ペルーではこの4月5日、アルベルト・フジモリ大統領が国会解散を宣言した、いわゆる「事故クーデター」の25周年記念日を迎える。
そんな中、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が最高裁を通じて、国会の立法権を剥奪したこと抗議して、ペルー政府は大使を召還することを発表した。
ペルーではフジモリの「自己クーデター」と重ねあわせて、
「国家クーデター(golpe de estado)」
と呼び、
国会でも国家クーデターに反対する動議が提出された。
ペルー共和国の国会の三党派が、ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領の「国家クーデター」を非難する動議を提出した。動議に署名した国会議員八名は、この意味で、ベネズエラからのペルー大使の撤退を支持している。
国会議員たちはベネズエラの国家クーデターに反対する署名をした。ニコラス・マドゥロ大統領は国会権限を我が物にするために最高裁判所を利用し、現実に国家委員会を解散し、憲法秩序を損ない、公然と独裁体制を組織した」と国会の動議はしている。
動議に署名した議員は以下の通り。ロサ・マリア・バルトラ、ペルシー・アルカラ、ルイス・ガラレッタ、パロマ・ノセダ、ダルミロ・パロミノ、フランシスコ・ペトロッツィ(以上、人民の力党)、ホルヘ・デル・カスティージョ(アプラ党)、セサル・バスケス(進歩のための連合)。
ペルー国会が、ベネズエラを覆う状況に関して声明を発するのはこれが初めてではない。我が国の国会では、論戦になった採決で、ニコラス・マドゥロの行動に反対する動議が二件可決されている。
初めて動議が可決されたのは2016-2021年期の国会が始まったばかりの頃であった。昨年8月11日、国会は、アプラ党国会小グループが提出したベネズエラの政治的人道的危機についての動議を可決している。
その文書は5党派(人民の力党、人民行動党、進歩のための連合、変革に向けるペルー人、アプラ党)に署名されていた。広範囲の戦線だけ署名をしなかった。
この動議を可決した国会にはベネズエラの反体制派リーダー、エンリケ・カプリレスが出席しており、「歴史的」と評価しながら、ソーシャルネットワークを通じて投票の模様を配信した。
広範囲な戦線は独自に「UNASURによって奨励されている対話のメカニズムを支援する国際的人権」を尊重するよう要請するための動議を提出している。この動議は同じ国会で否決されている。
最終的に、投票では賛成103票、反対12票、棄権6票であった。赤と黄の票は広範囲な戦線のものであった。
昨年10月には、ベネズエラ政府がリコール国民投票の実施を妨害していることを非難する動議が複数党により提出されている。
「国会本会議は、ベネズエラで起こる反民主的出来事に抗議する意思表示として在ベネズエラペルー大使を即座に呼び戻すように共和国大統領ペドロ・パブロ・クチンスキーと外務大臣リカルド・ルナに要請する」とこの動議は示していた。
赤投票は賛成81、反対13、棄権なし。赤票は、最初の決議と同様、広範囲な戦線によるものであった。
ベネズエラの「国家クーデター」に反対するために提出された新たな動議は、国内の非常事態によって先送りされていた代表の週(各州選出の議員の報告会)が終了した後国会審議が再開される、来週木曜日に予定の本会議で審議、決議されることになる。