確定申告!株式投資で還付をもらうために必要な書類
平成19年から、株式投資における損と、配当が相殺できるようになりました。
配当は7%の所得税をすでに差し引かれているので、
株の売買で損があるならば、税金が還ってくるのです。
で、前から謎だったのが、その際に必要な書類。
証券会社からは「取引残高報告書」が届くのですが、そこに載っているのは
ほぼ売買記録のみ。配当の記録まで載せてくれるのはレアケースです。
で、今日思いきって、信託銀行に飛び込んで窓口で聞いてみた。
するとやはりというかこんな回答。
「配当の通知に入っている、白い計算明細、あれです。
あれを確定申告で使ってください。」
ああ、あれ!
でも、あれそんな貴重な資料には見えないほどちゃっちいですよね。
現実にはあのちゃっちい紙がお金が返ってくる「金券」になるんですね。
今までは、配当の明細自分で作ったりしてたけど、今度からはちゃんと白い紙、残しときます。
相続税増税の影響
もうすぐ相続税が増税されます。
従来はだいたい7000万円以下の資産の人には、
ほぼ相続税がかかることはなかったのですが、
改正により、7000万円以下でも相続税の対象になる人がでてきそうです。
この相続税の増税、顧問料の低価格化であえぐ税理士業界には、
「天の恵みだ」と鼻息を荒くする人もいます。
従来は税理士に相談しなくてもよかった人まで、税理士のお世話になる可能性があるからです。
また住宅業界も「相続対策に!」と、
高齢者に住宅の建設や、マンションの建設の営業攻勢をかけているのだとか。
中には税理士とタッグを組んで、
①税理士が相続税の増税の説明をし
②住宅メーカーが「みなさん家を建てましょう!」
という2段仕込みのセミナーもあるそうです。
理論上、住宅やマンションは、現金や有価証券よりも相続税評価額が低くなります。
ですから家を建てることで相続対策!というのはまだまだ有効な手段だと思います。
問題はそこでトータルなアドバイスができるかどうこと。
税理士は、相続の時の申告を手伝い、報酬をもらえればそれでよし、
住宅メーカーは、家が売れればそれでよし。あとは野となれ山となれ…
となっているのがほとんどだと思います。
人口が減り続ける日本では、
家やマンションを建てても、それが価値を持ち続けるのが難しい状況にあります。
下手をすれば相続税でもっていかれる以上の、価値の下落という可能性すらあります。
こういったトータルな相続税対策のアドバイスをしてくれるような人が出てくれば
需要はあると思うのですけどね。
確定申告の副産物~整理整頓は節約の第一歩
確定申告のために、自宅の領収書やら資料を整理していると、
チラホラでてくるのがあります。
①プリペイドカード
図書カード、地下鉄カードなどなど、
残額40円とか120円などのプリペイドカードが出るわ出るわ。
一つ一つは小さいものの合計すると1000円くらいにはなるので、馬鹿にできないのです。
②ポイントカード
近所のよく利用するパン屋さんなどのポイントカード。
還元率10%という超高利回りで、かつ今使っているカードに合算もしてくれるので、
もはや金券と同じ扱いです。
③よく分からない小銭
先日、書類整理ででてきた小銭は1564円。
京都の町なら夫婦でランチに行ける金額です。
なんで小銭があるんだろ?
整理整頓すると無駄な買い物をしなくなり、節約につながるのですが、
こういったものが見つかるのも整理整頓の楽しみの一つですね。
最近事務所を構えたこともあり、自宅が非常に綺麗になりつつあります。
精神衛生上も、家計のためにも、整理整頓は続けていきたいです。
持たない事務所を目指してみた
自分の職場・事務所を移転したのですが、
今日は新しいデスクが届く日。
ちょっと楽しみなのです。
とは言え、現在机と棚しか買っておらず、
ちょっとガランとした状態になりそうです。
私はスタイリッシュな事務所を目指しているので、とにかく目指すのは「持たない事務所」。
無駄なものがなく、生活感・仕事感がないような事務所を作ろうと思います。
まずは最低限必要なもので始めて、
必要だと感じればその都度買いにいく。
事務所移転となると最初は気持ちが高揚して色々買いたくなるものなのですが、そこは我慢。
少しずつ、ほふく前進ですね。
そうすることで何より無駄なものを買わなくなるのが嬉しい。
独立してまだ1年とちょっとなので、資金は大事に使わないとね。
銀行さんは急に冷たくなった(笑)
昨日は不動産投資のセミナーを大阪でやっていたのですが、
そこで話しながら思いだしましたこと。
不動産投資の最大の特徴として、「借金で投資ができる」という点があると思います。
この借金、やっかいなのは、人によって
①いくら貸してくれるか
②何%で貸してくれるか
③何年貸してくれるか
が変わってくるという点。
だから不動産投資で儲かるか儲からないかは、不動産屋さんに聞いても教えてくれるはずはなく、
自分自身で自分の給料・勤務先・勤続年数からキャッシュ・フローを推測する必要があります。
①~③については、銀行の担当者さんに聞いたらある程度は教えてくれるのですが、
私はちょうど1年ほど前に「勤め先」って大切だな~と思った事件がありました。
以前の私は大手の会計事務所に勤めていたので、
「野瀬さんなら、○○万円まで融資組みますよ!」などと、
銀行の担当者がやさしく?してくださったのですが、
2010年の1月に独立してからは、ガラっと態度が変わりました(笑)。
銀行は確実に返してくれそうなところにお金を貸して利子をとるのが商売なのだから、
当たり前と言えば当たり前なのですが、
あんなに融資に積極的だった銀行の担当者が途端に100万円も貸してくれなくなったのです。
自営業になれば少なくとも3年の実績を求められるのは当たり前。
不動産投資はある意味サラリーマンの特典なのかもしれませんね。