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先日「オーロラサーモン」を買って美味しかったので、また見かけたら買うつもりでした。一昨日はそれが大量にお店に並んでいた。これで明日は南蛮漬けを作ろうと決めました。
が、欲深い私は翌日になれば割引になると思い１日待つことに。ところが昨日お店に行くと、姿も形もない！普通の生鮭すら昨日は売っていなかった。困った！献立は南蛮漬けとがっちり決まっているのに．．．
代わりに使えそうなのには鯛と鱈があったけど、鯛は予算オーバー、鱈は身が割れるから嫌。ますます困った！そんな時目についた漢字が魚偏に春。これに決まり！で、何十年ぶりかに食べる魚を買いました。
鰆の南蛮漬け
魚料理に全く関心のない私は、買うと言ったら無難に鮭、鱈、鯖程度。鰆なんて全然珍しい魚じゃないけれど自分では買ったことがない！なもんで、旦那は多分昨日が初めての魚だったと思う。
鰆は白身魚だと思っていたけれど、その赤みを帯びた身にふと関心を持ってネット検索すると、赤身魚なんだね！こんなことさえも知らなんだ。
英語ではSpanish Mackerel（スペイン鯖）と呼ぶのをこれで納得。
南蛮漬けのタレは水に溶いた顆粒だしに酢、みりん、砂糖、醤油、生姜の千切り、種ごとつぶした鷹の爪を加えてひと煮立ちさせ、酢の強い酸味を煮切ったものです。
野菜はたまねぎ、白葱、人参。そのままタレに漬けず、塩でしんなりさせて塩分を洗い流し、しっかり水分を切ってから使いました。
鰆は骨を丁寧に全部取り除き、薄く塩をしてしばらく置き、表面に浮いた水分をペーパーでしっかり拭き取ってから、片栗粉をまぶして厚めに熱したサラダ油で揚げ焼きしました。
鰆の油切りが終わったら熱いうちに野菜と共にタレに漬け、そのまま半日しっかり味を含ませました。
以前は三つ葉って絶対に買わなかったの。使い切れないから。でも、刻んで冷凍しておくと便利ってのを知ってからちょくちょく買います。昨日も買って南蛮漬けのトッピングに。残りは冷凍庫へ。
この前「鶏つくね」を大量に作り半分は焼いて冷凍した訳は、筍、蕗と共に煮たかったから。でも、２つ買うと結構お金が嵩むので、大根１本で節約し、結局、つくねと大根の甘辛煮にしてしまいました。
大根は竹串がスーッと通るところまでしっかり茹でて、出汁、醤油、酒、みりん、砂糖の煮汁で、解凍したつくねと共に甘辛く炒め煮のようにしましたよん。
一昨日の朝、また農家さんの野菜ブースで菜の花を買ってしまいました。帰宅して袋から出すと、なんと２束も入っている！１束がスーパーで売っているものの２倍はあるから、１００円で４束分！
如何せん、大量過ぎて買ったことを今後悔しています。 と言うことで、ここ数日毎日菜の花料理が登場します。その１つ目は菜の花の煮びたしです。おひたしや酢味噌和えとはまた違い、美味しかったけどね。
たまに登場するランチプレート。盛り付けセンスゼロの私が使うと食堂風になってしまう！
でも、洗い物が少なくて済むし、何よりも「旦那が買ってくれた大切なお皿」です！
いや、マジ、鰆なんて食べるの何十年ぶりだろうか！こんな身の魚だったんだぁ．．．と改めて夕べ知りました。
甘酢が大好きな旦那にも、お魚も南蛮漬けも大好評でした。
魚偏に春と書くけれど、ウィキペディアによると美味しいのは秋冬で、春に産卵のために沿岸へ寄るため人目に付きやすいことから、「春を告げる魚」というのが字源となったのだそうです。フムフム．．．
春と言えば、「母が生まれ変わった桜」も次第に開花し始めています。こんな時だから花見は自粛と言われても、絶対に例年通りどんちゃん騒ぎする人がいるだろうなと、一昨日も旦那と話しました。
今朝、犬達の散歩途中にあるマンションで清掃しているオバチャンと立ち話し、旦那との会話の内容を伝えたら、いるだろうなじゃなく、今朝も花見に行くと言って家族で出かけた住民がおるわいなっ！と言われた。
ペーパーやマスクがなくなることに対する緊迫感はあっても、ウイルス感染そのものに対しての緊迫感が全くない人が沢山いるのには困ったもんだ。
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