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https://ameblo.jp/coolfaith00701/entry-12456666834.html

上記の記事の続編的なことを書きたいと思います。
武田晴信が村上義清に「上田原の戦い」で敗れたことがありました。NHK大河ドラマの「武田信玄」や「風林火山」では、あたかも武田晴信の慢心が招いたように創作されていますが、私はそのことに対しても大いに眉にツバをつけたくなります。
というのは、
【この戦いって、武田晴信の責任の度合いは低くて(一応責任者的な立場にいたので)、むしろ、A級戦犯は板垣信方その他の重臣どもじゃねーの?】
と思ってしまうからです。
具体的には、
この記事で書いたように、武田晴信が甲斐の国主になった背景事情があるばかりでなく(諏訪頼重にしても、武田晴信としては本来は死なせるのを本意にしてなかったような節がありますし。というのは、日本国憲法第31条の趣旨をガッチガチに類推適用するが如く、相当な時間をかけた上で、周囲の意思を渋々忖度して切腹させたような節もあるようですので)、板垣信方の死に様が、あまりにも無様でダサいからです。大河ドラマでは格好良く画かれていたようですが、
実際は、
【開戦しょっぱなから村上軍の一部を蹴散らしたくらいで、その勢いで調子こいて首実検をしていたところに、相手の村上軍に逆襲されて慌てて馬に乗ろうとしたところを、槍で刺されて絶命した】
ような節があります。
つまり、
【そもそも、首実検する行為って、本来は総大将がやることでしょ? なんでテメーが総大将の許可もなしに勝手にそういうことまでやってんだよ、おかしくね? 慢心どころか、かなり傲慢すぎやしねーか?】
ということにもなりかねないわけで。
 
しかも、それを契機に村上軍が勢い付いて、武田陣営を蹴散らして(→甘利虎泰等が戦死)、武田軍の本陣まで襲ってその総大将の武田晴信までも怪我をしてしまう事態までに発展してしまった節まであります。
 
つまるところ、死に際も、上記のような傲慢な行為をしていたとすれば、
【生前も、他の重臣どもと傲慢な行為をしていた可能性が高い(→志賀城の生首事件その後の苛烈な戦後処理に限らず、上田原の戦いも、テメーらが焚き付けた可能性が高いんじゃねーの?)】
という推論も可能なんですよ。
 
下記の記事で書いた、
サッカーのイラン代表のDF(ディフェンダー)陣以上に軽率な、某O半端ねー選手の足を踏みつけた不埒なFW(フォワード)等のような、いわゆる「悪意・重過失」以上の「権限逸脱」的なことまでやってしまっている(→自軍の敗戦の引き金になるようなことまでやってしまっている)ということにもなるわけで。
 
私が武田晴信の立場ならば、それこそ
上記の記事で書いた「織田信長」よろしく
&厳島の戦いの後に毛利元就が陶晴賢の首に対して行った措置よろしく
みたいな感じで、板垣信方の首をゴム紐かハリセンかハリセンボン的外観を呈したようなものでひっぱたくなり軽く蹴りでも喰らわすなりしてやりたいくらいですよ(違法性阻却事由の一つである「被害者の同意」は問題にならないことは明らかですし、その程度ならば、死体損壊罪の構成要件に当てはまる可能性はかなり低いでしょうから)、
【板垣、テメーは一体なんてことをしてくれたんだ、明らかに「権限逸脱」だろ。おかげさまで、甘利等まで死んじまったし、しかも俺までケガしちまったじゃねーか、どうしてくれるんだ! 切腹・損害賠償もんだぞ!】
みたいな感じで。
 
そういう点では、武田晴信は、
上記の記事の、大学入試センター試験後の私以上、
上記の記事の、飲み会の席での私以上に、
「ガクッ」ときたと思いますよ(多少クセがあってアクが強いにしても、相応の貴重な戦力を犠牲にしてしまったわけですから)。
だからこそ余計に、武田晴信は、合戦後の何十日間も上田原から動けなかったのではないか、とも思えてしまいます。
 
ちなみに、
磯田道史氏は、大学入試センター試験を受けて自己採点をした後に、「三方ヶ原」という言葉で家族に誤魔化していたそうですが、
【磯田先生、そういう洒落た言葉が出るくらいならまだカワイイ方だと思いますよ。私(や、武田晴信)なんぞ、そういう言葉すら発する余地もなく、ましてや三方ヶ原の戦いにおける徳川家康のような、馬上での失禁状態になる余地もなければ、お抱えの絵師にいわゆる「しかみ像」まで描かせる気力が起こる余地すらない程にかなり悲惨な目に遭いましたからね ( ゚д゚)ポカーン】
というのが本音です、ハイ(大苦笑)。
 
なお、
上記板垣某の死に様よりは、
上記の記事の「長宗我部信親」や、
映画「トロイ」のヘクトルや、室町幕府第13代将軍足利義輝や、岩屋城主の高橋紹運や、硫黄島守備隊総責任者の栗林忠道中将等の死に様の方が、はるかにカッコいいと思いますね。
もっとも、私が栗林中将の立場ならば、敵陣営の話のわかりそうなお方と交渉して(彼は元々反戦派で、向こうの実情を相応に把握しているようなお方だったらしいので、相応の人脈もありそうですし)、あたかも占領されたような外観を作出して、部下ともども「暫定的亡命」みたいな措置を採ってもらってどこかにバックレて、安全な場所で淡々と開戦に至った経緯や自国の問題点等をレポート形式で自分なりにまとめて、「非国民? Who care? Kiss my butt! 仮に某P判事の見解等が妥当だとしても、あの一定の奴等がどうなろうと知ったことか。あいつらは一応責任者みたいな立場にいるんだし、他方面でも至極ハチャメチャなことまでもやらかしてた節もあるみたいだから、きちんと落とし前でもつけやがれ、あの軍事キ⚫️ガイ的エセ愛国者野郎どもめ、バーーーーーカ(某詐欺撲滅系「A」&「K」youtuber、某格闘家兼おふざけ炎上系「S」youtuber 風)等と言って清ました感じで、元サッカードイツ代表のエッフェンベルク選手が如く中指を立てるなり、プロレスラーの真壁刀義が如く舌を出すなりする等して、シレッと連合国軍その他国際機構関係者等にサジェッション的な提出をするかもしれませんね。
 

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