二転、三転……からの【予告】 | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

わけあって来週から忙しくなる予感。

そのかわり今週は休息をとれるように予定を組んだ。

 

今週、本当は静岡県の静岡駅まで1泊で行く予定だった。

 

厳密にいえば旅行ではない。

ある店にいるある人物に会いに行って、いろいろ話を聞こうと思っていた。

 

また1から説明するのも大変だし、思想的な誤解を生む恐れもあるため改めてここでは

説明しないので、その件について書いた過去記事をリンクしておく。

 

忘れていた方はこれを読んでいただければ

[3月の記事]

 

この記事を踏まえて、その後の過程を書いておこう。

 

結論からいってしまえば、頓挫!!

 

食べログには経営状況の確認が取れないと書いてあったが、ときどきオーナーのツィッターを

確認したところ、とくに閉店や休業しているということは書いていない。

 

おそらく営業マンが店に電話かけても、誰も出ない程度のことによる食べログサイドの判断だろうと

思い込んでいた。

かといって、時間と交通費をかけて、いきなり静岡までいって店がやってなかった場合はシャレにならんと思い、出向く予定の先日に一応サイトにある店の番号にかけて客として訪問するアポをとろうと思った。

 

ダイヤルしたところで愕然。

「鳴っているのに誰もでない」のではなく、「電話番号が今もう使われていない」のだった。

 

いや、わからない。

営業はしているかもしれない。

ただ、そういう経歴のあるマスターの店だから、いたずら電話とかも多かったりして、その対策と

して電話だけ不通にしてある可能性だったある。

 

それでもやはり、営業状況が確認できないまま、静岡まで飛ぶのはかなりのリスクがある。

よって断念した。

3月の記事を読んだ以降もその日に向けて、事件の関連書物もかなり読んだし、実は観てなかった

若松監督の映画も観たりして、勉強したりして、当日の質問あれこれまでまとめて、さらに駅周辺の

安いホテルや、気軽に入れる静岡おでんの店までリサーチまでしていたのに、本当にガックシだ。

 

でも、これは明らかにオレのつめの甘さが招いた結果だからしょうがない。

いつかその状況に近くなるイベントがあればという願いは捨てていないが、今回は素直にあきらめた。

 

で、

 

その企画が中止になっても、確保していた休日と軍資金はそのまま残っているわけ。

ただ家にいるのはもったいない。

 

断念した日に、オレの心はすでに静岡までビューンと一足先にとんでしまっていて、心ここにあらずだっただけに、やはりここはその心を満たすためにどこかへ‘振り替え遠征’しようと決めた。

 

ただし、時間がない。

すぐに決めなければ。

 

当初、その静岡はどちらかというと取材的な遠征だったが、それがポシャって振り替えとなると

他にはもう温泉しかない。

 

条件はこれまでと同じ。

 

・鈍行でゆけるところ

・宿と風呂、もしくはそのどちらかが風情あること

・宿泊費1万円以内で2食付き。

 

一番最初、前から気になっていた山梨の秘湯宿に電話かけてみた。

アクセスもよく、鈍行でもうちの最寄り駅から電車は片道2時間で、たった1500円だ。

さらに風情満点。

 

シーズンでもない平日だから、翌日でも予約とれるだろうと電話したら、なんと、

 

「すいません! 明日から○日間、宿お休みいただくんですよ」

 

とのこと。

 

う……! ここでもまた予想外が。

 

休みならばしょうがない。素直に「あ、わかりました」といい、受話器を置く。

嘘。通話終了をタップする。

 

しかし、まだあきらめん。

これまでいって、またいきたい場所リストはオレの頭の中にまだまだあるのだ。

 

6、7年前に一度いってきれいな風景に惚れた栃木県の湯西川温泉の宿2軒(1軒は訪問歴あり)

に電話を入れてみた。

そうしたら、なんと山梨の宿同様、休みを頂くと。

これまた断念。

湯西川にはまだ宿はあるし、那須あたりでもいいのだがそこまで詳しくないので、

とりあえず一度栃木は保留。

 

しょうがない。

とりあえず、この休みを使ってどこかの温泉にはゆきたいのだ。

オレがそれなりの情報を持っている場所ということでは、最終手段。

 

昨年8月にいったばかりで、あまり新鮮味はないが、群馬にあってオレが愛しているアノ温泉地

で、もういいか。

 

そう決めて、知っている宿2軒に電話したら、なんとここでもまた「明日は休みで……」とのこと。

 

こんな連続がありえるのか。

山梨、栃木、群馬と、あらゆる温泉旅館がほとんど休館。

 

思わず、電話でひとつの宿に

「あのー、ちょっとお伺いしたいのですが、明日っていうのは温泉協会さんの間で寄合とか

会議とか、そういうのがあるんですかね? なんかどこにかけても休館とのことなんですよ」

と、訊いてしまった。

 

すると、宿の人は電話口で丁寧に、

「あ、そんなことはないですよ。ただ、この連休前とかはお客さんがまったく来ない日が多くて、

そういう時家族でやってるような小さな宿はお休みにしちゃうんですよね」

とのことだった。

 

なるほど、納得。

たしかにこの時期、直前で電話するオレもオカシかったかも。

 

でも、逆にいえば、ちょっと大きかったり、老舗だったり、料金があまり安くない宿ならば営業している

ということだ。

 

このままでは、こんなことやっている間にどこも予約取れず、どこにも行けず休みが無駄に終わって

しまう……

 

しょうがない。こうなったらもう、

訪問歴ある宿か新規かは問わない!

 

そして、

 

交通費 片道3500円以内 解除!

宿泊費  1万円以内 解除!

2食付きも解除! ケースによっては素泊まりもしくは日帰りでも構わない!

 

という設定解除を自分の中で行った。

 

これでかなり場所と宿の選択肢は広がったはずである。

 

この条件をふまえた上で、オレは改めていくつか温泉地を候補に挙げて考えた。

 

候補は以下の4パターンである。

 

 

やはり、ひさしぶりの「栃木県」にゆこう。帰りに宇都宮によって餃子も食える。

数年ぶりの「湯西川」で川のほとりを散策するか、あるいは「那須」の古湯でまったりしかない。

 

やはり、「群馬県」で、オレゆかりの‘あの温泉地’にゆこう。

良い場所は何度いってもよいし、土地鑑だってある。 未開の良い宿もあるだろう。

それ以上の理由などいらない。

 

やはり、当初「静岡県」入りの計画だったし、気持ちもそれなりに静岡までいってたのだから、

静岡駅ほど遠くまではいかなくても、せいぜい「伊豆」あたりで落ち着かすのがスッキリする。

 

やはり、圧倒的にアクセス有利な「山梨県」を、もう一回洗いなおすべきだろう。

「甲府」や「身延」あたりまでゆけばマニアな隠れ湯があるかもしれない。

 

 

そして、オレは上にあげた4つの県のどれかに行き先を決めて、つい先ほど東京へと戻ってきた。

 

 

さて、オレがいってきた温泉は

 

①栃木県

②群馬県

③静岡県

④山梨県

 

のどれでしょう?

 

 

正解は……

本編記事をかねて次回発表(笑)

 

 

いやあ、しかし今日は暑かった。

日光が厳しいのなんのって……(;´・ω・)