横浜家系ラーメン壱角家 国分寺店 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

今でこそ、こうやってこのブログで政治ネタやら哲学ネタやら、エラソーにつらつら書いている

ものの、大学生時代は自分でも信じられないくらい勉強というものをしなかった。

 

将来役立つ講義を受けるというよりも、とにかく「受講すれば単位が取れる」という噂がある

講義の情報をひたすら仕入れて、その講義を受講し単位を取得し、ストレートで卒後できればいいと

というアホむき出しの大学生活を送っていたのは、今になって後悔しても時既に遅しである。

 

オレらは2部(夜間学生)だったので、大学にいる時はとにかく授業を早く終えることだけを考え

講義終了後、最寄りの駅近くの「白木屋」に流れこんで、長渕や尾崎やブルーハーツについて熱く語り、

熱くなった状態で、店をでたあとに当時近くにあった小汚いカラオケボックスにゆき、さっきまで白木屋で

語っていたアーティストの歌を始発まで熱唱し続けるというのがお決まりの流れだった。

 

カラオケボックスを出たら、外はもう明るい。

そして明け方ともなると、人間は自然と腹が減る生き物である。

 

だけれど、早朝というそのタイミングは深夜とはまた違っていて、ラーメン食べたいといった心境でも

なかったりする。

 

麺を食べたいという時間帯でもなければ、600円以上金を払って何か食べたいというまででもないのだ。

 

そんな明方、やけに輝いて見えたのが牛丼屋の看板である。

 

それも「吉野家」でも「松屋」でもない看板であればさら神聖度が倍増する。

(20年以上前である当時は「すき家」はほとんどなかった)

 

当時、そのカラオケボックスのす近くにあったその牛丼屋の名は「らんぷ亭」。

今はもうたまにしか見かけまいが、吉野家や松屋ばかりあった当時としてみれば、「らんぷ亭」は

なんとなくレア感があり、たまーに明方に利用させてもらっていた。

 

そんな「らんぷ亭」があった場所。

数年前?あたりから、横浜家系ラーメンに変わったことを知った。

 

そして、毎月1日は「壱角家の日」ということで、デフォのラーメンをワンコインの500円で提供

しているらしい。

 

そういうわけで、これはお試しに一度いってみないといけないと考え、時間は遡るが7月1日の

土曜日出向いてみた。

 

『横浜家系ラーメン壱角家 国分寺店』

東京都国分寺市南町3-18-17サイトウビル

詳しくはココ

 

 

 

あまり天候が良いとはいえない日だったが、特別な日ともあり正午前から、人がそれなりに入って

いる様子だった。

 

カウンターが空いていたので、そこに通された。

オーダーは店員さんに直接伝える方式。

 

 

ワンコインのデフォを、「かため」「ふつう」「ふつう」でオーダーした。

 

「醤油とんこつラーメン」 500円(壱角家の日価格)

 

 

家系直系と比較すると、やはりちょっとマイルドな感じはあるがそれでもあのcreamyさは

健在。

 

麺もなんとなく丸っこくて、良い意味でアルデンテ。

他の家系との差を個人的には感じたが、これはこれで感じであった。

 

チャーシューホウレンソウの感じも丁寧な印象。

 

家系ラーメンマニアの中でも、店によって好みの評価はばらつくと思うけれど、ここは決して悪くは

ないし、1日限定だけどワンコインこのラーメンが食べられるというのは大きい。

 

しかもランチライムはライスバー無料。おかわりし放題である。

 

オレもこの日3杯食べた。

 

 

おまけにお会計の時には、次回、大盛り無料あるいはトッピング1品無料のクーポン券も

戴いた。

 

ワンコインで満腹になるたい者はゆくべし。

 

そんな壱角家もあるJR国分寺周辺は次回の「出没! アド街ック天国」で放送されます。

 

ワタクシが学生時代、同級生に2度ほど連れていかれたアーティスト中山ラビさんの経営する

「ほんやら洞」や、村上春樹やさいとうたかを(ゴルゴ13の原作者)も通った歌声喫茶も紹介されそうな

雰囲気です。

 

ご興味ある方は是非ごらんになって、機会がありましたら国分寺を訪れてくださいませ。

 

でわでわ。