昭和80年代クロニクル -4ページ目

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

スポーツや歌やお芝居と同じで、「人生」も上手い人と下手な人がいる。

オレは人生が下手な人間。

下手なのは宿命だと思ってしょうがない。

人生が上手くなりたいものだ。

でも、これってほとんどが運なんだろうな。

大谷翔平とかは人生が上手い人だと思う。

 

それはさておき、だんだん暑くなってきた。今日も暑かった。

本格的に暑くなる前に泊まりでどこかどこ温泉にでもいきたい。

行く余裕ないなあ。

久しぶりに四万温泉とか湯西川温泉とかにいきたい。

 

火曜日の深夜はテレビ朝日で23時45分から放送している「キョコロヒー」を

観ている。ヒコロヒーと斉藤京子が出ているバラエティ番組。

今夜もこのブログ書いたあと観るつもり。

とくになにが面白いって内容じゃないんだけど、深夜番組依存症としては

観てしまう。

前から思っていたんだけど、ヒコロヒーって、スピードワゴンの小沢一敬に似てないか?

オレだけだろうか。そう思っているのは??

ヒコロヒーって好きにも嫌いにもなれないんだよなあ。

なんかそういうタイプ。

芸能人って、好きでも嫌いでもないっていわれるのが一番イタイらしいけど。

 

あと今日はBS朝日で埼玉西武ライオンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの中継を

観ていた。ライオンズ、あまり打てなかったけど勝った。最後危なかった。

主砲なき2位。

ここ数年でバッターだけでも浅村、秋山、森、山川と主力が抜けた。

ホームランバッターがいないのによく2位になれたと、ライオンズファンながらも

感心する。

昨年が劇的に弱くシーズンで100敗するかと思ったけど、今年は昨年に比べたら

いけそうだ。西口新監督なかなかやる。

ただ、投手陣はいいけど、オリックスから加入したセデーニョがいまいち打てないのが

気になる。オリックス時代同様に年間でホームラン15本は打ってほしいところだ。

ライオンズ、今年は期待している。

 

なんか最近、お金のかからない新しい趣味を見つけたいと思っているのだけど、

なにかないだろうか。

新しい趣味がないからブログネタも同じくない(-.-)

 

いつも自虐的なことやマイナスなことばかり書いているので、今日は珍しく

自慢話をさせていただきたい。

 

昔いた会社で広告の仕事をやっていたとき、営業で繁華街のキャバクラ・パブや

不動産業者、ネイルサロンなどを回っていた。

歌舞伎町にRという不動産屋があって、そこも担当だった。

月に2,3回ほど顔をだしていたのだが、いくといつも決まってお馴染みの従業員の

人たちがいて、とても良くしてくれていた。

そこにSさんという部長だったかな。とにかく店舗でちょっと偉い人がいてよく話して

いたのだが、あるとき、自分で独立して企業するとのことでRを辞めた。

ああ、寂しいなあと思っていたのだけど、近くに事務所をかまえたらしく、独立した

あともよくRに遊びに顔をだしていて、オレが営業でRにいったときもよくあった。

 

ある日、オレが営業にいったら、入れ違いでちょっと前までSさんがまた顔出しにきて

いて、従業員の人と楽しく話していったとのこと。

そこでさっきまでSさんと話したRの従業員の人から、

「ああ!今、Sさんが来ていたんですけど、○○さん(オレ)のこと、めちゃめちゃ褒めて

いましたよ!『ああいう営業マンがうちにも欲しいよ』っていっていました!!」

と聞かされた。

すごい嬉しかった。

 

また池袋にもAというロシアンパブの客さんがあって、そこも社長含めた従業員の人ととても

仲良くしてもらっていた。

こちらも月に2回くらい通わせていただいていたのだが、ある日、集金いくと社長が

不在だった。でも社長と同じくらい仲良くしてもらっていた若い男性の従業員の方がいて、

その人が対応してくれた。そのとき、

『社長が○○さんのことすごく評価していました。このへん(池袋)回っている営業マンの

なかではたぶん一番やり手なんじゃないかって!』

と聞かされた。

すごい嬉しかった。

 

西新宿にはCというネイルサロンのお客さんがいて、オレよりも若い女性がオーナーだった。

ある日、新人の女の子が入ってきたから同行でその店に一緒に連れていった。

店にいくとオーナーがでてきて今日は新人を連れてきたということを伝えてそれから

一通り仕事の話をした。帰り際、女性オーナーが同行した女の子に向かって、

「この人(オレ)、すごく仕事できる人だから一緒にいると勉強になるよ!」

と笑顔でいってくれた。

これまたすごい嬉しかった。

 

歌舞伎町のRと、池袋のAに関しては、とくに嬉しかった。

なにが嬉しいかって、Sさんや社長本人から直接言われたとするならば、お世辞の

可能性も否定できないが、第3者から「○○さんのことを褒めてた」といわれたことが

リアル味あって嬉しい。この気持ちわかっていただけるだろうか。

 

オレにはこれだけ気にいってくれているお客さんたちがいる。

改めてそう思った。

会社で上の上にいる人間からは、仕事が出来る人間、お客さんに求められている人間として

認識されたことはたぶんなかった。

 

でもオレには実際したってくれるお客さん、オレが顔を出すと楽しそうにしてくれる客さんが

まわりにはいた。

基本、嫌われている人間には出来ない芸当であり、存在であると思う。

 

オレはずっと自分でコミュニケーション能力が無いと思っていたが、実は自分で思っている

以上にコミュニケーション能力があるのかもしれない。

いや、誤解はしないでほしい。

このブログでもずっとしつこいくらい昔から書いてきているように、オレは今でも

「コミュニケーション能力」という言葉、またそれを啓発するような風潮は大っきらいである。

 

でもここ最近、ひとつ気づいたことがある。

「好き・嫌い」と「持っている・持っていない」は、まったく別であるということだ。

 

ボクシングの内藤大助は子供のころ、いじめられっ子だった。

だけど、チャンピオンになった。

内藤のジムの会長はこういった。

「内藤はいじめられっ子だったけれど、喧嘩は強かったんです」

そうなのだ。いじめられっ子は喧嘩が弱いというのは固定概念なのだ。

 

コミュニケーション能力の有無についても同じことがいえる。

 

オレはコミュニケーション能力という言葉は大嫌いだし、その上達を流行らせようとする

風潮も大嫌いだけど、コミュニケーション能力はコミュニケーション能力で十分持っている

のかもしれない。

だから、広告営業マン時代も仲良くしてくれるお客さんがいたのではないかと。

 

「嫌いだから持っていない」「持っていないから嫌い」というのは固定概念。

英語や数学が嫌いだけどしっかり出来る人もいるように、コミュニケーション能力

は嫌いだけれども持っているかいないかといえば持っている人間はいるかもしれない。

 

逆もあることに気づく。

ヘタの横好きというか、実際コミュニケーション能力がまったくない人間が、

「コミュニケーション能力」という言葉がやけに大好きだったり、また、また会議や朝礼

とかで人に向かって、「コミュニケーション能力を身につけなさい!」と偉そうに説いて

いるケースも多いのではないだろうか。

 

みなさんのまわりで普段から「コミュニケーション能力!」「コミュニケーション能力!」と

人にたいして言っている人間がいたら、その人間自体が本当にコミュニケーション能力らしき

ものを持っているか、まずはよく観察してみるといいかもしれない。

実は持っていないということが発覚した時点で、説得力も威厳もすべてなくなるだろう。

それはそれである意味面白いかもしれない。

 

そういえばつい最近、久しぶりの人からLINE電話がかかってきた。

お互いもうやめたけど、7年前くらいに半年間同じ会社で働いていた人だ。

お互いやめてからは、数回しか会っていないけれど、サウナという共通の趣味があるので

2回ほど一緒に銭湯にいった。また行きましょうという話をした。

 

そうだ。

コミュニケーション能力が影響しているのかどうかわからないけれど、オレのまわりには

営業マン時代のお客さん以外にも、今でもずっとたくさんの呑み仲間や友人がいる。

 

大学時代の友人たち。

高校時代の柔道部の友人たち。

それとは別の高校時代の同じクラスの友人たち。

最初の会社で最初の部署だったときの友人Sさん。

最初の会社で2番目の部署だったときの友人・同僚たち。

前の会社で一緒だったサウナ仲間のKさん。

西川口のガススタでバイトしていたときの先輩で今群馬にいるN先輩。

同じ埼玉西武ライオンズファンでブログでも数回登場しているコバさん。

最近会ってはいないけど、年賀状でつながっている友人たち。

そして、このブログでやりとりさせていただいているみなさん。

 

オレは環境的には恵まれていないけれど、友人(フォロワーの皆さん含む)には

恵まれたと思う。ありがたいことだ。

 

オレは結婚する予定はないから、式や披露宴も当然あるはずないが、もし結婚して

披露宴をやることになったら招待客の席決めをする際、うちの親とかは

「何! うちの息子はこんなに友達がいたのか!」

と驚くことになるだろう。

 

決して自惚れているわけじゃないが、まったくコミュニケーション能力がない人間に

ここまで友人知人は作れないだろうという自負はある。

 

いままで賛同をいただいていたアンチコミュ能派を裏切るつもりはない。

オレにコミュ能があろうがなかろうが、オレは今までもそしてこれからもコミュ能という

言葉および風潮が嫌いなことに変わりはない。

 

コミュ能があるのもないのも両方とも個性だ。

どっちかがどっちかを潰すようなことがあってはいけない。

コミュニケーション能力がないことも多様性を考えると個性なので、ある人もない人も

お互いを尊重しながら共存できる世の中をつくっていかないとオレは思う。

 

今改めて考えると、発達障害だったこともあって、大学4年生時の就職活動は苦労して

結局就職浪人になった。

書類選考や筆記試験は突破するのだが、どうも面接がうまくいかなのだ。

それからオレは自分のことをコミュニケーション障害およびコミュニケーション能力が

ない人間だと悩み続けた。

 

でも今ならばはっきりいえる。

企業の面接官のいうコミュニケーション能力と、本当に仲にいい友人を作るための

コミュニケーション能力はまったく別モノである。

 

企業の面接官が求めるコミュニケーション能力というのは、今その場で自分にたいして

どれだけ自己アピールできるかというだけのもの。

つまり純粋よりも小利口な人間。

そこに惑わされたり、そこで自信を失ってはいけない。

 

まわりの友人知人やフォロワーさんに感謝しつつ、今日はこんなところで。

 

飲食店におけるセルフのスマホオーダーが世間でものすごく評判悪いようだ。

すこし前のYahoo!ニュースの記事になっていた。

 

なにかと世間と感覚がズレているオレだが、やはりこれだけはオレの感覚も

世間の感覚も同じだったようである。

注文とるのに客の端末使うなよな。

Yahoo!ニュース記事によると、評判悪い理由は

「通信費が客負担」

「バッテリーの残量問題」

の2つらしい。

オレの場合はこの2つのどちらでもなくて、単純にスマホでQRコード読み取る機能が

ない?らしいから。今のスマホでそんなわけないだろ!といわれるかもしれないが

友人に訊いても、店の人に訊いてもわからないというわけでもうお手上げである。

 

5日にも行ったけど、それ考えると居酒屋の伝串新時代は素晴らしい。

新しく展開している?店舗なのに、スマホオーダーシステムを採用せず、店員に直接

口頭で注文する方式だ。きっと「客に通信費を出させるわけにはいかない」という

心遣いがある、のだろうと思いたい。立派だ。

 

もう本当にスマホオーダーの店が増殖するのはどうにかしてもらいたいものだ。

店入ってからスマホオーダーとうことがわかったら、どうにもできないから最近はひとりで

はじめての居酒屋に行くこともめっきりなくなった。

 

だから友人と会わない土曜日は家でひとりで吞んだくれている。

 

そういえばテレビや電子テレビ欄を見ていて思ったのだが、ここ最近、酒場番組がとても

増えている印象。

 

オレが認識しているBS-TBSの番組だけでも

「吉田類の酒場放浪記」

「おんな酒場放浪記」

「夕焼け酒場」

「カンニング竹山の昼酒は人生の味。」

と、4番組もある。

 

「夕焼け酒場」は観ていないんだよな。

「カンニング竹山の昼酒は人生の味。」は、竹山が繁華街や飲み屋街を昼間に

歩いて、街行く人に声をかけ、一緒に酒場で呑みながら話を聞くという内容。

2、3回観たことあるが、あれって登場して一緒に呑む一般の人が会社の同僚同士

とかが多く、すごく生活が充実してそうで楽しそうに話しながら呑むので、充実していない

オレ自身の人生と比べてしまい、嫌になってくるので観るのがつらい。だから今は

観ていない。

 

「吉田~」と「おんな~」は気軽に観ることができる。

酒呑みながら観るのはなかなかオツである。

 

酒場呑み歩き番組といえば、BS‐TBSが十八番かと思ったが、すこし前にBSテレ東でも

新しい酒場番組がはじまったようだ。

 

『オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ』

毎週土曜日22時~22時30分

TVerでも配信。サイトはココ

 

もう5回くらい放送しているらしいが、先日土曜日はじめて観た。

内容はもうタイトルのとおり。

 

オードリー春日が知らない街で、1000円で飲み食いするという番組。

先日の放送は神奈川県のJR南武線、尻手駅だった。

 

撮影してたら人がたくさん集まってきそうなメジャーな飲み屋街じゃないのがいい。

南武線は何度か利用して川崎まで行ったこととかはあったが尻手駅はオレも降りたことがない。

 

「せんべろ」とは、1000円でベロベロに酔える安い店のことをいうのだが、でも実際

酒呑みの人ならわかると思うが、1000円でベロベロに酔っ払うことは難しい。

とくに安くもない普通の店に入ったら、ビール1杯とおつまみ一品でもう1000円いってしまう。

 

せんべろに準じて、すこし前に「にせんべろ」という言葉もあった。

文字通り、2000円でベロベロに酔える店である。

でも、2000円でも正直難しい。

 

生ビール1杯190円の店ならば2000円でそれなりに呑めるが、相場としてはだいたいの店が

生ビール1杯500円だ。

そういう店だと、せんべろは無理。

 

2000円だと、ほろよい止まりだろうか。

オレのなかでは「にせんほろ」と呼んでいる。

 

べろべろに酔いたいんだったら、アルコールも肴も安い店に入って、やっぱり最低で3500円

から4000円はかかるだろう。

 

酔いが回るのが早い日本酒が呑めたら、せんべろやにせんべろもイケるかもしれないんだけど、

オレは日本酒が得意じゃないので、ビール、サワー、ハイボールを主軸として店を攻めてゆきたい。

そうなると、やはりオレは「さんぜんべろ」か「よんせんべろ」となる。

 

でも、せんべろしている人を見るのは見るで爽快である。

安く酔えて羨ましい。

安く酔えるのに越したことはない。

 

番組では春日が本当に1000円以内で呑める店をリサーチしながら練り歩いて

いた。

お通し(席料)だけでも500円以上かかる店もざらにある。

そういう店はカットしていた。

 

春日は芸能界でも倹約家で有名。

そのへんのイメージも利用して、このせんべろ企画番組が生まれたのだろう。

 

春日も実際にはたぶんベロベロに酔っていないと思う。

やはり最低限ベロベロになるにはそれなりの出費が不可欠だ。

だが、観ていてなんとなく落ち着ける。

 

ふだんはこの放送時間、呑みにいっていなかったら家でブログ記事を書いている

時間なのだが、とくに更新する記事もないときには、また観てみようかと思える

番組だ。

オレもまだ1回しか観たことないから、とくにおススメとかいえないが、

酒やマニアックな飲み屋街が好きな人は楽しめる番組かもしれない。

オレのこのブログも、酒でも呑みながら読んでいただけると嬉しいかもしれない。

GWはけっきょく3日に地元の大國魂神社のくらやみ祭りにちらっと顔を

だしてお囃子を見てきたのと、5日に友人と新宿に呑みにでかけただけで

終った。

とくに大きなイベントもないので、特記することもなし。

 

海外にいった人も多いのだろうか。

昔、社員旅行でタイにいったことは記事にしたが、同じく社員旅行で

ラスベガスにもいったことがある。まだ20代後半のころ。

海外社員旅行は合計4回いって、ハワイ1回、ラスベガス1回、バンコク2回だった

のだが、そのなかではラスベガスが一番楽しかった思い出だ。

 

たしか3泊だっただろうか。忘れてしまったけどいろいろいった。

 

多くの人がオプショナルツアーでグランドキャニオンにいっていたが

オレはいかなかった。

でもいってみたかった。ファンにはわかるがキン肉マンとロビンマスクが

闘った舞台だし。

 

ラスベガス旅行というと、グランドキャニオン観光がよくセットになって

いるが、でも実際ラスベガスとグランドキャニオンてとても遠いのだ。

たぶん東京と東北くらいの距離はある。もっとあるかもしれない。

オプショナルツアーいった人にきくと移動はヘリコプター?だったのかな。

とにかく車でゆくには遠い。

国際免許持ってる人は数人でレンタカー借りていったようだけど、さすがに

遅く帰ってきた。「レンタカー貸した日本人のグループがまだ帰ってこない!」

と、現地の業者が騒いでいたらしい。

 

グランドキャニオンには行けなかったけれど、せっかくアメリカ本土まで

やってきたのだから、どっか自然があるところにはいきたいと仲の良い仲間数人で

思っていた。

 

そこでガイド的な人がある提案をしてくれた。

タクシーを1台借り切ってラスベガス周辺のいけるところを回ってもらおうと

いう提案。オレらは賛成した。

 

4人で合わせて100ドルだして、現地のタクシーを1台借り切り、その100ドルで

いけるところをまわってもらうことにした。

 

そこで運転手さんに連れていってもらったのがレッドロックキャニオンというところ。

オレも全部見てないが動画は下。

 

 

ラスベガス市街から近かった。

たった30分ほどだ。

街からそんな遠くないところにこんな大自然があるなんて驚いた。

グランドキャニオンにいけなかったぶん、プチ・グランドキャニオンを見れた

感じだ。

公園内をいくらか走ってもらったあと、景観ポイントでいったんおろしてもらい

写真撮影などをした。

 

オレらは内部のほうまで行かなかったけれど、散策コースもあり、生息している

動物と出会うこともあるという。

 

帰りにはアウトレットでおろしてもらい、買い物をした。

Las Vegasと入ったナイキのTシャツがセールだったので1枚買った。

昼は中にあったフードコートに入った。

ミートソーススパゲティを頼んだら、ゴルフボール大のミートボールが4つ

くらい乗っかっていてタマげた。美味かったけど。

なかなか良い半日だった。

 

あと市街地にあるストラトスフィア・タワーというアミューズメント施設にも

いった。

こちらはタワービルなのだが、屋上に絶叫マシーンが数台あり、とんねるずの番組

などでも紹介されたことがある。

 

 

 

オレは絶叫マシン苦手なのでなにも乗らなかったが、タワー自体の入場料にアトラクション代も

含まれているのでスタッフから乗らないともったないみたいなことをいわれた記憶がある。

ただ展望台としては十分楽しめた。

 

 

夜はシルク・ド・ソレイユのサーカスも観に行った。

「ミスティア」。

これ、ラスベガスのホテルで会社の忘年会もやったんだけど、支社の人もぜんぶ含めて開催した

ビンゴ大会かなんかで、オレと同じ部署の仲いい人がチケット4枚あたって、支社の女の子ふたりと

一緒に4人で観にいってきたのだ。

それまでもシルク・ド・ソレイユって名前だけは聞いたことあったけれど、とくにサーカス自体には

興味なかった。

だけど実際観にいったら、とても面白かった。

そのときはただで行ったけれど、これならば1万円払っても観る価値はあるなと思った。

ショーがはじまる前とかもメイクしたキャストが客席を練り歩き、客いじりしたりするのだ。

とにかく最初から最後まで飽きさせない。

 

別の日の夜はオプショナルツアーで「夜のラスベガスツアー」というのに行ってきた。

内容はひとことでいえばストリップ。

日本と違ってアメリカではストリップがカップルや女性に大人気らしい。

だから正式なオプショナルツアーとして設けられている。

実際いったら同じ会社の女の子たちのグループも何人か来ていて楽しそうにしていた。

日本のストリップは踊り子さんが1枚1枚脱いでゆくが、アメリカのストリップは踊り子さんが

いきなり裸で出てくるのが文化の違い。

アメリカのストリップはなんか明るい。いやらしくない。カップルにウケるのもわかる。

 

 

あとは、毎晩夜中3時くらいまでホテル1階にあるBARみたいな店で社長や同僚と飲み明かして

いた。

眠くなって解散しても、そのままエレベーターに乗ってゆけば自分の部屋にすぐついて寝られる

という気楽さが酒好きのハメをはずさせた。

そんな社長も今は亡くなってしまったがいい思い出だ。

ああ、またラスベガスにいきたい。

 

たまに出掛けたりして、時間潰しをすることになると書店に入って、「地球の歩き方」を

ぱらぱらと観ることがある。

 

 

 

アメリカに限らず、タイとかもそうだけれど、自分がいったことある場所の写真や紹介が載って

いたりすると懐かしい気分になる。

 

また行ったことない国とかの写真とかを観るのも楽しい。

お金がない人間にはちょうどいい脳内トリップだ。

 

ここ最近はどうしてもテレビや情報誌による扱いが薄くなっている23区外、多摩地域を特集した

「地球の歩き方」を出版してくれたのが嬉しい。

 

このGW、高尾山にいった人もいるんじゃないだろうか。

 

 

 

普通自動車免許がとれた日は死ぬほど嬉しかった記憶がある。

もう2度と教習所に通わないで済むと思ったら。

 

オレらの世代というのはつくづくタイミングが悪い時代に生まれた。

まさにロストジェネレーション。

大学3年生。さあ来年からは就職活動だ、と思ったらマスコミが

今年から就職氷河期に突入すると騒ぎ出し、実際これでもかという

氷河期に突入した。

希望の企業に資料請求のハガキだしたら、「今年は新卒採用をしません」

という返信が来たことは多かった。

 

そうそう、自動車教習所で入学から卒業するまでの流れが変わったのも、

オレらが19歳で大学生になって、バイトで金ためて、やっとこれから免許

をとるために教習所に行ける!というタイミングだった。

 

その年からカリキュラム内容や料金が改定されたのである。

記憶が曖昧だが、たしかオレらの1コ上の人たちは、20万あれば教習所に

通えた。だけどオレらが教習所に通えるようになった年から講義数が増えたため、

最低でも30万くらいかかるようになったのだ。理不尽。

 

オレは2部(夜)の学生だったから、大学の講義が始まるまで昼間必死こいて

ガソリンスタンドのバイトで教習所代金30万を貯めた。

大学の生協から申し込むと少し安くなったから、もしかしたらもうすこしだけ

オトクだったかもしれない。

 

教習所は地元の府中運転免許試験場の隣りにあった大和自動車教習所。

(数年前に閉鎖してしまったらしい)

当時はまだ原付のスーパーDioがあったので、それで家から10分くらいかけて

通っていた。

 

教習所にはけっこう金吸い取られた。

女性フォロワーさんも多いなかで、かっこ悪いからあまり書きたくないけれど

どうもオレは運転があまり巧くないのである。

 

教習所、ストレートに卒業までゆけば、最初に払った30万でちゃんと収まるん

だけれど、実技で項目を規定の回数でクリアできないと、オーバーして実技の

講習を受けなければいけない。

 

あれ、運転の実技講習って、たしか一回追加で乗車するのに3000円くらいかかるのだ。

オレは卒業までに実技講習10時間くらいオーバーして受けたから、ストレートに

卒業した人よりも30000円くらい多く教習所に払ったと思う。悔しかった。

 

それと、学科講習のなかに必須で「応急救護」とかいうのが新しく加わった。

これもオレらの代から。年が1コ上でオレより1年早く教習所にいって免許とった

バイト先の先輩に訊いてみたら、「オレらのときはそんなことやっていない」との

ことだった。

 

これが、自分が運転しているときに人身事故を起こしてしまったという設定で

人工呼吸用人形を相手に行うんだけど、とても恥ずかしいのだ。

演技をしないといけないのである。経験した人ならわかるだろう。

「おーい!大丈夫ですか!!」

「すいませーん!! 救急車!!」

とか他の受講者がたくさんいるなかで大声でいわないといけない。

 

中途半端に演技したり声出したりすると余計恥ずかしいだろうと思って、ここは

イッチョ思い切り大声だして演技してやるかと思ったけど、いざ自分の番になると

できなくて、結局つぶやきシローみたいに小声でごにょごにょいっただけになって

しまった。いやあ、あれは恥ずかしい。

他の人もみなとても照れくさそうにやっていた。

みなで使う人工呼吸人形の唇に直接口をつけるわけにもいかないからということで

専用のマウスピースみたいなものも200円か300円くらいで買わされた気もするな。

今、教習所に通っている人もおそらくあの恥ずかしい応急救護の講義をやらされて

いるのだろう。

 

オレの運転技術の問題もあって、なんだかんだで卒業までやや時間と金がかかったけど

仮免試験と卒検の両方が一発合格だったのは苦労した甲斐があった。

 

ちなみに当時の大学の同級生も同じ時期に自分の地元の教習所に通っていて

オレと同じようになかなか先にすすまず苦労して卒業したらしい。

 

教習所の教官から

「君はやればできるのに一生懸命やらないから次へすすめなかったんだ」

といわれたということを嬉しそうにいっていたので、

オレが

「おい!喜んじゃだめだよ!それ一番タチが悪いんだよ!」といっておいた。

別の友人からも

「まだ一生懸命やってできないやつのほうがマシだよな(笑)」

といわれていた。

 

教習所は悲喜こもごもだ。

みなさんも教習所にはいろんな思い出があるだろう。

 

先日、舘ひろし主演の映画「免許がない!」がテレビで放送されていた。

ずっと昔に一度観たことがあるのだが、あまり憶えていないのでなんとなく

また観てみた。

 

 

 

――

舘ひろし主演で贈る痛快コメディ。免許を取るため教習所通いを始めた映画スターの

悪戦苦闘を描く。若者から絶大な人気を誇るアクション・スターの南条弘。

ところがそんな彼にも唯一のコンプレックスがあった。それは「免許がない」こと。

それを共演の美人女優・夕顔ルリ子に知られてしまったから、さぁ大変!映画の撮影

を中断し、南条は単身、自動車学校の合宿免許取得コースに入るが、そこにはセクシー

教官や鬼教官など強烈なキャラクターの教官たちが勢揃いしていた…。

 

 

懐かしい。もう30年くらい前の作品になるのだろうか。

当時映画のCМをよくやっていて、画面で舘ひろしが「ハンコ押してくれよ!」って

いっていたのをおぼえている。

 

かっこいいが免許を持っていない舘ひろし演じる映画スターの南条が合宿で教習所に

通い、免許をとるまでのコメディ映画。

 

ずっと前テレビでこの映画観たときは、もう既に免許とったあとだったかもしれない。

CMとか映画紹介とかで、とにかくクセのある教官ばかりいる教習所がでてくると

いうことは観る前からわかっていたので、教習所通う前だったらこの映画観たくなかった

ことだろう。

 

実際映画の中でも嫌な教官ばかり出てくる。

墨田ユキ演じる脚線美がセクシーな宇貝教官。

片岡鶴太郎演じるいじわるな暴田教官。

西岡徳馬演じるカタブツな照屋教官。

どれもあたりたくない教官ばかり。

 

それぞれキャラが極端ではあると同時に、教習所あるある的な部分もあった。

 

墨田ユキ、オレが若いころ流行った。

いつの間にか見なくなっていたが、ちょっとネットで検索してみたら今もう還暦らしい。

驚いた。

でもオレが通っていた教習所は、セクシーだとかいう以前に女性の教官がいなかった。

いたのかもしれないけれど、あたったことはなかった。

でもあのころのオレは女性と話すのが苦手だったから、墨田ユキみたいな教官がいたら

緊張して巧く運転できなかったかもしれない。

年上のオネエサンタイプは好きなんだけどね。ちょっと山咲千里っぽかったし。

 

あそこまでじゃないけど片岡鶴太郎みたいな教官もいた。

実技2回目でさっそく当たってしまった。

しかし、教習所っていうのはなんであんなに態度が悪い教官がいるのだろうか。

「怖い」とか「厳しい」んじゃないのだ。言葉づかいとかも含めて「態度が悪い」。

義務教育とは違って、こっちはお金を払っているからある意味お客さんなのに、

「いつまで(マニュアルの)1で走ってんだよ」

と言われたことがある。

あれは腹立った。

 

カタブツといわれている西岡徳馬みたいな教官が実はいいのかもしれない。

映画でも最後はいい人で終わっている。

 

オレが通っていた教習所は好きな教官を指名できるシステムがあったんだけど、

一回優しかったコジマさんという教官を指名したら、項目クリアさせてくれず

次回まで保留にされたことがあった。いわゆるハンコきれなかったというやつ。

 

優しいけどクリアさせてくれない教官を選んで時間かかったら自爆に等しいので

それ以降は嫌な教官に当たらないことを願って指名はしなかった。

しかし、今でもあの2回目にあたった教官はなんであそこまで態度が悪かったのか

不思議だ。

 

映画の中の舘ひろし演じる南条も四苦八苦する。

40歳越えて教習所に通うというのもかなりつらいことだ。

まわりは若い人ばかり。

孤独も感じることだろう。

 

そういえばオレのまわりでも40歳くらいで免許を持っていないという

人がひとりいる。

でもその人はとる気がないのかもしれない。

 

オレも一応マニュアルで免許とったけど、今もうマニュアルなんて

運転できないと思う。

東京のごちゃごちゃした渋滞ばかりの道にマニュアルは合わない(いいわけ)

 

でもこの映画、教習所通う前には観たくないかもしれないけれど、免許とった

あとで観るぶんには面白いかもしれない。

人間、心のどこかにきっと「他人事は面白い」っていうのがあるんだろう。