね。コケたりすると悪いし、何より俺のクロスバイクに申し訳ない」

 

息子はそういって明日は自分の自転車で出かけることに決めたようだ。

 

 

 

かくして、翌日の早い時間に息子は張り切って家を出て行った。我が家では家族全員スマートフォンにGPSアプリを入れているので誰がどこにいるのかがすぐにわかるようになっている。プライバシーはないかもしれないが、何かと便利であるし、子供たちも今のところまだ何とも言ってこないので、そのままにしているのだ。

 

その日、ときたま湘南に向かう息子の軌跡をスマートフォンの画面で追っていると境川サイクリングロードを順調に下っているようだった。私は仕事の合間を見てGPSアプリを覗いた。しばらくすると境川から大きく離れて大通りを通っているようだったので1度LINEをしてみた。

 

「境川をずっと下って行ったほうが簡単につくよ」

 

「知ってるよ」

 

またもやマウント返し、、、

 

 

 

昼前には片瀬東浜の海水浴場に到着したようだ。楽しんでいることだろう。その後は特に気にせずGPSアプリも見ることはなかった。

 

仕事も終わり18時過ぎ、何の気なしに息子の所在を確認すると海岸からほど近いスーパー銭湯にいるようだった。なるほど。海水でベトついた体を洗い流すのだな。やるではないか、キミたち。

 

高校生の男5人、自転車に乗って湘南に行き食事などをとって最後は銭湯に入るなんて想像しただけで楽しくなってくる。息子もそういう年頃になったのだ。

 

 

 

 

その日、私はランニングもサイクリングせずにいた。妻は遅番で帰りが遅いことが分かっている。娘は習い事でこちらも不在。私は晩酌のアテがなかったので近所のスーパーに買い出しに行って独りの晩酌を楽しもうかとウヒョヒョ気分になっていた時、突然スマートフォンのバイブレーションが鳴った。手に取って画面を見てみると息子からのLINEである。

 

「ヤバい、自転車がパンクした」

 

なんだって?こんな時に限ってパンク?そういえば私も最近はパンクで苦労した日が続いている。以下のブログにも書いた。私はこの瞬間、我々が間違いなく親子であるということを確信した。

 

 

 

私は息子からのそのメッセージをみてニヤつかずにはいられなかった。こんなところまで似るとは、、、


おっと、冷静に考えよう。私が一緒だったらパンク修理くらいできるのだがそういうわけにはいかない。すぐにLINEで返信した。

 

C「近所に自転車屋は?」

 

息「あるけど20時まで」

 

時計を見ると19時40分である。

 

C「急げ!」

 

息子のGPSアイコンが勢いよく動き始めるのを見て私もネットで遅くまで開いている自転車屋がないか調べる。すると、ちょっと離れた場所に21時まで開いているイオンバイクがあることが分かった。私はLINEでそのサイトのURLと電話番号を送った。

 

C「イオンバイクが21時まで開いているから、電話して行ってみな。これから行きますが修理できますか?って」

 

3分ほど待ったら息子から返信があった。

 

息「電話でない」

 

C「お父さんが電話するからとりあえず向かって」

 

LINEでそう伝えイオンバイクに電話をかけてみると、すぐに明るい男の人の声が聞こえたので少し安心した。

 

C「すみません、パンク修理などやっていますでしょうか」

 

店「やっていますけど時間が時間なのでケースによってはお引き渡しが明日になるかもしれないです」

 

C「分かりました。これから高校生の息子が行きますのでよろしくお願いします」

 

そう言って電話を切るとすぐに息子にも電話をした。

 

C「修理してもらえるそうだから急いで行きな。一人なの?」

 

息「いや、友達と二人」

 

息子がすぐに電話を切るとGPSアイコンのスピードがまた上がった。

 

しばらく息子のGPSアイコンを見ていると、どう見てもイオンバイクの前を通り過ぎているのが分かった。迷っているのかもしれないので電話をしてみる。

 

C「行きすぎだよ」

 

息「え、マジ?どこだろう、、、」

 

C「イオンの中にある自転車屋さんだよ」

 

息「分かった。行ってみる」

 

息子のアイコンがイオンの方へ向かうのが分かった。私は今こうしてやり取りしていることが、なんだかアポロ宇宙船を遠隔から確認して指示する、NASAのコントロールセンターのように思えた。そして、ニヤついている自分に気づき、息子には悪いが不謹慎に楽しんでいた。


今日修理できなかったら明日、車で取りに行こう。ちょうど有給休暇をとっているので夕方以降は時間が空いているのだ。しかし、友達はどうしようか、、、

とりあえず、息子からの連絡を待つことにした。

 

「ダメだった。明日だって」

 

息子からのLINEが入った。

 

C「仕方ないね」

 

息「うん」

 

私はイオンバイクからの帰り道をGoogleで調べて息子に送った。息子の友達は寮に入っているので我が家からはかなり遠い場所に帰らなくてはならない。幸い実家が横浜だったのでそちらに帰るか聞いてみるようにと、一緒にメッセージも送る。

 

しばらく待ったが返事がなかった。状況はどうなのかLINEで聞いてみる。

 

息「さっきの自転車屋で他の自転車屋を紹介してもらった。今向かっている」

 

息子からの返信があった。なるほどね。神にも祈る気持ちだ。

またしばらく待っていると息子からのLINEがきた。

 

息「今日なおるって」

 

C「おぉ、ヤッタネ」

 

息「うん」

 

とりあえず、自転車は今日乗って帰れることが分かった。分かったのだがそこで冷静に考えてみると状況はかなり厳しいことが分かる。Googleマップで我が家までのルートを検索するとなんと自転車だと3時間ほどかかるのだ。帰宅は午前0時前になるだろう。そんな遅い時間まで子供二人が自転車でうろついていると危険でもある。私は策を考えた。

 

とりあえず、今日は息子たちが今いる場所から最寄りの駅に自転車を置いて帰り、また明日取りに行こう。友達は実家に帰るよう促す。そうすればそこまで遅い時間にならずに帰宅できるだろう。そのことをLINEで伝えるとしばらく返事がこなかった。

 

ヤキモキしながら待っているとやっと息子からLINEが入る。

 

「友達のお母さんが車で迎えに来てくれるって。自転車を乗せて、そのまま送ってくれる。友達はいったん寮に帰って荷物をとってから実家に帰るんだって」

 

なるほど。ありがたい話で恐縮だがしかし自転車は2台あるのに大丈夫なのか。なんだったら明日私が取りに行くので自転車は置いて行っても良いと伝えるとこう返ってきた。

 

「アルファードだから大丈夫だって」

 

参りました、、、

 

私はとっさに頭を切り替えて何が最善策なのかを考えていると妻が帰宅してきた。事の顛末を話すと妻は驚きながらも友達のお母さんに恐縮していた。LINE交換をしていたようですぐにお礼の連絡を入れたようだ。私はこれから友達の寮がある場所まで車で向かい、そこで息子と自転車を引き取ってお礼を申し述べて帰る作戦が一番だろうと判断した。妻もそれに賛同し、娘もちょうど返ってきたので一緒に行くよう伝えるとこちらも賛同した。

 

息子にLINEでそのことを伝えると全く返事がなかった。いてもたってもいられず、すぐに電話を掛ける。

 

C「ということだからこれから寮に向かうよ。友達のお母さんには寮に向かってもらうように伝えて。くれぐれもウチには来ないようにって。大丈夫だよね?」

 

息「分かった。ごめん。」

 

息子はかなり元気のない声でそう言った。おそらく大ごとになって両方の親に迷惑をかけていることを申し訳なく思っているのだろう。とりあえず妻と娘を車に乗せてすぐに出発した。向こうのお母さんを待たせるようなことだけはできないからだ。

 

平日の遅い時間は車の量も少なく、どんどんと寮がある方へ進んでいった。息子のGPSアプリで所在を確認している妻と娘が息子たちの位置を実況してくれるので、だいたい同じくらいの時間に到着できそうなことが分かった。いつもより少しスピードを上げ目に運転しているとあと2分ほどで目的地につくところまできた。息子の位置はどのへんなのかを娘に聞く。

 

「ちょっと待ってよ~。あーっ!あれ?重なってる。アイコンが重なってる!もう、すぐそこだよ!どれだ?どれだ?」

 

なんだかもの凄いハイテンションでスマートフォンの画面と対向車や後ろの車をキョロキョロと見渡し始めた。

 

「あれかな?これかな?あーっ!あれだー!」

 

私達の車の50メートルほど後ろからやってくる車がいた。バックミラーで見るとキッチリアルファードのグリルが見えた。


「ビンゴー!」


娘が楽しそうにそう言う。

 

2台の車を近づけて止めるとすぐに妻と二人で下りて行って向こうのお母さんにお礼を言った。お母さんはサッパリした方で全然大丈夫です、と言ってくれた。ちょっとしたお礼を持って行ったのでそれを渡すと向こうも恐縮していた。

 

息子の友達にもお礼を言って、自転車を積み替えるとそこで分かれて帰宅の途につく。車に乗り込んだ息子は黙り込んでいたのですぐに声をかけた。

 

C「どうだった?いろいろあって楽しい1日だったね」

 

息「ごめん。あー俺は今年、本当についてないわー」

 

そう言って自分のことを悲観したので私はそんなことないと言い返した。

 

C「なにを言っているんだ。こんな経験なかなかできなくてラッキーじゃないか。友達と自転車で湘南に行って、楽しく泳いで、美味しいものを食べて、銭湯にも行って、最後はハプニングがあったけど、家族全員で楽しく迎えに来てもらったんだ。こんなにツイていることなんか滅多にないぞ」

 

そう言うと息子は明るい声でこう言った。

 

息「そうだね。ものは考えようだ。ポジティブに行かないとね」

 

息子の顔が明るくなり、私にとってもドキドキものの非常に楽しい1日となった。


今日の息子たちのことを想像すると、少年たちが冒険に出る映画、スタンドバイミーのような映像が頭の中に浮かんで、メデタシ、メデタシといった気分になれた。シアワセなきもちなのである。

晩酌開始の時間が午前0時を過ぎそうになること以外は、、、

 

 

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今日は土曜日で休み。妻は仕事、息子は練習に出た。先ほど娘を習い事に送りだしたので私の自由な時間がやって来た。先日ポチった自転車グッズがAmazonから届いたので、取り付けてから試運転に出ようと思っている。一番気温が上がる時間帯だが気にしない。

 

 

ビールをこよなく愛する皆さま。

 

なんといってもその後にアレが待っている。

 

であるからして

 

今宵もキンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのであーる。

ムフフフフ。