いよいよ明日になりました!


造園屋さんは植栽と外構を、大工さん達は板塀を作業してくれていました!



そして、待ちに待った家具の搬入!


オーダーにて、子どもたちのベンチ、カトラリー入れも作ってもらいました♪



絵本棚にも少し本を入れてみました。



社内の竣工検査



明日と明後日の見学会、担当の方もお越し下さるので私も楽しみです!


https://www.woodlife-core.co.jp/wp/event/kengakukai071617/


工事も大詰めに入ってきました!


キッチンと一体型の造作テーブルがお見えです!



注文住宅と造作家具はとても相性がいいと思います。


図面で家事動線を考えながら、同時にそこに収納したい物や


使いたい形やデザインまで一緒に打合せできるのですから!


何より無駄なスペースが生まれない事!


取り付けてあるので、地震などで倒れる心配がない事などメリットがあります。


もし逆に置きたい家具があれば、それを置く位置などを図面の段階で決めていく事も可能です。


設計段階で打合せをして家具屋さんにて製作、大工さんが取り付けしてくれます。



キッチンのカップボード。

入れたい物、置きたい物、使いやすい高さなど


私はダストボックスを3つ並べたかったので、そのスペースの確保と

炊飯器は下の段に入れて作業面が広く使えるようにしました。


水蒸気を吸ってくれる珪藻土(モイス)をはめ込んでもらっています。



こちらは書斎スペース。

打合せでは窓位置やコンセント、家具はA4の書類などが入れられるサイズにしました。



ペーパーホルダーとタオルリングを支給品にし、取付け位置を確認してもらいました。


家具が入って、完成が近づいてきたなぁと実感した打合せでした!

こんにちは!6月中に行った現場の様子です!


キッチンが入りましたよ!


設備は旦那さんの希望もあり、黒っぽい色合いになっております!



現場は大工さんの工事が一旦終わり、内装工事がスタートしています!


階段の左側が少しピンクがかっている所は左官の下地塗りが終わった所です。


右が石膏ボードの状態です。


珪藻土を含んだ塗り壁は2度塗りしています。

外壁も下地でモルタルを塗ってから塗装の吹付けですが

2度塗りする理由は、下地を塗って乾かす事で仕上の塗りが乾燥によるひび割れを起こしにくく理由があります。




【木造軸組の現わし工法】と言って、建物の構造となる柱や梁が見えるつくりになっています。


一般的には天井を貼って、梁は見えないのですが

天井を張らない分、階高を低く設計する事が可能です。


木廊下は天井が少し低いですが、居室空間は屋根の裏が見えるつくりの為

天井があるより高い空間になり、広がりが取れます。


黄色いカバーは無垢の木材を使っていますので、傷が付かないように、養生は念入りに!



玄関入った正面に、こだわりの飾り床を作ってもらっているのですが、いよいよ形になってきました…!



私がコアー建築工房の家づくり(社長)の考え方に共感し、惚れ込んで入社したのは2008年の事。


14年経ち、コアーで家を建てられる事は本当に嬉しい事です。


一つ前の記事で、家づくりのテーマを書きましたが、どんな家になったかの実例ではあるものの

どこかまだ書き残した気持ちがありました。


岐阜県にある素晴らしい工務店の社長さんの素敵なSNSの投稿を見て、そうだった!これだ!と思ったら、すとんとテーマが出てきました!


(様々な工務店の会に参加させて頂く中で、尊敬する素晴らしい社長様方と繋がらせて頂いております!

いつも素敵な気付きをさせて頂きありがとうございます!)


テーマその②

【感性を育む暮らしを考えた、工務店スタッフの住まい】





え?それって、どんなお家?と、実物のイメージは湧かないタイトルですが


私が大事にしたかった事の原点はここにあります。



HホームのI社長が書かれていた内容の一部に


・・・・・・・・・・・・・・・・

今考えて頂きたいのは、

どんな暮らしをしたいのか?

どんな人生を歩みたいのか?

どんな大人に育って欲しいのか?

どんな老後を過ごしたいのか?

だと思います。


家はつくらない。

心豊かな人生をつくる。

・・・・・・・・・・・・・・・


とありました。


そうなんです!

私はコアーに入社して、家づくりを通して、住む方の豊かな人生をつくるお手伝いができる事を教えてもらいました。


そして、私も家族と共に心豊かな人生を歩みたいと思っています。




その為に、土地を選び、プランを考えました。


心豊かな人生を過ごせるように、子ども達には感性を育んであげられるようにしたいと思っています。


感性が豊かになり、なにげない日常の中に喜びを見つけたり、自然に感謝できたり

人に思いやりを持てるような、そんな人生を送って欲しい(私も送りたい)と願っています。


だから、窓を大切にした家づくりをしています。


窓から何が見えるか、何を感じる事ができるかを大事にしたかったんです。





庭木に鳥が来たり、紅葉や落葉など四季の移ろいを感じたり

外の天気、風の強さ、日の入り方で暖かさや、明るさ、暗さなどの変化を自然と感じられるように。



室内に低い場所と高い場所をつくる事、明るい場所と暗い場所をつくる事など、相反する中から違いを感じます。


その感じる力こそが、感受性を育みます。


吹抜けを通して音が漏れる事も、漏れていい状況か、時間帯か

などと、感じて考える事ができるようになってくれればいいなと思います。


私自身、マンションに6年住んでいる中で感受性が鈍っているような感覚もあります。

大人も磨き続けていかないとですね。



24時間365日、快適な温室度に管理された空気室で、外の状況が分からないのではおそらく感性は鈍り、物寂しい感覚すら覚えます。



もちろん、居心地の良い快適な室内をつくります。

生活がしやすい導線の家を考えます。



ただ、家づくりを考える順番は《どんな暮らしをしたいのか》から始まって


その上でツールである家を、どうデザインや性能や構造をつくっていくかの順番にする事で、豊かな暮らしや人生が実現できる。


そう、改めて教えて頂きました。



これから家づくりを進めていかれる方がおられましたら、ぜひ《どんな家》にしたいかではなく


《どんな暮らしをしたいのか》を考えて頂ければ、きっといい家になると思います!



長文、お読み頂きありがとうございました!


この自邸計画にあたりテーマ、タイトルをつけようと思いながら、今更になりましたが

いよいよ決定する時期になりました!


自分の中で何となくあったのですが

工事が進むにつれて、やっぱり最初に思ってた通りのテーマで、改めて確信になりました。


【住宅街の旗竿地、隣地の借景と中庭で窓を開放できる暮らし】


タイトルに盛り込みたい内容はいっぱいあるのですが、絞りこんだらこうなりました!



住宅街で隣地にも家があり、かつ旗竿地で奥まった場所に建つ立地条件。


でも、ここを選んだ理由は南側(開けたい方向)が視線を気にしなくて良いという事。




吹抜けからは空が見えます。



お隣さんの斜面地は借景として利用させて頂ける事。


決して敷地だけで100点は取れていないです。

正直60点で決めました。


ですが、建築(プラン)で80点を目指して、これから暮らしていく中で100点、それ以上を目指していきたいと思っています。



プランでは、どう視線が抜けるか、広く感じられるかを考えて

中庭を設けて室内の一部に感じられるようにした事


低く押さえた玄関からリビングはデッキに視線が抜ける事、吹抜けで高く解放感が感じられる変化をつける事


光が入り明るく、冬には太陽熱が受け入れられ

風が通り抜けるプラン、窓の配置である事


家族5人が重なる時間帯も狭くないように、回遊できる水廻りの動線


キッチンとダイニングの配置


2階は3人の子ども達が広々と遊べるフリースペースで、将来間仕切りが出来る事

ちょっとした居場所がある事(造作ソファースペース、ロフト)


主人の趣味の物が飾れるスペース

(書斎はないですが、お風呂がこだわり空間)


私の書斎スペース


外観はほとんど見えない為、アプローチ奥半分でいいので素敵な感じにしたい


コアーのスタッフ、大工さん、職人さんと造る家


国産材、無垢材、自然素材、ペレットストーブ


…要望、まぁまぁ盛り込みましたね笑




ロフトの高さは取れなかったので、子ども達が大きくなったら将来は物置きスペースです!



7月中旬に完成見学会でご見学頂ける予定です!

ご興味のある方はコアー建築工房のHPからご予約下さいね。
(ご予約の受付は7月頃からの予定です)