ついこの前、と言っても既に10日経っているけれど...手作りペストでマルゲリータ を焼いたばかりなのに、昨日、またまたピザを焼いてしまいました!


昨日のピザは、ブログのお友達で私の大好きな人の一人・ゆかりんさんのピザを真似して作ったものです。いやいや、これがですなぁ、美味しいのなんのって。皆様にも是非お試しいただきたい一品でした。


オリジナル・ゆかりんさんのピザのレシピはこちら からです...


和風チキン照り焼きピザ

和・美・Savvy Cooking

シアトルのような涼しい土地に住み、おまけに生地作りは全てホームベーカリー任せというのに、この時季、ピザを焼くのが面倒で仕方ありません!


生地を延ばし、トッピングやソースを準備し、そしてそれを延ばした生地に広げ、高温のオーブンで汗だくだくになりながら焼くのが、私にはけったるくて仕方ないのです。夫婦してピザは大好きだし、なにより自宅で作ったのは美味しいから、本当は季節に拘わらずもっと作りたいんですけどね。


それなのに、ゆかりんさんは、お子さんの為にあのクッソ暑い日本の夏に、なんと、手捏ねでピザをせっせせっせと作っちゃうから感心です。私も愛する夫の為...と、ゆかりんさんを見習わなければならない。反省!


しかもゆかりんさんはアドベンチャラスで、私が紹介したシカゴ風ピザ も、大失敗こいて旦那に食べてもらえなかったと言うピザタルト も、ピザ好きの息子君が喜びそうだと思うと即挑戦し、おまけに私の失敗作を美味しくまでしてしまいました。(汗)


今回は私が反対にそのゆかりんさんのレシピに挑戦しました。レストランで食べたピザの写真を見た息子君が、これ食べてみた~い!って言い出したので、愛息子の為に、猛暑の中、自宅で再現しちゃったというピザです。


ゆかりんさんのブログでその再現版のピザの写真を見た時、これだ!とひらめいた私。


最近、家探しなどで忙しいのと、今年の夏は去年よりずっと暑いこともあって、めっきりサボってしまっている旦那の同僚への差し入れに、このピザを作ろうと考えたのです。


前に私は究極の宅配ピザ を作り記事にしました。その時にも触れましたが、日本独特のピザってのは、外国人の目にはかなりアブノーマルに映り、あまり良い印象を持たれていません。


みんなが食べたがらないクラスト(ピザのみみ)に、ソーセージやチーズを巻き込んだものなど、高カロリーの極限のようにバカ扱いしています。自分らはコーンシロップを、まるでジュースを飲むようにいろんな食品から摂取していながら...(爆)


でもね、バカにしている日本のピザですが、ああだこうだと辛口なコメントをするのは、ディスガスティングだからじゃなく、本当は自分らも食べてみたいからではないのかと思うんですよ。私の勝手な解釈だけど。


食べたかったら食べたいと言えば良いのに、素直じゃないんだから、雨人!(爆)


いつか彼らに、日本的アイデアのピザを差し入れ、食べさせて上げたいと思っていました。そして、それを食べた彼らに...


“これまで笑い者にしてごめんなさい!本当は食べたかったんです!そして、想像以上に美味しくて、完全にとりこになりました!”


そう言わせてやりたいと思っていたんです。


けど、究極の宅配ピザは作るのがちょっと大変で、なかなか実行に移せなかったところに、ゆかりんさんが雨人さんの大好きな“テリヤキ”を使ったレシピを紹介してくれ、彼らを唸らせるのは、もうこれしかないと確信したのです。


差し入れするなら、まずは試作してみて自信をつけないとあきまへん。それで、昨日は28度くらいある暑い日だったにも拘わらず、この和風チキン照り焼きピザを汗だくになりながら焼いたんです。(滝汗)


照り焼きはいつも、醤油・酒・みりん各1ずつに、砂糖のみ1/3と言う分量で簡単なあわせ調味料を作り、直火で焼かずフライパンでパンフライ照り焼きにする私。今回はわざわざ例の自家製焼肉のたれ を作り、そのたれでパンフライするという力の入れよう!(笑)

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油を引いたフライパンで鶏のもも肉(皮なし)を炒め、ほぼ全体に火が通ったら、自家製焼肉のたれを大さじ2ほど加え、焦がさないように注意しながら肉に絡めたら出来上がりです。

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ゆかりんさんが舞茸をチキンと共にトッピングされていたので、私は似たようなオイスターマッシュルームをトッピングするつもりだったのに、昨日は売ってなくて、仕方なくさっと炒め軽く塩こしょうで味を調えたブラウンマッシュルームを準備しました。


その他のトッピングには、シャロット、モッツァレラチーズ、パセリ。生地はいつものこのレシピ で捏ねました。あっ、正確にはHBが捏ねたんですけど...(苦笑)

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昨日は頑張って延ばすだけ延ばし、コストコサイズの40センチは優に超える巨大ピザベースを作りました。その上に塗ったソースは、マヨネーズ大さじ2に自家製焼肉のたれ大さじ2を和えたものです。


チーズ、シャロット、照り焼きチキン、マッシュルームの順にトッピングし、最後にパセリを全体にふって、パルメザンチーズを削ってまぶしました。230度のオーブンでキンキンに焼いたピザストーンの上に、旦那に助けてもらいながらピザを移し12分焼きました。

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おお...っ!焼けました、焼けました、和風チキン照り焼きピザが!ここでもゆかりんさんを真似、刻みのりと白ゴマを仕上げにふりふりしました。刻みネギがうちにはないし...と思っていたら、永谷園のすし太郎付属ののりごまを発見し利用!(笑)

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ちなみに、私の使っているピザストーンは、Bed Bath & Beyondと言うキッチン、風呂回り、寝具を売ったお店で買ったもので、たった15ドルほどの安物なんですけど、これを使ってピザを焼くと、お店のピザも真っ青にクリスピーに美味しく焼けるんですよ。


ピザをカットするのは昨日も旦那のお役目。その旦那は、私手製の焼肉のたれがえらく気に入っていて、食卓でもかけて食べたいと言い、皿に小出しして並べていました。(笑)

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うぅぅ...ん、ゆかりんたん、これ、旨すぎぃ...!どうしよう...食べ過ぎて、リンダ、困っちゃぁ~うっ!


このピザの味を表現するなら、まさにそんな感じ!(どんな感じやんねん?爆)


本当に、本当に、ついでにもう1回本当に、これは旨い!旨すぎて涙がちょちょぎれそうに旨い!こんな美味しいピザを自宅作るきっかけを作ってくれたゆかりんさん、どうも有難うございました。


これならば、雨人さん達を連発で唸らせること間違いなしです。これを食べて唸らない雨人さんは、コーンシロップの摂りすぎ、舌が麻痺してしまった人でしょう!?(爆)

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