昨日のコメント欄にて、みどりさんからご質問をいただきましたが、長くなりそうなのでエントリにてご回答させていただきます。



>これのさんは具体的な治療法を考えてやっているのですか?

この質問、非常に難しいところですが、強いて言うなら薬物療法を、医師と相談しながら進めています。

(つまり、医師に言われるがままではないということ)

抗うつ剤は現在ジェイゾロフトのみですが、以前に物足りなさを感じ、ノリトレンを自ら希望して、ほんの少量処方してもらったことがあります。

その後、尿閉や頻脈の副作用が出たため、やはり自ら希望して中止しています。

逆に、肩こりが辛いという話をした際に、医師からデパスの増量を勧められましたが、肩こりを理由に抗不安薬を増量しても、かえって依存や離脱症状の発現の可能性もあるので、お断りしたこともあります。


要は、医師にまかせっきりの治療ではなく、こちら側も病気や薬について勉強して、医師と蜜に相談をしながら試行錯誤を繰り返し、より最適な薬のバランスを見出すことが、僕の治療法と言えなくもありません。


もちろん薬物に頼ってばかりではありません。

生活習慣の見直し、仕事量と質の調節、マッサージや鍼治療、その他自分出てきる範囲のストレスマネジメントも実践しています。



>Aさんのコメントがなぜ嫌なんですか?
これについてはtethysさんも書かれている通り、一方的な問い詰め口調(しかもタメ口)である点と、それを頻繁に、こちらのエントリの内容は無視して何度も繰り返して投稿するのでうんざりしているのです。

6月以降、彼はほぼ同じ内容のものを大量にコメントしていますが、その度に即座に削除をしていた為、みどりさんを含む多くの読者さんの目には、あまり大したことがないように見えるかもしれませんが・・・。


それと、僕宛ではないコメントをここに書いたり(内容はやはり問い詰め口調のもの)、彼の行動を諌めた人のブログを荒らしたりもしています。

これでご納得いただけたでしょうか?



>私なんかはけっこう根拠も書いてあって参考になったのですが・・・

根拠というものは、このような医療に関しては、『学術的根拠』が必要となります。

そして、この『学術的根拠』というものは、研究者が実験し、データを揃え、引用文献も明確にし、それを論文にしたものを学術雑誌に投稿し、そしてそれが採用された時点で初めて成立するものです。

この学術雑誌というものは、書店で売っているような健康雑誌のことではなく、ネイチャーやサイエンスのことを指します。

当然英語での投稿が前提です。

医学分野ではLancetという雑誌が有名です。


「a」氏は、そのような学術的根拠を提示したことは一度もありません。

単に、持論を僕のブログで展開しているだけです。


彼の持論の全てが間違っているとい言いませんが、ほとんどは精神論(気の持ちよう)に偏ったものであり、鵜呑みにするのは危険です。


そもそも、個人のHPやブログに掲載されているような情報は、基本的には全て信用できないものとお考え下さい。

(僕のブログも含めてです)

また、グーグルやアメブロに掲載される『薬無しでうつ病が治る』『うつ病を治すたった一つの方法』などという広告も信用できません。

ですので、これらの情報はあくまで参考程度とし、主治医の指導の下、治療を続けてください。

その主治医に不信感・不安などがある場合にはセカンドオピニオン、もしくは保健所の相談窓口など、正確な情報を得る手段はたくさんありますので、そちらをご利用ください。



>これのさんは何でまだ治らないのですか?

「a」氏の適当なコメントのみで判断しないで下さい。

完治していない、と言われれば確かにそうかもしれませんが、寛解はしていると思っています。

つまり、薬の服薬は続けているが、症状はほぼ消失している状態です。


もちろん、疲れやすかったり、肩こりが酷かったりと、うつ病の残骸とも思える症状が時々出ていますが、会社もフルタイムで通勤していますし、残業時間も徐々に増えています。

疲労がたまった際に、大事を取って有休を使うこともありますが、欠勤・遅刻・早退はもう1年以上していません。


そして、薬もほんの僅かずつですが減らしています。

僕は離脱症状が出やすい体質なので、ほんの少しずつしか減らせませんが、それでも確実に減っています。



>うつ病の治し方を知っていれば教えてください。

精神科系の疾患は千差万別ですし、治療法も原則的には対処療法です。

ですので、専門家ではない僕には残念ながらこのご質問にはお答えできません。

巷に溢れる適当な情報に惑わされること無く、専門医による治療を続けてください。

昨今、主に「a」と名乗る人物から度々不愉快なコメントを連投されていて、大変困惑しておりました。


もちろんこちらとしても、何もしていなかったわけではなく、アメブロに備わっているIPアドレスによるコメント遮断機能を設定していたのですが、彼のアクセスポイントはいつも違っているため役に立ちませんでした。


OCNに問い合わせたところ、OCNモバイルの利用者らしいということで、IPは固定されていない為、遮断は無意味とのことでした。


仕方なく、7/23に『苦渋の決断』 を掲載し、コメントされたら即座に削除しておりましたが、それでも彼の投稿は続いてきました。


アメブロのコメント遮断は、IPの他に『承認制』『アメブロ会員限定』というものもありますが、『承認制』はコメント欄の時間を止めてしまい、ブログの魅力が半減してしまいますし、『アメブロ会員制』も、会員ではない方々のコメントも多数あるこのブログでは使えません。


そこで、悩んだ挙句に9/25に『「a」さんにお願い』 を掲載しましたが、

『コメント拒否機能があるから、さっさとそれをしなさい』

『よっぽどの誹謗中傷でないかぎり、今の法律では警察は動いてくれません』

『頑張って私のIPを拒否設定にしてください』

などと確信犯的なコメント書き込む始末でした。


その上、レスポンスした捨てネコさんのブログでも書きたい放題。

(それが同一人物であることはIP分析により確認済み)


これからどうするべきかを思案しておりましたが、

9/25に、

『ラストコメ』

『では、さようなら』

とコメントし、捨てネコさんのブログでも

『もう二度とこない』

と、書き捨てていたので、沈静化するのではないかと楽観視していました。


しかし、結局彼はまた現れ、昨日のエントリのコメント欄 のような状況を作ってしまいました。



いい加減こちらも堪忍袋の緒が切れたという感じで、どうするべきか1日考えましたが、結局のところOCNのIPアドレスを広範囲にわたって遮断するしかないという結論に達しました。

この設定は彼を締め出すには非常に有効な手段ではあるのですが、それと引き換えに、関係ないOCNユーザーのコメントをも遮断してしまうこととなります。


非常に面倒な作業でしたが、先ほどようやく瀬戸内海地方を中心に、幅広くOCNからのコメントを遮断する設定が完了しました。

同時に、OCNユーザーの多くの方が、僕のブログにはコメントが出来ない状態となってしまいました。

そのような方々には大変申し訳ないのですが、状況が状況ですので、何卒ご理解ください。


また、今後の「a」氏の動向によっては、遮断する地域がさらに拡大していく可能性があります。

現在コメント可能なOCNユーザーの方も、場合によってはコメントが出来なくなってしまうこともありえます。

もしそうなってしまった場合も、どうかご理解ください。




なお、当然のことながらこの件についてはOCNに連絡済です。

再度連絡して、「a」氏に対しての何らかの対応をしていただく予定です。

それでもなおかつ、コメントが続くようであれば、OCNの利用規約により契約を解除される可能性もあります。

彼は、

『よっぽどの誹謗中傷でないかぎり、今の法律では警察は動いてくれません』

などと言っておりますが、僕は別に警察を動かそうとまではまでは思っていません。

僕は、彼がこのブログに二度とコメントしないでくれれば、それで充分なのです。

昨日予告したとおり、

10/2に書いた

『うつ病治療 常識が変わる』

のエントリについて、再度考察。


昨日、全部読み終えてみて、この書籍に対する僕の評価は大きく変わった。


全6章構成なのだが、僕はこの書籍は、第5章の存在によって全てが台無しになっているような気がする。


第5章はうつ病患者さん達の回復への道のりが書かれているのだが・・・。

(ちなみにこれはテレビでは取り上げられていない)

多剤併用処方の末、とある『減薬療法』を実践している医師にめぐり合い、そこで治療して、回復した・・・というものばかりが取り上げられている。

それぞれの患者さんの体験談は非常に貴重なものなのだが、いかんせん強烈な例ばかり取り上げられているためか、みんな『いかに薬に頼らずに乗り越えるか』という意見に偏ってしまっており、しかも体験談であるが故に非常に説得力が強く、結果として、書籍全体を通してみると、結局『薬は危険』『薬は不要』という見解になってしまっている。

前書きで

『決して抗うつ薬の効能や存在意義を否定しているわけではない』

と、強調しているにも関わらず、である。


NHKは野村総一郎教授を度々番組に呼び、また、『ツレがうつになりまして』をドラマ化するなど、うつ病治療に対しては中立的な視点でモノを見ていると思っていたのだが・・・。

(野村総一郎教授は過度の『薬物否定論』を危惧している/『ツレうつ』のツレさんはデプロメールで回復し、現在は完治)


体験談を載せるのであれば、薬で回復した人たちのことも書いて欲しかった。

それがないので、ワンサイドゲームとなってしまっており、SSRI叩きをしている週刊誌と同じレベルになってしまっている。

ここまで取材したのに、とてももったいない内容である。


というわけで、この書籍はテレビでの情報を補完する意味では、買って損は無いのだが、薬物療法で順調に回復している人は、無駄に不安になるだけなので、読む必要はないと思う。

前回、
『うつ病治療 常識が変わる』
の書籍について取り上げたが、あの時点ではまだ半分しか読んでいなかった。

で、今日になって読み終えたのだが・・・。

通して読んでみると、これがなかなか、あんまり褒めたデキではないと感じた。
(嫁は読んだお陰ですごく不機嫌になったorz)

テレビでの情報を補完するという意味では、まあ読んで損はないのだが・・・。

今日はもう遅いので、詳細はまた明日。
ついでにコメレスもまた明日。
しばしお待ちを。

以前にNHKスペシャルで放送された

『うつ病治療 常識が変わる』

が、宝島社から書籍化された。


この書籍は、時間の都合上テレビでは放送出来なかった情報を補完している点で優れているが、もうひとつ、テレビでは「SSRI危険」「薬は飲まないほうがいい」といった内容に偏っていたため、その修正がなされている点で、僕的には好印象だった。(ただし不満点もある)

というか、との本読めばテレビイラネ、という感じもしたが。

とかいいつつまだ半分しか読んでないんだけど。


それよりも、僕はテレビを見た時点で、一つ是非詳細を知りたい部分があった。


それは、とある女性患者さんが、5軒の精神科を受診した結果、処方薬がバラバラだったというシーンだ。

(この女性患者さんは精神科は初診であり、うつ状態はあるものの不眠・食欲不振はまだ出ておらず、症状的には軽いと言えた)

バラバラなのは分かったが、テレビではいかにバラバラなのかを紹介しておらず、こちらとしては全然消化不良で、コレじゃまるで精神科は全部ヤブじゃん、みたいな印象を持たされた。

書籍にはそれが書かれていた。

その部分を抜粋。


(A)パキシル・リスミー

(B)リボトリール

(C)バレリン(デパケンR)

(D)マプロミール(ルジオミール)・チスボン(ベンザリン)・ユーパン(ワイパックス)・ジアゼパム(セルシン)・コントール

(E)ジプレキサ・テグレトール


処方量が書かれておらず、その点が不満だが、確かになるほど、これは酷いという感じ。

ただし、僕個人としては、A~Cは問題ないと思う。(量にもよるが)

すごいのはDとE。


Dはルジオミールはまあいいとして、なぜベンゾジアゼピンが4種類もあるのでしょう。

(書籍は抗不安薬が3種類、と書いていたが)


Eに至ってはもう問題外。ノーコメント。


A~Cが問題ないと思うのは、処方が「様子見」に見えるから。

処方内容だけで見ると、

(A)うつ病

(B)てんかん

(C)躁うつ病

ということになるが、kyupin先生も度々書かれている通り、精神科は結局のところ対処療法であり、診断名はそれほど重要ではないからだ。

テレビはもちろん、書籍でもこの点は説明されておらず、残念。

問題なのは診断名でも処方がバラバラなことでもなく、精神科医の治療に対する姿勢なのではないかと思う。

(まあこの点は書籍でも別の部分で指摘していたが)


ここまで書いてきて、

「だからなんだ」

というまとまりの無い内容になってしまったが、まあこの本は買って損はないと思う。

テレビを見た人は、情報補完の為にも特にお勧めです。

NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる/NHK取材班
¥1,200
Amazon.co.jp


※10/4の夜に携帯から誤字を修正しようとしたら、データが壊れて一晩そのままになってましたorz