田舎ならでは
月曜日はわたしたち二人の休みの日です。
昨日の夜は彼のパブで飲んで、今日の朝は1時に起きました^^
起きても外は雨と風と空は暗いし、なにもやる気がしません。
でもここには乾燥機があるので、ここぞとばかりに洗濯しました。
週末は仕事の関係で彼の家に泊まることが多かったけど、
わたしが車を持ってから、自分たちの家に帰ることがほとんどです。
というのも、彼の実家 食べ物がない!
アイルランドに来たばっかのとき、寒波がひどくわたしたちの家の
水道管が凍ったから、彼の家にいました。
作ってくれる料理はピザ、チップス、冷凍の魚フライ
ハムだけのサンドウィッチ、ゆで卵
塩がほしーーい!!
と真剣に思いました。
やっと道路の雪も溶けて、わたしたちの家に行けたとき、
町のスーパーにいきました。
しょうゆを発見!
まだ家の水道は凍ってるから、今日も彼の実家に帰って
料理はしないのに、迷わず購入!
人間窮地に追い込まれるとここまでするか!?
しょうゆをなめてました^^
それだけ彼の家には食べ物がありません。
卵、牛乳、ハム、パン、バター
でもハムや牛乳は賞味期限をしっかりチェックしないと90%の確率で切れてます。
しかも1ヶ月前に。。。
こんな寒いアイルランドでパンにカビが生えてます。
だからここの家には泊まりたくないんです。
なんでもいいから食べれればいいアイルランド人とわたしはちがって
食が恋しい。
今日ももちろん食べ物がないので、ランチを食べに行くことにしました。
でもお店が思い当たりません。
どこもいっしょの食事。 しかもおいしいはずがない。
彼の友達が働いてるレストランに行きました。
やっぱりメニューを見てもまったく食欲がわかない。
なにか辛いものが食べたいって思ってて目に入ったのが
chicken hot
でもこのhotにだまされてはいけません。
hotはhotでもsweet chilliなんです。
食べてはないけど、自信ある!!!
そのお店は出ました。
彼はわたしは頑固っていいます。
でも食べたくないものを食べたくない。
料理は楽しみたいわたし。
わたしは自分で作る!って言い張り
一旦家に帰りました。
そしたら、彼のパパから
いま水が引いてるよって電話がありました。
夜の9時に行く予定だったムール採りが今できるとのこと。
さっそく行きました。
長靴を履き、ジャンパーに上に防水ジャンパー
準備は万端です。
向かったのは、彼の家から5分のビーチでした。
水は引いてるものの、足場は相当悪く、
わたしは沼にはまりました
彼はここで育ってるので、どんなとこでもスイスイ歩いてけます。
わたしはコンクリートで育ったので、芝生の上や川を渡るのが苦手で
いつも彼にぶうぶう言われます><
今日もわたしはここで待て命令が出ました。
雨の中、風の中、大変な思いして途中まで来たのに
車の中で待っててもよかったんじゃない。。。!?
彼はどろどろの中をスイスイ歩いて、岩の向こうに行ってしまいました。
海に落ちて沈んでないか数分ごとに呼んで確認しました。
5分後、彼はいっぱいのムール貝をボールにいれて戻ってきました。
大量です!
そして、来た道をまた大変な思いをして戻りました。
そのムール貝は洗うのがかなり面倒です。
それは彼の仕事。
わたしは料理の準備をして
ムール貝パスタ、
ムール貝のブレッドクラム
を作りました。
シーフードを一切食べない彼が唯一食べるのが
ムール貝です。
ムール貝はシーフード好きな人でも嫌いな人が多いのに
不思議です。
これを買ったらきっと€30以上はします。
それが家から5分のところでたくさん取れるなんて幸せです。
日本で小さいときによく行ったあさりの潮干狩りを思い出しました。
興味ない。でもなんかうれしい
昨日はアイルランドのサッカー Gaelicの試合がありました。
わたしが住んでるドネガル県とお隣北アイルランドのデリーとの試合でした。
セミファイナルかなんかで大きな試合だったみたいです。
彼は仕事の休みをとって会場まで見に行く予定でした。
でもその間パブが忙しいから結局働くことになりました。
仕事のユニフォームは車において、ドネガルチームのユニフォームを着て仕事^^
アイリッシュは自分の応援してるサッカーのチームのユニフォームを
私服として愛用しています。
数日前から町中にドネガルの旗が立っていました。
車に旗をつけて走ってるのもいっぱいいました。
ドネガルの人はデリーが好きではありません。
だから普段は応援しない人たちも、デリーに勝ってほしくないっていうだけで
ドネガルを応援してます。
試合は4時から6時半までで、わたしは5時半から仕事だったから
彼のパブにいました。
ただ ただ
暇。。。
スポーツをまったく見なかった私は彼と付き合ってから
たくさんサッカーを見せられてます。
そしてルールを何回も説明され、
人の説明をされ、
彼はドネガル出身だとか、
彼はもとどこどこのマネジャーだったとか、
彼は弟の彼女と浮気したとか。。。
正直いってまったく興味がありません。
2年見てもルールわからず、
どっちがゴールかもわからず、
退屈です。
どうしても暇なので、早めに仕事に行ってご飯を食べることにしました。
いつも3時に遅刻しずくるあのおじさんがいない!
待って待って6時ちょっと前に来ました。
試合を見てたそうです
試合はドネガルが勝ちました!
これで決勝にいくのかなー??
1992年ぶりらしいです。
わたしは11時に仕事が終わり、
仕事の人2人と彼のパブに行きました。
彼はかなりうれしそうです。
わたしは試合はまったく興味がないけど、
彼の地元が勝って、みんながうれしそうにしてるだけで
なんかうれしくなりました。
一安心。。。
この村には、誰もが知ってる
パブに住んでるんじゃないの?っていうマイクル
がいます。
彼はパブの目の前の家に住んでいます。
独身、おおきなおなか、体臭、
正直あんまり好かれていません。
仕事が終わったらパブへ直行、
そこで携帯の充電をし、トイレへ行き
体を洗い、ご飯を食べ、
お店が閉まるころに家に帰ります。
だから家はベッドルーム パブはリビングのようなものです。
その彼とわたしの彼はビリヤード対決をしていました。
5試合で最初に3回勝ったら勝ち。
パブにいる人全員が私の彼の応援です。
そして見事彼が勝ちました!
彼はこの町のチャンピオーーーン チャンピオーーーーン
っていってパブを駆け回り、みんなに教えてました。
だれもがうれしそうです^^
これが25歳。。。と思ったのはわたしだけでしょうか??笑
そしてわたしと彼が対決しました。
結果は
わたしの勝利!!!
とういうことはわたしはこの町のチャンピオーーーンです!
明日は二人の休みです。
ムール貝をとりに行きます。
潮干狩りでムール貝???
都会人と村人の時間の使い方
わたしの働いてるレストランは”村”にあります。
だから働いてる人も何人か除いては村人です。
50ちょっとのおじさんがひとりキッチンにいます。
彼は物静かで淡々と働いています。
他のスタッフはほとんどが20台前半なので、そのおじさんは好かれていません。
でもわたしは好きです。 料理の経験あるし、無駄口しず働くし
ちゃんと物事を見て行動しています。
今週はずっと忙しかったです。
北アイルランドのプロテスタントの人たちが関係してるみたいです。
(興味がないから、みんなが説明する話をうんうんと聞いてたふりをしてた^^)
でも忙しいとはいっても普段に比べれば忙しいで
わたしの人生の中ではたいしたことはありません。
忙しいってわかっているのに、仕込みはいつもの量とおんなじです。
だから、毎日5時間前から仕込みに入っていました。
わたしは自分の分は3倍の仕込みをしました。
こんなにしたの?っていう22才のボスはいったけど、
お客さんが3倍に増えたんだから、仕込みも3倍いります。
わたしはその弟の17歳の子といっしょのポジションで働いています。
いままで彼のいうことを聞いてやってたけど、遅い。
すっごくいらいらしてました。 だから、自分流にやろうと思って、
あーだこーだその彼に行ってやり方を変えました。
その彼はやり方に喜んで、22歳のお姉ちゃんに
「ねえ見てみて! まさよがこうやってやったらすごいいいよ。
なんで今までこうやらなかったの?」って
無邪気に言いました。
もちろん彼女は気に入りません。 1日中不機嫌でした。
でもわたしは気にしません。
そのおかげで昨日は暇に感じました。
なので早く帰っていいか聞いて、彼もぜんぶ準備できてるから
9時まで待って一人でも大丈夫っていってわたしは帰ってきました。
そしたらあの物静かなおじさんが、
「そんなに急いで帰らなくてもいいよ。」
っていいに来ました。
わたしはでもそんなに忙しくないし、彼一人で大丈夫でしょう
っていいました。
帰る9時まで30分あって暇だったから、
いつもおじさんがやるジャガイモの皮むきを明日のために
やりましょうか?って聞いたら
「明日は明日。今日あなたはいっぱい働いたからリラックスして。」
出来ることは早くやって事を済ませれば明日が楽になるのに、
村人はそう考えないみたいです。
彼らは仕事場に残ればそれだけお金がもらえるって考えてます。
わたしは仕事は仕事。
早く終わらせて家に帰ってのんびりしたいって考えます。
だからこの村も町も何十年も変わらないんです。
そしてアイルランド全体に予定と計画がないんです。
村がのんびりしてて好きっていう人もいるけど、
わたしの体内時計が壊れない限り
ここに住むことは一生ないでしょう